雑貨屋ウィークリー1296号

雑貨屋のひとり言

4月1日より、店頭の値札や棚札、チラシ、カタログ、広告などにおける価格表記の、税込価格の表示「総額表示」が義務化されます。
売る側としてはイメージ的に値段が上がったように見えるのでやりたくないだろうなと勝手に想像していたら、ユニクロが大胆にも従来の価格そのままで、価格表示する、つまり実質消費税分を値下げすることを発表しました。しかも4月1日から実施するのかと思っていたら、3月12日から実施しました。このユニクロの戦略でコロナ禍で低迷している他のアパレル会社に大きな打撃になってユニクロの一人勝ちになるような気がします。《R.O.》

川柳(東京・成近)

( 川  柳 )

会長をお飾りにして実力者

勲章が欲しくて偽善積み上げる

謝罪会見マニュアルを暗記する

祝杯に満面笑みのブルータス

助っ人のもろ刃の剣に助けられ

(ニュースひとりよがり)

「首相が福島を視察」
フクシマを見てほしい - 住民

「NTT接待問題」
その件はただ今週刊誌が調査中です - 総務省

「アナフィラキシー」
舌を噛んだ -ワクチンの副反応

河合成近

龍翁余話(669)「心の病」

翁たちのシニア会(現在メンバー9人)が顔を合わせなくなって(コロナ禍のせいで会えなくなって)丸1年経った。勿論、その間、メールや電話での交流は続いているが、思えば、その回数もだんだん少なくなって来ている。そんな中、先日、メンバーの1人、Aさんの奥さんから電話を頂戴した。ご主人(Aさん)の近況(コロナ鬱症状?)報告であった。

シニア会のメンバーは全員が元中学・高校の教育者。翁も40歳から10年間(映像制作との2足の草鞋で)某専門学校の教壇に立った経験はあるが、“教育者”と言うほどの資格も実績も無い。約18年前、このシニア会の会員にと誘われた時、翁は「私は日教組が大嫌い。日本の国を腑抜けにしたのは、あなた方(日教組)だ。私はかつて(1992年頃)槙枝元文氏(労働運動家・日教組委員長・総評議長、2010年没)と大喧嘩(大口論)したことがあり、私は彼を“ミスター国賊”と酷評した。したがって皆さんにとって私は“憎い敵役”でしょう」と丁重にお断りしたのだが、当時の会のリーダー(故人)は豪放磊落の人物で彼から「昨日(きのう)の敵は今日(きょう)の友」と強引に誘われて入会した。その翁が今ではこのシニア会の最長老にまつり上げられている。

Aさんは元都内の某高校校長、シニア会の中では翁に次ぐ高齢者で翁とは肝胆相照らす仲。なかなかの論客で行動派、かつては“定例ミーティング”、“各種研修会”、“バスツアー”などのシニア活動を積極的に提案・参加する人だった。その彼が(奥さんの話によると)今年に入ってから少し言動に変化が生じて来た、と言う。具体的には「あれほど動き回るのが好きだった人が、全く“やる気”を無くしてしまった」「読書家だったのに本も新聞も読まなくなった」「テレビニュースを視ていて、時々、イラついて“馬鹿野郎”とか“辞めてしまえ”など大声を発することが多くなった」「テレビを視ているうちに、直ぐに寝入ってしまう」「悲観的な話が多くなった」「“食欲がない”と言って、毎日3食の摂取量が減った。そのくせ、やたら煎餅やオカキなどのイヤシグイが多くなった」「一緒に散歩に出ても“疲れた”と言って、直ぐに引き返してしまう」そして奥さんにとって最も悲しい(寂しい)のは「俺は、いつまで生きていられるのかなア。遺言を準備しておかなければ」と呟くようになったこと、など・・・

