雑貨屋ウィークリー1325号

雑貨屋のひとり言「カツオ節」

サラダとカツオ節をいっしょに食べるととても美味しくいただけます。カツオ節は本当に素晴らしい和食文化だと思います。カツオ節は近所のショッピングモールで買っています。以前、その売り場でカツオ節を削っているところを見たことがあります。2週間ほど前、その売り場に行ったらカツオ節が並んでいませんでした。買いに来たのが遅いので売り切れたのだと思っていました。それからほぼ毎日そこを通るたびに売り場を覗いたのですが売られておらずそんな日が続きました。カツオ節を削っている人が病気にでもなったのかなと心配していました。先週、いつものようにそこを通ったらかつお節が並んでいたので、やっと戻ってきたんだと思いました。残り少なくなっていたので私のように待ち侘びたカツオ節愛好家が買っていったのだと思いました。こんな素晴らしい食品があることに感謝です。《R.O.》

川柳(東京・成近)

 ( 川 柳 )

次の座を狙う助言が生臭い

読み違い知らず香車が突っ走る

その先のまさかを知らぬ王手飛車

後略のそこの本音にしてやられ

乱気流洞ヶ峠も雨になる

(ニュースひとりよがり)

「影響力」

安倍親方になりたい ―白鵬

「宣言解除」

マスク ― もういいかい

コロナ ― まーだだよ

「〝小石河〟完敗」

〝あべかわ〟でいくべきだった ‐河野陣営

河合成近

龍翁余話(698)「新首相への期待」

自民党総裁選が始まって以来、翁たちシニア・グループの間では(メールや電話で)かなり熱のこもった人物(候補者)評と“票の行方”の論戦が行なわれて来た。それは、総裁選が単なる自民党のお家騒動ではなく、日本のリーダー(内閣総理大臣=首相)を決める選挙だから熱も入る、と言うものだ。グループは翁をはじめ、いずれも後期高齢者ばかりだが、かつてはそれぞれの分野で(社会的に)活躍して来た連中ばかりだから、各候補者の人物像・政治理念・政策に対する考察は、それなりに厳しい目を持っている。したがって“論戦”と言っても与野党のような“揚げ足の取り合い”“重箱のゴミの探り合い”ではなく、かなりの客観性(国家性・国際性)を踏まえた意見交換であった。但し翁の場合は正直、データ性に乏しく、どちらかと言うと“翁との思想の合致性”・“日本語の表現力“・“人間的好き嫌い”(それほど”嫌い“と言う人物はいなかったが)・“首相としての見栄え”などが評価の割合を大きく占めていたように思う。グループ内論戦の最中、翁は「外交・防衛・憲法・コロナ・経済・福祉などの政策は私の考えとほぼ一致しているし第1、メリハリの効いた“しゃべり方”がいいし、“見た目”もいいので岸田文雄を支持する」と言って来た。その岸田が選出されると早速、仲間たちから“よかったメール”が届いた。だが“本当に彼でよかったのか?”別に翁が気を揉むことではないが『新総裁(いずれは首相)への期待』と同時に、今後、国民の1人として(新総裁(新首相)、及び自民党への)厳しい“監視の目”が更に必要となって来ることは確かだ。早速だが、岸田が記者会見で訴えた“政治理念と政策”の中から、翁流の批評を試みてみることにする。

『政治姿勢』――「私は国民の声をよく聞くリーダーでありたい」。勿論、世論尊重はいいことだが「聞く」だけなら誰でも出来る。要は「世論を、どのように政策に活かし、どのように発信(政策化)するか」である。つまり“首相としての考え”を明言し、強力なリーダーシップを発揮することが出来るかどうかだ。

『党改革』――「党内のガバナンス改革として、比例73歳定年制堅持・党役員の若返り・党役員の任期を1期1年、連続3期を限度として権力の集中と惰性を防ぐ」と言った。勿論、“若返り”は歓迎だが、ベテラン議員の豊富な政治経験や国際社会での顔をうまく活用することも必要だろう。但し派閥の古狸(親分)たちの“横車”に押されぬように。

