雑貨屋ウィークリー1307号

雑貨屋のひとり言

リビングにあるAiスピーカー(Amazon Echo Show 5)で珍しい現象が起きました。テレビでドラマを観ていたら、突然Aiスピーカーが反応し、いろいろ話しかけてきたのです。こちらから何も話しかけていないのにです。ドラマに集中して観ていたのでなにを言っていたのか良く覚えていませんが、Aiスピーカーがいっぱいしゃべって、私から何も返事がないので、Aiスピーカーはこんなことを言いました。『あっ、テレビを消すんですね!』っと。そして私の意思に関係なく観ていたテレビは電源オフされてしまいました。
まるで笑い話ですが、本当にあったことです。初めての経験で笑ってしまいました。
他でもこんなことがあるのかとYouTubeで調べてみました。いろいろあるようです。『アレクサ、おやすみモードにして』と言ったら、いろいろ話しかけてきて、どうでもいい話になってまるで漫才の掛け合いみたいになって、お休みモードではなく、パーティーモードにされてしまった動画を見つけました。ちなみにこの動画の視聴回数は100万回を軽く超えていました。みんなこんなことに食いつくんですね。笑い話になっているうちはいいですが、これがシリアスなことになる時代が来ると怖いですね。《R.O.》

川柳(東京・成近)

( 川  柳 )

渋る手に火中の栗が焦げている

消去法とうとう誰もいなくなり

謙譲の美徳に秘めた底力

ラストチャンスに鈍刀の錆落とす

再挑戦夢風船に継ぎをあて

(ニュースひとりよがり)
「2年ぶりに党首討論」

不要不急だったのだな ‐国民

「緩和要請」

せめて五十貨店に ―百貨店

「辞任」

さざ波にのまれた ―高橋内閣官房参与

河合成近

龍翁余話(680)「コロナワクチン接種の迷い」

新しい薬を市場に出すまでには、動物や人間を試験台にして(その薬の)作用・効果・安全性・治療法(適正な投与方法や投与量)などを確認するために“臨床試験”を行なう。それを“治験”と言うそうだが、2019年12月8日に中国・武漢で最初に確認された新型コロナウイルスの感染者発症から、わずか1年ほどで米国の製薬大手ファイザーなどがワクチンを出荷、米国で同年12月から接種が始まった。そのニュースを聞いた時、翁は素人ながら思った「治験期間が短く、ろくに効果・安全性が立証されていないうちから、そんなもの(新ワクチン)を人体の中に打ち込むなんて、何と無茶なことをするのだろう。ヘタをすると(その新ワクチンは)人間殺戮の“生物兵器“になりかねない。さては薬屋ども、”コロナ戦争“に乗じビジネス化を優先して、多少、人間を殺してもいいから、そのワクチンを”コロナウイルス制御の救世主“と謳って、一儲けしようと企んだのではないか」と言う、穿った見方をしたものだ。「コロナは自主防衛が出来るが、ワクチン接種による(副反応などの)弊害は防ぎようがない」それで翁は、以後、科学的(医学的)論拠はなく、ただ感覚的(感情的)に“コロナワクチン接種拒否”を通して来た。だが――

翁には現在9人のシニア仲間がいる。その仲間たちは75歳以上の後期高齢者ばかり(翁が最長老)。彼らとの付き合いはもう13年も続いている。盆・暮れ・正月を除き、ほとんど毎週1回、食事会をしたり、年に1~2回、日帰りバス旅行にも行ったりしていた。たまに『龍翁余話』にも登場して貰っていた。それが昨年の3月以来(コロナウイルス感染を怖れ)会合を避けて来た。但しメールや電話での連絡は取り合っていた。今年の4月、仲間の数人から、こんな声が届いた。「何の楽しみもない退屈な生活が1年以上も続いている。そろそろ息が詰まりそう。皆と語り合ったこと、旅をした思い出が懐かしい。このままだと死んでも死にきれない。そこで、皆でワクチンを接種して、もう一度、会食会を再開し親睦を深めようではないか」。翁が“ワクチン接種拒否派”であることを承知していながらの呼びかけであった。なるほど、考えれば翁の余生もそう長くはない。コロナ災難以外でも何が起きてもおかしくない年齢だ。だったら仲間が言うように「残り日が少ない余生、せっかく結ばれた仲間たちとの絆を、もう一度結び直して思い出づくりをしてもいいかな」そんな気持ちになり、実は先日インターネットでコロナワクチン接種の予約申し込みをした。7月某日に決まった。そのことをシニア仲間に伝えたら皆、大いに喜んでくれた。同時に他の友人たちにも知らせた。そうしたら即刻、数人の親友たちから“コロナワクチンの危険性に関する情報“(資料)が送られて来た。それは実に”怖い話“ばかりだった。翁、またまた『コロナワクチン接種の迷い』が再燃した。

