雑貨屋ウィークリー1426号

雑貨屋のひとり言「ナノバブルシャワー」

近くのショッピングモールでテレビCMでよく見かけるナノバブルシャワーの実演販売をしています。昨年、我が家の風呂場のシャワーをナノバブルシャワーに取り換えようとしたときにその製品も候補に入れて購入を検討しましたが高価なので断念し、別メーカーのシャワーを購入しました。今の製品で十分満足して使っています。実演販売をしている横を通ったとき私がちょっと製品を見たので、すかさず販売員の方が「シャワーの効果を試して行きませんか」と声を掛けてきました。私は「もう買いましたよ」と言いました。するとその販売員の方が「どうもありがとうございます!」とお辞儀をするので、私は苦笑いをしながらその場を去りました。「もう買いましたよ」に続いて「別メーカーのものを・・」と言おうとしたのにそれ以上何も聞いてこなかったので、きっと勘違いしているとワイフと顔を見合わせ笑ってしまいました。《R.O.》

川柳(東京・成近)

( 川 柳  )

本心を隠した酒を注がれてる

褒め殺しめいた讃辞に身を縮め

相槌を打ってくれたがそれっきり

任せろと三文判が言ってくれ

同情の拍手に寒い背を見せる

(ニュースひとりよがり)

「意気込み」

カイ造 カイ散 カイ憲 ―岸田首相

「秋元議員逮捕」

八百長はだめ ―競走馬

 「持病」

腰痛―横綱

脛の傷―政治家

河合成近

龍翁余話(798)「宇宙ビジネスって何だ?」

先日「政府は、宇宙ビジネス活性化のために2024年度、宇宙関連の民間企業や大学に助成するための資金としてJAXA(ジャクサ=宇宙航空研究開発機構)に100億円程度を補助する方針を固めた」との新聞記事を読んだ。普段、周辺の出来事(ウクライナ・北方領土・尖閣諸島・コロナ・円安・異常気象による熱中症や災害など)にしか目が向かない翁、“宇宙”と聞いただけで(文字を見ただけで)目が眩みそうなテーマであり、自分の人生・生活とは無縁のもの、と思っていたのだが、この新聞記事を読んで『宇宙とは何だ?宇宙ビジネスとは何だ?』を考えてみたくなった。“雑談=こぼれ話”の『龍翁余話』には重すぎるテーマではあるが、“老脳”に鞭打って調べることにした。

『宇宙』と聞いてまず思い出すのが、1961年に人類初の有人宇宙飛行としてボストーク1号に単身搭乗し「地球は青かった」と言ったソ連(現・ロシア)のガガーリン(1934年~1968年)や、1969年に人類初の月面着陸に成功したアメリカ宇宙船・アポロ11号の船長アームストロング(1930年~2012年)が言った「1人の人間にとっては小さな1歩だが、人類にとっては大きな飛躍だ」の明言が蘇る。

これまでに日本人14人が宇宙に飛んでいる。1990年12月、民間人(当時TBS記者)の秋山豊寛、1992年9月、日本公式宇宙計画に基づく最初の飛行士・毛利衛、1994年7月、初の女性飛行士(心臓外科医)・向井千秋、1996年11月、ISS(国際宇宙ステーション)クルー司令官・若田光一、1997年11月、航空宇宙工学者・土井隆雄、2005年7月、航空エンジニア・野口聡、2008年5月、航空機関士・星出彰彦、2010年4月、航空エンジニア・山崎直子、2011年7月、航空機関士(外科医)・古川聡、2015年7月、航空自衛隊(一佐)・油井亀美也、2016年7月、フライトエンジニア・大西卓哉、2017年12月、航空機関士(医師)・金井宣彦、ほかに2021年12月、実業家の前澤某と平野某が飛んだ・・・それらのことは新聞やテレビで知ったが、翁は何の興味・関心もなく、と言うか、翁にとって『宇宙』とか『宇宙ビジネス』なんかは、遠い“無縁の世界”、と思っていた。ところが身辺を見渡せば“無縁”どころか、“有縁”であることを認識するようになった。テレビのBS(ブロードキャストサテライト)やCS(コミュニケーションサテライト)の「通信衛星」「天気予報」は勿論だが自動車移動に必要な「GPS」も身近だ。GPSとは人工衛星を駆使した地理情報計測システム(全地球測位システム)のことで、カーナビやスマホに搭載され、今や我々の生活に欠かせないものとなっている。地図が苦手な人でも、これを使えば確実に目的地に行くことが出来る便利な仕組みだ。これらを「宇宙利用ビジネス分野」と言うそうだが、ほかに『宇宙ビジネス』には、ロケットや人工衛星、宇宙活用を円滑に行なうための「施設や機器を製造・整備するインフラ分野」、人類が宇宙空間での活動範囲を広げることを目的とする「宇宙探査分野」がある。したがって(今まで”無縁の世界“と思い込んでいた)翁が知らない間に、『宇宙ビジネス』は、今更の話ではなく、すでに世界中で加熱しているビジネスであることを改めて知る。

