雑貨屋ウィークリー1417号

雑貨屋のひとり言「線状降水帯」

熊本は3年前に大きな水害を受けたのに今年もまた被害を受けています。全国各地で頻繁に発生する線状降水帯は海水温度の上昇で大量の水蒸気によって雨を降らす雲が連続して発生するからで、これから常態化すると思います。線状降水帯が発生しやすい地域だけでなく、これまで発生しなかった地域でも安心はできません。残念なことですがこれを念頭に置いて水害対策を考えておかないと、私たちの未来はないと思います。先日、私たちのいる地域の理事会、総会で浸水対策検討委員会を設置することになりました。《R.O.》

川柳(東京・成近)

( 川  柳)

直感を絡んだ欲が狂わせる

近道のこんなところに落とし穴

横からの目に弱点を覗かれる

雲行きを策に溺れた目が見 つめ

ペンよりも剣の愚かを繰り返す

(ニュースひとりよがり)

「安倍派会長選び」

私が選ぼうか —チャットgpt

「気温が過去最高」

戦火が —地球

「大相撲展望」

富士が照るか、霧が晴れるか —名古屋場所

河合成近

龍翁余話(789)「ハワイ・オアフ島で高架鉄道が開業」

ハワイ・オアフ島南部の東西を結ぶ高架鉄道『スカイライン』の1部区間(約17km)が6月30日に開業した。高架鉄道とは、東京・浜松町と羽田空港を結ぶモノレールのような乗り物。翁のハワイ・ファミリーの1員であるギャリー夫妻(写真)が7月1日に『スカイライン』(左写真)に試乗。つい先日、翁のもとへその感想文と写真が届いた。

「私たちが住むカネオヘ(オアフ島の東部)とはかなり離れているので私たちには直接の利便性はないが、パールハーバー(真珠湾=右写真)やアロハスタジアム(フットボールや野球、大きなコンサートなどが行なわれる競技場)などがあるセントラル・オアフ方面の人々にとっては、まず日常の交通渋滞の緩和、人流(観光客の利便性の向上)、更に物流など発展の要素はますます広がるでしょう」とギャリーは感想を述べている。

オアフ島で旅客鉄道が運行されるのは1947年(昭和22年)に当時の鉄道(砂糖キビ列車“シュガーケイン・トレイン”)の廃止以来、約76年ぶりだそうだ。そもそも、この高架鉄道(『スカイライン』)はパールハーバー西方のイースト・カポレイ駅と州都ホノルル市庁舎近くのシビックセンター駅を結ぶ全19駅、約32km(所要時間40分)の建設計画である。その全線の開業は2031年を目指しているとのことだが、この6月30日に開業したのは「イースト・カポレイ駅」と「アロハスタジアム駅」までの9駅(地図の紫色の部分)、約17.7km(所要時間21分)、運賃は片道・大人3ドル、青少年(6歳~17歳)1.50ドル、高齢者(65歳以上)は1.25ドル。賛否両論が渦巻き、長い歳月と莫大な経費を費やしたこの高架鉄道(『スカイライン』)の料金としては、かなり安いと思う。おまけに(ハワイらしく)車内にはサーフボードや自転車を持ち込むことも出来るそうだ。なお、駅名は太文字のハワイ語でも表記している。(写真のプラットホームはPouhala(ポウハラ)駅)。

余談だが、西の始発駅「イースト・カポレイ駅」があるカポレイ地区は、ハワイでも最も急速に発展しているエリアで、日本でも馴染みのある「コストコ」や「「カ・マカナ・アリイ」といった多くの商業施設が揃い、人気ウォーターパーク「ウェット&ワイルド ハワイ」や「ハワイ大学のキャンパス」もある地域、翁にとって以前からよく知る街である。と言ってもゴルフの話だが――(本欄で何回も述べて来たが)翁は(コロナ禍に入る前の2019年まで)毎年のハワイ旅行が40年も続いた。若い頃は仕事関連の目的もあったが現役引退(高齢になって)後は、もっぱらゴルフが主目的。馴染みのゴルフ場はオアフ島東部の町カネオヘの周辺や南東部のハワイカイなどだが、滞在中1回は「カポレイゴルフクラブ」へ行く。このゴルフ場は以前、LPGA「ハワイアン・レディースオープン」やPGA「チャンピオンズ・ツアー」が開催され、青木功、グレグ・ノーマン、岡本綾子、アニカ・ソレンスタムら偉大なプロゴルファーたちがプレーした名門コースだ。

