雑貨屋ウィークリー1342号

雑貨屋のひとり言「第6波」

2週間前の日曜日、神戸三ノ宮に行きました。昨年の夏以来でした。三ノ宮の中心であるセンター街や元町の中華街などものすごい人で驚きました。コロナ禍になる前の人出に戻っているのではないかと思いました。昨年末までデルタ株感染者が大きく減ってきて気が緩んでいたことや長い間、自粛生活が続いた反動も重なっているのだろうと思いました。ただオミクロン株の感染者が少しづつ出始めていたので、まずいことにならなければいいけどなあと思っていました。案の定、その心配は的中してしまい感染者数が桁違いで毎日過去最高を更新する急激な増加となっています。この数字を見てみなさんあらためて注意をし始めていると思いますが、一旦緩めるとなかなか元に戻らないようですね。私たちの身近なところでコロナ感染が迫ってきています。先週、私たちは3回目のワクチン接種を受けることができましたが、効果があることを願っています。《R.O.》

川柳(東京・成近)

(川柳)

二人三脚ロボットと息が合い

ロボットによくできましたねと言われ

ロボットのタクトで社歌が勇ましい

少子化を見据えロボット腕まくり

ロボットとインコ会話が弾んでる

「ニュースひとりよがり」

「技術の進歩」

すごいな - 昔のカンニング

「後継者難」 

ロボットを育てよう - 孫正義

「おもてなし」 

人手なしで - 北京五輪選手村食堂

河合成近

龍翁余話(715)「豆まきの思い出」

ご承知の通り「2月」の別名は「きさらぎ」。一般的に「きさらぎ」は「如月(にょげつ)」と書く。寒い冬が終わり春に向かって万物が動き始める時期、と言う意味だそうだが、もう1つ、まだまだ寒さが厳しいので、衣を更に重ねて着る、と言う意味で「衣更着」と書くこともあるそうだ。「衣更着」のほうが現実的(生活的)だが、翁はやはり詩的な趣があって美的な感覚を覚える「如月」のほうが好きだ。

今年の『立春』は2月4日――『立春』とは“寒い時期が終わり春に向かって万物が動き出す時期”と言われているが現実的には“東風(こち)吹く春寒、なお厳しく”である。その『立春』の前の日(2月3日)が『節分』。本来『節分』とは、季節の変わり目である立春・立夏・立秋・立冬それぞれの前日のことを言うのだそうだが、近年『節分』と言えば『立春』の前日を言うようになって来た。そして『節分』と言えば『豆まき』である。冬と春の変わり目には“邪気”が入りやすいと考えられていたため(その根拠について翁は知らない)“邪気(鬼)”を追い払う行事が生まれた。それが『豆巻き』である。昔々、人間とは思えない怪力・恐ろしい面体(めんてい)で悪事を働く奴を“鬼”と呼んだらしいが、もともと“鬼”とは目に見えない恐怖をもたらすもので、病気や災害などを引き起こすのは全て“鬼の仕業である”と考えられていた。『豆まき』は“鬼を射る”と言う意味合いから“炒り豆”が使われる。一般家庭では、炒った豆を神棚にお供えし、夜になって「鬼は外、福は内」の『豆まき』を行なうのが正式だそうだ。一般家庭の『豆まき』は“夜になってから”だが、著名人を招いて行なう神社仏閣の『豆まき』は(早朝に神仏への“お供え儀式“を済ませ)昼から午後5時ごろまで明るいうちに4~5回行なう。著名人を見る目的もあろうが参詣に訪れた大勢の善男善女を前に、晴れ着を着た人気力士や他のスポーツ選手・芸能人・文化人たちがトレーお盆に乗せた(小袋に入れた)豆をまくシーンを、よくテレビで視かける。神社仏閣には”鬼“はいないので「鬼は外」とは言わないで「千秋万歳、福は内」と唱えるそうだ。(千秋万歳とは”長い歳月の繁栄や長寿を祝う言葉)。全国的にコロナウイルス(オミクロン)の感染拡大で「まんえん防止等重点措置」の適用が34都道府県に及んでいる折(1月29日現在)神社仏閣での著名人を招いての『豆まき』はもしかして中止、または規模縮小になりそうだ。

