雑貨屋ウィークリー1416号

雑貨屋のひとり言「我が家にあるオモチャ」

我が家のリビングには孫たちが赤ちゃんの時から使っていた思い出のおもちゃがまだあります。5〜9歳になった孫たちが遊びにくることが以前より減りましたが、それでも来るとそのおもちゃで遊んでいます。もうそろそろ処分したいと思うのですが、孫たちはこのおもちゃが気に入っているらしく、まだ使いたいと言っています。テレビゲームばかりやらせるよりこのアナログのおもちゃの方がいいと思います。このおもちゃがなくなるころ、孫たちが来なくなる時でしょうか?《R.O.》

川柳(東京・成近)

( 川  柳)

梅雨入りもなんの元気な万歩計

梅雨空も異常気象を連れてくる

ローン完済とたんに雨が漏りはじめ   

土砂降りに開き直った破れ傘

同舟の呉越が時化に気を合わせ

(ニュースひとりよがり)

「内閣支持率急落」

岸田さんも5から2ね ― 成績表

「息子伸晃に檄」

障子いや壁を突き破れ ― 石原慎太郎

「現在2冠」

それに兜が29 ― 大谷翔平

河合成近

龍翁余話(788)「こむら返り」

先日、翁の友人Sさん(千葉県在住)から「私は、寝ている時、突然足がつることがある。偏食のせいかも知れない」と言うメールを頂戴した。「足がつる」は多分『こむら返り』のことだろう。実は、翁もゴルフをした日や長時間歩いた日の夜中(または朝方)突然に襲われて“悲鳴”をあげることしばしば。そんな時、足の指を上下に動かして痛みが治まるのを(唸りながら)待つ時間(数分)の長いこと――「足がつる」いわゆる『こむら返り』は、多くの人が経験していることだろう。以前、翁のゴルフ仲間の1人だったT君(今は体調をこわしゴルフはしていないが)元気な頃のある日、プレーの途中、足がつって悲鳴をあげ、動けなくなったことがある。翁たちはプレーを中断させるわけにはいかないので彼を電動カートに乗せ“3人プレー”で次のホールへ進んだ。その間、T君はカートに乗ったまま靴を脱いで(うめき声をあげながら)足の指を曲げたり伸ばしたり、ふくらはぎをマッサージしたりしていた。幸いに数分で激痛は去り、2ホール目で直ぐにプレーに戻ることが出来た。だが、彼は足をかばうような、ぎこちない歩き。それもそうだろう、翁は運動中に起こしたことはないが、時々、夜中や朝方襲われる『こむら返り』の激痛をたびたび経験しているので、T君の辛さには大いに同情したものだ。

『こむら返り』が起きる原因は、Sさんの言う“偏食”もあるかも知れないが、翁の場合は、もっとほかにもありそうなので、翁が定期的に検診を受けているK大学病院の主治医に訊いたり、ネットや(翁が長年使っている)医学書(『家庭の医学』)で調べてみた――

『こむら返り』とは、ふくらはぎに起きる筋肉の痙攣(けいれん)のことで“こむら”(または“こぶら”)は“ふくらはぎ”のことだそうだ。『家庭の医学』によると「“ふくらはぎ”の腓腹筋(ひふくきん=下肢の筋肉)が異常な緊張を起こし、筋肉が収縮したまま弛緩しない状態になり激しい痛みを伴う症状」とある。そして『こむら返り』は“ふくらはぎ”ばかりでなく、足の裏や指や太ももなどにも発生することがあるとのこと。(前述の通り)

『こむら返り』を起こすと、強烈な痛みが伴うものの、ほとんどの場合、数分間で治まる。翁の場合は(たいてい)3分程度。

どうして『こむら返り』(足がつる)が起きるのか、(翁は専門家ではないので)ここでは医学的なメカニズムについては説明出来ないが、ゴルフなど(運動)を開始する前のウオーミングアップが不足して長時間運動を続けたり、睡眠不足や普段の運動不足で体力が落ちている時、また、水分補給が足りない時などに起こりやすいそうだ。特に高齢者の多くは慢性の運動不足、水分不足のため、常に腓腹筋が緊張した状態にあり、ほんの少し足を伸ばしたり、ふくらはぎを打ったりしただけでも『こむら返り』を起こすことがあると言う。翁は、この全てが当てはまる。老人になっても翁は、ゴルフ前夜は「遠足前夜の少年になる」ので、いつも睡眠不足。主治医に勧告されて水分こそはほどほどに補給しているが、プレー前のウオーミングアップはゼロ。プレーの合間、乗用カートに乗る回数は多いが、それでも「せっかく運動に来ているのだから歩かなければ」と思って、平坦な所は、なるべく歩くようにしている(ゴルフの日の歩数は平均1万5000歩前後)。超高齢者になって飛距離は落ち、技術も下手になりスコアはがたがた。それでも「やはりゴルフは楽しい」し、おまけに1万5000歩の歩数計記録を見て「ああ、いい運動が出来た」と満足感に浸る。そして時折(夜間、朝方)『こむら返り』に襲われ(激痛で)絶叫する・・・