本論に戻る――実は、この『ハワイ・オアフ島の高架鉄道』は、日本の日立製作所が車輛と運行システムを担当、米国初の完全自動運転の都市鉄道システムである。この鉄道に期待されるのは、まずは(前述のように)ハイウエイの深刻な「交通渋滞の緩和」だ。ホノルル空港から(日本人に馴染み深い)アラモアナセンターまで渋滞だと45分ほどかかるが、鉄道が開通すれば約15分で行けるそうだ。そして、もう1つの役割は「環境対策」。ハワイは2045年までに電力の100%を再生可能エネルギーでまかなう数値目標が州法で定められている。この高架鉄道の全線が完成すれば自動車から鉄道へのシフトが進み、温室効果ガス排出削減にもつながる、と期待されている。

“コロナ禍”と“長引く円安”で、翁のハワイ旅行は4年間も中断させられているが、翁の胸の内は、もうとっくに“蝶ダンス”が始まっている(“蝶ダンス”とは、願望が沸騰する状態を言う=翁の独自語)。早くハワイ・ファミリーにも会いたいし、青空の下、存分にゴルフを楽しみたい。ましてや『高架鉄道開業』ともなれば、早く『スカイライン』に乗って「カポレイゴルフクラブ」に行きたい、など“蝶ダンス”のリズムはいっそう高まる。だが円安は当分続くだろうし“コロナ禍”は、第9波に突入の模様、そんな状況下、翁の“蝶ダンス”は、まだしばらくは収まりそうもない・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

茶子のスパイス研究「アウトドアライフバリューイベント」

先月の下旬から新宿、銀座、中野と3か所で3人の山の写真家の写真展が始まった。少し前に高尾山のふもとで行われたイベントに参加した時にこの3人の写真展の広告を見て気になっていた。”シーズン直前、一足先に山の空気に触れてみませんか?” というタイトルに魅かれたのだ。

夏休みに入って混雑する8月を避けて、この7月中に、どこかの山に行きたいと思っていた。とはいえ、日本の山の知識も経験もない私には、どこに行ったらいいか山のギアも全部まだ米国の友人のガレージに預けっぱなしで、こちらには何もないので本格的に山に行く準備は出来ていない。山開きの後、春と夏になる少し前の残雪が残る山がいいなと思っているうちに梅雨に入り日帰りで行ける山の選定も出来ないまま時が過ぎてしまっていた。

最近は、だいぶ山が遠くなってしまったな~と感じていたので益々都会を離れて大自然の中に身を置きたくなっていた。以前は車で海も山も気軽に行ける環境があったし多い時には仕事の帰りに週2回イブニングハイキングに参加し週末はどこかの山に一泊か日帰りで山登りをして連休の時は遠出のキャンプとせっせと出かけていたものだ。

山の写真を撮られる人達だったら自分が感動した山の写真をたくさん撮っているだろうから、そういう写真を見て自分が行きたい山に出会えるかもしれないと思って写真展を見て回ったのだ。後日、その3人の写真家と山と渓谷の編集長を交え、”なぜ山を撮るのか”というテーマでトークイベントが開催された。そして先週に続き今週の土曜日はアウトドア用の機能的な生地を使った服の紹介が午前中にあった。日本の繊維の技術も毎年進歩している。

午後からは山の魅力と山の行動学についてのトークショーがあったのでこれも参加させていただいた。イベント会場はOM System Plaza。カメラや望遠鏡などマニアックな人達が使う機器が展示されていて写真を撮るのが好きな人達が立ち寄る場所なのだ。そこで気が付いた事があった。このイベントに来ている人達は写真を撮る事に興味があるのだ。写真家の人達も写真を撮るために山に登るという人が多かった。いい写真を撮ってその写真をシェアしたいという気持ちもあるのだと思う。でも、私の場合は写真の前に山に登る、山に行きたい。まず自分が感動する景色に出会いたい。これが先なのだ。

もちろん、もっと鮮やかで綺麗な景色をこの角度からこんな風に撮れたらいいなとは思うけれど機械音痴の私がそのカメラを使いこなせるようになるまでの時間とそのコストを考えると私には違うような気がする。思い機材をしょって山に登るより山の上で食べる美味しい食べ物や飲み物に重量は充てたい。山に行くようになって間もない頃、Bishopという小さな町の中にあるマウンテンライトギャラリーという所に立ち寄った。そこで偶然Galen Rowellさんの写真に出会った。一目で彼の写真に吸い込まれてしまった。それはヨセミテのバックドアにあるシエラネバダ山脈あたりの美しい写真の数々だった。特にその中の1枚のOwens Valleyの写真は見ているうちにすっかりその景色の中に自分が入り込んで歩いているような感覚になった。

”ここに私も行きたい、そして同じ目線でその場に立ちたい”と強烈に思ったのだ。そこからGallenさんの撮った様々な自然と山の風景を見る為に山に行くようになった。彼は登山家でもあり世界中の山の写真も撮っている。かつてダライラマとチベットの寺院でも写真を撮っている。その時に撮った山の寺院の上に現れた大きな虹は見事に捉えられていた。自然の美しさは一瞬の出来事で瞬き一つでその様子が変わってしまう事もある。Gallenさんの写真はその一瞬を捉えている写真がいくつもあった。これは自然が許してくれる一瞬なのではないだろうかとさえ思わせる写真なのだ。

