雑貨屋ウィークリー1494号

雑貨屋のひとり言「ワクワクの一年でした」

2024年も残りわずか3日となりましたが、今年は皆さんにとってどんな一年だったでしょうか?
私たちにとって2024年は、忘れられない特別な年となりました。10月9日、ロス時代からの雑貨屋仲間である中條さんとさくらさんのお世話で、東京上野で雑貨屋の集いをアレンジしていただきました。雑貨屋創刊前から大変お世話になった故河合将介氏のお墓がある誓教寺にお参りした後、龍翁さん、茶子さん、成近さん、中條さん、さくらさん、高島さんと食事をしながらとても楽しい時間を過ごしました。翌日は日光に移動し、トロント駐在時に知り合った二組のご夫婦と5年ぶりに再会し、結婚50周年を6人で祝いました。この二つのイベントは特に印象深いものでした。

驚くべき出来事として、私の住むマンションで発生した水道工事の高額詐欺事件があります。私たち役員が消費者センター、弁護士、そして警察と連携し、騙し取られたお金を全額取り戻すことができました。この経験は、まるで映画の一場面のようでした。

さらに、2年近く苦しんでいた五十肩がようやく治り、身体のどこにも痛みがないことの喜びを再確認しました。運動不足を解消するために友人のSさんに勧めで卓球を始め、素晴らしい人たちとの出会いもありました。卓球は私にピッタリで毎週楽しく続けられています。身体の調子も良く元気に過ごせています。

今年も多くのワクワクする出来事があり、楽しく充実した一年でした。私たちに関わってくださったすべての人に感謝の気持ちを伝えたいと思います。そして、来年もさらにワクワクする年になることを期待しています。皆さん、どうか健康で素晴らしい新年をお迎えください。そしてまた来年もよろしくお付き合いくださいますようお願いします。

川柳(東京・成近)

( 川 柳 )

どっこいしょ歳一つまた積み上げる

一筋の道靴擦れをタコにして

賞罰欄の白不器用をはばからず

年輪を重ねて虚と実の枝葉

心電図日々好日と言う波形

 (ニュースひとりよがり)

「来年の抱負」

1月に満開―琴桜。 タツ年にー豊昇龍

「日本郵政がヤマトを提訴」

クロネコが郵便ポストを齧ったのかな ―門外漢

「不記載問題は越年」

来年も相変わりませず ―裏金問題

河合成近 

茶子のスパイス研究「嬉しかった事」

米国の大都会では不法移民の増加と犯罪、麻薬などの暗いにユースが多い中、LAでは大谷翔平さんが活躍していてLAの経済に貢献している。
これは日本人としても嬉しい事だ。そのブームのせいか日本食の人気も以前にも増してブームなのか日本のマーケットで日系人以外の米国人の客層が多く目立つようになった。白人の人がおにぎりやお弁当を買っている姿も度々見かけるようになった。
そんな中、12月14日(土曜日)にホーソンブルバードとPCH沿いに日本のマーケットが新たにオープンした。それにしても開店したマーケットの近くには4つも日系のマーケットがあり北に少し行くと3件の日系スーパーマーケットがある。全米でもこれだけ豊富に日本食が買えるマーケットが密集している地域は無いだろう。

この数年、流行り病後の打撃でサウスベイのあちこちで空き店舗が目立つ中こんなに日系のマーケットが集まっている場所で開けて大丈夫なのだろうかと思った。
でも、それはプロの目線でリサーチをした上で店を開ける決断に至ったのだろから明るい兆しなのかもしれないとも思った。
今回オープンした東京セントラルマーケット(旧マルカイストアー)は以前、仕事の取引があったので良く通わせてもらった。各店舗のストアーマネージャーとも顔見知りで皆フレンドリーで気さくな人ばかりだった。

当日オープニングの日は10時からなのを知らずに9時に行ったらとそれでも70名ぐらいの人がすでに並んでいた。早く来すぎたと思ったら前に並んでいる人の情報で今日は初日、100名までの人に10ドルの買い物券が配布され30ドル以上買い物をした人には東京セントラルのショッピングバックとその中に景品のお土産まで付いてくるのだと話してくれた。その話を聞いたら、もう1時間待つ事など何のそのという気分になった。隣の年配の方は用意が良く椅子まで持参してその椅子に座りながら新聞を読んでいた。開店までの時間、お祝いで送られた花輪を見ながら自分の知っているクライアントさんの会社を何件か見つけた。

開店前には沖縄の太鼓パフォーマンスがあり10時にドアが開いた。すでに100名以上は並んでいたお客様達がゾロゾロと店に入っていった。入り口にはスタッフの人がいてその中で手を振ってくれる人がいた。見ると昔お世話になったスタッフの方だった。

