雑貨屋のひとり言「花粉症でお困りの方は漢方薬で」
今年は花粉の飛散量が多いと言われているので、今シーズンから花粉症になったという人がたくさんおられるようです。マスク着用をしなくても街を歩けるようになったので、余計に花粉症を引き起こしているのかもしれません。私はずいぶん昔から花粉症に悩まされていましたが、今年はこの何十年かで一番軽く済んでいます。スギ花粉の時は症状が何も出ず、ヒノキでほんの少しだけ症状が出た日があるくらいで、昨年までコンタックを毎日服用していたのですが、今シーズンはほとんど服用していないのに、くしゃみ、鼻水、鼻づまりがほとんどありません。花粉症のためではない別の目的で処方していただいる漢方薬を毎日服用してから、花粉症の症状がかなり良くなっています。成分の一部がたまたま私の体質に合っていただけだと思いますが、花粉症で困っている方は漢方医療の医師に相談して処方してもらうといいかもしれません。《R.O.》
川柳(東京・成近)
( 川 柳)
あみだ籤あとの一歩の運がない
七坂で足りぬ私の放浪記
辛抱のその先を読む王手飛車
授賞式苦節の汗が目から出る
引退の美学余力を残しつつ
(ニュースひとりよがり)
「少子化対策の財源」
国民の理解と協力を —岸田首相
「中国から飛来」
情報収集はやってません —黄砂
「スニーカー3億円」
ジョーダンでしょ —1億円のマグロ
河合成近
龍翁余話(777)「ここにも戦争悲話―中津市・八面山」
戦後(大東亜戦争=太平洋戦争の終結)から78年、その間、日本国は“平和国家、自由・民主主義国家”として世界に範を示して来た。一方で日本国民は、危機意識の希薄、日本政府は危機管理能力の稚拙さを露呈、ロシアに北方領土を、韓国に竹島を奪われっぱなし、中国には尖閣諸島を脅かされ続け、確たる対抗手段が取れない(取ろうとしない)有り様、その根底には平和ボケと憲法問題が潜んでいるのだが、いまだに憲法改正に異議を唱えるバカ政治家や非国民の多さに(翁は)呆れるばかり。が、それはさておき――
「コロナ禍、ロシアのウクライナ侵攻、中国の南シナ海・東シナ海・太平洋への海洋覇権行動と台湾侵攻計画、北朝鮮の核ミサイル発射、などが“世界平和”と“国際秩序“をぶっ壊そうとしている今日、「今更、戦争の記憶だとか戦史に関わる話はごめんだ」と言う人も多かろう。しかし、翁は「忘れたくても忘れてはならない、語りたくなくても語り継がなくてはならない。それこそが過去のあやまちを繰り返すことがなく日本国及び世界の平和に寄与する糧(かて)である」と思うのだ。
大分県へ帰省中の4月中旬、翁、中津市の『八面山平和公園』を、約20年ぶりに訪ねた。それ以前、3回訪問しているので今回は4回目。『八面山』(はちめんざん)とは、四方八方どこから見ても山の形が同じに見えることから名付けられた中津市のシンボル的な名山。標高670mのメサ(卓状型)台地。昔はこの山に矢竹(やだけ=矢の材料)が多く生えていたことから地元では「箭山(ややま)」とも呼ばれ、古くは山岳仏教の修験の山だったそうだ。その麓に「三光」と言う集落がある。2005年3月に中津市と合併して現在は「中津市三光」だが、それまでは「下毛郡三光村」だった。したがって翁が約20年前に行った時は「三光村」だった。翁が何故、「三光」に4回も足を運んだのか――実は、この小さな村に(全国的にはあまり知られていない)『戦争悲話』が残されているからだ。
大東亜戦争の終局に近い1945年(昭和20年)5月7日午前10時頃、米軍機B29の11機編隊が宇佐海軍航空基地を爆撃した後、八面山方面へ飛行、それを追撃した下関小月陸軍航空隊回天制空隊所属の村田勉曹長(上等兵曹)が特攻機「屠龍(とりゅう)」を操縦して八面山上空で11機編隊の先頭機に体当たり攻撃を敢行。体当たりを受けたB29の先頭機は八面山中腹に墜落、搭乗員11人全員が死亡、村田曹長の「屠龍」も中津市三保の山中に墜落、村田曹長も戦死。また。終戦直前の1945年8月12日午後3時頃、八面山上空を哨戒していた宇佐航空隊の加藤茂兵曹長(准尉)が操縦する零戦(零式艦上戦闘機)が米軍機グラマン4機と遭遇、激しい空中戦の末、零戦は中津市森山の田圃に墜落、加藤兵曹長も戦死。戦後、これらの日米戦没者の慰霊と世界平和を祈念して八面山中腹に『平和公園』が創設された。翁はこの『平和公園』を訪れる度にそれぞれの碑の前で慰霊と感謝の誠を捧げ合掌している。なお、『平和公園』の向かい側の『記念館』にはB29や日本機の破片、戦没者の写真などが展示されている。
ところで、『八面山平和公園』では毎年5月3日に「日米戦没者慰霊の集い」が行なわれているそうだ。そのことについて翁(同公園参詣の翌日)中津市役所三光支所に電話して幾つかの質問をした。地域振興課・田邊主事から丁寧なご回答を頂戴した。それによると、式典は日米両国の国歌演奏に始まり、英霊たちへの冥福と世界平和を祈念して黙祷が捧げられたあと、日米戦没者の慰霊碑へ献花、読経の後、米軍側と遺族らの焼香(初めの頃は米国から遺族が来日、この集いに参列していたそうだ)、そのあとは来賓祝辞、初めの頃は大分県知事や板付米軍基地司令官らが出席(板付米軍基地は1972年に日本返還、以後、福岡空港となる)。2021年には在福岡米国領事、米国から遺族が、2022年には直接来日出来ない遺族代表や著名作家からのメールメッセージが届けられたとのこと。また、普段の活動の中で“八面山ウオーキング”の際、ボランティアによる“八面山戦争悲話”の口述、地元小学生による『八面山平和公園』パンフレット作成などが行なわれているとのこと――
