雑貨屋ウィークリー1511号

雑貨屋のひとり言「万博COMMONS館」

万博に行くと決めてからチケットの手配からパビリオンの予約、食事のことなどを考えていると結構楽しいものです。テレビで毎日万博会場やパビリオンの紹介がされていますが実際に行かないとわからないことがあります。いろんな意味で新しい経験ができる大阪関西万博にワクワクしています。万博会場はキャッシュが使えず、スマホまたはICカードが必須です。そのせいかたくさんの入場者なのに会場でも駅でもそんなに混乱せずスムースです。55年前の大阪万博で紹介されていたワイヤレステレフォンは現在は高機能なスマートフォンとなって世界中の人がそれを持っていて駅の改札を通り、会場に入場し、友達に電話やメールで感動を伝え、パビリオンで記念の写真を撮っている・・・そんな55年後の姿がここにあるんだと改めて実感しています。

たくさんのパビリオンがありますがあまり聞き馴染みのない国が集まっているCOMMONS館(A-F)が面白いです。小さな国がたくさんあるので、世界旅行をしている気分になれます。大きな国のパビリオンはすごい人ですが、こういう国のブースはすぐに入れるので万博の楽しみ方の一つだと思います。私の場合は少し違った角度で楽しめます。トロントにいたときにアマチュア無線で交信したことがある国に興味があります。特にカリブ海に点在する島国はトロントと時差無しでよく交信できたからです。COMMONS館AにはBarbados(バルバドス)のブースがあります。Barbadosはサンゴ礁でできている面積が430平方km、人口が30万人の小さな国です。もともとイギリスの植民地で1966年に独立していて母国語は英語です。Barbadosを知っていることをブースにいる人に言ったら喜んで色々話してくれました。話し相手をしてくれた人は現地の人でなく大阪で働くエンジニアでフランス人でした。初めは日本語で挨拶してましたがそのうち英語に変わってました。久々に英語で楽しい会話ができました。《R.O.》

1989年にトロントにいたときアマチュア無線で交信したバルバドスのハム局から送られた交信記念(QSL)カード

川柳(東京・成近)

 ( 川 柳 )

蛙の合唱メダカ返せと言っている

チャレンジをしたがやっぱり痩せ蛙

古池の主で終わって悔い少し

風船の夢電線に引っ掛かり

飛んでみて風船虹の遠さ知り

(ニュースひとりよがり)

「トランプ政策」

エゴのミクスだな ― 世界経済   

「 過去最大の赤字その後」

泣きっ面に関税 ― 日産

 「立民、食料品消費税ゼロ」 

政権を取る気がないな ― 責任政党 

河合成近

龍翁余話(882)「杖立(つえたて)温泉郷の鯉のぼり」

毎年、4月末から5月初旬に集中する「ゴールデンウイーク」(GW)は、サラリーマンや学生たちにとってはお盆や年末年始と同じくらいの“観光シーズン”となっており、その期間は人それぞれによって異なるが、今年(2025年)は4月26日(土曜日)から5月6日(火曜日)までの11日間もの、まさに“大型連休”をとった人も多いとか。4月30日(水曜日)や5月1日(金曜日)は平日だが(サラリーマンたちは)“有給休暇”をうまく利用するのだろう。

「ゴールデンウイーク」と言う言葉、いつ、どこで生まれたのだろうかと思って調べてみたら(いくつかある中で)有力なのが“映画会社の宣伝だった”と言う説。1951年(昭和26年)に製作された映画『自由学校』の公開に由来する、と言う。面白いことにこの映画、松竹と大映の2つの映画会社が同じ題名の映画を別々に製作し、しかも同じ時期(5月初旬の連休)に同時公開した。松竹作品は佐分利信・高峰三枝子・淡島千景・杉村春子などの大物スターが出演、大映作品もまた小暮美千代・京マチ子・大泉滉などの豪華俳優が出演、どちらも大ヒットを飛ばしたそうだ。当時、大映の専務取締役だった松山英夫が「興行成績がよい、輝かしい期間」と言う意味で(5月初旬の連休を)「ゴールデンウイーク」と名付けた、と伝えられている。しかし、今年のように4月下旬から5月上旬までの11日間も休みをとる“大型連休時代”になれば「ゴールデンウイーク」は、すでに「ウイーク(週)」ではなく「ゴールデンシーズン(季節)」になっていることはご承知の通りである。

