雑貨屋ウィークリー1392号

雑貨屋のひとり言「ネットの通信速度を測ってみよう」

インターネットを快適に使えているでしょうか?私はメールとネット閲覧、そしてストリーミングミュージックを聴くのに使う程度ですが、動画を観るときに時間帯によっては遅いと感じるときがあります。私の住むマンションでもインターネットを利用している人が増えているので通信速度が遅くなっている可能性があります。

動画を観る人、Zoomで会議する人、ユーチューバーで動画をサーバーにアップロードしている人など目的は様々だと思いますが、これからも通信データ量が大きくなっていくと思います。通信回線に限界があるので、通信データ量が増えると速度が落ちてきます。一般的にストレスなく通信できる通信速度の目安は10Mbps〜30Mbps程度と言われています。通信速度には上りと下りがあるのですが、上りはアップロード、下りはダウンロードで、メールの受信やWebサイトの閲覧、動画の視聴で重要なのは「下り」の通信速度になります。現在使っているPCやスマホの通信速度がどのくらいなのか確認する方法があります。Googleなどのブラウザーで”スピード”と検索すると、インターネット速度を測定してくれるサイトが出てきます。その中のサイト(例えばFast.com)にアクセスすると測定して表示してくれます。測るタイミングによって通信速度は大きく変わるのであくまで目安として活用できます。私も測定してみましたが、ストレスのかからない数字でした。(下図の表示は早朝測定したものです)最近施工されたマンションであれば初めから光ケーブルで敷設されていると思いますが、年数の経ったマンションは電話回線を利用している(VDSL回線)ために、最大で下り120Mbps上り10Mbps程度なのでこれ以上の速度は出ません。

この速度を上げるためには光ケーブルに変える必要があります。光ケーブルにすると通信速度が最大で1Gbps(1000Mbps)と飛躍的に上がります。光回線に替える場合は、配線工事が必要なのでマンションの管理組合や管理会社が住民に工事や費用の説明をして承認を得る必要があります。私の住むマンションでも光ケーブルにする検討を始めているところです。《R.O.》

川柳(東京・成近)

( 川 柳 )

温室で咲いて蝶さえ知らぬ花

反抗期蝶よ花よが仇となり

気がつけば両手の花が枯れている

もうひと花の種と知らずにポイと捨て

坪庭も律儀に四季の花咲かせ

(ニュースひとりよがり)

「コロナの死者500人超」

日本の正直者めが ―中国

「前期後期」

成人式にもあるんだ ―高齢者

「79歳大学生です」

♪いつでも夢を ―橋幸夫

河合成近

龍翁余話(764)「熊本県小国町」

15年ぶりの帰省で街並みは勿論のこと山や川、見るもの全てが童謡『故郷(ふるさと)』だ。♪兎追ひし彼の山 小鮒釣りし彼の川 夢は今も巡りて 忘れ難き故郷(高野辰之作詞・岡野貞一作曲)・・・昨年末の九州・大分県は“クリスマス寒波”による大雪だったが、2023年の年明けは毎日快晴、絶好のドライブ日和が続いたある日、翁、友人から借りた軽自動車で大分県日田市・玖珠町・九重町と隣接している熊本県小国町へドライブした。日田市から日田街道(国道212号線)を走り、途中「大山町(おおやままち)」を通過。ここは、かつて「梅栗植えてハワイに行こう」と言うキャッチフレーズで一気に農業収益を挙げたユニークな町。大分県の“一村一品運動”の原点としても知られる。

翁の安全運転で、軽自動車は(軽快に)小国町に近づくが、途中(日田市内から約17㎞の地点で)「松原ダム入口」を通る。「松原ダム」と同時に建設されたのが「下筌(しもうけ)ダム」。このダムは大分県日田市と熊本県阿蘇郡小国町にまたがる一級河川の筑後川水系・津江川に建設されたダムで、筑後川の治水・日田市への利水・水力発電を目的として建設された。そのダム建設の際に起きたのが日本最大級のダム反対運動“蜂の巣城紛争”だ。“蜂の巣城紛争”の経緯は――1953年(昭和28年)の梅雨期に九州北部を襲った集中豪雨で筑後川下流地域でも死者147人、家屋流失4,400戸(戦後最大)の大水害になった。これを受けて「松原ダム」と「下筌ダム」建設が計画され、1956年(昭和31年)建設省九州地方建設局(九地建)が「松原・下筌ダム」の予備調査を開始。このことは住民には全く知らされていなかった。住民説明会が開かれたのは1年後のこと。住民はすでに九地建に対し不信感を抱き“ダム反対”の声を挙げた。それが“蜂の巣城紛争”の始まりで、紛争当初は400人もいた反対派住民だったが、日数・月数・年数が経つにつれ“反対住民”は次第に減って行き、最終的にはこの紛争の中心人物だった室原知幸さん1人、室原さんは熊本県人の気質を表現した“肥後もっこす”(純粋だが我が強く、一度決めたらテコでも動かないほどの頑固者)の代表的人物だったそうだ。結局、“蜂の巣城紛争”は室原さんが1970年、71歳で亡くなるまでの13年間も続いたことになる。それにしても“公共事業の進め方”は古今東西、必ずと言っていいほど住民との間に摩擦が起きるが、翁が注目したいのは室原さの遺言【公共事業は、理に叶い、法に叶い、情に叶うものでなければならない】――

