雑貨屋ウィークリー1502号

雑貨屋のひとり言「寄付金」

老朽化した市民病院を建て替える費用に困っていた宝塚市で、一市民から254億円という想像もできない額の寄付金があったとニュースがありました。市民をはじめ、市や病院の関係者はさぞかし驚き、喜んだことと思います。寄付された方は相当のお金持ちなんでしょうけど、こんな額を寄付するなんて普通なかなかできないと思います。一生使いきれないお金を残して死ぬ人はたくさんいると思いますが、こんな気持ちのいい使い方をする方がいると思うだけで、嬉しくなります。《R.O.》

川柳(東京・成近)

( 川 柳 )

ロボットのタクトで社歌が勇ましい

ケセラセラ歌って蟻のやけっぱち

一曲のヒットが高い鼻になり

懐旧の酒が肩組む岡晴夫

馬子唄も牛追い唄も消え野山

(ニュースひとりよがり)

「春闘」

満額回答を ― 国民民主党
― 日本維新の会

「三連休は大寒波」

物価高騰で ― 庶民の懐

「インバウンド」

日本へ行くぞー ― 外米

河合成近

龍翁余話(873)「2月28日はエッセイ記念日」

2月のカレンダーを眺めていたら今年の2月は28日しかない。去年(2024年)の2月は、29日まであったはずだが・・・2月が1日多い29日まである年を“閏年(うるうどし)”と言うことは子どもの頃から知っていたはずだが、改めて「閏年とは何だっけ」と国語辞典で調べると「・・・ローマ教皇グレゴリウス13世が、地球が太陽をまわる時間が365日よりわずか0.2422日だけ長いことを天体観測で実証し、1582年、現在も使われているグレゴリオ暦に改暦した。このグレゴリオ暦では西暦が4で割り切れる年を“閏年”とする」とある。(今年のような2月が28日までしかない年を“平年”と呼ぶそうだ。)ちなみに、“閏(うるう)”と言うのは“潤いのある年”、つまり“平年”より日付が1日多い年を言う。したがって次からの“閏年”は2028年、2032年、2036年と4年ごとにやって来ることになる。それなら、2月29日(閏年)生まれの人の誕生日はどうなるか。毎年、年を取ることには変わりはないが、聞くところによると「閏年には2月29日に、平年には28日、または3月1日に誕生祝をしている」とのこと。

さて、今年の2月、最後の『龍翁余話』のテーマをどうするか、を探していたら『2月28日はエッセイ記念日』であることが分かった。翁は長年エッセイを書いているのに、そんな記念日があることを知らなかった。そこで早速、インターネットで調べてみた。『2月28日をエッセイ記念日』としたのは、16世紀ルネサンス期(14世紀から16世紀にかけて、ヨーロッパで起こった文化的転換期)のフランスを代表する哲学者・人間性探求の思想家、そして“エッセイストの元祖”と呼ばれたミシェル・ド・モンテーニュ(1533年~1592年)の誕生日が2月28日であったことによるもの、だそうだ。

「エッセイ」(Essay)は英語、フランス語では「エセ―」(Essais)と言うそうだが、意味は「自分が思ったことを自由な形式で意見や感想を述べる散文・随筆」の類。『龍翁余話』の『余話』(ちょっとしたこぼれ話)は、「エッセイ」の意味を拡大解釈して政治・経済・文化・芸術・芸能・自然・世相などあらゆる分野で翁が感じたこと、思ったことを(形式にとらわれず)自由に書きまくる(吼えまくる)散文・随筆である。現役を退いて以降、何の肩書も持たない翁、「ブログ・エッセイスト」を自称しており、『龍翁余話』は当初から“自分史”として発足、 “週刊エッセイ集『ZAKKAYA WEEKLY』(主幹・大西良衛=大阪)の執筆者の一員として18年間も寄稿を続けている。なお『ZAKKAYA WEEKLY』は、ビジネスではなく(29年前の1996年)アメリカで駐米日本人同士の連絡網として発足した同好会的発行物である。 

ところで「エッセイ」とは、前述のようにフランスの哲学者モンテーニュの「エセ―」が由来となっており、ヨーロッパ諸国では以前から文学のジャンルの1つとして確立されているが、日本での「エッセイ」の歴史を辿ると、これはもっと古く、平安時代の中期の作家・歌人であり“女性三十六歌仙”の1人・清少納言(せいしょうなごん)(966年~1025年)が書いた随筆『枕草子』(まくらのそうし)に始まるそうだ。日常生活で起きるさまざまな物事を、女性ならではの目線で観察し、機知とユーモアに富んだ文章で書き綴っているのが『枕草子』の特徴である。また、鎌倉時代後期から南北朝時代にかけての歌人で随筆家の吉田兼好(よしだ けんこう)(1283年~1352年)が、人生のあらゆる問題を自由奔放に考察した随筆『徒然草(つれづれぐさ)』を書いた。それから時代は下り、終戦(1945年)から6年後の1951年に「日本エッセイストクラブ」が、更に1952年に「日本エッセイストクラブ賞」が設立され、それ以降、(日本でも)「エッセイ」と言うジャンルが文芸界に確立され(エッセイストではなくても、いい随筆を書いた)作家・音楽家・映画人・教育者・医学界・財界・スポーツ選手・放送人・芸能人らが受賞している。

