雑貨屋ウィークリー1348号

雑貨屋のひとり言「春はうれしいのですが・・・」

暖かくなって来ました。ホッとしています。気温が上昇してきて一気に春が近づきましたが、生活に直接影響する食品やエネルギーの値上げで悪いインフレになって来ています。ロシアのウクライナ侵攻によりさらに悪化して来ています。すでにコロナの影響も受けているところはさらに厳しいことになりますね。プーチンの愚行は世界を狂わせています。この狂人をなんとかできないんでしょうか?周りに変な国が多いので日本は物騒な国になりつつありますね。《R.O.》

川柳(東京・成近)

( 川 柳 )

古いねと絞った知恵を笑われる

目標を完走に変えマイペース

マイペース亀は寿命を自慢する

日々生きる泣く葦笑う葦でいて

歳なりの歩幅で妻と行く令和

 ( ニュースひとりよがり)

 「韓国大統領選僅差」

一票の重みを知った ―18歳新有権者

 「戦後77年」

がっくり ―不戦の碑

 「カニ・ウニ・紅ザケ」

欲しがりません勝つまでは ―ウクライナ応援団

 河合成近

龍翁余話(721)「悪夢!狂人プーチンの暴挙」

1945年(昭和20年)3月10日の「東京大空襲」を、もう一度見直そうと思って翁の手許にある『映像でつづる昭和の記録』(VHSビデオ全30巻の第9巻)を視た。米軍のB29爆撃機約300機から投下される無数の焼夷弾で燃え広がる東京の街々――被災者約310万人以上、死者11万人以上、負傷者15万人以上、損害家屋約85万戸以上、その惨憺たる姿と、今、ロシアの侵攻で街が焼かれ尊い命が奪われているウクライナの惨状が重なり、胸が痛む。

大東亜戦争(太平洋戦争=第2次世界大戦、1945年終戦)以降、翁の記憶に残る戦争は1950年「朝鮮戦争」、1960年「ベトナム戦争」、1973年「第4次中東戦争」、1980年「イラン・イラク戦争」、1990年「イラク、クウエート侵攻」、1991年「湾岸戦争」、1994年「ロシア、チェチェン侵攻」(1996年も)、2001年9月11日のアルカイーダによる米国無差別テロ後)10月「米英、アフガン攻撃」、2003年「イラク戦争」、その他、地域武力紛争はあちこちで起きたが、世界中を震撼させる戦争(第3次世界大戦勃発が危惧される戦争)と言えば、今起きている「ロシアのウクライナへの侵攻」だ。それも、たった1人の狂人の妄想によって引き起こされた“大義なき侵略”だ。狂人とはロシア大統領のプーチンのこと。彼のテレビ画面を視るたびに“腹黒い狐顔”が浮腫(むく)んで、ますます醜さを曝け出している。このような悪口を吐く翁は、『狂人プーチンの暴挙』に対して吹き上がる怒りを抑えきれず、書き手としての冷静さ、公正さを失い、まさに独断的・偏向的・感情的に綴ることを(自分自身が)承知しているが、これもひとえにウクライナの惨状、EU諸国や米国、日本の苦悩、そして何よりもウクライナ国民の哀しみを思い、1日も早い“狂人プーチンの失墜“(戦争終結)を願うあまりの暴言であることをお許し願いたい。

プーチンは、以前は「ウクライナを侵攻するつもりはない」と言っていた。しかし2月24日、突然、陸海空から一斉にウクライナ攻撃を開始した。何故、プーチンは狂ったのか(ウクライナに侵攻したのか)――勿論、翁は、あの狐の腹の中は読めないが、多くの報道によると、彼は普段からウクライナの存在を怖れていたそうだ。と言うのも、ウクライナ大統領のゼレンスキーは、常々EU(欧州連合)やNATO(北大西洋条約機構)加盟を希望していた。もしウクライナがEUやNATOに加盟すると、ロシアは西側と背中合わせになり、それをプーチンは過剰に怖れ(恐怖の裏返しで)侵攻と言う暴挙に出た。プーチンはウクライナ攻撃の言い訳に「ウクライナ国民は威圧されて民族虐殺に遭っている。私はウクライナの非軍事化と非ナチス化を実現するためにゼレンスキー(大統領)を倒す」と言ったそうだ。翁は、このプーチンの言葉を聞いて嘲笑った。「プーチンと言う奴、何という小心者、臆病者だろう」と思った。ウクライナのゼレンスキー大統領は純粋な民主主義の穏健派、第1、ゼレンスキーにはナチスが行なったような虐殺の記録はないし(これはプーチンの作り話)、軍事力強化拡大で周辺国を脅かすような覇権行動もとってはいない。翁は言う「プーチンこそナチス(ヒトラー)志向そのものだ。権力を維持・拡大するため”嘘“を平気で作り上げ並べ立て、あたかもそれが正義であるかのようなプロパガンダ(宣伝活動)を行なう。これは(どこかの国と同様)独裁国・共産主義国の典型的な手法だ。