Aさんの“変化”は、多分“コロナ災禍”によるものだろう。Aさんに限らず、多かれ少なかれ大勢の人が“コロナ災禍”(三密・外出自粛などによるコロナ鬱)に襲われている。
ある医療機関の調査によると、新型コロナウイルス感染拡大による環境の変化で診療を受ける患者の約4割が精神疾患、つまり“コロナ鬱病”であると言う。A夫人の電話(Aさんの変わり様)に対して、翁は精神科医ではないので、適切なアドバイスなど出来るはずもないが、ただ「お役に立つかどうか分かりませんが、ご主人にお伝え下さい」と前置きしてA夫人に“翁の現在心境と暮らし方”をお話した。(以下、A夫人にお話した“翁の心境と暮らし方”については“話し言葉”ではなく“文章化”して記すことにする。)

実は翁、15年前に現役を退き“独居老人貴族”を気取っているので、昨年来の“コロナ禍”による“心の変化”や“暮らし方の変化”については、さほど“苦痛”を感じるような思いをしたことはない。生来、酒は飲めないし、25年前に麻雀を止め、2009年の癌手術以後健康管理に細心の注意を払うようになり、今で言う“三密回避”、“衛生管理”(マスク・うがい・手洗い・その他の消毒癖)は“コロナ禍”の以前から身についていた生活習慣だったので何ら苦痛はない。ただ“外出自粛”(身内や友人との往来、各種旅行が出来ない)に関しては一抹の寂しさを感じることはあるが、我が身の健康管理や社会的規範を守る上で“やむなし”の諦めもしている。

翁は以前から(高齢者になってから)Aさんと同じ状態が続いている。例えば「読書欲が薄らいで来た」「テレビに向かって“馬鹿野郎”など怒鳴る」「テレビを視ていて、いつの間にか寝入ってしまう(昼間でも夜でも)」「食後、1時間くらいすると、やたらオヤツが欲しくなる」・・・こんなことは“コロナ災禍”ではなく、いわば“老人症”だと思っている。更に翁も八十路に入ってから「死を考える」ようになり毎年正月に“遺言”を書いている。これも“コロナ禍”とは関係ない。そしてAさんと異なるところは「月に2,3回ゴルフに行く」「週に3回は(買い物を兼ねて)散歩する(約5,000歩)」「時代劇や西部劇のテレビ番組を追いかける」「親友たちとのメール交換をする」「毎週、ブログエッセイ(『龍翁余話』)を書く」「エッセイに必要なネタ探し(歩き回り)をする」・・・そうやって、いつの間にか1週間のタイムテーブル(時間割)が出来上がっているので幸いなことに“コロナ禍”による“コロナ鬱”(心の病)を意識したことは無い。普段から衛生面(特に伝染病)に関しては神経質くらい注意を払い“うつされない、うつさない”に徹しているから自分的には“コロナ禍”にあまり恐怖心を抱いていない。それは単なる“強がり”(過信)かも知れないが――そんな私事(わたくしごと)が、Aさんのお役に立つとは思えないが「ご主人によろしくお伝え下さい」とA夫人にお願いして電話を終えた。

厚労省では「ストレスに気づくヒント」として憂鬱感、意欲・集中力低下、おっくう感、イライラ感、怒りっぽくなる、不安感、首や肩の凝り、動悸、息切れ、下痢、便秘、吐き気、頭痛、不眠、食欲不振、だるさ、疲れやすい、酒量やタバコが増える、ちょっとした仕草(動作)にミスが生じる、など――更に厚労省は言う「早くストレスに気づこう」。翁は逆に「ストレスを探すな、“気に病む”ことの重なりが『心の病』を生む」と言いたい。
A夫人にもそう伝えた。だが、人はそれぞれ。超高齢の翁は“先が知れている”から言えるが“先のある人”は、そうはいくまい。やはり『心の病』も早期発見、早期治療が肝要だろう・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

茶子のスパイス研究 (友人の話 続き)

