雑貨屋のひとり言「防火管理者講習」
先週、日本防火・防災協会が実施する防火管理者講習を受講しました。私は、防火管理対象物の収容人員によって甲種と乙種に区分されるうち、規模が大きい建物にも対応できる甲種を選びました。甲種は二日間で計十時間の講習を修了すると資格が取得できます。
実は十数年前にも同じ講習を受けたことがあるのですが、その間に消防法が改正されていることを知りました。今回の講習で特に良かったのは、初期消火の重要性を改めて認識できたことです。粉末消火器があれば、天ぷら油に引火した火災でも消火することができます。どこに消火器があり、どのように使うのかを日頃から確認しておけば、多くの火災は大きくなる前に防げると感じました。
私はこれから防火管理者(防火責任者)に選任される予定なので、今回学んだことを生かして、消防計画や消防訓練計画の作成・運営に携わっていくことになります。講習を受けながら、「自分もいよいよこうした業務を担うのだな」と実感しました。
会場にはおよそ百人の受講者がいましたが、私より若い人がほとんどでした。女性は全体の二~三割ほどだったと思います。受講者の中には、勤務先の指示で来ている人も少なくないようでした。隣の席の二十代の方に聞くと、「転職のために資格を取りに来た」と話していました。久しぶりに慣れない勉強をして少し疲れましたが、よい刺激になった二日間でした。
川柳(東京・成近)
( 川 柳 )
防衛費トランプに肩叩かれる
時は今右折禁止を右折する
石油出る天国 戦火這う地獄
戦勝のニュースの裏の血と涙
必勝の方程式と言う虚構
(ニュースひとりよがり)
「高騰」
原油相場に火をつけた ー ミサイル
「主役交代」
今年は備蓄原油か — 備蓄米
「原材料高で倒産最多」
食べていけない — 弁当店
河合成近
龍翁余話(925)「今は亡きミュージシャンたちとの交友録」
翁、10歳の頃からオルガン・ピアノ・ギター・アコーディオンを習い、12歳で町のタンゴ楽団のメンバーに加わりアコーディオンを担当して(学業の合間)、各地へ演奏旅行をする音楽少年だった。当時“青年歌集”(合唱)とフォークダンスが大流行していて、この演奏旅行も度重なった。ロシア民謡、反戦歌、労働歌の“青年歌集”や“歌謡曲”などさまざまなジャンルの音楽に接したが、主流はタンゴ・ルンバ・ボサノバ・サンバ・ボレロなどのラテンミュージック(中南米音楽)だった。
翁が学生の頃、新宿・歌舞伎町に「ラ・セーヌ」と言う音楽喫茶があった。ここは銀座の「アシベ」と並ぶライブハウスの草分け的存在。ハワイアン・ウエスタン・シャンソン・ジャズ・タンゴなどのバンドが毎日入れ替わりで演奏していたが、翁は貧乏学生だったのでバイトでお金が入った時(確か月に1~2回)ジャズとタンゴ(ラテンミュージック)に限ってのみ聴きに行った。「早川真平とオルケスタ・ティピカ東京とタンゴの女王・藤沢嵐子」、「原孝太郎と東京六重奏団」、「坂本政一とオルケスタ・ティピカ・ポルテーニャ」の楽団に夢中になったが、特に早川氏(1914年~1984年)と藤沢さん(1925年~2013年)ご夫婦とは楽屋に招いて貰うほど親しくなり、藤沢さんが1950年代から1960年代にかけてタンゴの本場・南米アルゼンチンで“タンゴの女王”の称号を与えられ、中南米を何回も公演旅行で回ったことなどを話してくれた。その時の印象が翁に深く刻まれ、後年、番組取材で南米パラグアイやブラジルを取材した際、アルゼンチンに行き「藤沢嵐子の足跡」を訪ねた。そのことは2008年11月9日配信の『龍翁余話』(56)「タンゴ」でも紹介している。なお(余談だが)歌手の菅原洋一や丸山明宏(現・三輪明宏)も「ラ・セーヌ」で育ったと聞いている。
