雑貨屋ウィークリー1329号

雑貨屋のひとり言「期日前投票」

いよいよ今日は衆議院議員総選挙の投開票日です。水曜日に近所のショッピングモールで期日前投票所が開設されました。私もワイフと二人で期日前投票をしようとモールがオープンする10時過ぎに行ったら投票所はこれまで見たことのない長蛇の列でした。朝から夜まで連日長蛇の列で土曜日の夜まで続いていました。なぜ期日前投票がこんなに多いのかわからないですが、明らかにこれまでとは違っていました。有権者も何か変えたいという気持ちで投票日まで待てずに投票したのか、投票率も上がるのか興味深いところです。ちょっと残念に思うのは20代の全有権者数が60代の67%の有権者数とほぼ同じだということです。高齢化でいびつな人口ピラミッドは避けられないことですが、これからも高齢者を支える若い人たちのために未来に希望のある政策を期待したいものです。今日が日本の政治が変わるきっかけになってくれたらと願うばかりです。《R.O.》

川柳(東京・成近)

(川 柳)

信号無視純真な目に叱られる

理不尽に我慢を諭す目の涙

カラットがお喋りの輪の目を集め

激突を漁夫の利狙う目が煽る

末席の異議ありにドン目が座り

(ニュースひとりよがり)

「賞味期限」

投票日まで ―各党公約

「各候補者どの」

ヤクルト飲んで勝ち抜こう ―スワローズ

「ロッテ残念」

バンザイをしそこなったね ―グリコ

河合成近

龍翁余話(702)「陸上自衛隊広報センターへ行く」

埼玉県朝霞駐屯地にある「陸上自衛隊広報センター」の入り口に建っているこのモニュメントの表題は『未来』――「人型」は守るべき家族(国民)と国家を、「着物」の5筋は(陸上自衛隊の戦略部隊)北部・東北・東部・中部・西部の5つの方面隊を、「襞」(ひだ=衣服などにつけた細長い折り目)の流れは、未来に続く時空を、「子供」は未来への発展を(それぞれ)表現している――と説明文に書かれている。「陸上自衛隊創隊50周年記念モニュメント」とのこと、防衛庁・自衛隊の発足は1954年(昭和29年)だから建立は多分2004年(平成16年)頃であろう。

根っからの“自衛隊ファン”である翁は、これまでに国内数か所の自衛隊駐屯地・基地を(取材撮影や見学で)訪問しているのに、近場にある埼玉県朝霞駐屯地に行くのは初めて。当駐屯地の敷地内にある博物館『陸上自衛隊広報センター』の存在は知っていたが、勿論見学するのは初めてだ。“コロナ禍”のこの時期、見学は、1週間前からインターネットで申し込む。実は、翁も11月1日の「自衛隊記念日」の前に見学したくてインターネットで申し込み、実現した次第。見学時間は午前の部が10時から11時30分まで、午後の部は14時から15時30分まで。曇り空の某日、翁は東武東上線「大和市駅」からタクシーで10時前に到着、玄関口で待っていたら制服の女性隊員が出迎えに出てくれた。階級を訊いたら“1等陸曹”。小柄だが、きびきびした応対ぶりに頼もしさを感じる。

さて、センター内の1階の「展示ゾーン」には、大型ヘリコプター(写真左)や16式機動戦闘車(写真右)が展示され、コックピット(操縦席)内の機器類(写真中)をじっくり見ることも出来るほか、落下傘部隊の品々、70㎜空対地ロケット弾、20㎜機関砲弾などの実物が展示されている。

「展示ゾーン」の南側から「屋外展示場」へ。そこには各種戦車(74式・75式・87式・89式・94式)(写真左・中)や多用途ヘリ、中距離多目的誘導車が展示され、まさに“圧巻”。中でも翁が特に足を止めたのは「94式水際地雷敷設装置」(写真右)水陸両用車で海岸線に地雷(機雷)を敷設する車両である。翁が何故、この車両に関心を寄せたか。実は、この車両が2011年の東日本大震災の時、敷設装置を取り外した水陸両用車の荷台にダイバーを乗せ、福島県相馬港周辺沿岸での行方不明者の捜索に使用された、つまり”人命救助“に活躍した車両であることを知ったからだ。写真を撮りながら「ありがとう」と呟いた。