「忘れたくても忘れてはならない、語りたくなくても語り継がねばならない」『八面山戦争悲話』、翁もその語り部の1人になりたいと思う・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。
茶子のスパイス研究「統一地方選挙」
やはりTV、マスコミなどに気に入られたジャーナリストやコメンテイター、弁護士御用学者そして政治家は圧倒的にTV番組やメディアへの露出度が多い。そういう場で自分の考えを宣伝しアピールする機会も与えられるのでTVしか見ない人にとってはTVや新聞から得る情報でその政治家を判断する事になる。わざわざ、選挙に出馬した人が何を主張し今までどんな事をしてきたのか、これからの目標などを調べたりする人は多くないと思う。そして若い人はTVを見ないし選挙にも行かないし政治にも無関心だ。政治なんてどこか遠い所にあって自分の生活には関係ない。それに期待したところで頼りになりそうな政治家はいないし変わらない、、、、私だって昔は、そう思っていた時期もあった。
いい加減な政治家にとっては政治などに関心など持ってもらったら困る。無関心でいてくれた方が自分達が好きなように出来るので都合がいい。大いにTVを見てスポーツや芸能やグルメなど国内のニュースだけに関心を寄せてくれていればいいのだ。その期待どお今回も選挙に行く人は全般的に少なかったようだ。今回の選挙では維新の票が伸びて大阪市も府も圧勝した。そして待ってましたとばかり国は大阪にカジノを入れる事をすぐに認定した。この話を聞いて以前、神奈川の横浜にカジノを入れようと自民党が頑張ったがハマのドンと言われる藤木幸夫氏が命をかけて戦いに挑んだ事を思い出した。今まで藤木氏は自民党をずっと応援してきたけれどカジノだけは許せなかったのだ。今回ばかりは自民党にお灸をすえてやらなければと他の党の若者を押して当選させ、ほぼ決まりかけていたカジノを廃案にした。たまたま藤木氏の訴えかけを動画で見て感動した。もちろん藤木氏だけでなく横浜の人の民意が事を動かしたのだ。久しぶりに藤木氏の事をネットで調べたら何と藤木氏の戦いは映画にもなっていた。タイトルはハマのドン”最後の戦い”ー賭博は許さないー
今では、あまり見かけなくなってしまった昭和の気骨が入った人だ。
最近も”日本が売られる”という本を堤未果さんが書かれていて警鐘を鳴らしている。外国資本のカジノが日本に入れば当然、そこで働く外国からの移民はもっと増え、治安は悪くなるだろう。やがて外国人参政権や戸籍廃止を主張している政治家の声は益々大きくなる。それに中国の国営ビジネスである上海電力が大阪の公共の電気として使われている事も最近まで知らなかった。中国製造の太陽光パネルが日本中に設置され続けている事もどれだけ危険な事なのかTVでは御法度なので知らない人の方が多い。奈良県の知事選も驚いた。何故、自民党の重鎮幹部が自民党の若手ホープを潰してまで維新に漁夫の利を与えたのか、、、、奈良の闇は深い。
スパイス研究家 茶子
ジャズライフ Julian & Roman Wasserfuhr Quartet “Gavity”
素敵なジャズに出会うために毎日Amazon Musicで聴いています。世界にはどのくらいの数のジャズがあるのだろうと考える時もあります。毎日聴くたびに新しいジャズが聴ける喜びを味わっています。今週はドイツの兄弟ジャズ・デュオ、Julian WasserfuhrとRoman Wasserfuhrによるアルバムの紹介です。兄弟がそれぞれトランペットとピアノを担当し、それにベースとドラムスでバンドが構成されています。創造的で美しいメロディーで聴きごたえのあるアルバムです。《R.O.》
1-Twinkle Eyes [Instrumental]
2-Englishman in New York [Instrumental]
3-Interlude [Instrumental]
4-L.O.V.E. [Instrumental]
5-Ramos Us [Instrumental]
6-Fool’s Paradise [Instrumental]
7-Branca [Instrumental]
8-Gravity [Instrumental]
9-Midnight Walk [Instrumental]
10-If the Rain Comes [Instrumental]
11-Blue Desert [Instrumental]
12-Some Other Time [Instrumental]
13-Theo [Instrumental]
編集後記「春の公園」
天王寺から阪和線で鶴ヶ丘というところまで、週一ペースで整体に通っています。先日、予約の時刻まで時間があったのでブラブラと近所を散策していたら貯水池がある公園を見つけました。池の周りに座って釣りをしている人がいたので、どんな魚が釣れるのかなと思いながら、池を眺めていました。私がいるすぐ岸辺に40cmくらいの大きな鯉のような魚がいるのが見えました。数メートル離れたところで高齢のおっちゃんが釣りをしてるのですが、全くその魚には気がついていません。声をかけて教えてあげようかと思ったのですが、良い天気で桜が咲いているのどかな春を楽しんでいるのだから邪魔はしないでおこうと思いました。《R.O.》
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