雑貨屋ウィークリー1304号

雑貨屋のひとり言

咳が出て辛かったので、ホームドクターに診てもらいました。クリニックの前で電話し、外(ビルのロビー)で体温を測って診察を受けました。ロビーには私以外にも何人かの患者がいました。受付の人は出たり入ったりで忙しそうでした。クリニックがものすごく気を遣っているのがわかりました。咳で肺炎を疑われたのですが、血中酸素は正常(98)だったので、薬を処方してもらうだけで済み、ホッとしました。(今は治まっています。)
この時期、体調が悪くても医者に診てもらえない人がたくさんいます。
コロナで病床数が不足し、感染が疑われても入院できず自宅で療養中に亡くなるケースも増えてきています。甘い予測と無策がとても残念です。
後手後手のコロナ対応が、状況をどんどん悪化させています。コロナは今回で終わりではなくこれからも次から次に襲ってくる可能性があるのに成り行き任せの政策では、日本人みんなが疲弊してしまいます。《R.O.》

川柳(東京・成近)

( 川  柳 )

エルニーニョ地球の病みを訴える

レアメタル産出国の頭が高い

マネーゲーム仮想通貨が躍り出る

モザイクの端をめくった週刊誌

イエスオアノーにしみじみ力の差

(ニュースひとりよがり)

「平行線とは」

捻じれに捻じれること ―日韓関係

「販売激減」

甘くなかった ―スガちゃんまんじゅう

「や」

やめろの「や」? ―白鵬

河合成近

龍翁余話(677)「看護師への感謝を!」

「毎日、最前線でご自分の感染リスクもある中、精魂込めて治療・看護に励んでおられる医療従事者の皆さん、本当にありがとうございます」――“コロナ禍“が始まって以来、このような感謝の声は絶えることがない。中でも、直接患者と接触する機会の多い看護師への感謝の声が多いのは、かつて数回の入院経験のある翁にはよくわかる。ちょっとした声掛けや思いやりの目配りが(ナーバスになっている)患者にとってどれほどの心の安らぎと励ましになることか、入院経験者なら誰もが”看護師への感謝の気持ち“を共有することが出来るだろう。

5月12日は「看護の日」――この日は、近代看護教育の母と称されているフローレンス・ナイチンゲールの誕生日。ナイチンゲール(1820年~1910年)はイギリスの看護教育学者・社会起業家・統計学者で「看護婦養成の専門教育の場・ナイチンゲール看護学校(現在、ロンドン大学キングス・カレッジの1学部)を創設」、「クリミア戦争(1853年~1856年、クリミア半島、バルカン半島周辺で起きたイギリス・フランス同盟軍とロシアとの戦い)の際、敵・味方の分け隔てなく負傷兵たちに献身的看護」、「統計に基づく医療衛生改革」、「イギリスに統計学の基礎を築く」、「看護に初めて統計学を持ち込み誰もが見易いデータの視覚化を採り入れた」などの業績を讃え、1974年に国際看護師協会は(ナイチンゲール誕生日の)5月12日を『国際ナースデー(国際看護師の日)』に制定した。日本では1990年(平成2年)厚生省(現・厚労省)により「21世紀の高齢社会を支えていくために皆が看護の心、助け合いの心を養い、看護及び看護職に対する理解を深め、その社会的評価を高めよう」との趣旨で、同じく5月12日を『看護の日』と制定した。今や(前述のように)昨年の“コロナ禍”以来、国民の「医療従事者(とりわけ看護師)に対する理解と信頼、感謝の心」はいっそうの高まりを見せている。