「せっかくのゴールデンウイーク、何をして過ごそうか」と、まだスケジュールを決めかねている人も多いのでは?そこで東京の某調査会社が10歳代から60歳代(計700人)を対象に(今年3月に)行なったアンケート調査結果を覗いて見ると――(いずれも複数回答)「家にいる」が56%、「出かける」が46%、仕事(アルバイト)をする」が23%、「決めかねている」が約12%。「出かける」の内訳は「帰省」「旅行」「ドライブ」「イベントに行く」「季節の花や自然を親しむ」「バーベキューやキャンプ」「公園でのんびり」「遊園地・動物園・水族館めぐり」「食べ歩き」「ショッピング」などの順となっている。

さて、翁だが――超高齢で人混みを嫌う翁、この時期は3年前から必ず故郷(大分県)へ「帰省」することにしている。滞在期間は「ウイーク」どころか、約1か月間、まさに超大型の(自称)「ゴールデンシーズン」を故郷で過ごすことの意義を覚えたからだ。意義とは“自然美豊かな田舎で命の洗濯を”――“命の洗濯”と言うのは“日頃の苦労から解放されて寿命が延びるほど思う存分に(その環境を)楽しむ”と言うことだが、翁は日頃、たいした苦労がある訳ではないし自由気儘に生きているので、今更“命の洗濯“でもないのだが、14歳で故郷を離れた翁にしてみれば、14歳まで自分を育ててくれた故郷への感謝と郷愁の念に駆られる年齢(とし)になっている自分に気づいたのだろう、と、かなり強引に意義づけての「帰省」である、と言い訳している。

ドライブ好きの翁、超高齢者のくせに未だ“免許証返納”はしておらず(する気はなく)4月21日に帰省して直ぐに“カーライフ”(車を乗り回す生活)が始まる。翁が乗る車は(翁が滞在中、自由に乗り回せる)親友から借りた軽自動車だが「へ~、これが軽自動車か」と思うほど(普通車と変わらない)サイズと機能(装備)を備えている、つまり“快適”である。インターネットで「大分県内、今、行きたい所」を調べたら『杖立温泉郷の鯉のぼり祭り』が――大分県日田市と隣り合わせの熊本県阿蘇郡小国町杖立へ車を走らせる。

 【湯に入りて 病なおれば すがりてし 杖立て置いて 帰る諸人(もろびと)】・・・
平安時代の初期に訪れた弘法大師(空海、真言宗の宗祖=774年~835年4月22日)が、温泉の効能にいたく感銘して詠んだのがこの短歌。「杖立」の地名もこの歌からとられたもの、と伝えられている。1980年に始まった杖立温泉郷の春の風物詩『鯉のぼり祭り』は、今や海外にも知られ大勢の観光客が訪れているが、いかんせん道路が狭く駐車場も少ないなどの理由で観光客に迷惑をかけて来たのが今まで。そこで杖立温泉観光協会では、今年(2025年)の『鯉のぼり祭り』は、3月25日から4月24日までに早めたとのこと。翁が訪問したのは4月23日“祭りの最終日の直前”だったが、町の人の話では「祭り期間とは関係なく、5月6日まで3500匹の鯉たちは旅館街の中央を流れる杖立川の上空を泳いでいます。この鯉のぼりは地元の小国高校の生徒や町の人たちの協力で成り立っているもので、まさに“町ぐるみの一大イベントです」とのこと。なお、全国には例えば定山渓(北海道=400匹)、竜神峡(茨城=1000匹)、舘林(群馬=4000匹)、加茂川(京都500匹)、高槻(大阪=1000匹)、四万十(高知=500匹)などの『鯉のぼり祭り』があるが、「いずれも杖立温泉郷の鯉のぼり祭りが元祖である」と杖立町民は胸を張っている。

5月5日の「子どもの日」(端午の節句)に男児の健やかな成長を願って、家々の庭先に建てられる”鯉のぼり“もいいが、数百、数千の鯉のぼりの迫力もまた魅力。実は翁、ここ『杖立温泉郷』には過去に何回も訪れているが『鯉のぼり祭り』は初めてだ。その壮観な風物詩に出会えたことは幸運であった・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

茶子のスパイス研究「令和の百姓一揆」

この3月下旬頃、令和の百姓一揆が青山公園であり全国から農家の方々が集まって政府に抗議デモをしていた動画を見てとても驚いた。そして昨年、オーストラリアやカナダ、アメリカで起きた農家や酪農家の方の政府による農家潰し反対デモを思い出した。何だか世界で同じ事が連動して起きるものなのだな、、、、と。

昨年、環境活動家がマスコミやTVを使って推し進めた動物性タンパク質の代わりに昆虫食を食べようと企てた政策もアレルギーの問題やその実態がバレて話題から消えた。日本も踊らされて昆虫の粉末を混ぜた加工食品を作った会社は利益が上がったのだろうか、、、