何年か前にもC国からきた人のゴミ出しの酷さについては友人から聞いていた。日本語を習うために語学学校に通っているC国の人達が住んでいるアパートが友人の住宅の近くにあったそうだ。
C国の人達が住む様になってそのアパートのゴミを捨てる場所は指定日など関係なくいつもゴミで溢れ汚く匂うようになってご近所の人も困っていたそうだ。

友人は何でもハッキリものを言う人だから、何度か忠告する日を伺っていたそうだ。
ところが、朝、友人は仕事、向こうは、どうも深夜に帰宅するようで会うチャンスが無い。
そこで紙に書いて貼ってきたのだそうだ。ルールを守ってくださいと。ところが数日して見ると、その張り紙は破いて捨てられていたそうだ。それで、諦める友人ではない。
また、忠告の紙を貼りに行ったそうだ。今度は“この日本語が読めないのなら貴方の習っている先生に聞きなさい。ここは日本です。ルールが守れないなら自分の国に帰ってください” と。

翌日、その前を通りすぎると語学学校の先生らしき人が、ゴミ捨て場で、お掃除をしていて友人に謝ってきたと言う。

ま〜こんな事は日常茶飯事ある事なのかも知れない。今回は友人から聞いた都営住宅の話。
都営住宅に、かなりの数のC国の人が住んでいると言う。そこに住んでいる母親を度々娘が真っ赤な外車でやってきて道に度々停めるのだそうだ。
そこは駐車場でもないのに翌日まで停めてある事もあって、その駐車の仕方も行儀悪く斜めに停められていて邪魔なのだそうだ。

ついにある日、友人が頭にきて車の写真を撮って警察に通報しようとしていたらすごい剣幕で、その娘が文句を言ってきたらしい。そのアクセントを聞いて“貴方、日本人じゃないでしょ?”と言ったら”人種差別するつもりか?”と言われたらしい。そして、その娘が車に乗るや否や車をバックさせ側にいた友人の男友達は引き殺されそうになったと言う。その瞬間、スマホが落ち壊れてしまったそうだ。その態度に彼らは警察にリポートしに行ったそうだ。後日、警察に行くとセキュリティーカメラには、確かに、その娘が殺意を持って車を急発進させているのが映っていたそうだ。ところが、警察は” 今回は、この事に関わらない方がいいですよ。
バックにどんな組織がついているかわからないですから“と、、、、
日本は、そんな闇のような組織が蔓延っていて警察は手も足も出ないのだろうか、、、

可哀想に、その男友達のスマホは弁償もしてもらえず、駐車違反の娘のお咎めもないようで納得いかないと友人は怒っていた。

日本の国家公務員がよその国の為に便宜を測り日本人を軽率に扱うのなら私たちは税金など払いたくもない。

茶子

ジャズライフ Helge Lien Trio “10”

今週はノルウェーの個性派ピアニスト、Helge Lienのアルバムです。
1079号でTo The Little Radioというアルバムを紹介しています。
“10”という珍しい名前のアルバムです。
独特というかちょっと個性的なジャズという気がします。
でも音は好きです。

Helge Lien (p)
Mats Eilert (b)
Per Oddvar Johansen (ds)

Disc 1
1 Be Patient
2 Popkoral
3 Loose Gore
4 Krystall
5 Falturill
6 Before Now
7 Now
8 And Then
9 Crabs

Disc 2
1 Please Stay
2 Jazzkoral
3 Nipa
4 Get Ready
5 Run
6 Roll
7 Crossing The Lake On A Kicksled
8 Kristall
9 Berlin Basement
10 Berlin Blues
11 Popkoral

編集後記

リニューアルした雑貨屋ウィークリーをGoogle の検索対象リストである「インデックス」に登録してもらいました。Google検索で”Zakkaya Weekly”、”雑貨屋ウィークリー”で検索できます。リニューアル前のページも検出されますがその場合は、新しい雑貨屋のページに移動できるようにしてあります。《R.O.》

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