雑貨屋ウィークリー1387号

雑貨屋のひとり言「いじめは犯罪」

保育所や幼稚園で事故や事件が報道されますがなぜこんなに頻繁に起こるのでしょうか。たまたま表面化したものがニュースになっているだけで、もっとあるのかもしれません。わが子を預けている親にとっては気が気ではないと思います。こういうことをやる人は許せませんが、園長を含む周りのスタッフが見て見ぬふりをしていたことの方がもっと怖いと思います。まともな人が勇気を出してしかるべきところに相談に行っているのに担当者の感度が低く何も行動しない行政も危機的な状況であると言わざるを得ません。学校のいじめ問題もこれとよく似た構造だと思います。これらは犯罪だという意識を持って一番弱い立場の人が犠牲にならないように気配りしながら迅速な行動をしてほしいものです。《R.O.》

川柳(東京・成近)

( 川 柳 )

一生をドン・キホーテの馬で老い

日々好日ドン・キホーテも歳をとり

金の斧拾ってからの私小説

一期一会口にし老いたなと思う

令和の世いろはカルタが住みにくい

(ニュースひとりよがり)

「防衛増税で紛糾」

文句は露中北に言ってくれ ―岸田首相

「つまずく」

赤紙の徴兵で-プーチン

白紙のデモに-習近平

「アワビが絶滅危惧種に」

寂しいわ ―サザエさん

河合成近

龍翁余話(759)「吉良上野介の墓」

“時代劇大好き人間”の翁、12月と言えば『忠臣蔵』だ。そこで「今年は?」とテレビ番組を探していたら、あった!BS朝日で12月12日(月)から14日(水)までの3日間連続、いずれも午後4時57分から4時間(3日目だけは3時間)の長時間放送だ。

松平健(大石内蔵助)、田中好子(大石りく)、野際陽子(戸田局)、沢村一樹(浅野内匠頭)、櫻井惇子(阿久里)、伊東四朗(吉良上野介)、夏八木勲(千坂兵部)、津川雅彦(徳川綱吉)ら、そうそうたる俳優たちの出演だから“時代劇大好き人間”とりわけ『忠臣蔵』大ファンの翁が視ていないはずはないと思うのだが、どうしても記憶が蘇らない。超高齢故の”ボケ(物忘れ)“?だったら悔しい。前述の俳優陣で田中好子(2011年没)、夏八木磯(2013年没)、野際陽子(2017年没)、津川雅彦(2018年没)ら、すでに亡くなっている

俳優がいるのだからこの『忠臣蔵』の製作年はかなり以前だろうと思ってインターネットで調べてみたら「2004年10月18日から12月13日まで、テレビ朝日開局45周年記念企画として放送されたものである」ことがわかった。2004年(平成16年)は、翁はまだ現役だったから、もしかして年末の映像製作(撮影・編集・録音)で大忙しかった時期だったのだろう、と思うことにした。ともあれ時代劇が少なくなっている今日、これほどの大型作品と、今は亡き(懐かしき)俳優たちの名演技が視られることは実に嬉しい限りだ。今更『忠臣蔵』についての説明は必要ないと思うが、ざっと“あらまし”を紹介しておこう。