さて「松原ダム入口」から約6㎞(日田市から約23㎞)で目的地・熊本県・小国町に着く。日田方面から小国町への入口は「杖立(つえたて)温泉郷」だ。最初に目に飛び込むのは『ホテルH』。以前、翁もこのホテルを(春・夏)2度利用したことがある。部屋から観る杖立川と渓谷の景観、源泉(天然温泉)の良さもさることながら、このホテルの中央部(廊下)に“大分県と熊本県の県境”(県境ラインの表示)があるのが面白い。県境に建つホテルは、全国でもここ1か所だけだろう。税金は両県に払っているそうだ(額は不明)。

ところで「杖立温泉郷」の歴史は古い。平安時代(784年~794年)の初期に訪れた弘法大師(空海)の句がある【湯に入りて 病治れば すがりてし杖 立ておいて 帰る諸人】――「ここの温泉に入って病が治った人々は、来る時にすがっていた杖を立て置いて帰って行く」そこから「杖立」と言う地名になったと言われている。

歴史もあるし泉質もいいし景観も料理も上々、とくれば温泉郷としては言うこと無しだが、翁はこの地の春の風物詩も忘れ難い。それは4月から5月にかけて開催される“鯉のぼり祭り”だ。杖立川両岸の旅館が協力し合って頑丈なロープを渡し(上の写真を参照)そのロープに紙の鯉を吊るすこと約3,500匹、道路から観ると、清流の杖立川の川面が完全に覆われる壮観さだ。1980年頃に始まったとかで歴史はまだ浅いが、全国各地で河川をまたいで沢山の鯉を泳がせるイベントの発祥は杖立温泉と言われている。翁がその壮観な鯉のぼり(鯉吊るし)を観たのは、確か1982年頃の春だったと記憶する。コロナ禍で今年開催されるかどうか・・・なお「杖立」は俳優・勝野 洋の出身地でもある。

翁の車は小国町の街中を走って、まずは世界的な細菌学者・北里柴三郎博士の生誕の旧北里村へ行く。道脇を歩いていた初老の男性に博士の生家を訊ねる。「確か、この辺です」

地元の人が“この辺”と言うのはおかしい。だが、そのはず、博士の生家は壊され、一部が「北里柴三郎記念館」に移されているから。早速、高台にある「記念館」へ。翁、小国町には以前2回も来ているのに「北里柴三郎記念館」は初めてだ。

受付で貰ったパンフによると「貴賓館」と「北里文庫」は1916年(大正5年)に同時に建てられたもので、特に和風木造2階建ての「貴賓館」は、地元の“小国杉”の大木が使われており、「北里文庫」も洋風ではあるが木造建築。約1,500冊の書籍や博士の遺品数点が展示されている。このあと「学びの里・木魂館(もっこんかん)」「宮原(みやのはる)両神社」、醍醐天皇の孫娘・小松女院の悲恋伝説の祠「鏡が池」などを巡ったが、スペースの関係で説明は省略。とにもかくにも”懐かしき想い出”と”新しき想い出つくり”の(2023年)新春ドライブであった・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

茶子のスパイス研究「弱者救済ビジネス」

今、また不思議な現象が起きている。
ネットでは昨年から炎上していて数日前に私も知ったばかりの事件で、これは大問題だと思った。しかしながらTVやメディアでは余程、都合が悪いのか全く報道されていなかった。その問題とはNPO法人(民間の営利を目的とせず社会的活動を行う団体)Colabo(コラボ)という団体が驚くほど多額な公金、補助金、税金が投入されていて、その資金を元に左翼活動や反日活動をしている事がわかってきた。