それにしても、ロシアにはプーチンの“狂人沙汰”を止める人物はいないのだろうか。かつては“平和主義者”は沢山いた。例えば“ソビエト連邦”に終止符を打ち結果的に冷戦を終結させたゴルバチョフ元大統領、彼は「多元主義(人間性を慎重し保護する国家方針)」「欧州共通の家(軍事・経済対立を止め欧州共同体の建設)」「新世界秩序(地球レベルでの政治・経済・金融・社会政策の共有)」などを外交政策の主軸に置いた平和主義者である(今年91歳、健在)。今でもロシア各界にプーチンの蛮行、愚行に批判的な人物は多い。だが独裁者プーチンは良識者の口を塞ぐばかりでなく報道メディアへの締め付け(言論統制)まで強行している。欧米主要メディアは(ロシア国内での)取材活動を停止した。それでも世界の人々は『狂人プーチンの暴挙』(情報)を毎日入手している。真実が隠され、ウソを知らされているのはロシア国民だ、と思っていたら何と、ロシア国民の間に“反戦”“反プーチン”の狼煙があがっている。ロシア国内64か所で大規模”反戦デモ“が行なわれ、これまでに約1万人が拘束されたとのこと(3月8日現在)。それでも”反戦デモ“は続く。ロシア嫌いの翁でも”勇気あるロシア国民“には共感・激励の拍手を贈りたい。

さて、ウクライナに対して日本が出来ることは何だろうか。駐日ウクライナ大使は「日本への避難民の受け入れ、あるいは日本通過の際の避難民の一時的入国とビザの発給、戦後のウクライナ復興支援」などを(日本政府に)要請した。勿論、日本政府はこれを了承した。そして先日、ウクライナに自衛隊の防弾チョッキやヘルメット、防寒服などを提供した。第2弾も出発した。日本政府はこれからも防寒服,テント、カメラ。衛生資材、非常用食料、発電機などの自衛隊物資も提供するする方針。現地のニーズに応じ準備が整い次第輸送する。欧米諸国もウクライナ支援を行なっている。一方で“プーチン憎し“の声も世界中に強まっている。そこで翁はフト”我が国の足元“を見る。『狂人プーチンの暴挙』は日本の(憲法改正を含め)国防の在り方を考え直す時期に来ていることを暗示しているのではないか。もはや空論(理想論)のやり取りをする段階ではない」と――

ゼレンスキー大統領は最近になって「NATO加盟は考えない」と言い出した。『狂人プーチンの暴挙』の理由の1つを除外することになる。自国民の生命を守るための苦渋の選択だと思うが、果たしてプーチンはそのことを受け入れる冷静さがあるだろうか。米国情報機関では「プーチンの精神状態分析作業」に入っている。しかし、怖いのはプーチンの精神状態だけではない。戦争は兵士も民間人も狂わせる。『狂人プーチンの暴挙』で今後いかなる非人道的事態(惨事)が生じるか、が心配だ・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

茶子のスパイス研究「山賊」

以前、日本で山岳部にいたという山登りが好きな人がLAにいた。私の所属していたサウスベイハイキングクラブを紹介してから時間がある限りハイキングや山登りに参加されていた。それから2年後ぐらいしてLAから中国に転勤が決まり、かなり、がっかりされていた。もう、かれこれ15年ほどは経つだろうか、、、、あんなに山登りが好きだった人が一人で山登りに行くのは危険だと現地の人に止められ諦めてしまったたそうだ。熊や毒蛇でも出没するのかと思ったら山賊が出ると言うのだ。初めは冗談で地元の社員から、からかわれているのだと思ったら実際、身ぐるみ剥がされた日本人がいたらしいのだ。身包みを剥がされて金目の物は全て取られた時に、その日本人の人はせめて帰りのバス代だけでもと懇願したら、そのぶんだけは返してくれたというのだから多少は情けがある山賊だったらしい。不幸中の幸いと思った方がいいのだろうか、、、今は日本企業に身代金を要求したり何かの理不尽な目的で人質になったり男であろうと売り飛ばされたりする可能性もある国があちこちあるのだから恐ろしいい。中国でオリンピック中も人身売買で田舎に売り飛ばされ鎖に繋がれた女性が見つかって世界は大騒ぎになり中国は火消しにやっきになっていた。ともかく日本の隣国は日本が常識で思うような事が通じないのだ。結局、その友人は中国に転勤になって初めの頃はメールも郵便も多少遅れても届いていたのがしばらくして年賀ハガキは3か月もかかりメールやネットも不自由にやりとりが出来なくなっていった。そのうち香港に出張してからでないとネットも自由に使えないというような事を言っていた。そのうち音信が途切れてしまった。あの頃は、まだその国の事情がわからない企業も多く警戒心が無かったのだろうと思う。今朝、待っていた米国からの郵便がだいぶ遅れて届いた。その郵便は車の保険のリファンドのチェックで米国からの消印は1月26日のもので今日3月12日に届いたのだ。届かない郵便を心配した保険会社の人は最初のチェックをキャンセルし再度チェックを発行し直接私の銀行に入れてくれる事になった。ずいぶん遅れて届いた郵便を見て、ふと中国に行った友人の事を思い出してしまった。それにしても遅れても郵便が届けば、まだいい方で国際郵便は行方不明になるケースも最近は結構あるものだ。日本にいると郵便も小包も届くのは当たり前、不在でも遅くならなければ、その日のうちに再配送してくれるサービスというのは他の国では本当に珍しい事だ。でも、ガソリン価格の高騰が心配されている今日この頃、輸送コストの関係でそんなサービスも無くなるかもしれない。LAの友人からは車のガソリン代がとうとう1ガロン7ドルになったと怒りのメールが届いた。