翁、子どもの頃の『豆まき』の思い出はいろいろある。大東亜戦争(太平洋戦争)が厳しくなると翁が生まれ育った田舎町でもしょっちゅう空襲警報が出され、その都度、防空壕に逃げ込んでいたが、その時、背嚢(はいのう=リュックサック)の中に着替え・タオル・赤チン(殺菌・消毒液)・腹薬などのほか常備食として必ず“かんころ餅”(サツマイモを薄く切って、日干ししたもの)と“炒り豆”(大豆)を持たされていた。大人たちは口々に「鬼畜米英」(鬼畜=残酷・非道な人間)と罵って“炒り豆”を1粒だけ(防空壕の)外の夜空(敵機)に向かって投げつけていた。『節分』でもないのに“鬼退治”(米英撃退)をしたかったのだろう。今思えば笑い話だが・・・それと1粒しか投げなかったのは、田舎でもすでに食糧難の時代に入っていて1粒の豆でももったいなかったからだろう。

戦後、我が家でも『節分』の『豆まき』が復活した。『豆まき』は各家庭でそれぞれやり方があるだろうが我が家では朝、福豆(炒った大豆)を三方(神様への供え物を入れる器)に入れて夜まで神棚に供えておく。夕食を済ませた後、家族全員(当時は7人家族)で『豆まき』作業に入る。神棚にお供えしてある(福豆を入れた)三方を母が下げて小脇に抱え、まず玄関戸を開け外に向かって母が(ごく少量の)豆をまく、同時に(皆で)「鬼は外」と叫ぶ。(鬼が舞い戻って来ないうちに)直ぐに玄関戸を閉め、今度は内に向かって「福は内」。それから皆で奥の座敷の縁側に移動し雨戸を開け裏庭に向かって「鬼は外」、そしてまた急いで雨戸を閉め今度は座敷に向かって「福は内」(玄関戸や雨戸の開閉は、いつも龍少年の役目)。そして、いよいよ(1年の厄除け、招福を願って)福豆を食べる。一応、歳の数+1粒(何故、プラス1粒なのか翁、いまだに理由を知らないが・・・)。歳の数プラス1粒どころか、三方に残っている福豆を(兄・姉2人、龍少年の)4人の子どもたちが奪い合う賑やかな情景が、今でも懐かしく思い出される。

さて、翁が自発的に『豆まき』をするようになったのは、実は(遅ればせながら)今世紀に入ってからのことである。近くのスーパーだったかコンビニだったか忘れたが、“炒り豆”(180g)を1袋買って来て、夜、1握りの豆をベランダへ「鬼は外」(子どもの頃を思い出して)直ぐに戸を閉め、また1握りの豆をリビングに向かって「福は内」――ところが、翌日から実に厄介な事態が起きた。翌朝(早朝)、やたらベランダが煩いので覗いたら何と4,5羽のハトが豆を拾っている(つついている)ではないか。マンション規約に「犬・猫・鳥類等のペット飼育禁止・ベランダ等でのハトへの餌やり禁止」などが書かれている。そうでなくても翁はハトの糞害には(以前住んでいたマンションで)イヤと言うほど難儀した経験がある。いくら追い払ってもハトの奴、性懲りもなくやって来る。マンションの管理人に“ハト撃退法”を教えて貰い、(あれこれ手を尽くして)約1ヵ月後に、やっとハトとおさらば出来たのだが、これに懲りて翌年からの『豆まき』は1粒だけつまんで「鬼は外」と言いながら外に投げるマネ。戸を閉めてからリビングへも1粒だけつまんで「福は内」(前の年、リビングの掃除が大変だったから)・・・そのようにして毎年の『豆まき』は1粒まき(内外1粒ずつ)にしたので、実は(恥ずかしながら)冷蔵庫の奥の方に20年前の“福豆”(福岡県朝倉市N社製)180g袋に沢山の豆が残っている。賞味期限はもうとっくに過ぎている。こんなに古い”炒り豆“では「無病息災・招福」の効果もあるまいから、今年は新しく買い求めなければ――それにしても、(神社仏閣でも一般家庭でも)昨年と今年の”鬼”は間違いなく“(各種)コロナ”だ。皆で、大声で叫ぼうではないか「コロナ野郎、地球の外へ消え失せろ」・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