世界の食料を牛耳れば簡単に気に入らない国を締め上げる事が出来る。食料や水を投機の対象として動いている組織もあるのだとか、、、
日本の最近の米事情もそんな思惑が絡んでいるのだろうか、、、

今回、仕掛けられた米騒動は誰がどんな意図で操作し誰の懐に利益が入っているのだろうか、、、この数日頭の中は❓マークだった。去年、LAのスーパーに行った時、何気なく米売り場の写真を撮った。いろいろな銘柄の日本からのお米も安く販売されていた。日本で生産され日本で売られているお米より米国で同じ米が販売されると、どうして安くなるのだろうか、、、

昨日、ニューヨークからニューヨークの実情を発進されている方が米について怒りのコメントをされていた。先日、この方がニューヨークのマーケットで令和6年度の新潟のコシヒカリが2660円で売られていたのを見つけたそうだ。これは日本で売られている値段よりもずっと安いそうで驚いたそうだ。そしてその方はこう言っておられた。“私達アメリカに住む日本人はカリフォルニアで生産されている美味しい日本米を食べているので不自由していません。

たくさん種類もあっていつでも安く美味しい米が買えます。今、日本では、米不足の上、値段が高騰しているのにわざわざ日本の人達が食べるお米を送ってくる必要は、ありません。”と。自分に余裕があれば5キロ2500円前後で売られているお米を買い占めて同じ値段で日本人の方達に提供したいくらいだと、でも送り賃金だけで100ドルぐらいかかると落胆されていた。

一体このカラクリは何なのだろうと思っていたら数日前に財務省が海外に米を輸出したら補助金を付けていると言う話を聞いた。

そうしたら昨日、ITジャーナリストの深田萌絵さんがやはり財務省と日本政府が仕掛けていて米を海外に輸出したら4万円の補助金、飼育米として(ちゃんと検査しているかは❓)なら8万円の補助金、国内に売るのならたった2千円の補助金を出しているのだと言っていた。詳しい量は覚えていないけれどこれは日本人を装っている外国人投資家の陰も見え隠れしているのだとか、、、

以前から与党も野党も日本の政治家は日本人が嫌いなのかなと、、、日本が衰退して日本人が貧困になる政策ばかりやっている。

米の減反政策にしても農家の予算の大幅なカット、研究費のカット、公共予算(橋や道路の修繕費)のカット、戸籍廃止、LGBTQ推進、増税、日本の土地や水源を外国人投資家に売ったり、葬儀屋や最近はお寺や神社まで、、そしてそれを止める法律は作らせないように阻止。

村や町を過疎化しそこに外国人を住まわせるようにしたり外国人留学生に留学費用、生活費、保険や自動車免許を与えたり外国に寄付を私たちの税金からガバガバ注ぎ込んでいたり、このような犯罪に近い事に加担している連中を私は日本人もどきだと思っている。

それは1世2世3世代前に日本人に帰化した人だけを対象にしているわけでなく根本的に左脳しかないような人も含めて共産主義者も含め、そんなに日本人が嫌いなら出ていって自分が好きな国に住んでくれたらいいのにと思う。

お金だけの為に売国になったり色仕掛けにひっかかってしまった人、恫喝されて縮み上がってしまっている人、弱みを握られている政治家には、どう考えてもまともな政策が取れるはずは無い。

スパイ防止法もスパイ天国の日本には作れないように反対する日本人もどきの政治家がゴロゴロいる。

司法も警察も動けない状態ならば一人一人私達が立ち上がるしか無い。無能な政治家に無関心だと私たちの暮らしもままならなくなってくる。

一昨日、近所のお米屋さんに立ち寄った。米農家や米の販売店もずっと苦しい中、頑張って商売されてきた事を聞いた。店を借りていたり従業員を雇っていたら米屋の商売が成り立たないと、、、だから自分の店で家族でやっているからなんとか続けていられるのだと現状を話された。