「それでもあなたはコロナワクチンを接種しますか」のタイトルで“コロナワクチンの危険性”を訴える論文が(いくつか)ある。例えば、元ファイザー副社長で科学主任だったDr.マイケル・イードンは「マスクの必要なし。コロナワクチンの効果はない。接種しないように」と言っているが、翁、この博士の“マスク不要論”には真っ向から反対。だから、この男の話は信用しない。だが、コロナワクチン開発に携わった米国女医のDr.キャリーは「このワクチンはエイズウイルスの遺伝子配列、不妊を促す物質、発がん性物質、重篤なアレルギーを引き起こす」と危険性を訴えている。“発がん性物質”だの“重篤なアレルギーを引き起こす”などの話は怖い。更に日本の免疫学研究者T氏は「この1年のコロナ患者のデータを見ると死者数は例年のインフルエンザよりはるかに少ない。日本人でコロナに罹っていない人99.5%、コロナで死んでいない人99.99%。それでもあなたは(ワクチンの危険性を覚悟してまで)接種しますか」――まだ“怖い話”は沢山あるが、あまりに書き立てると既接種者・接種予定者に申し訳ないので以下は割愛する。

「コロナワクチン接種を強力に進めている米国」も調べてみた。米国では2021年2月下旬以降、1日200万回以上のペースでワクチン接種が進められ、5月9日時点で人口の45.8%が1回目の接種を終え34.4%が2回目の接種を済ませており、米政府は「接種後、頭痛・疲労・発熱・注射部位の痛みなどの副反応は100万回に5件の割合で認められるが有効性や安全性に危惧を持たせる数値ではない」と発表している。しかし米国のワクチン接種率は鈍化傾向にある。今年4月のCNNの調査で“ワクチン拒否”が26%あったそうだ。

米国の中で翁が最も気掛かりなハワイ州の現状も調べてみた。ハワイ州保健省の最新データによると、ハワイ人口(約136万人)の56%がコロナワクチンの1回の接種を済ませており2回接種者も48%、近々、50%は超える見込み。ハワイの翁のファミリーも全員が接種を済ませた。「みんな元気」の報に(翁は)安堵している。同州保健省では「今夏には12歳未満のワクチン接種承認」と言っている。そう言えば日本政府(田村厚労相)も「有効性や安全性がしっかり確認されれば12歳~15歳も接種対象になり得る」と述べた。ちょっと待て!「有効性・安全性がしっかり確認されれば」とは、何事だ!と言うことは、有効性・安全性が充分に確認されていないのにワクチン接種を行なっているのか?揚げ足を取るつもりはないが、またまた『コロナワクチン接種の迷い』が増幅する。

更に翁を迷わせる事が――厚労省は26日、ファイザー製ワクチン接種後、新たに57人が死亡した、と発表した。21日までの接種回数は866万回、死亡例は累計85人もいるのに厚労省は「現時点で重大な懸念はない」と言っている。が、やはり翁は腰が引ける。それでも(前述の)シニア仲間との約束や世の中の大勢を考えると仕方なく“接種”に傾きそう。しかし、翁の身を心配してくれている親友たちのお気持ちは有り難く、送付されて来た危険情報を軽視することも出来ない。思えば今までだって自分なりに“コロナ対策”を講じ“安全”を確保して来た、これからだって――翁の接種予約日まであと30日。それまでに“ワクチン効果”が具体的に見られればいいが・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

茶子のスパイス研究 コミュニケーションの大切さ

先日、久しぶりにサンペドロ在住のClientさんの定期健診で出かけた。彼女の担当の看護婦さんはイタリア系のスラリとした美人。ハリウッド映画のスターなど比べ物にならないくらい素顔でも見られる美人だし性格の良さも顔に出ている。
その人の制服のブローチにスターウォーズに出てくるヨーダの写真が目に付いた。そこで“どうしてヨーダの写真を入れているの?”と聞いたら“可愛いから”と言った。とてもびっくりした。“この顔が可愛いの?”と何度も聞いてしまった。彼女は目を輝かせて笑いながら“そうよ、とってもチャーミングでキュート”とか言っていた。その看護婦さん目が悪いわけでもなさそうだし、ただ私と美的感覚が違うのだな~と、、、。

