雑貨屋のひとり言「神戸須磨シーワールド」
金曜日に、孫たちと神戸須磨シーワールドを訪れました。場所は須磨海浜公園駅から徒歩数分で、到着した時点で長蛇の列ができていました。春休み中のためか、その人気の高さに驚きましたが、WEBチケットのおかげでスムーズに入館できました。

施設内にはさまざまなエリアがあり、シャチのショーを楽しめる「オルカスタジアム」、イルカのショーが見られる「ドルフィンスタジアム」、可愛らしい展示がある水族館「アクアライブ」などがあります。私たちはまず、11時開始のシャチのショーに行きました。砂浜と瀬戸内海を背景にした大きなスタジアムはすぐに満員となり、シャチの迫力あるジャンプや愛嬌たっぷりな姿が観客を魅了しました。
シャチの水しぶきに濡れた観客もおり、そのライブ感に大いに盛り上がりました。また、地下に水槽のシャチを眺めながら食事が楽しめるレストランがあるのですが人気で予約は取れませんでした。ドルフィンスタジアムのショーも、アクアライブも観ましたが、どのエリアも混雑していて、この水族館の人気を改めて実感しました。
孫のY君はたくさんの写真を撮っていました。彼の視点の面白さに驚かされています。楽しい春休みの思い出になったようです。《R.O.》

川柳(東京・成近)
( 川 柳 )
探してるメモがここだと焦れている
絞っても二番煎じの知恵ばかり
倍になる話財布に囁かれ
以下略のそこが私の指定席
破れ鍋と綴蓋で炊く旨い飯
(ニュースひとりよがり)
「お米が足りない」
おむすびから あんぱんへ ―朝ドラ
「自動車関税25%」
今年は4月3日にして ―四月馬鹿
「備蓄ブレンド米」
河合成近
龍翁余話(878)「花祭り」
4月の別名は「卯月(うづき)」(卯の花が咲く月)――「卯の花」と言えば1896年(明治29年)から歌われ続けている唱歌『夏は来ぬ』を思い出すが、実は「卯の花」は新暦5月~6月に咲く花で「4月の別名・卯月」と言うのは(感覚的には)1ヶ月以上も早い。しかし日本は、新暦採用(1872年=明治5年)以前は古代より旧暦が使われ、それぞれの月が和風で呼ばれること(和風月名)が多かった。古文書によると(和風月名は)奈良時代に出来た歴史書『古事記』(712年)に次ぐ古い史書『日本書紀』(720年)に「三月は弥生・四月は卯月・五月は皐月・・・」と記されているそうだ――さて、それはともかく4月はお花見・新学期・入学式・入社式など、何かと晴れやかな行事が重なる月である。そしてゴールデンウイークの計画や端午の節句(5月5日の「子どもの日」)の準備、また母の日(5月の第2日曜日)の贈り物選びなど楽しみな日々が続く。そんな中、翁にとって『4月8日の花祭り』は特別の日、その日は翁の誕生日であるから・・・
翁の幼少期の主な遊び場は、近くの曹洞宗の古刹(由緒ある古いお寺)であった。近所の悪ガキどもと墓地の中で鬼ごっこ(かくれんぼ)したり、境内で“面子(めんこ)遊び”――厚紙などを7~8㎝の大きさ(円形)に切って絵を描いた自作の面子を数枚用意して、順番を決め、最初に攻撃する子ども以外は自分の面子を地面に置く。攻撃する子どもは自分の面子を地面に叩きつけ風圧で相手の面子を裏返せば勝ち、これを交互に繰り返す。この“面子遊び”は、翁の子どもの頃は“ぱっちん”と呼んでいた(多分、大分県方言だろう)。ほかに“ビー玉遊び”――地面に円を書いてその中に数個のビー玉を置き、それを目掛けて自分のビー玉を投げつけ、円の外にはじき出したビー玉をゲットする。ほかに(小学生の子は)“けんかコマ”――1人の子が地面でコマを回している、そのコマを目掛けて、もう1人の子が自分の回しコマを投げつける。地面で回っているコマを弾き飛ばし回転を止める。当たり所が悪ければ、地面のコマにひびが入る。