翁がテレビ番組(特にドキュメンタリー)の製作で海外を駆け回っていた頃(確か1994年だったか)ニューヨークで「Takeshi Inomata Drums Concert at Carnegie Hall」のポスターを見てカーネギーホールへ出かけた。日本で有名なジャズドラマー・猪俣 猛(いのまた たけし)のニューヨーク公演だ。強弱・緩急・高低などを織り交ぜた魅惑の演奏・・・終了後にスタンディング・オベーションの嵐が巻き起こったことは言うまでもない。公演終了後、翁、楽屋へ挨拶に行き、以後、猪俣氏(1936年~2024年)との交遊が続いた。ジャズ・ファンの翁と彼とは同年輩、しかも彼は兵庫県宝塚市出身、翁は(中学3年生の時に神戸の中学校に転向)・高校も神戸、話が合うのも当然だ。彼が東京で前田憲男(まえだのりお=ジャス・ピアニスト)と荒川康男(あらかわ やすお=ジャズ・ベース奏者)の3人によるトリオ(WE3)が都内の音楽ホールで公演をする時、翁はほとんど聴きに行き、前田・荒川両氏を紹介して貰った。前田氏(1934年~2018年)は大阪市の出身。学者風で一見近寄り難さを感じるが、話していると時折ジョークを飛ばす垢抜けた紳士、荒川氏(1939年~)はまさにプロ・ジャズマンの雰囲気、神戸市の出身だから翁には格別の親しみを感じてくれたようで、高校1年になってジャスベースを習い、高校3年の時、神戸のジャズ喫茶でベース演奏のアルバイトをしたとか、上京してプロになってからは鹿内孝や坂本九との出会いがあったことなどを話してくれた。後年聞いた話だが(渥美清の映画)『男はつらいよ』の主題歌の演奏も担当したとのこと(荒川氏は現在もご健在)。
さて、『今は亡きミュージシャンとの交遊録』で忘れられないのが、ドラマーであり俳優のハナ肇(1930年~1993年)氏だ。彼とは「ハナちゃん」「龍さん」と呼び合うほどの親交ぶり。元々の出会いはゴルフであった。ゴルフは翁より数段の腕前、時々、翁の欠点を指摘してくれていた。楽しいゴルフ・フレンドだった。楽しい、と言えば、彼が後輩のミュージシャンを育てるために設立した「オーバーザレインボー」と言うジャズバンド演奏会(発表会)が、毎月1回、西銀座の某ジャズ喫茶で開催され、翁、東京にいる限り聴きに行った。ハナちゃんのドラム演奏の直ぐ傍に翁のための席を用意してくれていた。余談だが翁、「ハナ肇、ジャズの本場ニューオリンズへ行く」(仮題)のドキュメンタリー番組を企画、かなり具体的に進行していたが、彼の病気(肝細胞癌)のため実現出来なかった。先ほど「ドラマーであり俳優のハナ肇」と述べたが、晩年、彼は「俺を紹介してくれる時は“俳優”と呼んでくれ」が口癖だった。それほどに彼の俳優熱は旺盛だった。その証拠に、彼の出演(主演・脇役)映画・テレビドラマは数知れず、1966年『なつかしい風来坊』『運が良けりゃ』と1988年『会社物語』ではブルーリボン賞(主演男優賞)、同じく1988年『会社物語』で日本アカデミー賞(優秀主演男優賞)と毎日映画コンクールの男優主演賞を獲得している。
ザ・ピーナッツ(双子歌手)の育ての親で「恋のバカンス」「ウナセラディ東京」「銀色の道」「愛のフィナーレ」「宇宙戦艦ヤマト」などの名曲を作ったピアニスト兼作曲家の宮川 泰(みやがわ ひろし、1931年~2006年)氏とも(ハナちゃんの紹介で)お付き合いさせて貰った。宮川氏はハナちゃんとは大親友、「オーバーザレインボー」の助っ人で、たびたび発表会でピアノを弾いていた。その宮川氏は中学生時代(父親の仕事の関係で終戦の直前)大分県日田市に移転、日田中学(現・県立日田高校)に通ったそうだ。日田市内の名所旧跡・歴史文化のこと、近隣の温泉郷・玖珠町や景勝地・耶馬渓のことなど(翁の故郷)の懐かしい思い出話が2人をぐんと近づけた。 3月19日は「ミュージックの日」。「ミュー(3)ジック(19)」の語呂合せ。音楽関係者の労働団体・日本音楽家ユニオンが1991(平成3)年に制定した。その「ミュージックの日」に翁、(ベースの荒川氏を除く)『今は亡きミュージシャンたち』を偲んで“ギター独奏会”を催そうと考え、久しぶりにギター練習を開始した。「ラ・クンパルシータ」「影を慕いて」など、もはや“音楽”ではなく“音苦”になったが・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。
茶子のスパイス研究「トレーダージョーズのクラッカー」
米国で私が頻繁に行く手軽なマーケットと言えばトレーダージョーズ。カリフォルニア発のマーケットでワインやスナック、チーズ、調味料、オーガニックの野菜や肉そして手軽に食べられる調理済みの冷凍食品など種類も豊富だ。
