雑貨屋ウィークリー1333号

雑貨屋のひとり言「電子書籍の未来」

先日アマゾンで電子書籍で購入した本の著者マツダミヒロさんからメールが届き、ライン友達に追加しました。YouTubeでの無料動画レッスンの案内があり受講しました。他では聞けないような興味深い情報がありました。筆者の人柄や考え方がわかり、筆者と読者が2Wayでつながるのが素晴らしいと思います。11月25日から3日間、21時から約1時間のライブに参加しました。電子書籍の未来が感じられる楽しいセミナーで、新しい世界を体験することが出来ました。私でもできることがまだまだあることがわかり刺激になりました。《R.O.》

川柳(東京・成近)

(川柳)

一筋の道を愚直の汗で行く

汗をした手に不渡りのゼロの数

リベンジの汗だ言い訳などしない

正夢になったコツコツ掻いた汗

倍掻いた汗が賜杯に名を刻み

(ニュースひとりよがり)

「師走」

これ以上走れません - コロナ担当医師

「不漁深刻」

三蜜を避けてます - サンマ サバ

「大谷二刀流MVP」

恐れ入りました ー 二丁拳銃

河合成近

龍翁余話(706)「高齢者の入浴中の死亡事故」

“光陰矢の如し”と言うが、高齢になればなるほど、1年経つのは速い。“コロナ禍”のせいでステイホーム(家籠り)の多かった昨年と今年だが、翁自身「1日を持て余した」感はない。翁に言わせれば「もう師走か、あっという間の1年だ」――

ところで、寒い時期は、特に65歳以上の高齢者の『入浴中の死亡事故』が多いようだ。厚労省の統計によると、「2020年は11月から4月にかけての高齢者の入浴事故(死亡者数)は4,724人、これは交通事故死亡者(2,199人)の2倍に相当する」そうだ。入浴時の事故の原因の1つは「急な温度差による血圧の急激な変化」だと言う。暖房のきいた部屋から(暖房をしていない)冷え込んだ脱衣所で衣服を脱ぎ、浴室が寒いと血管が縮まり血圧が一気に上昇する。そして浴槽に入り体が温まると血管が広がり血圧が下がる。この血圧の変化によって一時的に脳内に血液が回らない“貧血状態”になり、一過性の意識障害が起きて溺れ死にするケースが考えられるそうだ。翁のような高血圧症の高齢者は特に気をつけなければならないが、もともと湯に浸かるのが嫌いな翁は、年中シャワー党。よほど酷寒の日に浴槽に入ることがあっても全く“カラスの行水”。子どもの頃、親から「ゆっくり100まで数えなさい」と言われたが「早口で50まで」が精いっぱい。

『入浴中の死亡事故』で翁は数人の“身近な人”を失くした。そして最も悲しいことは、翁の実兄の”不慮の死“である。翁の兄が風呂場で亡くなったのは約20年前(享年71)。翁と同様、兄も下戸だったから酒を飲んでの事故ではないが、高血圧症だったのに温湯ならぬ熱湯、おまけに長湯が好きな人で、いつも主治医や兄嫁(兄の妻)から喧しく“熱湯・長湯の危険”を注意されていた。梅雨入りの肌寒い某日、あいにく兄嫁は親戚の寄り合いで留守、兄は独りで晩御飯を済ませ(何時頃だったのか知らないが)例によって熱湯に浸かり、(以下、死亡診断を書いた主治医の話)風呂から立ち上がった瞬間、ふらついて転倒したはずみに浴槽のへり(コンクリートの縁)に頭をぶっつけ意識不明、出血多量でそのまま亡くなった。(以下、兄嫁の話)翌日の昼頃、兄嫁が帰宅すると、テレビの音が玄関先まで聞こえるので「ただいま」と声をかけるが応答なし。“昼寝でもしているのかな“と思い、(当時は夫婦とも携帯電話を持っていなかったので)兄嫁は隣家で電話を借りて数回(数分)かけたがこれも応答なし。不安(異状)を感じた兄嫁は隣家の主人に頼んで自宅の裏庭に廻り縁側のガラス戸を割って、一緒に家の中へ入って貰い、風呂場で変わり果てた夫を発見し警察に通報した。つまり兄は、死後16時間以上”血の池“に屍体をうずめていたことになる。翁、このことを語る時、兄の無念を思い、今でも胸が痛む。