今だに覚えていてくれた事に、とても感動し嬉しくなった。今後、米国における日本の食がどんなふうに広がっていくのか楽しみだ。

スパイス研究家 茶子

小春の気ままな生活 第二話 「カリフォルニア州とテネシー州の違い」

私はアメリカに約33年住んでいますが、今まで南カリフォルニアにしか住んだことはありません。そんな私がテネシー州に引っ越してきて何がカリフォルニアと違うのかこの3ヶ月で経験した事をお話ししたいと思います。

<消費税>

カリフォルニア州の消費税はCityによって若干異なりますが、私の住んでいたロングビーチでは10.25%でした。ただ、食料品や薬などは対象外でした。
テネシー州の消費税もCityによって異なる様ですが、私の住んでいるCityは9.75%です。食料品には6.75%の消費税が掛かります。テネシーは州のインカムタックス(所得税)がないので、消費税は致し方無いかと思います。テネシー州は8つの州と繋がっています。お隣の州が近い人は州外へお買い物に出かける人も居ます。私の隣人は、ジョージア州のコストコに買い物に行く時もあると言ってました。車で片道、1時間半くらいかかるでしょうか。面白いのは、年に1日だけ消費税の無い日があるらしく、大きな買い物をする人や、ショッピングモールは混雑すると聞いています。私も楽しみです。

<運転免許証と車の年間登録費>

カリフォルニア州の運転免許証は、5年ごとに更新して$45。テネシー州は、8年ごとに更新して$28。
カリフォルニア州では、Department of Motor Vehicleで運転免許証と車の登録の手続きをします。テネシー州で運転免許証の書き換えをした私達家族は、「車の登録もお願いします。」と尋ねると、「County Officeへ行ってください。」と言われました。州が変われば行政の管轄も違う様です。私と娘の車の更新が丁度来ていたので、切り替えを急ぎました。

カリフォルニア州での私の車の更新料は$385(6年物のボルボ)、娘の車の更新料は$135(14年物のフォード)でした。テネシー州の登録料は車種や年式に関わらず、一律$26です。今回は書き換えの手数料などもあったので、各車・合計$41ずつ払いました。ちなみにEV車は$200の年間追加税が掛かります。給油税がかからない為です。カリフォルニアの州知事は、現在EV車の追加税を考慮していると聞きました。

今週は、ここ迄とします。

また来週。

ジャズライフ 大橋裕子 “Kiss From a Rose”

私は有線イヤフォンのファンですが、扱いにくいのが欠点で、ワイヤレスイヤフォンに人気が奪われています。ところが最近、若者の間で有線イヤフォンをネックレスのように使うスタイルが流行っていると知って驚いています。このスタイルは、ファッションの一部として取り入れられており、特に音楽を聴いていないときでもおしゃれに見えるため人気があるようです。まだそのスタイルの人を見かけたことはありません。
今年最後のジャズも日本人アーティストのピアノジャズにしました。大橋祐子の”Kiss from a Rose”です。選んだアルバムの中にテネシーワルツがありました。アルバムはとてもエレガントな演奏で年末年始をゆったりと過ごすのに良いと思います。《R.O.》

01-I Fall in Love too Easily
02-Pithecanthropus Erectus
03-Englishman in New York
04-Cielito Lindo
05-I’ll Be Seeing You
06-Brave Bull
07-After You Left
08-Strode Rode
09-Linna
10-.Kiss from a Rose
11-No Rain, No Rainbow
12-Tennessee Waltz Part-I
13-Tennessee Waltz Part-II

編集後記「Windowsメールは12/31で終了です」

私はMicrosoftのWindowsメールは使っていませんが、Windowsの標準メール(OutlookなどWindowsメール)が2024年12月31日をもってサポートを終了します。Wordのように技術的なサポートができないというだけではなくて、メールの送受信そのものができなくなります。そのままにしていると送受信履歴だけでなくアドレスなどのデータも消えてしまいます。
MicrosoftはWindowsメールからOutlook for Windowsに移行してもらいたい考えです。強引なやり方で感心しませんが、もしWindowsメールを使っている方はOutlook for Windowsに移行するかこの機に別のメールソフトに乗り換える必要があります。アドレスリストだけでもすぐにメモ帳などに保存しておいたほうがいいと思います。もう対応されていると思いますが念の為にお知らせしています。
Windows MailからOutlook for Windowsへの移行のやり方はMicrosoftの公式サイトで案内されています。《R.O.》

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