思い返すと、翁の『こむら返り』は冬場より夏場の方が多い。これも(ネットで)調べたら「睡眠時は汗を多くかいており、脱水傾向にある。更に全身をほとんど動かさないため心拍数も減り、血行が低下している」と言う。更に「夏場に冷房をつけっぱなしで寝たり、布団をかけずに寝ると足の筋肉が冷え、血管が収縮、血行が悪くなる。こんな状態でたまたま寝返りをうって筋肉に刺激が加わると、筋肉の細胞が暴走して過剰な収縮が発生しやすくなる。特に高齢者の多くは運動不足や水分不足のため常に腓腹筋が緊張した状態にあり『こむら返り』を起こす頻度は高い」とのこと。

そこで『こむら返り』(足のつり)の予防法について主治医に訊いてみた。まず「水分補給」――運動中、運動後は勿論、就寝前など、充分な水分補給を忘れない。「ミネラルの補給」

――これは、冒頭のSさんの“偏食”の話に関係する。つまりマグネシウム・カルシュウム・カリウムなどバランスの取れた食事を摂れ、と言うことだ。具体的には<マグネシウムの多い食物>ワカメ・シラス・豆腐・切り干し大根・五穀米など。<カルシュウムの多い食物>小松菜・牛乳・ヨーグルト・チーズ・豆腐など。<カリウムの多い食物>トマト・バナナ・小松菜・干し柿・切り干し大根など・・・ところが翁、2009年の癌手術で片腎になって以来、このカリウム摂取については主治医から“要注意”を言い渡されている。翁の場合(カリウム過多は)“高カリウム血症”になる危険性があり、(軽度なら筋力低下程度で済むが)重度になると不整脈(心臓の脈拍が正常ではなくなる状態)を引き起こす、とのこと。トマトもバナナも柿も大好物だが、それぞれを1回につき半分で我慢している。そして予防法のもう1つ大切なことは「充分な睡眠」である。とは言え、ゴルフの前の晩「遠足前夜の少年になる」翁、「スイングはこうしなければ、アプローチやバンカー・ショットはこうしよう」などと考えてなかなか眠れない(困ったものだが・・・)。

さて『こむら返り』が起きた際の応急処置法についても(主治医に)訊いてみた、「まず、床に膝を伸ばして座り足先(指)を手でつかんで手前に引き寄せ、ふくらはぎの筋肉を伸ばす。但し、伸ばし過ぎは筋肉を傷めて肉離れを起こす危険性もあるので、ゆっくり伸ばすこと。痛みが治まった後も(ふくらはぎを)マッサージする」――翁の身近な友人数人に『こむら返り』の経験を訊いたら全員が「ある、ある」。Sさんや「ある、ある」の友人たちには、是非とも本稿をお読みいただきたい・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

茶子のスパイス研究「商魂たくましい」

介護の分野から葬儀まで金になる事なら、何でも何処でも食い込んでくる中国。戦前から中国と米国民主党とはベタベタに親密な関係にあったけれど、ようやく米国も目が覚めてきたのか一応、表では中国に警戒感を表すようになってきた。武漢肺炎が切欠になって米国は中国のビジネスマンや留学生に対しても入国制限を厳しくし始めた。そうなると当然、スパイ防止法もなく外国人犯罪にも入国管理も甘い日本に中国人も含め様々な国から何等かの意図を持ってやって来るだろうと思っていた。いい人ばかりではない。旅行者に交じって外国人による犯罪も増えている。

そんな中、最近近所で葬儀屋さんが増えたな~と思っていたら昨年、2022年10月3日のデイリー新潮の記事に目がいった。その記事を少しだけ引用させていただく。”東京23区に火葬場は9カ所ある。7カ所が民営でそのうち6カ所を運営するのが東京博善だ。安倍晋三元首相が荼毘に付されたのも東京博善の桐ケ谷斎場だった。皇族と縁が深い落合や代々幡なども管轄する東京博善が今夏(2022年)中国系企業に様変わり。葬儀業界は不測の事態に見舞われることとなった。”と書かれてあった。