茶子のスパイス研究 「ハニートラップ」

赤い国のハニートラップに引っかかった日本人は、どれだけいるのだろう、、、、
私がLAで営業の仕事をスタートさせて間もなく、ある会社のLA支店長の方と仕事の打ち合わせをしている時の事だった。その支店長の方はLAに単身赴任でいらしていて次の週はその赤い国に出張があって行かなくてはならないのだけれど憂鬱だと。

何が大変かと言うと仕事より読まなくてはいけない資料があって、それが大変なのだと、仕事の資料よりも分厚いファイルを指さして言った。それは全て赤い国での注意事項が書かれてあるのだと。その時は意味が良くわからなかった。しばらくして、その方が赤い国からの出張から戻られてお会いした時にその支店長の方が話してくださった。その注意事項と言うのはハニートラップに引っかからないようにする為のファイルだったようで、それは驚きの連続だったようだ。ホテルから食事に行くまでの1ブロックでもホテルでもお誘いがあの手この手でやってくるのだそうだ。会社が事前に作ったマニュアル通りにその場所、場所でハニートラップは現れアプローチしてくるのだそうで、その罠に引っかからないように神経をすり減らしたのだそうだ。自分は無事で良かったと。当時は、そんな事もあるのだな~とあまり気にとめなかったが昨年、米国で共和党も民衆党の中にもその赤い国の工作員にひっかかった議員の名前と写真が実名で出ていた。もちろんハニートラップは赤い国の国策としてやっているわけだ。少しでも自国に有利になるように外国の政治を動かすために昔からやっている手法だ。先日、LAの友人とスカイプで話していたら赤い国に男性社員2人で出張に行った時、やはり美人ばかりを揃えて接待されたらしい。

一人は“ワ~皆、美人揃いだ”と褒め、もう一人は無言、無関心の態度だったらしい。その後、その無関心だった人の横には美形の男性が座ったのだそうで、その話を聞いて笑ってしまった。本当にあの手この手なのだな~と。最近、米国から今の日本の政権の中心にいる親中派の人の実名があげられた。特に赤い国と深い関りを持っている5人。その名前はネットでも出回った。名誉棄損と言うのなら訴えたらいい。米国も相当調べたのだと思う。その中の一人などは秘書に国民の税金を使って赤い国の美人秘書を雇っていてその工作員女性は国会議員会館、宿舎など自由に行き来していたらしい。こんな大事な事をメディアはしれ~とだんまり。それを米国から、すっぱ抜かれて恥ずかしくないのだろうか、、、米国でもこれだけ大学やら研究所、国の政策に影響を与える要所に赤い国の工作員が入り込み浸透されているのだから日本でも当然の事、むしろスパイ防止法の無い日本は一番、赤い国から浸透されているだろう。日本の安全保障に関わる技術や情報がだだ洩れしている事に米国は激怒した。もう、思いっきり疑われている。北からバンバン日本に打ち込まれているミサイル技術も日本から漏れている事は米国も調査済みだ。

日本は、人を騙してはいけないと教育される。赤い国は騙される方が悪いのだという教育だ。日本は半導体の技術も医療も農業もあらゆる技術をただであげてきた。私が以前米国で務めていた日系の会社でも技術提携と言う形で赤い国で工場を作り精密機械を作り始めた。当時その赤い国で組み立てた新しい商品は見事に全部、返品になり私はクレーム処理に追われた。ヨーロッパでも赤い国で組み立て製造された商品はクレーム続きで責任者の人はクレームを聞きすぎて耳が聞こえなくなるくらいストレスがあったらしい。当時、日系の会社も赤い国に買い取られていく現状を見ていてその勢いはすごかった。居抜きという形でトップは赤い国から来た人が座り経営方針はガラリと変わった。その頃、会った中で赤い国から派遣されて来た責任者の人の目が印象に残っている。全く無表情で冷徹な目。おそらく共産党幹部の一人だったのだと思う。全ての決定権をはく奪された日本人の人は言っていた。1度決めた事でも翌日はコロリと共産党に変えられる。ビジネスでも政治でもその上は全て共産党が牛耳っているのだと。世界はそんなに優しくない事を日本人はもっと知らないといけないと思う。恩を返さないまでも仇で返す国があるという事(私はチンピラやくざに乗っ取られた大陸で国ではないと思っている)幻想から早く目覚めないと危ない。

一部の日本人は、赤い国とのビジネスでいい思いをしたかもしれないけれど、その裏で日本が貧しくなっていった事は、どうでもいいのだろうか、、、漏れたミサイル技術で日本が狙われ恫喝され日米の分断も進行中の今、腹が立つ。