『コロナ対策』――“コロナ禍”に振り回されて来た日本列島、誰が首相をやっても“完全鎮静”は不可能。その意味では菅は貧乏クジを引かされ、気の毒ではあったが「安心・安全、専門家の意見をよく聞いて」しか言えなかった頼りない(発信力のない)首相であった。そこで岸田は「人流抑制、病床・医療人材の確保について、国と自治体がより強力に取り組めるような法改正を行なうと同時に、経済・社会活動の正常化に向けて電子的ワクチン接種証明を積極的に活用する。“ウイズコロナ時代”における経済・社会活動の在り方を検討する新たな専門家会議を設立する」と言明した。“専門家会議”も結構だが、頭でっかちなセンセイたちの現実離れの理想論(机上論)に振り回されて政策(英断)無き聴取(誰かのような「専門家の意見をよく聞いて」)だけに終わらないことを願う。

『経済政策』――日本列島は“コロナ禍”で格差が拡大している。そこで岸田は「成長と分配の好循環による新しい日本型資本主義を構築する」と言った。そのための戦略や戦術は語っていないし、このままでは“絵そらごと”にしか思えない。だが「民間企業の新規事業へのチャレンジを大胆に支援する。子育て世代への住居費・教育費支援などで中間層を拡大し“令和版所得倍増”を目指す」は、かなり具体性のある意気込みを感じる。

『外交・安全保障』――「覇権主義が勢いを増す中、東シナ海、台湾海峡、南シナ海などの課題には米国、豪州、欧州、インドなど基本的価値観を共有する国と共に毅然と対応して行く。我が国の領土・領海・領空を断固守り抜く覚悟で海上保安庁の能力強化、自衛隊との連携強化を進め国家安全保障戦略の改定(海上保安庁法や自衛隊法の改正)などに(本腰で)取り組む」。翁はこの“覚悟”を大いに期待するが、『北朝鮮の”火遊び“(ミサイル)問題と拉致問題』、『北方領土問題』、『竹島問題』にどう取り組むかの”覚悟“も知りたい。

『憲法問題』――「(従来、自民党が掲げている)“自衛隊明記“、”緊急事態条項創設“、

”参院選の合区解消“、”教育無償化“のいわゆる”改憲4項目“に関して国会議論を進め、国民投票を実現するため最善の努力を払う」に対しても翁の期待は大きい。そのほかに『皇位継承問題』『エネルギー(原発)問題』などあるが、スペースの関係でそれらは割愛する。

岸田評の1つに「上品で優し過ぎて迫力に乏しい」がある。なるほど、岸田の座右の銘は「春風接人」。調べてみたら、出典は江戸時代の儒学者・佐藤一斉(1772年~1859年)の「以春風接人 以秋霜自粛」(人には春風のように優しく接し、自分は秋霜のように厳しく慎みの心を持つ)だそうだ。(一斉の弟子には佐久間象山、渡辺崋山、孫弟子には吉田松陰、西郷隆盛らがいる)。翁も「人間、かくありたい」と思う。だが――

人間(特に政治家)には「タカ派」(強行・武力行使容認)と「ハト派」(穏健・平和主義)の2つのタイプがある。岸田は「ハト派」と見られている。見た目だけで言うと「タカ派」はアクが強いが頼もしい、「ハト派」は柔軟で人当たりはいいが、どこか弱々しく頼りない、と言う印象がある。岸田の人間性(本質)は“温厚・柔軟”で変わらないだろう。が翁は敢えて言う「首相たる者、両派を備えなければならない」と。更に言う「派閥の親分たちの顔色を窺うことなく、日本丸の船上に堂々と“岸田の旗”を靡かせ荒波を乗り切って貰いたい、それが翁の『新首相への期待』である・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

茶子のスパイス研究「正体見たり」

久しぶりに熱い総裁選挙が日本で行われた。海外にいる日本人も将来の日本の未来がかかっている総裁選挙に、かなり注目していたはずだ。日本も昨年の米国大統領選挙と同じくらい国の命運がかかっている選挙だったと思う。米国ではバイデンジャンプと言って真夜中のある時、突然トランプ大統領を上回るバイデンの票が不自然に伸びた。今回、河野ジャンプがなかっただけ良かった。そこまで日本は闇が深くない事を祈りつつ最悪の事態だけは免れ、いい人では、あるけれど、、、というインパクトの薄い岸田さんが総理になった。私の回りでは自分も含め高市早苗さんを応援していた。