そのコマはもう使えないので、みんなでお小遣いを出し合って新しいコマを買ってあげる・・・遊び疲れたら鐘楼(鐘突き堂)に上って昼寝する。その“お寺での遊び”が、もしかしたら、翁の人間形成の基盤であったかも知れない。幼児でありながら“自己主張”と“妥協”、“いじめ”にならない程度の“悪ガキへのいたずら”、そして“詫び“と”仲直り“、女の子や年下の子に対する”いたわり“、おとな(お寺の方々)に対する“挨拶”などを無意識のうちに学んだような気がする。そしてその多くの思い出の中で一番とも言うべき思い出は『花祭り』である。
『花祭り』とは灌仏会(かんぶつえ)とも呼ばれる、お釈迦様の誕生日である4月8日にお祝いする仏教行事であることはご承知の通り。翁が子どもの頃の『花祭り』を思い出すと、4月8日の早朝からお寺さんが境内の(時折風で花びらが舞う)桜の木の下に、約50㎝の台座の上に約50cmの(計1mの)「花御堂(はなみどう)」(四角い屋根を種々の花で飾り円形の桶の中央に立像のお釈迦様を安置した“花のお堂”)を設置。9時頃から数人の僧侶による厳粛な読経、雅な祭典が始まるのだが、朝からお寺に押しかけた善男善女(住民)が次々と本堂前に置かれた焼香台に進み焼香を済ませ、「花御堂」に立ち寄る。「花御堂」の桶の中には溢れんばかりの甘茶が入れられ、参拝者はうやうやしく柄杓でその甘茶をお釈迦様の頭にかけ、傍に置いてある小さなコップに(甘茶を)注いて飲み、合掌してその場を離れる。それが大人たちの一般的な「花御堂」参拝の方式であるのだが、中には自宅から持って来たコップや茶碗に入れて持ち帰る人もいた。実は、幼児だった龍少年もコップ持参の1人、但し、龍少年は持ち帰るのではなく「花御堂」からちょっと離れた場所でグイ飲み、また「花御堂」に戻って順番を待つ・・・時には、おとなの参拝者の1人がそっと(龍少年のコンプに甘茶を)入れてくれることもあった。そして思った「町の人みんながぼくの誕生日を祝ってくれている」お釈迦様のことはすっかり忘れて有頂天になっていた龍少年であった。ちなみに「甘茶」とは「アマチャ」と言う木の葉を蒸して揉んだ後、乾燥させて煎じて飲むお茶のことで、砂糖を入れなくても自然な甘味があり漢方薬としても使用されているそうだ。
ところで“お釈迦様の生誕”についてよく言われるのが「生まれて直ぐに東西南北に7歩ずつ歩き、天上天下を指さして唯我独尊」とおっしゃったと言う伝説。まさか、生まれて直ぐに歩けるわけはなし、しゃべれるはずもないのだから、この伝説は後世に造られたものだろうが、「7歩に意味がある」そうだ。仏教では、人間の生命は「六道」と言う迷いの世界を輪廻転生(りんねてんしょう)している、と教えられている。「六道」とは「地獄道」(苦しむ世界)「飢餓道」(満足しない世界)「畜生道」(無知な世界)「修羅道」戦いの多い世界)「人間道」(善悪混在の世界)「天上道」(悲しみもあるが比較的幸福な世界)を言う。したがってお釈迦さまは、これらの「六道」を超えてもう1つの世界(導きの世界)を行く、それが「7歩」の意味だろうと解釈されている。そしてもう1つが「天上天下唯我独尊」――単純な解釈だとこの宇宙に自分(釈迦)だけが尊い」と言っているように聞こえるが、そうではない。「我」とは「我々すべての人間」、「独尊」とは「我々人間の命に差別はなく、みな平等に尊い目的を持っている」――これが「唯我独尊」の真意である、そうだ。