【賄賂が公然と横行する元禄時代(1688年~1704年、江戸幕府将軍・徳川綱吉の時代)、武士道とは名ばかりの時代、しかも強大な権力に盾突く者など誰一人いなかったこの時代、理不尽な仕打ちに遇って切腹させられた主君の無念を晴らそうと、家族や恋人を捨て、ただひたすら“武士としての誇り”だけのために立ち上がった小藩のサムライたちがいた。そして、そのサムライたちを支える女たちがいた――京都から下向した勅使(朝廷の使者)の接待役を命じられていた播州赤穂(現・兵庫県南西部、岡山県との県境に位置する赤穂市)の藩主・浅野内匠頭が高家(江戸幕府の儀式や典礼を司る役職)吉良上野介に(賄賂が貧弱を理由に)さんざん陰湿ないじめを受ける。堪忍袋の緒を切らした内匠頭は1701年(元禄14年)3月14日、江戸城・松の廊下において上野介に対し刃傷に及んだ。時の将軍・綱吉は喧嘩両成敗(戦国時代に決められた“私闘したる者同士、理由の如何を問わず処罰する”)のご法度を無視して「内匠頭、即日切腹、上野介無罪」を言い渡した。これを不服とした赤穂藩家老・大石内蔵助以下赤穂藩士たちは(城を追われた後は浪士となって)怨敵・吉良上野介への仇討ちと公儀(幕府)に対する片手落ち裁決への抗議を兼ねて立ち上がった。隠忍自重すること約1年9ヶ月、赤穂浪士(四十七士)は1702年(元禄15年)12月14日の深夜、遂に本所松坂町の吉良邸(現・本所松坂町公園)へ討ち入り、15日の早暁、本懐を遂げた。その後、義士たちは回向院前、深川、永代橋、霊岸島、鉄砲洲、汐留橋、金杉橋、芝口を経由して泉岳寺に眠る主君・内匠頭の墓前に(上野介の)首を供え、涙の報告を行なった】――

どの『忠臣蔵』関連の映画やドラマでも必ず吉良上野介の“悪玉ぶり“があってこの物語は成立する。では、吉良上野介義央(きらこうずけのすけよしひさ)は、本当に悪人だったのだろうか?いや、地元の愛知県西尾市吉良町では”名君“として今も愛されている。言い伝えによると、この地方は洪水の被害が多い土地だった。義央公は水害から領地を守るため領民と共に、長さ約180m、高さ約4mの堤防(黄金堤=こがねつつみ)を一夜で築いたそうだ。ほかに新田開発で米の収穫を増やすなど領民のためにいろいろと尽力した。また彼は、茶道・和歌・禅にも通じた文化人でもあったそうだ。『忠臣蔵』の悪玉・上野介とは程遠いイメージだが「老人になって高家と言う高い身分が彼を強欲人間にした」と言う説もある。なお、吉良町からは上野介のほか、映画や講談でお馴染み任侠・吉良の仁吉、『人生劇場』の著者・尾崎士郎らを輩出している。

  赤穂義士(四十七士)によって討ち取られた吉良上野介の首は、いったん泉岳寺が預かり、その後、箱詰めにされて吉良家へ送り返され(吉良家が)首と胴体を縫って繋ぎ合わせ、菩提寺の「萬昌寺」(曹洞宗)に葬られた。その当時「萬昌寺」は永田町にあったが、後年「萬昌院功運寺」と名を改め、現在は東京都中野区上高田に在る(本尊は釈迦如来)。

翁、12月14日に泉岳寺で行なわれる「赤穂義士祭」の数日前に「萬昌院功運寺」の墓地に眠る『吉良上野介義央公の墓』に参詣した。泉岳寺の「赤穂義士(四十七士)の墓」は、年中、線香の煙が絶えることはないが「萬昌寺功運寺」の「吉良家14代~17代(上野介)の墓」には線香はもとより供花1輪もなく静まり返って薄寂しい。翁、これまでに上野介を演じた俳優たちの顔を思い浮かべながら、しばし黙祷・合掌した。なお、ここの墓地には吉良上野介のほか、戦国武将の今川家、浮世絵師・歌川豊国、『放浪記』著者・林芙美子らの墓もある。また江戸町奉行・大岡越前守もここに祀られていたが1960年(昭和35年)大岡家の菩提寺である「茅ヶ崎浄見寺」に移されたそうだ。ともあれ12月12日から始まる『忠臣蔵』(再放送)が楽しみだ・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

茶子のスパイス研究「3つの敵」

世の中には不思議な出来事がたくさんある。特に隣の国から発生した流行り病が起きてから世界は激変してしまった。ぼんやりTVやメディアから流れてくる同じようなニュースや解説を聞いているだけでは全く何が起きているのか、わからない。何でこんな事が起きるのだろう、、そして毎日、発生している不思議な事件や出来事。規制がかかっているTVやメディアだけを見ていても、その謎は解けない。