その時にお米屋さんから頂いたリモート産地巡り授業ミニ案内を頂いた。

Zoom に参加できる方はどうぞ参加なさって生産者の様子を見てください。

スパイス研究家 茶子

小春の気ままな生活 第十八話「腸内環境」

今週は、ケネディ保健福祉長官が4月23日に米国での人工着色料の使用禁止を発表しました。ケネディ氏は以前から食品添加物などによる健康被害を訴えてきました。そこで、九州で内視鏡医をされているお医者様のYouTubeチャンネルで食品添加物がどのように健康に被害が及ぼされるのか詳しく説明されていたのでご紹介したいと思います。
一般的に危惧されているのは添加物による発がん性としながらも、内視鏡医師の懸念していることは腸内細菌への悪影響(腸漏れ)としています。そもそも、免疫の7割は腸にあるそうで、食品添加物は人の消化酵素では消化されないとの事です。
日本の食品添加物に対する規制は他国と比べても緩いそうで、日本は明らかな危険性がない限り使用禁止にならない。対してヨーロッパなどは、明らかに安全性がない限り使えないとしています。加工食品には添加物が入っているので、避けようがないとしつつ、できるだけ添加物を避けた方が良いと語っています。食品添加物の弊害として、発がん性・アレルギー性・遺伝毒性を上げています。これらは10〜30年先の健康リスクとしています。現在の健康リスクとしては、ビタミン、ミネラル不足の加速、腸内細菌への悪影響を上げています。食品添加物は元々は化学物質であり、身体としては余計な成分は解毒して外に出したいとし、身体に重要なビタミン・ミネラルが添加物の解毒や排出に消費されてしまい、ビタミン・ミネラル不足が加速してしまうそうです。
また、内視鏡医師が一番懸念している腸内細菌への影響(腸漏れ)について、食品添加物は人の酵素では消化されない為、腸のバリア機能が低下「腸漏れ」が起こり、タンパク質がうまく吸収できなかったり、アレルギー物質などの侵入を許してしまいます。消化されない添加物は悪玉菌の大好物だそうで、悪玉菌の餌になり善玉菌より悪玉菌の量が増えてしまいます。悪玉菌が増えることにより腸内環境が悪くなり、有害物質のアンモニアや硫化水素が増えることになるそうです。腸内環境が悪くなると免疫も落ち、添加物が腸内で異物と認識されると、免疫細胞が過剰に反応して慢性的な炎症を引き起こし、アレルギーや自己免疫疾患(リュウマチなど)のリスクが高まるとしています。食品添加物は人工的に作った物だからブロックできないとしています。食品添加物は未消化のまま大腸まで入ってくるので、悪玉菌が発酵して腹部膨満感、ガスの増加、下痢や便秘の原因になるとしています。
近年の研究で、一部の添加物が腸内細菌のバランスを崩し、インスリン抵抗性や肥満を引き起こす可能性があると指摘されています。なので、腸内環境が悪化するとエネルギー代謝やホルモンバランスにも影響を及ぼすとしています。インスリン抵抗性になると血糖値が上がった時にインスリンが出なくなるため、糖尿病につながるともしています。インスリンの効きが悪くなるとし、うまく下げられなくなるそうです。インスリン抵抗性があるから、どんどんインスリンを分泌して、血糖値が下がって、また食べる事によりまた上がって、インスリンが出過ぎると膵臓が疲弊してしまうそうです。そうなると、インスリンが出にくくなり、悪いスパイラル状態になるそうです。
長期的なリスクは、添加物が長期間蓄積されると腸の炎症が慢性化し、大腸がんのリスクを高める可能性があるとしています。がんは、慢性的な炎症の所に出来やすいとしています。

この話を聞いて、私の体重が減った事とアレルギーの改善に納得したので、シェアしてみました。次回は、具体的な添加物についてまとめてみたいと思います。
それでは、また来週。

小春

ジャズライフ Beegie Adair”Moments to Remember”

家で何もしていないときはストリーミングミュージックでジャズを聴き流しています。週末が近づくと紹介アルバムを選ぶのですがよく流れていたアルバムを選ぶことがあります。今回はそれに近いです。理由は聴きやすいからです。《R.O.》

1-Secret Love
2-Because Of You
3-Canadian Sunset
4-Misty
5-Old Cape Cod
6-Stramger in Paradise
7-Nevertheless
8-Hey There
9-Teach Me Tonight
10-So Rare
11-Trying
12-You Belong To Me
13 -Moments To Remember

編集後記「JR福知山線の脱線事故」

毎週JR福知山線を利用して伊丹市にある卓球場に行きますが、途中大きくカーブしているところに差しかかるとそこにちょっと変わった形の建物があります。それが20年前に事故が起こった時の現状を一部残した慰霊のためのモニュメントです。それを見るたびに、一瞬にして平凡な生活を破壊し、人生を狂わせてしまう事故は二度と起こさないようにしてほしいと思います。もちろんこれは自動車でも自転車でも同じで小さな不注意でも大きな事故につながり被害者も加害者も決して幸せになりません。くれぐれも注意していきたいですね。《R.O.》

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