後年、知ったことだが『花祭り』はお釈迦様の誕生を祝うと同時に、子どもの健康を祈る行事でもあるそうだ。「仏陀の教訓」に「子には愛を、されど子を自分の所有物と思うな」と言う戒めがある。更に“親の心得”として「抱擁と包容」、「躾(しつけ)」、「限界設定」(OKとNOの区別)、それに「慈悲喜捨」(じひきしゃ)――「慈」(友愛の心)「悲」(哀れみの心)「喜」(喜びの心)「捨」(中庸・平静の心)、つまり「人に対しては愛をもって接し、弱い者を守り、常に安楽を与え、偏った考えを持たず、中庸な心を持て」と、翁は解釈する。超高齢者の翁、もう自分の誕生日なんてどうでもいいと思うのだが今年の『花祭り』は「慈悲喜捨」を深く考えてみようと思う・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。
茶子のスパイス研究「Palm Spring (パームスプリング) ①」
今回も慌ただしいLAでの時間の中、日本に戻る前にどうしても行っておきたい場所があった。それは、パームスプリング(LAから車で約2時間、東に行った所にある高級リゾート地)そこで友人がやっているサクラハウスという小さな宿泊所がある。3つほどの部屋はいずれも和式スタイルで初めてそこに宿泊してからFさんとは気が合って彼女がLAに遊びに来てくれたり私がパームスプリングを訪れたりして、あちこち、よく出かけた。旦那様はアメリカ人でジャズベーシスト。大の日本好きでよく日本の赤坂や銀座のクラブにも演奏に出かけたそうだ。

Fさんと出かけた旅行の中でも印象に残る旅はホピインディアンの村をクリスマスに訪れた時。雪が降り始め、あっという間にホピの村は白銀のホワイトクリスマスになった。当時、友人のFさんと彼女の娘さんと歯医者さんの友人Kさんと4人の2泊3日の旅はエキサイティングで楽しい思い出になった。ネイティブインディアン、ホピの村で過ごした時間は時空を超えた不思議な空間の中にいた。その思い出を今も娘さんは、はっきり覚えていた。
冒険心と好奇心が強いFさんは残念ながら17年前に天国へ旅立って逝ってしまった。とても悲しくて心にポッカリ穴が空いたような気持ちになった。それ以来彼女のいなくなったパームスプリングには行っていなかった。今はサクラハウスをお父さんと娘さん2人でやっている。3年前にお父さんが骨折してしまいサクラハウスをお父さんとが1人でやる事が困難になり、それを機会に娘さんは仕事を辞めて家に戻ってきて家事やサクラハウスの仕事を手伝っている。
今回、Fさんの墓前にお花をあげたいと言ったらFさんの遺言で生前、彼女が愛してやまなかったガテマラの美しい湖に彼女の遺灰を散骨したと言った。彼女らしい選択でとても納得した。彼女は生前、ガテマラの森の奥地に手塚治虫の描いた火の鳥と同じような伝説を持つ鳥がいると言っていた。その鳥を見たいと何度もガテマラに通っていた。ガテマラの自然も人も大好きで食べ物も美味しくエネルギーがあると言っていた。そのうちガテマラに家を買って移住するから絶対、遊びに来てねと目を輝かせて言っていた。
日本に移住したくてしょうがない旦那様とガテマラに移住したいFさん。彼女曰く将来は時々お互いに行き来すればいいのよとアメリカにも日本にも全く興味が無さそうだった。彼女はガテマラの文化にも興味を持っていて沢山の本を読み調べ現地に住む考古学者やシャーマン(祈祷師)や村のツアーガイドの人とも親しく交流していた。今回娘さんに会った時、彼女が読んでいたガテマラの本を頂いた。娘さんは、私は日本語が読めないからと、、、
その本にはかなり読み込んだ跡があってハイライトや、メモ書きやスティッキーノートがいくつも貼られてあって彼女がどれだけガテマラに関心があったか想像出来る。
娘さんは2028年がお母さんの20周忌になるので行けたらお母さんの遺灰を撒いたそのガテマラの湖を訪れたいと言っていた。今は治安が心配だけれどその頃までに安全が確認出来れば私も行ってみたい。一体、何が彼女をそれほどまでガテマラに惚れ込ませたのか、、、この本を読んだら彼女の思いが感じられるかもしれない、、、
また、読む本が増えてしまったけれど彼女からのメッセージかもしれないとスーツケースに2冊の本を入れて日本に持ち帰る事にした。