Gallenさんの奥さんの笑顔も素敵な人でいつかこのご夫婦にも会ってみたいと思った。そしてずっと彼の経歴を見ていくと愕然とした。彼らは私がこのギャラリーに訪れる数か月前に軽飛行機でこの近くを撮影中に事故で亡くなっていた。まだ見た事も会った事もない人達なのに、とても悲しく残念な気持ちで一杯になった。2002年8月11日(日本では山の日)彼はシエラネバダの山脈のずっとずっと上の世界に旅立っていってしまった。

スパイス研究家 茶子

ジャズライフ Eximo Blue アイスコーヒー片手にJAZZ TIME

7月に入ったので梅雨明けまでもうすぐです。30度を超す暑い日と、雨が降ってジメジメした日が交互にやってきます。気象予報とにらめっこしながら過ごしています。梅雨が明けても爽やかになるとは思えませんが、こんな時はせめてさわやかな音楽を聴きたいですね。Eximo Blueの「アイスコーヒー片手にJAZZ TIME」はピアノの音が気持ちよく耳に入ってきます。《R.O.》

Eximo Blue アイスコーヒー片手にJAZZ TIME

01. Cool Brew Jazz Serenade 2:04
02. Swinging Tunes with Iced Coffee  2:09
03. Smooth Melodies of Java Time 1:52
04. Jazzy Sips of Iced Coffee 2:07
05. Chilled Rhythms for Coffee Lovers 2:08
06. Icy Notes in Jazz Harmony 12:11
07. Mellow Java Jazz Groove 2:07
08. Refreshing Jazzy Coffee Break 2:14
09. Serenade in the Cafe Vibes 2:04
10. Iced Coffee Delightful Jazz 2:19
11. Chill Sounds of Coffee and Jazz 2:06
12. Rhythmic Tunes with Iced Coffee Bliss 2:03
13. Jazzed Up Iced Coffee Moments 12:06
14. Harmonic Blend of Jazz and Coffee 2:17
15. Sip and Swing with Iced Coffee Jazz 2:02
16. Cool Jazz Journeys with Coffee in Hand 2:09
17. Smooth Sips and Jazzy Riffs 2:05
18. Iced Coffee Infused Jazz Melodies 2:16
19. Cafe Serenade with Iced Coffee 2:00
20. Jazz Time with a Chilled Cuppa 2:07

編集後記「iPhoneの裏技機能」

iPhoneはPCと同じで取り扱い説明書がない(たとえあったとしても読まない)ので、ほとんどの機能を知らないまま使っているのではないでしょうか?iPhoneを使っていてちょっと不便を感じることがあります。一部ですがそれらを解決するiPhoneの裏技機能を紹介します。興味のある方は試してみてください。

①文章上のカーソルが移動させにくい

日本語キーボードの”空白”のボタンを長押しすると見やすいカーソルが現れそのまま指で好きなところに簡単に移動できます。

②文章にかっこ「」を入れたい

日本語キーボードの”や”の文字を押し左にフリックすると”「”が右にフリックすると”」”をタイプできます。

③大文字のアルファベットを連続してタイプしたい。例 TSUTAYA

iPhoneで英文字を大文字で連続してタイプする方法は、英語キーボード表示のときに左下あたりにある「↑」キーの素早く2回タップするだけです。1回タップするだけだと1文字分のみ大文字になり以降は小文字に切り替わります。

④電卓で12345とタイプしようとして12344と間違ってタイプしたら

数字を左(右でもいい)にスワイプすると1234にもどせるのでそこからタイプしなおすことができます。

⑤別のアプリでコピーした数字を電卓で利用する

電卓画面にして”0″を押すとコピー/ペーストがでてくるのでペーストを押せばコピーした数字が表示されます。

⑥スクリーンショットを撮る時

iPhoneでスクリーンショットを撮る方法は、電源ボタンと音量を上げるボタンを同時に押す方法が一般的ですが、電源ボタンを使わず画面タップのみでスクリーンショットを撮る方法もあります。それは、iPhoneの「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」→「ボタン操作」→「AssistiveTouch」をオンにすると、画面上に表示されるアイコン(黒地に〇)をタップするだけでスクリーンショットを撮ることができます。アイコン→デバイス→その他→スクリーンショットの順に押す。

⑦看板、ポスターなどの英語表記を日本語に翻訳

翻訳したい英語表記の写真を撮ります。設定→一般→言語と地域→テキスト認識表示オンにする。英語の看板などを撮影、写真の右下のテキスト認識表示ボタンを押す、写真に写っている英文を認識してくれる、左下の翻訳ボタンを押すと日本語に翻訳してくれます。

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