調べてみると東京博善が運営する火葬場の親会社は広済堂ホールディングスという会社でその大株主がH.I.S.エイチ・アイ・エス。その旅行会社の会長が株をラオックスの代表である中国人に売ってしまってから事態が変わっていったようだ。そしてラオックスグループのグローバルワーカー人材派遣会社が東京博善の筆頭株主に躍り出たというわけだ。今まで火葬場と斎場のすみ分けがされていたようだが全部一括で取り仕切るシステムになっていっているようだ。今後はお墓ビジネス、墓石ビジネス、仏具屋まで押し寄せてく来るかもしれない。

自民党の麻生氏率いるファミリービジネスである火葬場の株を大量に中国人に売却してしまった事にも中国人が火葬ビジネスに入り込む隙を作ってしまったのだろうか、、、、商魂たくましいと言えば最近ニュースで人材派遣会社から派遣されて本採用になった人に就職祝い金として人材派遣会社からその人に対しお金が振り込まれていたという話を聞いた。それは違法な事であるらしく現在捜査されているらしい。どうやら雇用された人は就職祝い目当てに長く働くつもりはなく転々とする人もいるようだ。嫌ならすぐに辞めても次の仕事はいくらでもあり我慢する必要もなく仕事に対する責任感や意欲が無くなってくる。人材派遣会社はどんどん人を回せばそのぶんお金が入る。派遣会社から働く人は60%が本人へ40%は派遣会社の懐に本採用になればお給料の3~4か月分企業から派遣会社に支払われるのだとか、、、以前、人事課の友人が高いと嘆いていた。つい先日、医療関係の仕事をしている友人からのメールにも人材派遣会社のシステムが悪いと書いてあった。

昔、役所に職業安定所という所があっていつの間にか呼び名がハローワークというカタカナに変わり民間の人材派遣会社がタケノコのようにたくさん増えていった。LAである友人が日系の人材派遣会社から紹介されて就職して間もない頃、もっといい会社があるからどうですか?と連絡が来て何だか自分が使い回しをされているようで気分が悪くなったと怒っていた。人材派遣の会社も外国人が経営者になるとモラルや考え方変も変わるものだ。人のいい日本人は商魂たくましい外国人にやられっぱなしだ。 

スパイス研究家 茶子

ジャズライフ Best Of Denis Solee: Jazz Sax Performances

さわやかで軽快に聴けるサックスジャズのアルバムを見つけました。フランス生まれで今はアメリカで活躍しているDenis Soleeの”Best of Denis Solee”というアルバムです。柔らかく包み込まれるようなサックスの音色は心を和ませてくれます。みんなが知っている曲も多く安心して聴けるアルバムです。《R.O.》

1-Body And Soul 5:17
2-That Old Black Magic 4:27
3-Theme From The Pink Panther 3:58
4-Stardust 4:45
5-Serenade In Blue 4:06
6-Harlem Nocturne 4:28
7-Lover 3:26
8-Georgia On My Mind 4:19
9-I’ve Got A Crush On You 3:50
10-Melancholy Serenade – Theme To The Jackie Gleason Show 4:45
11-On Green Dolphin Street 3:51
12-I’m Beginning To See The Light 3:50
13-Bewitched, Bothered & Bewildered 5:33
14-Meditation 4:38
15-As Time Goes By 5:10

編集後記「電車の忘れ物」

電車の中に忘れ物をする人が多いようですね。普通は忘れたと気づいたら鉄道会社に問い合わせれば見つかると思うのですが、持ち主が現れず、長いこと保管されているものもあるようです。傘や本ならまあいいやと思うかもしれませんが、遺骨、位牌、貴金属などの持ち主が現れないのは理解に苦しみます。私は電車に忘れた記憶があまりないのですが、飛行機の中に財布を忘れたことがあります。シカゴ発、ロス経由、ホノルル行きのフライトに乗りロス空港で降りてパーキングエリア行きのバスを待っている時に財布がないことに気がつきました。機内でお酒を注文してお金を払った時にシートの上に置いたままにしたからでした。あわてて出発前の飛行機に戻り、無事財布を発見しました。運転免許証、クレジットカードが入っていたので、あれがホノルルに行ってしまっていたらどうなっていたかと思うとゾッとします。日本のように拾った人が届けてくれる保証はないですからね。《R.O.》

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