さて、『高齢者の入浴中の死亡事故』を防ぐにはどうしたらいいか――約20年前、兄の訃報で直ぐに(東京から大分へ)帰省、葬儀を済ませた後、兄が生前からお世話になっていた(翁もよく知っている)主治医へ挨拶に行った際、その主治医から教えて貰った話や、厚労省の資料をまとめてみる――まず高齢者は①食事や飲酒の直後の入浴は避ける。特に飲酒直後に入浴すると、体が温まることで血液の循環がよくなり、アルコールが更に全身に廻る。つまり“酔いをさます”どころか“ますます酔いを深める”ことになる。すると平衡感覚が乱れ転倒の危険性が生じる。また、大量の血液が全身に送られることで、脳や心臓の血流が減少し脳貧血・不整脈・心臓発作などを引き起こす危険性が大である。なお当然のことながら②体調の悪い時や精神安定剤・睡眠薬などの服用後の入浴は出来るだけ避ける。③高齢者が風呂に入る前には、必ず家人に声をかけ、家人もまた(高齢者が)入浴している間は注意を怠らない。④急激な血圧の変動を防ぐため、脱衣所や浴室を(事前に)暖めておく。⑤(熱い湯や長湯が好きな高齢者は)例えば42度の湯に10分浸かると体温が38度近くに達し(高体温による)意識障害を起こす危険性がある(翁の兄も多分、そうであったようだ)。したがって湯の温度は41度以下、湯に浸かる時間は10分以内。その前に(これは常識だが)⑥浴槽に入る前には必ず“かけ湯”をする。これは(衛生上のほかに)心臓から遠い足から肩まで徐々に湯をかけ、体に湯の温度を慣らすことによって心臓への負担を和らげ血圧の急激な変動を防ぐことになる。ところで、湯に浸かっている間は体に水圧がかかっている。その状態から急に立ち上がると体にかかっていた水圧が無くなり、圧迫されていた血管が一気に拡張し、脳に行く血液が減ることで脳が貧血状態になり意識を失ってしまうことがある(翁の兄も多分、そうだったと思う)。そこで⑦浴槽から出る時は、手すりや浴槽の縁(へり)などにつかまって、ゆっくり立ち上がる――

前述のように『高齢者の入浴中の死亡事故』は冬季に多く、全体の約20%が12月から2月にかけて発生しているそうだ。東京都健康長寿センターの調査よると「入浴中の心肺停止(CPA)は、住宅の温熱環境を適度に保つことによって軽減出来る」とある。つまり「家の中の温度差を抑える“温度のバリアフリー化”が効果的である」とのことだが、そのためのリフォームは(経済的にも)かなり大変だ。そこで翁は、シャワーをする前に(普段から脱衣所内に置いてある)電気ストーブをつけ、脱衣所と浴室を暖めておく。シャワーを終えた後、体をよく拭いてパジャマを着るまで電気ストーブはそのまま。そうやって冬場のシャワーは無事に過ごして来た。なお(兄の事故死は別だが)幾人かの友人の入浴中の事故死の主因は飲酒によるものだった。悔やまれてならない。

時は忘年会シーズン。幸いにもコロナ感染者は激減しており飲食店等の規制が緩和されて来たが、東京商工リサーチの調査によると「70%以上の企業が忘年会はしない」とのこと。それはそれで結構だが心配は“家庭飲酒と入浴事故”だ。「俺は若い時から酒で鍛えて来た、風呂場でひっくり返ることはない」と過信している高齢者諸君よ“入浴中の死亡事故”の90%が65歳以上の高齢者である現実を知ろう。「酒は長寿への薬とせよ、彼岸への誘い水にしてはならない」・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

茶子のスパイス研究「分断工作されていく米国」

先週の金曜日の夕食時、TVから流れてくるニュースに釘付けになった。それは昨年8月にウィスコンシン州で起きたBLM(黒人差別抗議を訴える活動家)が暴れて争乱中、街の破壊活動を防ぐためにライフル銃を持って現場を訪れた当時17歳の少年が巻き込まれた事件だった。デモ参加者から追われ転んだ時に銃を奪われそうになり恐怖を感じ引き金を引いてしまいBLM側の白人2人をアクシデントで発砲してしまったのだ。それによってその白人2人は亡くなってしまった。

私はその事件を殆ど知らなかった。ただ、先週その裁判を見た時に幼さがまだ残る無垢な少年に気持ちが揺さぶられた。判決は無罪だった。その瞬間、彼は泣き崩れ呼吸困難で立てなくなった。あれは芝居だと後からCNNが言った。私の目には、どうひっくり返ってもそうは見えなかった。何の裁判なのか、何が起きたのかは、わからなくても何か大きな米国を揺るがすような判決だったのではないかと瞬間その時に感じた。そこで、ここの家のMrs.に聞いてみた。Mrs.は “あれは黒人差別なのよ”と。どこまでわかっているのか、やや認知のMrs.はそう言った。日頃からMrs.は“私は黒人に生まれなくて良かった。黒人の人は差別されてかわいそう”と言っている。