ひと昔前までは「宇宙開発」は国家安全保障上の理由から国の事業として行なわれて来た。何故なら宇宙に衛星を飛ばせば、他国の地形や施設(建物)、更には人の動きまでも空から監視することが出来るからだ。そのため「宇宙開発技術」は国家秘密。更に開発に莫大なコストがかかることから民間企業が手を出すことは出来なかった。それが近年、アメリカ政府の“規制緩和”によって民間企業参入が可能となり、日本でもいくつかの企業が『宇宙ビジネス』に乗り出した。前述の「政府は(宇宙ビジネス活性化のために)2024年度、宇宙関連の民間企業や大学に助成するための資金としてJAXA(ジャクサ=宇宙航空研究開発機構)に100億円程度を補助する方針を固めた」のも、民間企業の“宇宙ビジネス参入”を促進する狙いがあってのことだ。

『宇宙ビジネス』の市場規模は、2010年時点では約27兆円だったとか。それが2019年には約38兆円まで成長。このペースで行くと2040年には約100兆円以上に達すると言う、まさに“宇宙学的(天文学的)数字”だ。それほどに『宇宙ビジネス』は特殊な仕事ではなく(“無縁”どころか)我々の生活に密接にかかわって来ている。今はまだ実現していないが(より多くの民間企業が有人宇宙探査機を打ち上げるようになれば)近い将来、低価格で宇宙旅行が出来るようになるかも知れない。翁は“その日”を見ることはないし、あっても高所恐怖症で、いまだに飛行機が嫌いな翁は御免蒙りたい。そんな旅行に行かなくても、いずれは地球を離れ宇宙に旅立つ身だから――

さて、市民生活に潤いと向上をもたらす『宇宙ビジネス』の展開は大いに結構だと思うが、翁はやはり“宇宙活用の原点”である「国の守り」を固めることを第1と考えたい。宇宙はサイバー(コンピュータやインターネットなどを指す接頭語)や電磁波(電・磁の変化を伝播する波動=日常生活の光や電波などは電磁波の一種)と並び、安全保障分野でますます重要性を増している。日本政府が今後の重要な施策として取り組むべき宇宙活用の柱は「人工衛星を使った情報収集体制の強化」である。(前述のように)宇宙空間から軍事施設や軍隊の動きを撮影したり、軍や国家間での情報のやり取りなど衛星の用途は幅広い。北朝鮮のミサイル発射の監視でも早期警戒衛星が大きな役割を果たしている。(翁が敵対視している)“21世紀の極悪3人組”=プーチン(ロシア)・習近平(中国)・金正恩(北朝鮮)は、“極超音速兵器”と呼ばれる(変則軌道で低空を飛ぶ)ミサイルの開発を進めているそうだ。更に中・ロは、他国の衛星を攻撃する“キラー衛星”の開発も行なっていると言う。日本政府は、これらに対抗するための“国防の柱”として官民による『宇宙防衛開発機構』を設置すべきであろう。9月12日は「宇宙の日」。翁はこの日を機会に、もっと『宇宙ビジネスって何だ?』を考えて行きたい・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