無料配信の『龍翁余話』は、自称「ブログ・エッセイスト」龍翁の、何ら形式にとらわれない“言いたい(書きたい)放題”の(あくまでも)自分流エッセイであるから「日本エッセイストクラブ」や「日本エッセイストクラブ賞」とは関係ない、つまり、何ら社会的評価も得られない“独りよがり(自己満足型)随筆(散文)”である。

特定のテーマやジャンルに限定されることなく、日常生活や個人的な体験、社会的な事象、哲学的な考察など、多岐にわたる内容を自由に文芸形式で綴るのが「エッセイ」であることは前述の通り。したがって「エッセイスト」はその特性を活かし、自身の思いや感情、価値観を独自の視点で表現することで読者の共感や関心を引き出すことを目的に執筆している訳だが、翁も、その傾向を踏襲している。

19世紀、アメリカに”自由詩の父“と謳われた詩人で有名なエッセイストがいた。その人の名はウオルタ―・ホイットマンと言う(1819年~1892年)。翁は彼が残した言葉「自由に生き、しかも懸命に生き、その一歩一歩を、自分が生きた証(あかし)にせよ」が好きで、『龍翁余話』もその考え方を基本概念において書き続けている。故に、これまで各方面から「わがまま龍翁」「上から目線の表現が気に食わない」「徹底的な国粋主義(愛国主義)に違和感を覚える」「時々、自分の過去の思い出を自慢げに語る筆運びが鼻につく」などのご批判と「(私に代わって)世の中の矛盾を叩いてくれる龍翁さんの勇気に乾杯」「強者におもねることも無く、弱者をみくびることも無い是々非々主義に天晴れ」「龍翁さんの”頑固一徹“が痛快」などのお褒めの言葉が相半ばしているが、いずれも『龍翁余話』を支援して下さっていると思い『2月28日のエッセイ記念日』に際して翁、改めて読者各位に感謝を申し上げる次第である。超高齢故、知力・体力の衰えは如何ともし難く、あとどのくらい執筆を続けられるか分からないが、出来ることなら来年の『2月28日のエッセイ記念日』いや何とか1000号まで辿り着きたい、が悲願・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

茶子のスパイス研究「丸の内タニタ食堂」

先月、以前から行ってみたいと思っていたタニタ食堂に行ってみた。タニタと言えば測りで有名な会社。体重計や料理に使う測りが有名だ。クライアントさんの減塩料理が必要だった時にスープの中の塩分量を測るスプーンを探していて購入したその測りもタニタの商品だった。タニタ食堂の食事は大体が500キロカロリー、塩分は3g以下、野菜が200gのバランスがとれた食事で健康に特化した季節のものが提供されていると聞いていたので1度は勉強の為にも行かねばと思っていたのだ。

最近、何かの雑誌にタニタが出している業務用の体組成測機と言うのがあると言うのを知った。その最新式のマルチ周波数体組成形で測ると体重だけでなくBMI、体脂肪率、内臓脂肪レベル、筋肉量、基礎代謝量なども数値化出来るそうで試してみたいと思った。どこで試すことが出来るのかというと丸の内のタニタ食堂で食事をした人には計測してもらう事が出来ると書いてあった。おまけに結果を管理栄養士からカウンセリングしてもらいデーターを頂ける無料サービスがあるとの事。

これは行かねば!と記事を読んだ翌日、早速、丸の内に向かった。到着したのはお店の開く30分前、すでに15人ほど先客の人が並んで待っていた。メニューを見ると1500円前後で良心的な値段だ。誰もカウンセリング希望者がいなかったので食事の前にカウンセリングを受ける事にした。
洋服は着たまま素足で体組成測器の上に乗り左右の手其々に金属棒を持って立つだけで10秒ぐらいだったろうか、、、いとも簡単に終わった。
全て問題は無かったもののバランスとして私の場合左足の筋肉が右に比べるとやや弱いので左足の筋肉を鍛えるとバランスが良くなるという事がわかった。空いていればいろいろな質問にも丁寧に答えてくれる。なかなかいいサービスだ。

食事の方は素材の味がわかりやすい食事だったけれど、かなり薄味だった.それを補うように生姜や柚子でアクセントを上手に付けていた。中には塩や醤油をくださいと言う人もいるらしいけれど食卓テーブルにも一切調味料は置いていない。そのようなコンセプトで食事を提供しているのでそれはそれでいいと思う。

次回はカレーも試したいと思ったら残念ながら2月一杯でビルの工事があるらしく2月以降は移転先が、まだ未定らしい。春には東京のどこかでオープンしてくれたらいいのだけれど1度はお勧めの食堂だ。