今の無能な政権の明らかな政策の失敗だと。武漢で起きた流行り病がようやく終息し始めたと思ったら今度はウクライナとロシアの戦争。いつも被害を被るのは一般市民。この2つの災難によって誰が損をして誰が得をするのだろうか、、、、

日本だって対岸の火事とは思っていられない。日本の周辺国には山賊や海賊だけでなく内外共に情報工作をしかけられているのだから、、、、

スパイス研究家 茶子

ジャズライフ”軌跡 jdk アクースティックス”Falcom Sound Team jdk

音楽は十分楽しめていますが、音質に興味があるのでスピーカーとアンプを変えてみることにしました。スピーカーはヤマハ製のブックシェルフ型スピーカー(NS-BP200)に、アンプは以前から興味があったデジタルアンプにしました。デジタルアンプはアナログアンプに比べ効率が良く、小型でも大出力が出せます。North Flat Japan社が販売しているデジタルアンプFX202A/FX36AProにしました。手のひらに乗る小さなアンプですが40W+40Wです。先日買ったDACで聴くハイレゾ音源の音がスッキリし、音の広がりがぐっと良くなりました。コストパフォーマンスの高さに感動しています。

コンパクトでコストパフォーマンスの高いオーディオシステムができました。

そのシステムで聴いている素晴らしい楽曲を紹介します。Falcom Sound Team jdkの”軌跡 jdk アクースティックス”です。多くの人がオーディオ評価用として使っているのが良くわかるアルバムです。この楽曲はジャズかといわれるとジャズでもあります。ずっと聴いていられる楽曲で音の広がりを聴くのにぴったりなアルバムです。《R.O.》

“軌跡 jdk アクースティックス” Falcom Sound Team jdk

1-The Fate of The Fairies (英雄伝説 空の軌跡) 5:44 
2-Maybe it was fated (英雄伝説 空の軌跡) 4:15        
3-クロスベルの午後 (英雄伝説 零の軌跡)  4:39       
4-パンドラ (イースVI~ザ・ソングス・オブ・ゼメス) 4:38        
5-セルリアンブルーの恋 (英雄伝説 零の軌跡 Evolution) 3:59       
6-旅愁 (英雄伝説 閃の軌跡) 2:38        
7-way of life (英雄伝説 零の軌跡) 3:43        
8-琥珀の愛 (英雄伝説 空の軌跡) 2:44        
9-星の在り処 (英雄伝説 空の軌跡) 5:12

編集後記「プラシーボ効果」

趣味のオーディオの世界では特に見た目を重視する人が多いので格好良くて高級に見えるほうがいい音だと思ってしまう傾向にあります。高級なオーディオ機器はインテリアとしての価値もあるので所有欲が満たされてるからかもしれません。しかし音の善し悪しに関しては必ずしも値段と比例するかどうかはわかりません。330万円の高級オーディオセットと9800 円のデジタルアンプでブラインドテストで聴き比べをしたら4人中4人がデジタルアンプのほうがいい音だと評価しました。これは2004年、音楽雑誌で話題になった有名な話です。もし初めからどんなオーディオセットかを前もって知らせられていたらプラシーボ効果で結果は違ったものになっていたかもしれません。音の善し悪しは個人の好みが入りますから人それぞれ違います。オーディオ沼にはまった人は音が期待通りになってもならなくても、正解なんてないですから次から次に音を追求することになります。ヨドバシカメラの高級オーディオコーナーに行くと10万円もする電源タップが売られています。オーディオ沼にはまったマニアの方が高級なオーディオやアクセサリーのお客さんになっているようです。コロナ禍で巣ごもり需要が増えてオーディオマニアが増えたのかもしれません。《R.O.》

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