雑貨屋ウィークリー1504号

雑貨屋のひとり言「大阪万博2025」

来月17日から大阪万博2025が開催されますが、日常の会話で万博の話題がのぼることはほとんどなく、その盛り上がりには欠けています。1970年の万博のときと比較すると随分違うと感じています。
1970年の万博は、日本が経済成長期に入り、国民に活気が溢れていた時期に開催されました。多くの人々が万博に行ってみたいと思い、期待と興奮に満ちていました。当時はインターネットも存在せず、世界の情報に触れる貴重な機会として万博がありました。そのため、多くの人々が感動し、興味を持つことができました。
しかし、あれから55年が経過し、現代の日本は少子高齢化が進み、経済も低迷しています。かつてのような国民の活気は薄れ、万博に対する関心も低下しています。また、インターネットの発達により、瞬時に大量の情報にアクセスできるようになりました。この情報環境の変化も、万博に対する興味が薄れる一因となっているかもしれません。
大阪万博2025の開催によって景気を浮揚させたかったという気持ちはわかりますが、その期待より高額な費用に見合ったものが得られるのかどうかという国民の冷めた気持ちのほうが現れてしまっているように思います。この万博がどのように現代の社会に貢献し、再び国民の関心を引くことができるのか、これからの展開に注目したいところです。《R.O.》

川柳(東京・成近)

( 川 柳 )

ドングリのままで昔の顔が寄り

再会に歳月が消すわだかまり

爆笑に失敗談が調子づき

悪友列伝自分史が弾んでる

ちゃんで呼ぶ友一人減り二人減り

(ニュースひとりよがり)

「維新が160万円で決着」

勝手に壁に穴を開けるな ー 国民民主党

「大船戸に雨」

〽雨々ふれふれもっとふれ ー 八代亜紀

「走行中連結器が外れる」

カムバック  ドクターイエロー ― 東北新幹線

河合成近

龍翁余話(875)「我が家の窓に飛行機の巨体が・・・」

翁はもう40年も前から(悪天候でなければ)ほとんど毎週土曜日に(メンバーコースの)千葉県成田市のHゴルフ倶楽部でプレーしている。成田空港が近いせいか、プレー中に着陸態勢に入った旅客機がゴルフ場の真上を通過する。地上からの距離は約2,500フィート(約760m)だそうだから、機体と飛行音はかなり大きく、今でこそ慣れっこになったが、最初の頃は目障り・耳障りでプレーに支障を起こしたこともしばしば・・・

さて、“コロナ禍”が蔓延し出し、世の中が“三密回避”や“外出自粛“を求められ始め、翁も東京都が唱える”ステイホーム“を心掛けるようになった(2020年4月初旬の)ある夕方、品川区西五反田のマンションの10階に住む我が家のリビングでテレビドラマ(再放送)を見ていたら突然、部屋の窓に飛行機の巨体が映った。「何だ、これは?」一瞬だったので“オレの目の錯覚か”と思い、それでも急いで窓を開けて外を見た。が、立ち並ぶビル群に遮られてその時は飛行物体を確認することは出来なかった。「おかしいな、確かに飛行機だったが、こんな夕刻、しかもこんなに低く、街中(品川区)の上空を飛ぶ訳はない」。我が家の部屋の窓は防音ガラスなので外の音はほとんど聞こえないし、テレビの音量だってそれほど大きくはないのだが、もし飛行機があんなに近く低く飛行したのなら飛行音は聞こえるはず、それも聞こえなかった、ということは“やはりオレの目の錯覚だったか”で済ませるほかはなかった。ところが、それから2,3日後、また同じ夕刻(4時頃?)、我が家の窓から再び飛行機の巨体が姿を現した。これはもう“錯覚”ではない。そこで翁、国土交通省・東京航空局に問い合わせた。すると「2020年3月29日から都心の上空を飛ぶ新しい飛行ルートが導入された。新ルートには幾つかあるが、その1つに“南風運用時の着陸ルート”がある。このルートは、南風が吹いている時は東京湾から渋谷、目黒、品川を経由して羽田空港に着陸する」とのこと。「それなら何故、そのことを区民に知らせなかったのか」と文句を言ったら「品川区をはじめ各区から“お知らせ”が届いているはず」多分、翁が気づかなかったのだろうと思い、その追及は止めた。