ところで、看護師は(厚労省の資料によると)全国で約120万人いるそうだ。そのうち約74%が病院勤務、診療所約12%、介護保険施設等約6.5%、訪問看護ステーション約4%、そのほかにも社会福祉施設、保健所、助産所、一般企業(産業看護師)などがいる。翁が過去に数回(検査、手術を含め、毎回)3週間から1か月に亘る入院生活をした際、検査や手術、治療の時間帯以外の比較的ヒマな時間に(退屈凌ぎに)“病床日記”をつけていた。今号のテーマを書くに当たり、そのメモ帳を開いて見る。最初の頃は、大部分が医師や看護師に対する不平不満、そのうち、だんだんと彼ら彼女たちの仕事ぶりや人間性が理解出来るようになり、次第に感謝の思いが綴られるようになって来た。ところどころ「看護師の仕事内容」にも触れている。「看護師の仕事」は病院の種類や規模・外来看護師・病棟看護師・手術室や救急を担当する看護師などによって仕事内容は大きく異なるので一概に「看護師の仕事はこうだ」と言い切ることは出来ないが、いずれにせよドクター(医師)の指示に従い、適切な処置を行なうこと、患者に寄り添い、患者の早期回復に向けてのサポートをすることの基本は、どの職場の看護師でも同じである。そこで翁が入院したのは大学病院だから、その大学病院における「看護師の仕事」について概要を述べる。

大学病院入院経験者なら誰でも知っていることだが、大学病院では最先端医療や高度な医療技術が提供され専門的な診療が行なわれている。診療科は細分化されており、看護師はその科目に応じた仕事に従事する。主な仕事は検温・脈拍測定・投薬・点滴・患部の消毒・巡回・医師からの指示があった場合は、採血・注射などの医療行為も行なう。そして常に患者の身の回りのケアや業務日誌記録も欠かせない。そのほか服薬の説明、通院の案内なども看護師の仕事。とにかく看護師は多忙で、いつも走り回っている。

”コロナ禍“が1年を過ぎ、その間「緊急事態宣言」発出3回、しかし残念なことに感染拡大は一向に鎮まらない。心無い少数の人たちが「3密回避」「外出自粛」「マスク・うがい・手洗い等の自主防衛」に飽きて(あるいは”コロナ禍“に慣れて、その恐ろしさを甘く見て)自分勝手な”緩み行動“をしていることが感染拡大に拍車をかけていることは確か。翁が思うに飲食店が悪いのではない、自制の効かない”非常識派“連中の軽率行動が感染源である、と断言する。政府や自治体のスピーディで適切・強力な施策は必要だが、結局は国民の自覚がなければコロナ戦争は終わらない。このままの状況が続くと、いかに強靭な精神力や責任感を持つ医療従事者(特に看護師)でも、その心身の負担は普段の疲れや心配のレベルをはるかに超える。”コロナ禍“における看護師(及びその家族)は今までにない”コロナ感染症リスク“の脅威にさらされる。いつ自分がコロナ感染者になってしまうかの恐怖――もし自分が”疾病“したら看護の仕事が出来なくなることは勿論、家族や周辺の人たちにも迷惑をかけることになる。そればかりではない、自分がコロナ感染者になれば周辺に偏見や差別が生じ、家族全員が”村八分“にされてしまう。そんなことを考えるだけでもストレスは溜まる――それでも看護師たちの多くは頑張っている。眠たいけれど寝られない、いつだって自分のことは後回し、頭と体は常にフル回転、“休み”なんて夢のまた夢、もう、ヘトヘトだ・・・そんな悲鳴が聞こえそう。でも看護師たちは「患者のために頑張らなければ」の使命感を支えに、疲労困憊に耐えて今日も“看護の仕事”に励んでいる。その姿こそ正に「白衣の天使」だ。(「白衣の天使」とは、クリミア戦争中のフローレンス・ナイチンゲールを描いた1936年発表の米国映画の題名)。

医療従事者(特に看護師)への『感謝のメッセージ』をインターネットで検索したら、その数の多いこと。中の1つ“感謝の声”を抜粋させていただく「命を懸けての患者への献身に対して私たちの気持ちは“ありがとう”の言葉以上の感謝に満ちています。が、そのためにご自身とご家族を犠牲にしてはなりません。どうぞご自分の生命と大切なご家族をお守り下さい。心からの敬意と感謝を!」・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