先日、日本に犯罪歴がある外国人が何度でも入国出来るのは法律が制定されていないからで帰国命令を出したところで何度でも難民申請すれば日本に滞在出来るのだそうでそういう犯罪歴のある人達の再犯率の高さを外国人犯罪専門の人が語っていた。社会福祉の費用も外国人が肝心な日本人より使いまくり、おかしな事態になっている。一定の外国からの留学生特別予算や生活費の枠を推し進めてきたのはハニートラップの力が働いているのだろうか、、、今何が起きているのか真実を伝えないメディアの責任も大きい。だからTVの視聴率は下がり新聞の購買率も下がっているのだ。

スパイス研究家 茶子

ジャズライフ Tristan Melia Trio “No Problem”

ロスに赴任したころアメリカ人の相棒といつもいっしょに仕事をしていました。彼の口癖は”No Problem”でした。仕事でラスベガスに行ったとき、混んでいるレストランに予約なしで入ろうとするから、「予約してないのにどうするの?」って聞いたら、彼は「No Problem」と言って、受付に行き交渉して席を確保してきました。予約などしていないのに予約をしてたとハッタリを押し通したようです。よくもそんなことを考えつくものだと感心したものです。当時、私たちアジア人がそんなことをやってもうまくいかないと思いましたが、白人は違っていたんですね。”No Problem”というフレーズを聞くと彼のことを思い出します。
今週はトランペットではなくピアノトリオのアルバムです。
フランス南部の街ニーム生まれのTristan Meliaのデビュー作”No Problem”です。小気味よいピアノトリオジャズです。《R.O.》

Tristan Melia Trio “No Problem”

Tristan Melia(piano/compositions)
Thomas Bramerie(bass)
Cedrick Bec(drums)

1.No Problem(Duke Jordan)
2.Too Young To Go Steady(McHugh/Adanson)
3.Just A Memory
4.P.P.P.
5.Dernier Espoir
6.Why Not Blues
7.C Minor
8.Maybe September(Percy Faith)
9.La Valse Du Clown Triste
10.Le Bois de Pont-Aven
11.That’s What Friends Are For(Burt Bacharach)
12.Reve en Sol Mineur

編集後記「Mouse Without Borders」

デスクトップやラップトップ等、2台のPCを使って作業されている方がおられると思います。私は2台のWindowsPCを用途別に使っています。当たり前のことですがこれら2台のPCには別々のマウスとキーボードでの操作が必要です。ワイヤレスでもキーボードとマウスが二組もあるとデスク上のスペースがとられますし、使い分けをしなければならないので使いづらいものです。これら2台のPCを一つのマウスと一つのキーボードで操作したいと思っていて、実現する方法をいろいろ調べてみました。”Mouse Without Borders”というマイクロソフト製のユティリティソフトを使うと簡単にできることがわかりました。このソフトウェアを2つのPCにインストールしメインのPCのセキュリティーキーをもう一つのPCにも入れるだけで共有ができます。マウスのカーソルをディスプレイ間で移動させることで切り替わります。ママウスはシームレスな動きです。さらにすごいのはディスプレイ上でファイルでもテキストでも別のPCにコピーペーストできることです。開いたファイルの内容の一部をコピーしそれをもう一つのPCのファイルにコピペすることができます。ファイルをコピペする場合はMouse Without Bordersのフォルダが作成されそこにコピーされます。”Send Anywhere”のようなファイル転送ソフトを使ってファイル転送をしなくても済むのが画期的です。作業効率が大きく向上すると思います。PCは最大4台までつなげられます。このシステムを使うにはPCが同一LAN上にあることが条件になります。注意点があります。サブになっているPC(キーボードとマウスがつながっていないPC)が一定時間経過でスリーブ状態になる設定にしていると起動状態に戻す時に戻せなくなるので、この設定を『なし』にしておくことをおすすめします。Windowsのアップデートなどで設定が変わる可能性がありますのでもし動かなくなったらそれをチェックしてみてください。コストをかけずに簡単にできる方法ですので試してみてはいかがでしょうか?
YouTubeでインストールから設定の仕方までわかりやすく解説されています。
2台のパソコンを一組のマウス・キーボードで操れる超便利な無料アプリ
《R.O.》

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