それにマーケティングに力を入れているのか次々に新しい商品が出てくる。アジア系の食品も多く春巻きやシュウマイ、チャーハンの冷凍食品もある。人気商品は残り、そうでないものはいつの間にか棚から消えて新商品が参上している。
そんな中で最近、私が気に入っているクラッカー商品はクラッかーの上にレーズン、黒胡麻、白胡麻、カボチャの種、カシューナッツ、マグビーンズが散りばめられた四角いクラッカー。
それだけでも美味しいけれどそこにクリームチーズやピーナッツバターを塗るとちょっとしたオードブルにもなる。

もう一つはスパイスの味がアクセントになっているクラッカー。ガーリックやオニオンポピーシード(けしの実、あんぱんの上に乗っているもの)、胡麻、キャラウェイが入っているものを見つけたので買ってみた。
その中でもキャラウェイのスパイスを単体で料理に使うことは滅多に無かったので久しぶりに食べてみたら爽やかな甘みと苦味が混じって美味しかった。
私はライ麦パンなどの入っているキャラウェイが好きなのだけれど個性のあるスパイスなので、人によっては敬遠する人がいるかもしれない。
でも、このキャラウェイ消化促進、成長作用、リラックス効果もあるスパイスを噛み締めると香ばしく慣れるとこのクセのある味が美味しいと感じる。
以前インド料理のレストランに入った時、食後にこのキャラウェイを砂糖でコーティングした物が出された。口臭予防と消化不良予防効果として最後に出される物なのだとか、、、、
それにしてもパセリやブラックペッパー、チリやガーリックが効いたクラッカーなど本当にトレジョーには沢山の種類のクラッカーが置いてあるので飽きない。
ユタ州に住んでいる友人の家から車で15分ぐらいの所でもトレジョーがオープンしたと喜んでいた。日本ではトレジョーのエコバッグが人気があるのだとか、、、、日本で買い物をする時に持っていた大きなトレジョーのバッグを見て日本の店員さんから、どこでその大きなショッピングバッく購入したのか聞かれて初めてトレジョーのエコバッグが人気なのを知った。
残念ながら、日本にはまだトレジョーのお店が無いけれどオープンしたら流行りそうだ。ただ、あまり外資系の店や会社が増えるのは日本経済にとってどうなのかは気になる所だけれど、、、
スパイス研究家 茶子
小春の気ままな生活 第62話「庭仕事・カリフォルニア州の話」
先週は、二週連続でアンティークショッピングに出かけ楽しかったのですが、少々疲れてしまいました。今週は遠出はせずに過ごそうと思います。テネシー州は先週とても暖かかったので、外の風景も緑が増えてきました。しかし、今週末からアメリカの中心を境に、東部はまた寒くなるようで、北部のミネソタ州やウィスコンシン州などでは大雪になるそうです。私の住んでいるところでも、最低気温が氷点下になるという予報が出ています。せっかく、花やハーブを植えようと思っていたのに、少し延期になりました。本来は、テネシー州は4月15日過ぎに種まきや、苗を植える事ができるそうです。昨年は、庭の芝刈りばかりしていたので、畑はさほどできませんでした。少しずつ、お庭を整えて行けたらいいなと思います。
今年の一月に、遅く植えたチューリップの葉が伸びてきました。ウォルマートで売れ残っていた半額になっていた球根をメールボックスの周りに植えてみました。昔から、木の下に円くお花を植えて可愛くしたいと思っていたので、私の最初のプロジェクトでした。何色のチューリップなのか、今から楽しみです。お花も沢山植えて、お花畑ができたらいいなと思います。
テネシー州では、蜂蜜を採取している方があちらこちらで見受けます。庭に箱がいくつも置いてあったり、色々なお店やスタンドで地元の蜂蜜として売られています。ただ、地元のお花からの蜂蜜はあまり美味しくないので、残念ながらウォルマートで買ってきます。カリフォルニア州にいたときは、主人の知り合いが蜂蜜を売っている方で、ホール・フーズにも下ろしていて我が家も気に入っている蜂蜜があるのですが、東部のホール・フーズでは売っていません。昨年、主人がその知り合いの方に連絡する事があり、「住所を教えてくれたら送ってあげるよ。」とまで言ってくださいました。申し訳ないので、いまだに私たちの住所は伝えていませんが・・・。