茶子のスパイス研究 「米国で山椒三昧」

先日、Oxnardで日本のお野菜作りをしている農家のオーナーの方から山椒の新芽(木の芽)を頂いた。
日本では春の頃になると旬の食材として数枚の山椒の新芽が丁寧にパッケージされて野菜売り場の奥に鎮座しているのを見かける。値段も結構高く高級食品なので、どこのデパートやストアーでも取り扱っているわけではない。
日本の料亭レストランでは、たまに見かけても普通のレストランでは、あまり見かけない。そんな貴重な山椒の新芽を頂いて久しぶりにワクワクした気持ちになった。

早速、この春の香りと味をClientさんとシェアする事にした。近所の日本人の人もお誘いしてClientさんの家のパティオで山椒三昧のランチを楽しむ事にしたのだ。頂いた山椒の新芽は磨り潰して白味噌と砂糖、みりん、お酒を加えて調味料に使う事に決めた。その前日、タケノコを買う為に立ち寄った日系マーケットで偶然、最後の一袋だった山椒の実を見つけた。そのパッケージには “ みざん、山椒の実 醤油仕立て ”と書いてあった。国産原料と書いてあったのも気に入った。パッケージに“みざん”は実が柔らかい時期に収穫する若採り山椒を使用しています“と書かれてあったので、きっと山椒の新芽とは合うだろうと思った。ちなみに山椒の木は雌と雄があるそうで雌の木だけに実が生り雄の木は葉だけで実が付かない。それを合体させておにぎりで食べよう!と決めた。今回は焼きおにぎりの真ん中に山椒の実を入れ回りに白味噌で和えた山椒を塗って海苔で包んだ。一口かじると海苔の香りの次に爽やかな山椒の香りと刺激が口に広がった。何だか病みつきになりそうなくらい美味。Clientさんも山椒三昧のおにぎりは、すごく美味しいと絶賛して頂いた。

今度は、まだ残っている山椒の新芽でお吸い物も作ってみようと思う。旬の恵みを頂きながら自然と共に生きてきた日本人の食文化を改めて感慨深く思うこの頃、、、、蜜柑科の山椒は血液やリンパの流れを助けるとも言われていて今後もっと研究が進んだら山椒の未来はもっと明るくポピュラーになっていく存在になるかもしれない。

スパイス研究家 茶子

ジャズライフ ”City Streets” Jim Adkins

Amazon Prime Musicを利用していない方でもYouTubeで素晴らしい音楽を聴くことが出来ます。クラシックもジャズも聴いてみましたがどれも素晴らしいです。『前頭葉活性化音楽』という音楽があり聴いてみました。美しい風景が映し出される癒しの音楽です。外付けのアンプスピーカーで聴くといい音で楽しめます。
コマーシャルがまったくないのでBGMとして最適だと思います。
今週のアルバム紹介はJim Adkinsの”City Streets”です。Jim AdkinsのギターとBill McGeeトランペットで始まるアルバム、City Streetsはバランスのとれた聴きやすいスムースジャズです。スムースジャズの王道といったアルバムです。

“City Streets” Jim Adkins
01. City Streets
02. Lost In The Moment
03. Let’s Stay Together
04. Lost In Love
05. Feels Good
06. Out & About
07. After The Rain
08. Mystic Vista
09. Manhattan
10. Curtain Call

編集後記 「YouTubeビデオダウンローダー」

YouTubeで見つけた動画を録画しておきたいことがあります。簡単にダウンロードする方法を紹介します。録画すると広告が入らないこと、通信環境が悪いところでオフラインで観れるなどのメリットがあります。YouTubeダウンローダーというサイト”y2mate.com/jp5″にアクセスすると下記の画面が出てきます。その画面にYouTube動画のURLを入れるとダウンロードできます。ただし20分以上は録画できません。(有料ならできます。)
もちろん録画したものをネットに公開することは違法ですので、注意が必要です。《R.O.》

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