スパイス研究家 茶子
小春の気ままな生活 第十四話「春の兆し」
ついこの間まで寒い日が続いていたのに、三月も最後の週になり暖かくなってきました。ここ数日はロサンゼルスより暖かく、日差しも強いので最近では真っ黒に焼けてしまうほどです。
そうしているうちにご近所さんに、「今週末アーミッシュのマーケットが開くそうよ。」と教えてくれました。アーミッシュのマーケットは12月から3月まで閉まっていて、再オープンする4月は主に葉野菜が売られるようです。再開の様子などは今後お伝えできたらと思っています。
ここ数週間で外には虫がたくさん出てきました。散歩をしているとバッタがいました。裏庭にはAmerican Bumblebeeやワスプがブンブン飛んでいます。4月15日からは種上ができるそうで、マーケットには野菜・果物・お花の種がたくさん売っていました。また、苗もスーパーやホームセンターなど至る所で見かけます。ご近所さんも、お庭の芝刈りを初め、雑草や木の枝処理などをし始めました。希望としては、桜、柿、りんごなどを植えたいと思っています。取り敢えず、お花や野菜、茶子さんからいただいた大葉の種から始めようと思います。
春の兆しなどとタイトルを決めたものの、今週末はまたストームが来るそうで私の住んでいるところは日曜日・月曜日と天候が悪く、竜巻の可能性もあるそうで天候には注意をしなければいけません。
MLBが本格的に始まり、大谷君はすでにホームランを打ちました。大谷くんがエンジェルスにいた最後の2年はよくアナハイムまで試合を見に行ったものです。彼のホームランもたくさん見ました。最後の年は、先着2万人に配られるアイテムがある日に良く行ったものです。大事にテネシーに持ってきました。4月2日のドジャースの試合では大谷くんのバブルヘッドが配られるそうです。ドジャースの球場には車の渋滞や治安の悪さが嫌で足を運びませんでした。いつかドジャーズがアトランタに来るときに行けたらいいなと思います。ここまで大谷君の話を書きましたが、実はシカゴカブスの今永君推しです。WBCの投球を見てから応援しています。
皆様の春はいかがでしょうか?
また来週。
小春
ジャズライフ Norah Jones “Feels Like Home”
久々にNorah Jonesの歌を聴いてみたくなりました。聴き馴染みのある彼女の声を聴くとホッとします。このコーナー5回目の登場です。アルバムは”Feels Like Home”です。《R.O.》
01-Sunrise
02- What Am I to You?
03-Those Sweet Words
04-Carnival Town
05-In the Morning
06-Be Here to Love Me
07-Creepin’ In
08-Toes
09-Humble Me
10-Above Ground
11-The Long Way Home
12-The Prettiest Thing
13-Don’t Miss You at All
14-Sleepless Nights

編集後記
毎週、目まぐるしく寒暖を繰り返しながらようやく桜が咲くようになってきて嬉しいのですが、鬱陶しいのが花粉症の症状です。目がとても痒くショボショボ、ゴロゴロします。鼻水、くしゃみが酷いときは仕方なく薬を服用しています。昨年に比べても症状が酷いので花粉の飛散量が多いのがわかります。皆さんはどう対処されていますでしょうか? 《R.O.》
【先週の問題の答】
Aさんは貼り紙に「ここにある自転車はすべて無料で差し上げますので自由にお持ち帰りください」と書いたそうです。
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