そう言えば“美女と野獣”と言う映画があった。その逆で“ハンサムとブス”そんなカップルも見かける。以前、すごくハンサムな白人男性に古典的なオカッパ頭に目の細い失礼ながらオカチメンコだな~という日本人女性を見かけた事があった。美しい女性に囲まれて見飽きたところに今まで見たこともない独特な顔立ちと立ち居振る舞いを見て魅かれたのかもしれない。日本人女性は奥ゆかしく(最近はわからないけれど)尽くす女性に新鮮味を覚えたのかもしれない。また逆に美しくない男は,もてないゆえに努力するし優しい人が多いような気がする。
この美人看護婦の前に、もしヨーダのような顔の男性が現れたらどうなのだろう、、、日本ではヨーダに似ていると言われている元総理大臣のM氏がいる。今度その人の写真を探して見せてあげるねと言ったら嬉しそうに是非見てみたいと言った。
そんなくだらないおしゃべりでも人間関係が出来てくるといろいろ融通してくれるし医療情報も聞けば教えてくれる。

間もなくしてドクターが入ってきた。このドクターもイタリア系の背の高い彫刻のような彫りの深い顔立ちをしている。ギリシャ神話の銅像にも似ている。今回の血液検査の結果も全て良しという事でドクターもクライアントさんも満足していた。以前飲んでいた血圧の薬も、このクライアントさんの血圧は正常になったので今は飲んでいない。突然先生が“貴方にとって何をしている時が楽しい?何か楽しみがありますか?”と言うようなニュアンスでClientさんに尋ねた。以外な質問にClientさんは、すぐに答えられなかった。すかさず私が“美味しいものを食べている時よね”と彼女に言った。“その、美味しいものは私が健康的で美味しい日本食を作っているのよ”とずうずうしく答えたら。急にドクターは聞いてもいないのに“自分はしゃぶしゃぶが好きなんだ。時々パロスバーデスの山の上にある日本食レストランにしゃぶしゃぶを食べに行くんだ“と言っていた。ついでに”昔の彼女は日本人だったから度々行ったのだけれど今の奥さんは違うから食べに行チャンスが減った“と。その話を聞いてクライアントさんもびっくりしていた。“ 以前はちっともしゃべらなかったのよ、ずいぶん最近は話すようになったわ”と。

医者だっていつも同じ話題ばかりではつまらない。時々その人が興味ありそうな話をすると乗ってくるのだ。コミュニケーションを良くしておくとすべてがスムースに行くものだ。お医者様に遠慮してお医者様の言う事だけを聞いて帰ってくる人がいるけれど、せっかく行くのだから今度はこれを聞いてみようという質問を一つでも持っていくといい。これは医者だけに限らずお店でも銀行でもどこでも応用出来る。
ちょっとした会話が心をほぐし相手の事を知り自分を知ってもらう大切な事なのだと
思うこの頃、、、、、

スパイス研究家 茶子

ジャズライフ “This Is The Day” Giovanni Guidi

1111号でも紹介したことがあるGiovanni Guidiのアルバムです。
ジャズが流れているお店ではまず聴かないようなアルバムだと思います。
どんなところで聴くのが一番いいかと考えてみました。
静かに本が読めるような雰囲気の空間でしょうか?
邪魔にならない、空気のようになじむジャズって感じです。美しいピアノジャズです。

“This Is The Day” Giovanni Guidi

01.Trilly
02.Carried Away
03.Game Of Silence
04.The Cobweb
05.Baiii
06.The Debate
07.Where They’d Lived
08.Quizas quizas quizas
09.Migration
10.Trilly var.
11.I’m Trough With Love
12.The Night It Rained Forever

編集後記

最近YouTubeを見る機会が多くなりました。
YouTubeは1分間で1000時間分の投稿がされているのだそうです。膨大な情報量ですね。うまく活用すれば役に立つ情報があります。あるテーマで調べるとたくさんの投稿が出てきます。中には真逆のことを言っていることがあります。注意深く聞くと同じなのですが表現の仕方で違うように聞こえたりします。コメント欄も参考にしています。
不調だったPCのWindows 10のバージョンアップを行い、不要なソフトウェア、ファイルを整理したのでPCの処理スピードがずいぶん上がりました。検索スピードがアップしたので自分の検索能力に磨きをかけて行きたいと思います。《R.O.》

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