芸能プロダクションから派遣されている自称、政治評論家、経済アナリスト、医療ジャーナリストなどという人の解説も納得がいかない。相当数の若者が劣化しているTV離れ、新聞離れしているのもうなずける。いくら政治や経済音痴の私でさえ、あまりにも不可解で理不尽な事ばかりが起きているので無関心ではいられなくなっている。そんなわけで日々沸々と湧き上がってくる疑問の答えを探してネットで検索したりする時間が増えている今日この頃、、、

膨大な情報の海の中を泳ぎながら自分が求めている情報を探すのは容易な事ではない。それでも何か作業をしている合間や外出中、ふと真夜中に起きて暗闇の中でラジオ代わりにネットを聞いている時、自分のアンテナに引っかかる事を話されている事がある。

誰がどのチャンネルで喋っていたのか正確には覚えていないけれど最近、元総理大臣であった安倍氏と近かった方が直接、安倍氏から聞いた話だった。安倍氏は生前3つの敵と戦っていたというのだ。

1つは反日勢力(日本国内外で共に日本が嫌いで日本の衰退を望んでいる人や組織)

2つ目はグローバリスト(長くなるので、ここでは説明を省きます)

3つ目は財務省

今回は政治、経済音痴の私でさえ理不尽に感じている財務省の話題を呟いてみる。今、ようやく世界で起きている紛争が日本にも飛び火するのではないかという現実の危機感を持つ人が増えてきたように感じる。

軍事の事は素人であっても世界の状況がわからない政治家でも流石に、この機に及んで防衛費の財源が必要だという事ぐらいは理解していると思う。

そこで世界の防衛費の予算を見てみると日本は9位。米安保専門家によると日本の主要都市、在日米軍基地に向けてお隣の赤い国は短、長距離弾道ミサイルを1900発配備しているという。 他にも北の刈り上げ兄ちゃんは花火のようにドンドンロケットを打ち上げるしウクライナと紛争中に日本にも隙あらばと海から空からちょっかいを出す恐ロシア。

世界のチンピラ軍団に囲まれ日本列島は鎮座している。赤い国が世界各国に秘密警察署を作っていて日本の神田和泉町にあった事は海外から情報をもらうまで気が付かなかったのだろうか、、、彼らは日本が重い腰を上げる前に一足早く逃げた。

世界の常識になっているスパイ防止法も日本は与野党の新中派から毎回潰され今も日本はスパイ天国だ。自民党のある現職国会議員は赤い国の女性スパイを秘書に雇い国会の通行書まで渡していて以前総理だった菅氏にまで紹介していたと言うのだから呆れる。ハニートラップに引っかかっているであろうと言われている大物岸田内閣の大臣も、おとがめなし。地方議員も含めたらかなりの人がこの赤いハニートラップに引っかかっているのではないだろうか、、、、。

今まで日本はアメリカに守ってもらい安泰のつもりでいたのに今アメリカ経済はガタガタで違法移民や麻薬の問題、銃の問題、ウクライナで軍事品や資金を大量に送り国家予算不足で、それどころではない。

米国からも、そろそろ日本は自分で自分の領土ぐらい守ってくださいと圧力をかけられたのか日本はGDPの1%から2%に国防費を増やしますと約束した。

その経費は50兆円なのに、どういうわけか43兆円に目減りさせられていた。その国防費の中身も水増しだらけで、真水ではないと元自衛隊幹部の人がごまかしていると激怒していた。

その上、その経費の不足分は国民負担になるので増税は致し方ないという財務省の目論見通り。本当は国防費を上げたくないけれど、どうしても国を守って欲しければその負担額は国民の消費税でまかなうのは当然ですとメディアを使って国民を洗脳していく。

政府が出している不必要な事業所は山のようにあるし要らない省庁、多すぎる議員も世界から比べたら異常だ。かつての復興予算や流行り病の時の予算もケチりすぎて余っているはずのお金があるはずだとTVに出ない経済アナリストは言及している。

流行り病のお陰で商売をしている人も一般国民も疲弊している。ぞの真逆で爆発的に儲かっている病院、医療ビジネス、一部の商売人そして財務省が隠している埋蔵金。

特に財務省の秘密の埋蔵金を発見し暴いたのが元、大蔵、財務官僚で数量政策学者、経済学者の高橋洋一氏。財務省は貯めこんだドルを売って円にするだけでも莫大な儲けがあるはずで国民から消費税を取る必要が無いときっぱり言っている。