いつだったか愛知県で”表現の不自由展というのがあって天皇陛下の写真を焼いてその灰を踏み潰す動画を流したり平和の少女像(慰安婦像に使われているもの)を展示するイベントが開かれていて違和感を感じた多くの人々の抗議でこのイベントは中止になった。

どこで反日活動をしようが、この国は自由なのだから止める事は出来なくても愛知県民の税金を使って日本を侮辱するようなイベントをやる事が問題なのだ。愛知県知事の大村氏も、そんなイベントによく公金を使わせたものだと呆れる。

このコラボというNPO法人は家出した若い女性や暴力を受けた女性を守る為にシェルターを作り(実際はタコ部屋に住まわせ生活保護を申請させていたらしい)生活困窮女子を助けると言う名目で公金を受け取っていたのだそうだ。調べたところあまりに会計がずさんだったので一人の天才ゲームクリエイターの暇空茜(ビジネスネーム)が住民監査請求を出した。

その事によって逆切れしたコラボが名誉棄損だと7人もの弁護士を雇い暇空茜さんを訴えた。そこからバトルが始まった。話は複雑で長くなるので省くけれど、暇空茜さんによると、このコラボのような怪しげなNPO法人は全国いくつもあるらしい。

少し前に困窮女性支援法を法律で作ってそこに国の公的なお金を流そうという話が出ていたのを聞いた事がある。暇空茜さんは、それを公金、税金チューチューシステムと言う。その法律を作るための見識者会議のメンバーも出来レースで怪しい活動をしている弁護士や女性差別を食い物にしているフェミニストグループのリーダーなどが選ばれているそうだ。

ともかく、そのコラボを調べていくうちに日本を覆っている大きな闇の存在がどんどん見えてきたそうで様々な反日組織が協力し合いアメーバーのように、くっついたり離れたり時にはトカゲの尻尾切りを繰り返しているのが実態らしい。

今、暇空さんのフォロワーは12万人、暇空さんに賛同し応援するために6千万以上のお金が全国から集まったのだとか、、、

実は米国のフェミニスト(女性差別問題)グループ、BML(黒人差別問題)、ジェンダー(性差別問題)移民問題、こういう弱者を政治利用し食い物にしている動きも日本と同じ問題が起きている。

このコラボ問題から発生して今後、隠しきれない大きな問題に発展しそうで、そこに絡んでいる政治家や弁護士や活動家の名前も挙がっていて驚きだった。

詳しい事は最近の週刊新潮にも出たらしい。それにしても、この闇に風穴を開けた暇空茜さんの存在は凄い。

スパイス研究家 茶子

ジャズライフ Nils Landgren “Natural Boy”

今年、初めのオーディオいじりはヘッドフォンケーブルのリケーブルでした。オリジナルのケーブルが3mもあり扱いにくいので短いもの(1.5m)に替えました。YouTubeでリケーブルした人の評価を参考にNEUMANN社製(ドイツ)のケーブルにしましたが、私には音質の違いは感じられませんでした。ヘッドフォンのインピーダンス特性やアンプの出力特性の関係もあるからではないかと思います。

今週の紹介アルバム Nils Landgren “Natural Boy”
今週は珍しいトロンボーンのソロアルバムの紹介です。スウェーデン人のNils Landrenはヨーロッパを代表するトロンボーン奏者です。初めて聴きましたが、トロンボーンの柔らかい音が録音の舞台となったNilsの家の近くにある教会の響きが素敵でずっと聴いていられるアルバムです。《R.O.》

01.Tank Att Fa Vakna / Morning Has Broken 
02.Nature Boy   
03.A Minor  
04.In A Sentimental Mood   
05.Solitude  
06.Varmlandsvisan 
07.Allt Under Himmelens Faste   
08.Der Mond Ist Aufgegangen   
09.Nu Sjunker Bullret  
10.Din Klara Sol Gar Ater Opp   
11.Som Stjarnor Sma   
12.Den Blomstertid Nu Kommer
13.Jag Lyfter Ogat Mot Himmelen
14.Sov Pa Min Arm

編集後記「蕁麻疹が改善」

昨年末から私は原因不明の蕁麻疹と痒みに悩まされていて不快な日々を送っていました。漢方薬を服用して3週間すぎても全く改善の兆しがなく悪化してきたので、先週、皮膚科の医師に相談しに行きました。何かのアレルギーのようなのでそれを和らげる薬を処方してもらいました。その日の夕食後に服用したのですが、それからウソのように蕁麻疹が出なくなりました。処方していただいた薬がピッタリ私に合ったのだと思います。一つの問題が除けただけですが気分が違いますね。《R.O.》

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