2階――ここには陸上自衛隊の「歴史」や「任務」(国土防衛・災害派遣・東京オリンピック協力・国連平和維持活動やPKO協力法による海外派遣など)の実績(写真と説明文)が展示されている。それらの内容については改めてここに紹介するまでもなく、すでに国民の多くは“自衛隊への感謝の念”を抱いているところ。翁がいつも吼えている「憲法に自衛隊の存在を明記すべき」の思いを更に強くする。

見学のフィナーレは,臨場感溢れる立体映像でフライトシュミレーターや射撃シュミレーターが体験出来る「VR(ヴァーチャル・リアリティ)室」。担当官から“VRゴーグル”(3D用メガネ)の操作説明があった後、いよいよVR開始だ。「戦車走行」「近迫射撃」「洋上艦艇」など8つのジャンルがあるが、その中でも、特に翁が懐かしさを覚えたのは「空挺降下」と「戦闘機操縦」である。古い話だが1965年(東京オリンピックの翌年)、翁は千葉県習志野駐屯地(「第1空挺団」を取材した。“東洋の魔女”の主将として東京五輪の女子バレーを優勝に導いた河西昌枝さんと結婚したばかりの第1師団小隊長の中村和夫2尉(当時)の「空挺降下」を撮影するためである。しかし、残念ながら当日は悪天候で急遽撮影中止。そこで中村2尉をインタビュー。昔の話だから記憶が曖昧だが「空挺団は敵地に侵攻する最も危険で困難な任務。340mの高さ、時速210キロで飛行するヘリから降下する。降下から4秒でリップコード(落下傘を開く紐)を自分で引く。着地まで9秒。予定降下地点に着地後、速やかに傘を畳んで次なる行動へ」翁、「VR空挺降下」を見ながら中村2尉との出会いを懐かしく想い出した。もう1つ――翁、1999年と2001年の2回、航空自衛隊入間基地(埼玉)から硫黄島へ飛んだ。その時、コックピットの中でキャプテンと2人のパイロットのやりとり(命令と応対)、操縦等を撮影させて貰った。「VR戦闘機操縦」を見ながら戦時そのままの緊張感漂う3人の“空の防人”の姿を思い出した。

衆院選は終わった。新政権は「コロナ対策」「経済対策」も勿論重要だが、翁はもう1つ「自衛隊明記の憲法改正」を強く要望する。国会議員諸君に告ぐ『陸上自衛隊広報センターで今一度、自衛隊の歴史と任務の重さを学習せよ」・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

茶子のスパイス研究「赤く染まるカリフォルニア」

かつて、たくさんの日系人が購読していたローカル新聞。毎年、読む人が少なくなって読むページ数も少なくなっている。私のクライアントさんの中でも今ではたった一人しか、その新聞を購読していない。その他のクライアントさんは“読む所も少ないし第一いつも遅れて郵送されてくるから新聞の意味がないわ“と言って辞めた。今では週2回、まとめて、その新聞は送られてくるらしい。

そんなわけで私もそのローカル新聞を見る機会が少なくなった。数日前、久しぶりにクライアントさんが読んでいたそのローカル新聞を見ていて気になった記事が3つあった。それは、ダウンタウンの一角に建設されるホームレス用の19階建ての住宅。2023年12月に完成予定らしい。今後、このプロジェクトはあちこちで始まるのではないだろうか、、、今、国境を越えて難民や移民がイリーガルな形でメキシコの国境からサンディエゴへ、またテキサスの南から北上しているらしい。そういう人身売買のような組織も存在しているのだとか、、、それと同時に麻薬の密売も増えているらしい。