では、何故、風向きによって飛行ルートを変更する必要があるのか――そこで「飛行機と風の関係」を調べてみた。飛行機は基本的に向かい風を利用して離着陸をする。向かい風の方が追い風よりも翼に多くの風が当たり、より大きな揚力を得ることが出来る。向かい風を利用することで短い滑走距離で離着陸が可能になる。一方で、離陸をした後は追い風に乗った方が少ない燃料で長い距離を飛ぶことが出来、省エネに繋がる、という。なるほど、そういうことか。成田のゴルフ場の上空を飛ぶ着陸機の、地上からの距離は(前述のように)約2,500フィート(約760m)、それから推測すると渋谷上空辺りを飛行する旅客機の地上からの距離は約2,500フィート(約760m)、目黒上空辺りで約1,500フィート(約457m)、翁の住む品川上空辺りで約1,000フィート(約305m)、(飛行機の種類にもよるが)これほどの近い距離なら当然“巨体”として映る。その後、気になって(夕刻の”ステイホーム”時)、『我が家の窓に飛行機の巨体が』映るようになったのは週に数回、これも(前述の)東京航空局の話によると「品川区上空を飛行する新ルートは、南風運用時の15時から19時まで。その南風運用は年間4割程度(約150日、週3回程度)」とのこと。

実は、今号に『羽田空港飛行新ルート』を取り上げたのは、つい先日、「品川区の皆さまへ」とする国土交通省からの“お知らせ”(リーフレット)が届いたからだ。それには「2020年3月29日から開始された羽田空港への飛行新ルートの様々な対策」の結果報告などが書かれている。例えば「騒音防止対策」(騒音測定を常時実施=品川区内における2023年度の平均値は70デシベル=普通の住宅では戸や窓が微かに動く程度だが“騒音”と感じるほどではない)、「落下物防止対策」(2020年3月末からの運用開始以来、落下物はゼロ)――つまり、これまでに市民生活に支障をきたす問題は1つも起きていないとの報告書である。

そのリーフレットの中に「羽田国際空港のPR」も掲載されている。例えば「1日の国際線の利用客数(約63,000人)」、「1日の国際線の発着回数(約300回)」、海外就航先はアジア(韓国・中国・香港・台湾・タイ・マレーシア・シンガポール・インドネシア・ベトナム・インド)、北米(カナダ・アメリカ)、欧州(フランス・イギリス・ドイツ・イタリア・オーストリア・フィンランド・デンマーク)、中東(トルコ・カタール・アラブ首長国連邦)、アセアニア(オーストラリア)など。すなわち羽田空港は世界24カ国(地域を含む)47都市を繋ぐ国際空港。そして国内線については「1日の国内線の利用客数(約189,000人)」、「1日の国内線の発着回数(約1,000回)」、国内就航先は全国津々浦々(49都市)、すなわち羽田空港は、東京と地方を結ぶ最重要空港である、との記事も紹介されている。実は翁、3年前から年に3回(正月・春・お盆)に帰省、羽田空港―福岡空港を利用しており、また年に1~2回、海外から来日する友人の送迎で国際線ターミナルにも出かけるので「羽田がコア空港」であることを実感している。

“コロナ騒ぎ”が(一応)収まり“三密回避”や“外出自粛”も喧しく言われなくなった昨今だが、現役を退いて以来“お宅族”になってしまった翁、”コロナ騒ぎ“とは関係なく”三密回避“、”不要不急の外出自粛“、”マスク着用”、“うがい・手首洗い”などは今も継続している。したがって夕刻に在宅していることが多く、気がつけばテレビを見る時間帯(午後4時頃)に『我が家の窓に飛行機の巨体』を見ることもしばしば。最近では特に驚くことも無くなったが、翁はただただ「更なる騒音対策・落下物対策・安全飛行」を願うばかりである・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

茶子のスパイス研究「ナチュラルエキスポ 2025 ①」

久しぶりにサンタアナのコンベンションセンターで行われたナチュラルエキスポに行ってきた。相変わらず人が多く混雑は以前よりも酷くなっていて開場少し前でホテルの駐車場はすでに満杯。駐車場を探す車が会場の周りには溢れてグルグル回っていた。遠くからシャトルバスの移動も大変なので私が以前から利用してる少し離れた住宅地の一角に行ってみるといくつか停められるスペースがあった。そこから約10分ほど歩いて会場に入りブース前のガラスのショウケースを眺める事にした。

イベントに出展している会社で特別、力を入れてPRしたい商品があればブース代の他にまた特別料金を払ってショウケースを借りるのだ。以前は、開場前の1時間ぐらい前に行ってゆっくり商品を眺めブースの場所を確認する作業も面白かった。今年は、そのショウケースの中の商品がいつもより少なく、いくつか空きスペースになっていた。
昔、顔馴染みのお客さんだった日本の食品会社の人も今年は出展を見合わせるかもしれないと言っていたとおり、かつて参加していた日本の食品会社は見かけなかった。それでも、今回、このイベントに参加する日本の会社がどのくらいあって、どんな商品があるのかに興味があった。

イベントに参加出来るのは1日のみだったので、この1日で全ての会場を回り網羅する予定だったので朝10時から、ひたすら歩き続け気が付けば7時間半ぶっ通しで会場を見て回った事になる。
日本にしばらく住んで久しぶりに米国のナチュラルエキスポに行ってみて気がついた事はスナック会社がいかに多い事か、、、
ポテトチップやナッツ、チョコレート、ドライフルーツ、ピザ、スナックバー、シリアル食品、ドリンクなどいつもと変わらない商品が多かった。見落としもあったかもしれないけれど私にとって残念ながら特別、目を引く商品には出会えなかった。