日系人だからという理由で差別された経験を持つ彼女にとっては同情する気持ちがあるのだろう。私は“全員じゃないけれど黒人は自分の立場を利用している人もいるから”と言ったら珍しく“I don‘tthink so “ そうは、思わないわ。と言った。朝から晩までTVの前でCNNやNBCなどの放送を聞いていたら認知であっても洗脳はされるのだな~と思った。しかしながら、もう94歳だし家の中だけが彼女の生活だから私が意見を言っても理解は出来ないだろう。その後、すぐに、この裁判の事を調べてみた。昨年は、このLAでもBLMの活動家が宝石店や商店街を襲ったり放火をして暴れていた。仕事も無いのにリトル東京のホテルにたくさんのBLM支持者が泊まって毎朝抗議活動に参加していた時期もあったらしい。その宿泊するお金は?と言うと関係者の友人からの情報だと赤い国の人達からの支援を受けているらしいと、、、これは本当かどうか聞いただけで証拠を見ていないので断定は出来ないけれど、、、、。どうも、私にはこういう活動家の背後霊のような存在がちらついてしまう。

それにしても、この1年、少年の家族に対する恫喝はもちろんの事、裁判中、この少年の2人の弁護士に対する脅迫、そして民主党側の裁判官にまで左派マスコミからの中傷誹謗、BLM活動家から“お前を血で染めてやる”と手紙が届き嫌がらせが絶えなかったらしい。それでも2人の弁護士は淡々とリットンハウス少年が無実であると言う証拠を集めては裁判官に提出していったらしい。裁判中もヤジが飛んだらしいが裁判官は“黙れ”と一括し外野の声に惑わされず今まで貴方が見た過程と証拠を見て静かに判断してくださいと陪審員の人に声をかけたらしい。25分の証拠ビデオを見れば誰も何も言う事は出来ないほどの証拠も提出されたのだとか。無実になったリットンハウス少年は今後看護師になりたいという夢を持っているらしい。裁判官はその夢に向かって努力し頑張りなさいと言った。リットンハウス少年や家族は今後自分たちの故郷を離れなければ命の危険があって他で暮らす事になりそうだ。裁判官は彼らの住所は今後、隠すように指示したらしい。

ああ、そうだったのかと調べているうちに状況が見えてきて感動した。米国にも、まだ正義は生きていたのかと、、、、
2人の勇気ある弁護士と裁判官に感動した。戦いは、これからも続く。今度はこのリットンハウス少年の反撃が始まるようだ。

スパイス研究家 茶子

ジャズライフ Charles Lloyd Quartet “Mirror”

ドーパミンは生きるために必要なやる気を促し、幸福感をアップさせるホルモンです。ドーパミンの分泌が活性化されると学習能力や仕事能率のアップも期待できます。ドーパミンを自然に出してやる気を出す具体的な方法は・・①心拍数を上げる運動をする②タンパク質が豊富な食品を食べる③新しいことにチャレンジする④好きな音楽を聴く⑤適度に日光を浴びる・・・があります。これらは科学的に証明されていることだそうです。私がこれらのことをあまり意識せずにやっていることが毎日をワクワクして楽しく生きるために役立っていたことがわかりました。好きなジャズを聴いているとドーパミンが分泌されてなにか面白いことをやろうという気になっていたんですね。
Charles Lloydは初めて紹介するサックス奏者です。Charles Lloydは70歳代ですが、高い演奏技術を持った30歳代のメンバーで構成されています。サックスがメインですがピアノ、ベース、ドラムもバランスの良いおしゃれな音のヨーロピアンジャズです。

Charles Lloyd Quartet “Mirror”

1-I Fall In Love Too Easily 5:00
2-Go Down Moses 5:59
3-Desolation Sound 7:03
4-La Llorona 5:34
5-Caroline, No 4:02
6-Monk’s Mood 5:01
7-Mirror 6:42
8-Ruby, My Dear 5:25
9-The Water Is Wide 7:20
10-Lift Every Voice And Sing  4:28
11-Being And Becoming, Road To Dakshineswar With Sangeeta 7:02
12-Tagi 9:27

Charles Lloyd (ts, as, vo)
Eric Harland (ds, vo)
Jason Moran(Piano)
Reuben Rogers(Base)

編集後記「飲酒コントロールできています」

飲酒量をコントロールできるようになってきました。エクセルで日々の飲酒量を記録してアルコール摂取量を計算しています。アルコール摂取量を一日平均10グラムになるようにしています。ビールが飲みたいときはアルコール0.7%のやつにしています。360ml飲んでもアルコール摂取量はたったの2グラムです。もし麦焼酎が飲みたいときは50ml(25度)くらいをお湯割りして飲んでいます。これでアルコール摂取量は10グラムです。20グラムを超える日があっても飲まない日をつくるか0.7%のビールにすれば平均値は下げられます。せこい飲み方のように見えますが、これでも美味しく飲めています。《R.O.》

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