そういう人が米国に入ってきても仕事が無ければホームレスになる。そういう人を助ける事よりも米国で仕事を失った人たちや諸々の事情で生活に困窮している人を助けるのが先なのに、、、日本の生活保護者に外国人が多いという事は良く聞くがそれと似通っているように感じる。そして、そういう外国人達には人権弁護士や役所に交渉しにいく組織が付いているのだ。どこの国の為に働いているかわからない社会福祉を掲げる政党のバックにも疑問に思う事が多々ある。

2つ目の記事はLAの市長が1871年に中国人18人が白人によって虐殺された事による謝罪をし200万ドルを寄付する事になったという話。また何か銅像でも建てるのだろうか、、、、何が原因でそういった事件が起きてしまったのか詳しくはわからない。謝罪とお金と銅像。どうしても私には他の例が頭に浮かんでしまう。

3つ目はチャイナタウンをはじめ中国人組織の強いサンフランシスコで活躍する中国人のジャーナリストがアジア系アメリカ人に対する差別問題について語っている事が出ていた。前にも書いた事があるがアジア系アメリカ人と日系人が一括りされる事に私は違和感を覚える。ここカリフォルニアのジャパニーズアメリカンはおとなしい。日本のお祭りもいつの間にかアジアンフェスティバルになり日系人が寄付とボランティアで作られた高齢者のためのアパートや住居なども日系人がなかなか入れないし、少ない。

残念な話だけれど袖の下をもらって、ある国の人を優先して入れていたという事がバレて辞めさせられた日系人のマネージャーがいたと聞いた事がある。とにかく呑気な日本人や日系人にも最近赤い国で作られた法律の“国防動員法”というものが一体どういうものなのか知って欲しいと思う。情報戦ではいつも日本は負け工作され続けているのだから、、、、

スパイス研究家 茶子

ジャズライフ Grover Washington Jr. ”All My Tomorrows”

Amazon Musicを使い始めて5年以上になるでしょうか。もともとAmazonで買い物をした際、送料が無料になるということでAmazon Prime会員になりました。会員になるとAmazon Musicが無料で聴けるというのが一番の魅力でした。しかし無料で聴ける曲(私にとってはジャズ)には限界があったのでAmazon Music Unlimitedにしました。月額780円、年間払いで7800円です。音質がよくなりHDやUltra HDになっています。残念ながらどのくらい音質が良くなっているのかわかりません。
クラウド、サブスクリプションAmazon Musicは私にとって未知の世界が広がる有意義なものになっています。先日、ワイフにAmazonからの請求額が2ヶ月前から1480円になっていると言われチェックしてみました。いつのまにかファミリー会員になっていました。覚えがないので、Amazon Musicの設定画面で個人会員に変更しました。何故そうなったのかわからないのですが、Amazon Musicを使っている方は確認されたほうがいいと思います。
今週はGrover Washington Jr.の”All My Tomorrows”を選びました。さわやかなサックスが耳に心地いいジャズアルバムです。《R.O.》

Grover Washington Jr. ”All My Tomorrows”

1.E Preciso Perdoar :: One Must Forgive
2.When I Fall in Love
3.I’m Glad There Is You
4.Happenstance
5.All My Tomorrows
6.Nature Boy
7.Please Send Me Someone to Love
8.Overjoyed
9.Flamingo
10.For Heaven’s Sake
11.Estate (“Ess-Tah-Tay”) (In Summer)

編集後記「貯金箱の小銭」

貯金箱に硬貨をいっぱい入れて楽しんでいる?方がいると思います。いっぱいになった大量の小銭を使うときはどうされますでしょうか。大量の小銭だと店では使えない(断られる)可能性があります。使う前に硬貨をお札に両替するか、銀行(郵便)口座に入金する必要があります。これまでは口座のある銀行であればある程度の枚数までは無料で両替ができていましたが、最近はずいぶん制限があるようです。小銭が大量にあるかたは、両替すると手数料がかかるので前もって調べたほうがいいと思います。1円玉500枚を両替したら550円取られるということもあるので気を付けましょう。最近はキャッシュレスで買い物をするので、小銭を使うことが減ってきています。貯金箱に入っている硬貨は今から意識して使うか両替して口座に入金しておいたほうが無難だと思います。《R.O.》

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