その中でいくつか日本の食品会社がブースを出されていたので次回はそのご報告をさせていただきます。

スパイス研究家 茶子

ジャズライフ Simone Kopmajer ”Spotlight On Jazz”

圧縮音楽ファイルMP3がポピュラーになりつつあった2000年ころ、RIOというプレーヤーにSimone Kopmajerの楽曲が入っていて良く聴きました。さわやかで甘い声がとても魅力的でした。あれから20数年経ちましたが、声の質は変わっていないように思います。《R.O.》

01-Spotlights 3:56
02-Pennies From Heaven 5:10
03-You Don ́T Call Me 3:30
04-Mighty Tender Love 4:17
05-Poinciana 6:46
06-Dig That Riff 4:00
07-Remember Jeannie 6:58
08-Struttin ́ With Some Barbecue 4:08
09-Exactly Like You 4:44
10-A Gift From Buddy 4:40
11-Stompin ́ At The Savoy 4:25
12-We ́Re Goin ́ In 4:32
13-Mood Indigo 4:04
14-Dig That (Remix) – Bonus Track 3:02

PCのサポートが受けられます「クイックアシスト」

PCで作業していて困った事が起こったり、わからないことが出てきたりしたときにPCに詳しい人にサポートしてもらいたいと思ったことはありませんか?PCに詳しい人が近くにいればすぐに来てもらってサポートしてもらえますが、離れている場合や、夜などはちょっと難しいですね。

Windows(10、11)PCを使っている人なら、サポートを受けられるいい方法がありますので紹介します。Windowsの「クイックアシスト」という機能を使って遠隔で自分のPCを操作してサポートしてもらうことができます。
サポートを受けたい人はサポートしてくれる人を見つけることが前提になります。信頼できる友人や知人にサポート依頼するようにしてください。決して怪しい業者などに依頼しないでください。
始めるにはサポートする人とサポートして貰う人がWindow10または11のPCであることが前提です。サポートする人がマイクロソフトのアカウントでクイックアシストにサインインしセキュリティーコード(6ケタ)を取得して、そのコードをサポートを受ける人に知らせ、クイックアシスタントの画面にタイプするだけです。
【サポートする側の設定】
PC画面下のバーにある検索でクイックアシストと入力する、もしくはWINボタン+CTRLボタン+Qのショートカットキーでもクイックアシストの画面が出てきます。そこでマイクロソフトアカウントの入力を求められますのでメールアドレスを入れてログインします。次のような画面が出てきます。

画面上のセキュリティーコードをメモして10分以内にサポートして欲しい人に知らせます。メール、メッセージ、ライン、電話なんでもOKです

【サポートされる側の設定】

サポートされる側の人は、セキュリティーコードを受け取ったら、WIN+CTRL+Qボタンでクイックアシストを開き、下記の画面にセキュリティーコードを入力し送信ボタンを押します。

次に「画面の共有を許可しますか?」の画面が現れるので、「画面を共有する場合のセキュリティへの影響を理解しています」と書かれたところにチェックを入れて「許可」ボタンを押します。

少し時間がかかりますが「画面の共有は有効です」と書かれた画面になります。

これでサポートする側のPCからサポートされる側のPCを遠隔操作できるようになります。下記動画で詳しいやり方が分かりますのでご覧ください。

【インストール不要】簡単に今すぐ無料でリモート支援ができる!助けてもらえる!【クイックアシスト】

このクイックアクセスは使うたびにセキュリティーコードを取得して使うので安心して使えると思います。画面上でテキストやペン機能を用いて意思の疎通を図ることができますが難しい場合は電話を併用してやりとりするほうが容易かもしれません。家にある2台のWindowsPC(10と11)でやってみましたが簡単にできました。1502号で紹介したTailScaleで片方のPCからファイルを転送するという実験もうまくいきました。《R.O.》

編集後記「ビデオのダビングできました」

ビデオをDVDにダビングしてくれる会社から、ダビングができたと連絡があり、引き取りに行きました。依頼してから3週間でできたことになります。早速一部ですが観てみました。いうのもありますが、ビデオテープの保存状態は良いほうだとおもったのですが、40年以上も前に撮影画像だったので色調も画質もかなり劣化していました。あとニ、三年このままにしておいたらデータが消えてしまう可能性があったと思います。画質が劣化していても40年前の家族や旅行中の風景が映った貴重な画像なので、孫たちに見せてあげようと思います。読者の中でビデオを処分せずに保管されている方は早めにダビングすることをお勧めします。VHSだけでなく8mmビデオやカセットテープなどもやってくれますのでこの機会にやられてはいかがでしょうか?《R.O.》

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