スパイス研究家 茶子

小春の気ままな生活 第十話「Tellico Plains#2」

先週に続き、Tellico Plainsのベーカリーと過去の戦死された方々の記念碑の写真を添付したいと思います。今週はベーカリーに朝の10時半ごろに着いたので、パンもペーストリーも沢山ありました。ベーカリーに入るとすでに十人ほど並んでいました。欲しいペーストリーは皆買えたのですが、狙っていたクランベリーパンが目の前で売り切れてしまいました。オーダーの時に置いてあるサンプルのパンを食べるととても美味しかったので、特に主人は残念がっていました。また今度早起きをして買いに行こうと思います。(多分、今週末も)

記念碑の方は、覚えていたよりもっと沢山の方のお名前がありました。また、パナマ侵攻、中東戦争、湾岸戦争、アフガニスタン紛争で戦死された方々のお名前もありました。

バイデン政権では、新たにウクライナ・ロシア戦争と新中東戦争・紛争(パレスチナ問題)が始まりました。アメリカが加わっていない戦争・紛争だとしても、どれだけの死者をもたらしたのかと思うと、心が痛むばかりです。時として戦争は起きます。もちろん、戦争は起きない方が良いとは思いますが、だからこそ、強い国を作らなければいけないとこの数年の世界情勢を学び感じました。

さて、本日2月21日はトランプ政権2.0の主力人で就任が危ぶまれていたうちの一人、FBI長官のキャッシュ・パテルさんが就任されました。金曜日に就任し、すでにこの週末は仕事をするとおっしゃっていました。トランプ政権2.0はこの1ヶ月ですでに30の主要な仕事をこなしています。詳しくはYouTubeのカナダ人ニュース、北米の日にちの2月20日版をご覧ください。25分くらいのいつもより長い動画になっていますが、日本のメディアでは報道されない本当ニュースを知ることができます。

第二次トランプ政権が発足されてから、追いつけない程の仕事のこなし方で明日何が起きるのか、数時間後には何が起きるのかと思うような勢いです。小さい事ですが、現在アメリカでは卵の価格が高騰しているのと品薄になっているのが現状です。放し飼いの鳥の卵を買うのは皆無です。しかし、こんな小さい事にも取り掛かっているそうです。トランプさんを嫌う方からしたら全てトランプのせいだと言われそうですが、私からしたら彼はこの国を下手したら世界をいい方向へ変えたい一心で働いてくれています。多くの人が彼はジョージ・ワシントンに並ぶアメリカ革命を起こす大統領だ(シルベスター・スタローン他)と言っています。

乞うご期待ください。

また来週。

小春

ジャズライフ Bob Mamet Trio “Impromptu”

今週はロサンジェルスで活躍するピアニスト、Bob Mamentが2010年にリーリースしたアルバム”Impromptu”の紹介です。力強く迫力のあるピアノ、ベース、ドラムのトリオ演奏に引き込まれます。《R.O.》

Bob Mamet (p)
Darek Oles (b)
Joe La Barbara (ds)

01-Impromptu
02-Cats on the Roof
03-Venice Waltz
04-At Play
05-Until Morning
06-Danzon Allegretto
07-Bob’s Blues
08-Illinois Road
09-Keziah
10-Impromptu (Reprise)

VPNを使ったデータ転送

スマホで入手したデータをPCで使う、もしくはその逆のケースもあります。みなさんは自分の端末間(スマホ、タブレット、PC)でのデータ転送・共有をどのようにされていますでしょか?外部メモリ、ファイル転送アプリ、メール添付などの方法を使わずに簡単にやる方法があります。VPN(Virtual Private Network)を使うと安全で速くデータが転送できます。VPNと聞くと専門的で難しいイメージがあると思いますが、これが無料でできるのです。もちろんVPNサーバーも必要ありません。

TailScaleというVPN(仮想プライベートネットワーク)アプリを各端末にインストールするだけで端末間でファイルを転送できます。そのアプリはWindows、macOS、Linux、iOS、Androidなど、さまざまな端末に対応しています。TailScaleというカナダの無料アプリを自分が使っている端末にインストールするだけです。TailNetというプライベートネットワークなので、セキュリティーも強固です。インターネットに繋がっていればどこにいてもファイル転送が可能となります。
TailScaleのアカウント作成(Googledアカウントがあれば簡単)、アプリのインストールなど詳しいことは下記のURLを見ていただければわかると思います。

かんたん3分 拠点間VPN #初心者 – Qiita

とにかくなんでもつなげちゃえ!Tailscaleという便利サービス #tailscale – Qiita

私はWindowsPC2台、iPhone2台、iPad、Amazon FireタブレットにTailScaleをインストールしてデータ共有ができるようにしてあります。このTailScaleというアプリにはこれ以外に優れた機能があるのですが、今の私には必要ないので今回はこの機能だけに限って紹介させていただきました。

TailScaleのアプリインストール画面

編集後記「楽しさはエンドレス」

昨年、運動不足だった私が、友人のSさんから勧められて始めた卓球は、毎週一回のペースで続いていて、あれから一年経ちました。怪我もなく体力もついて元気に動き回っています。当初の目標である温泉卓球?のレベルはクリアできたかもしれません。卓球のお陰でメリハリのある生活が送れることに感謝です!卓球も雑貨屋とともにエンドレスで続けていこうと思います。《R.O.》

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