今回、じっくり其々の候補の掲げる取り組みや違いを見ていて普段TVしか見ない方々はどう思っただろう。ネットでもいろいろな分析をしていて納得する事がたくさんあった。高市さんは知名度が低いからと言われていたけれど彼女の国を守る、国民の財産と命を守るという言葉はストレートに私の中に響いてきた。紙を見ながら喋る議員が多い中で自分の言葉で喋れる人は少ない。新中派議員,親韓派議員にとったら目障りでうっとおしい存在の高市さん。早くからその才能は認められながら頭を押さえられてきたようだ。今回は隣国からもだいぶ警戒され恫喝されTVやマスゴミに散々叩かれ冷遇されていた。それをTVで見事に見せてくれた。

今回の選挙で馬脚を現し正体見たりと思う議員の数々、エキサイティングだった。誰が国賊で誰が本当に国を守ろうとしているか良く見えた。それにしても腹が立つ。散々国民を裏切って自分だけ、いい思いをしてこの先まだ、シナとつるんで金儲けをしたいのだろうか、、、本当にいい加減にしてほしい。スパイ防止法の制定も急いでほしい。野党も与党も腐れ議員は辞めないだろうから制裁が出来るようにしてほしい。

今回、河野太郎さんの注目度は高市さんに続いて高かった。赤い国の共産党幹部の前で深々と頭を下げる写真や韓国の戦没者のお墓参りや仲良くシナ報道官の女性と2ショットで写真を流されたり、赤い国と関わっているビジネスの事やら怒鳴り散らす音声まで出回る有様、拉致被害者を救う会のブルーリボンを付けたり外したり、意見がコロコロ変わったり、、、あだ名もシナ太郎、キレ太郎、献金太郎、端子太郎、デマ太郎、嘘つき太郎、ちょっと思い出しただけでもたくさんのニックネームが付けられた。今私が楽しんで見ている大臣系ユーチューバープラス81チャンネルの河野大臣ものまね。すごく顔もしゃべり方も100点満点捧腹絶倒面白くていろいろ見ている。

スパイス研究家 茶子

ジャズライフ Till Bronner ”At The End Of The Day”

ヨーロッパを代表するドイツ生まれのトランぺッター、Till Bronnerのアルバムです。秋の夜に聴くのにいいかなと思う”At The End Of The Day”の紹介です。彼はトランぺッターですがヴォーカリストでもあります。彼の甘い歌声が心地よく耳に入ってきます。これまで紹介したトランぺッターでヴォーカリストはChet Beckerと日本人のフリューゲルホルン奏者のTOKUだけしか知りません。共通しているのは甘い魅力的な声だということです。《R.O.》

Till Bronner ”At The End Of The Day”

01. And I Love Her
02. After You’ve Gone
03. Human
04. I’m Through With Love
05. Summer Breeze
06. We Said It All
07. Your Life
08. I’m Only Human
09. Space Oddity
10. If I Saw You Tomorrow
11. I Wanna Be Around
12. Everybody’s Got To Learn Sometime
13. Air
14. interactiveaudion Player

編集後記 「シャッター商店街から塾の街に」

夕食後、ワイフと散歩しています。散歩コースにある英会話スクールの前を通ると、数人の大人が立っています。自分の子供の英会話クラスが終わるのを待っているのです。その中に、見覚えのある人がいました。孫のKちゃんと同じ保育園にいた子のお父さんでした。あの子も英語スクールに通ってるんだと思いました。そういえばショッピングモール内にもキッズの英会話スクールがあります。将来、世界の人とうまく話せるようになってくれればと思います。

近所の商店街は私が帰国した20年前はまだ活気があったのですが、11年前に大きなショッピングモールの出現により今ではシャッターが降りたままの店がかなりあります。でもよく見るとそれらの場所に塾や何とかスクールが入ってきていることに気付きました。しかもかなりの数があります。シャッター街から塾の街に変わっていくようです。それだけこの街には子供が多いということなんですね。《R.O.》

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