故安倍氏も国防費は国債で充分賄えるし国民の負担になる増税は、するべきではないと言っていた。世の中が不安定で物価も高騰している最中に増税をすると消費は冷え込んで不景気になる。 来春の統一地方選に影響があると困るのでそれが終わって1年後に増税予定とは姑息なやり方だ。

米国でさえ来年から年金が8%以上あがるそうだ。ニューヨークタイムズの社員は、この3年賃金が上がっていないとストライキをしているそうだけれど日本は30年以上賃金があがっていない。

こんなに真面目に一生懸命働いている日本人のお金はどこに流れているのだろうか、、、どうして自分のお金でもないのに財務省は財布のひもを固く縛って財源がありませんと装う理由は何なのだろう、、、、

経済学者である三橋貴明氏の著書でも財務省の財政破綻論の嘘を数々の本で論破している。数々のデーターや証拠があってもメディアは絶対に言わない。

政治家や、経済界、医療界、メディアなどあらゆる所で国の予算を牛耳る財務省にこれだけの権力と特権を与えてしまったのは誰なのだろうか、、、、、

財務省に逆らうと恐ろしい報復が待っているらしい。どんな風に恫喝するのだろうか、、、、

今も心ある政治家が多くはないけれど与野党を超えて消費税反対側に回って戦ってはいるらしい。その後押しをするのは私達一人一人が声をあげる事だ。

おとなしい、子羊のような国民ばかりだったら、いつか赤い狼に食われてしまう。

スパイス研究家 茶子

ジャズライフ Red Garland “Wee Small Hours”

オーディオを楽しんでいる人はよりよい音で音楽を聴くためにいろいろやっています。よい音の定義は人によって違います。人が耳で聴いて判断するアナログの世界ですので、オーディオ機器の性能データがどんなに優れた数値であってもそうでなくてもその人が満足すればそれでいいということになります。スピーカーケーブルや電源ケープルを高級なものに替えると音が良くなったとYouTubeで紹介されていますが、私は自分が納得できない、理解ができないことはやらないことにしています。オーディオは音質以外にも見た目や所有していることで楽しむという趣味性があるので、そちらを重視している人はそれで良いのだと思います。いろんな意味で私は楽しい趣味にハマっています。

Amazon Musicを中心にジャズを聴いていますが手持ちのCDアルバムでも聴いています。その中からこれまであまり聴くことのなかったRed Garlandの”Wee Small Hours”というアルバムを見つけました。1980年に来日した際、東京で録音された作品です。たまに往年のアーティストのジャズを聴くと落ち着きます。《R.O.》

Red Garland “Wee Small Hours”

Red Garland (piano)
Jamil Nasser (bass)
Jimmy Cobb (drums)
Lou Donaldson [5,10](alto sax)

1. That’s All
2. My Romance
3. In The Wee Small Hours
4. Everytime We Say Goodbye
5. Moonlight In Vermont
6. When Sunny Gets Blue
7. My Funny Valentine
8. You Are Too Beautiful
9. Who Can I Turn To
10. Street Of Dream
11. Should Care

編集後記「エレベータの故障」

先月、エレベーターの定期点検でドアの制御装置の故障が見つかり、2つあるエレベータのうち一つが修理のために停止されました。すぐに直ると思っていましたが電子基板の入手に少し時間がかかることになりました。幸い2日後に基板が入手できエレベータが元通り稼働しましたが、たった2日でも大変不便な思いをしました。もし何らかの原因で2台同時に不具合が発生してエレベーターが使えなくなると日常生活に大きな支障が出ることになります。高層階の住人が生活できなくなります。地下に動力設備のある建物は万が一、浸水が発生し、設備が被水すると電気が供給されない、ポンプが動かず水が上げられない、エレベータが利用できないなどライフラインが絶たれます。今回の故障は浸水対策を押し進める必要性を教えてくれたと思っています。《R.O.》

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