話は変わって、いつもお伝えしているカリフォルニア州の話ですが、カリフォルニア州から他州へ移住する富裕層が続々といるそうです。今年に入って、Facebookのマイク・ザッカーバーグ氏がフロリダ州への移住を決めたそうです。その他、Googleの役員やベンチャー・キャピタルのピーター・ティール氏など続々と他州へ移住しています。これは”Billionaire Tax Act”というBillionaireの人へ2026年1月現在でカリフォルニア州に住んでいるBillionaireに資産価値の5%を一度だけですが、課すというものです。マイク・ザッカーバーグ氏は出遅れていて、今年の1月にはカリフォルニア州在住だったので、今年の中間選挙で可決されれば、この税金を支払わなければいけないのです。今年に入って彼はフロリダ州への移住を発表していています。
さらに、今日聞いたニュースは、家を売ったら税を課すという物です。例えば、百万ドルの家(ほとんどの家が百万ドル)を売ると、六万ドルの税金を払わなければいけないと言う法案を民主党は提案したそうです。なので、今年の後半の中間選挙でこの法案に投票されれば、可決されてしまいます。なんでも課税するカリフォルニア州、狂っています。
イラン情勢で、カリフォルニア州がイランに狙われているとの警戒がされている中、気候意外にカリフォルニア州が良い理由を教えて欲しいものです。
また来週。
小春
ジャズライフ Jack Jezzro “Gershwin On Guitar”
『Gershwin On Guitar』は、ナッシュビルのギタリスト Jack Jezzro がガーシュウィン作品をジャズ・ギター中心に再構築したアルバムです。「Love Is Here To Stay」「A Foggy Day」「Embraceable You」「I Got Rhythm」などの名曲を、柔らかなナイロン弦ギターとオーケストラ、そしてBeegie Adair らのゲストを交えて、エレガントかつリラックスしたスムースジャズ風アレンジで聴かせてくれます。
原曲のロマンティックさを残しつつも、カフェや夜の読書タイムのBGMにぴったりな軽やかさが魅力の一枚です。《R.O.》
1-Love Is Here To Stay (feat.Beegie Adair)
2-They Can’t Take That Away From Me
3-A Foggy Day (feat. Beegie Adair)
4-How Long Has This Been Going On?
5-They All Laughed (feat. Beegie Adair)
6-But Not For Me
7-Love Walked In (feat. Beegie Adair)
8-Embraceable You (feat. Beegie Adair)
9-Soon
10-Who Cares (feat. Beegie Adair)
11-It Ain’t Necessarily So
12-I Got Rhythm (Gershwin On Guitar – Gershwin Classics Featuring G)

編集後記「WBC2026、二連覇なるか日本」
ワールド・ベースボール・クラシック2026、日本は1次リーグを首位で突破し、舞台をマイアミに移して決勝ラウンドへ進みました。ここから先は、どの国のチームもメジャーリーガーをずらりと揃えた強敵ばかりです。
残念なのは、前回大会では地上波テレビで観戦できたのに、今大会はNetflixが日本での放映権を独占したため、テレビでは試合を見られなくなってしまったことです。有料配信サービスに加入しないと映像で観戦できない状況には、正直なところ腹立たしさも感じています。こうしたかたちでビッグイベントが次々と有料の独占配信になっていくと、ライト層の野球ファン離れを招き、日本の野球人気に水を差すことになりかねません。
今回は仕方がないので、ラジオ中継や公式サイトのテキスト速報など、無料で楽しめる方法を組み合わせて観戦するつもりです。
それでも、できればまた家族や友人と一緒に、地上波テレビで侍ジャパンを応援できる日が戻ってきてほしいと願っています。《R.O.》


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