エクスプローラからファイル名をリストする

先週に引き続き、PC関係のお役立ち情報をシェアします。
PC内の文書、写真、イメージ図、動画、音楽などのファイルが増えていきます。ハードディスクの容量も大きくなっているので、昔のように容量を気にすることがないのでファイルが増え続けているように思います。ただ無秩序に増え続けるといざファイルを探そうとしてもなかなか見つからないという残念なことが起こります。どんなファイルがどこにあるか把握するためにフォルダ内のすべてのファイル名をリストして分析してみたいと思い、Ai対話型ツールGoogle Bard(ChatGPTでも)でやり方について質問してみました。Windowsのコマンドプロンプトを使えばできることがわかったので早速やってみました。コマンドプロンプトは、Windows に標準で搭載されている「コマンドラインインターフェース」のことで、この機能を使うと、マウスを使わずに、キーボードからコマンドを入力して、Windows の様々な操作を行うことができます。コマンドプロンプトは、Windows のシステム管理者や開発者などがよく利用するツールですので、私はこれまで使ったことがありませんが、私でも簡単に使えました。

まずWindowsのコマンドプロンプトを開きます。
Windowsマークの横にある検索枠にコマンドプロンプトとタイプするとアプリが出てきますので、それをクリックすると下図の画面が出てきます。

“zakka”は私のPCの名前です。
リストしたいファイルのフォルダのパス(エクスプローラの上部にあるファイルの場所を左クリックする)をコピーして
C:\Users\zakka>dirの後にペーストします。
C:\Users\zakka>dir C:\Users\zakka\Documents\RYO/b /s > RYO.txt
(dirの後ろにスペース、bの後ろもスペース、sの後ろもスペースが必要です。)
そしてEnterを押します。一瞬でRYO.txtにファイル名がリストされます。

外付けディスク(D:)のRYOというフォルダであれば
dir D:\RYO/b /s >RYO.txt
とタイプしEnterを押します。
RYO.txtはローカルディスクのユーザーの中のzakkaのフォルダの中から見つけることができます。
サブファイルの中にあるファイルまで一瞬でテキストにリストできます。リストしたテキストファイルをエクセルでインポートし加工すれば使いやすくなります。《R.O.》

ジャズライフ Lydia Gray “In My Eyes”

一時女性ヴォーカルを連続して紹介した時がありましたが、その時にいつか紹介しようと思っていたアーティストがいました。アメリカとブラジルのジャズスタンダードと現代的なクラシックを歌うLydia Grayという歌手です。Lydia Grayの洗練された声と親しみのある歌声は初めて聴いて気に入りました。いつか紹介しようと思っていた一人です。《R.O.》

Lydia Gray “In My Eyes”

1-Maybe I’m Amazed
2-In Your Eyes
3-Something
4-Look of Love
5-Red Rain
6-I’ll Be Back
7-Better Be Home Soon
8-I Don’t Know Why
9-Sorry Seems to Be the HardestWord
10-And I Love Him
11-For No One
12-What’ll I Do

編集後記「ファー!」

日本の場合はよくわかりませんが、アメリカやカナダではゴルフコースのすぐそばに家が立っているところがありました。プレーヤーがティーグラウンドに立った時、家が視野に入ると気になるものです。家のほうにボールが飛ばないようにショットをしようとするとマーフィーの法則で家のほうにボールが飛ぶことがあります。私もショットが実際に家の方に飛んで行ったことが何度かあります。屋根に当たったりすると情けない気持ちと同時に申し訳なく思ったものです。住んでいる人にとってはえらい迷惑だろうなと思っていました。そしてボールが当たった時の修理代は誰がどういう対応をするのだろうといつも考えていました。
ネットでこんなニュースがありました。マサチューセッツのゴルフコースのすぐ側の家を約1億円で買って住んでいたTさんは、4年間で700個のボールを家に打ち込まれて家族は大変な迷惑(物理的、精神的に)を被っていたそうです。Tさんは流石に堪忍袋の緒が切れてゴルフ場に対して訴訟を起こしました。アメリカでなくてもそうなると思います。そして裁判所からの賠償命令がゴルフ場に対して出されました。ゴルフ場はゴルフボールから家を保護することをしなかったので、その賠償額はなんと6億3千万円。さすがアメリカですね。その後どうなったかはわかりませんが、私はいくら景色が良くてもそんな場所には住みたくはないですね。《R.O.》

コメント