雑貨屋のひとり言「自転車でも青切符」
日本には約7200万台の自転車があるそうです。これは国民一人当たり0.6台以上の保有率に相当し、世界的にも高い水準です。自転車は手軽で便利な乗り物で、生活に欠かせない人も多いと思います。自転車は「軽車両」として取り扱われますが、自動車やバイクのように免許が要らないので交通ルールを守らない(知らない)人やマナーの悪い運転をする人がたくさんいるようです。そしてそれが歩行者や自動車とのトラブルを招いているケースが多く発生しています。こういう背景から警察庁は「事故を減らす」、「未然に防ぐ」目的で今年4月から道路交通法を改正され、自転車の違反に対して青切符(交通反則通告制度)と反則金が導入されます。これまでは漠然とした注意・指導が中心だった自転車の違反取り扱いが、自動車・原付と同様に迅速に処理される制度になるということです。この改正内容については警察庁交通局が発行した「自転車ルールブック」に詳しく解説されています。自転車ルールブック
青切符の対象は16歳以上です。また酒酔い運転などの重大な違反は、これまで通り「赤切符(刑事処分)」となります。
事故につながりやすい次のような行為が対象です。113項目が反則金の対象となります。
下記に一例をあげます。
| 違反行為 | 反則金 |
| スマホを操作しながらの運転(ながらスマホ) | 12,000円 |
| 信号無視 | 6,000円 |
| 逆走(右側通行) | 6,000円 |
| 一時停止無視 | 5,000円 |
| 危険な歩道走行 | 5,000円 |
| 傘差し運転、イヤフォン使用、ブレーキ不良など | 5,000円 |
実際に取り締まれるの?と疑問に思う人もいるかも知れませんが、法改正によって警察が正式に「青切符」を切れる仕組みが整います。すべての違反を一律に取り締まるわけではなく危険性の高い行為や事故につながりやすい場面が重点的になると考えられています。
自転車は便利ですが、ルールを守らなければ凶器になり得る乗り物です。「少しくらい大丈夫」「今までは注意だけだった」という感覚はこれからは通用しなくなります。自分の身を守るため、そして周囲を守るためにも、自転車の交通ルールを見直しておきましょう。《R.O.》
川柳(東京・成近)
( 川 柳 )
正義派のペンが波紋を十日ほど
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(ニュースひとりよがり)
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河合成近
龍翁余話(916)「安心院(あじむ)」
翁の出身県(大分県)は県北に中津平野・宇佐平野、県央に大分平野、県南に佐伯平野など比較的規模の大きい平野を有しているほか、内陸には日田・玖珠(くす)・湯布院・竹田・安心院(あじむ)などの盆地がある。中でも安心院盆地は、小説家の司馬遼太郎や松本清張らに「日本一の盆地風景」と絶賛されたことで有名。翁、帰省のたびに宇佐神宮を参拝するのを常としているが、その近くの安心院(旧宇佐郡安心院町、現宇佐市安心院町)を通ることが多く「落ち着いた、いい雰囲気の町」を感じながらも、これまでに一度も車を停めて“いい雰囲気”を実際に味わうことはなかった。が、2026年の正月明け、宇佐神宮参拝の帰路、初めて安心院町に立ち寄った。
『安心院』を「あじむ」と読める人は地元の人以外、それほど多くはいないだろう。そもそも地名の由来は、その場所の特徴的な地形からつけられたもの、その土地の出身者で名を成した人の名前にちなんだもの、歴史的な出来事からとったもの、あるいは、歴史的に有名な人物の言葉がヒントになって地名になったもの、例えば、菊池寛の小説『恩讐の彼方に』で知られる「青の洞門・耶馬渓(やばけい)」は、1818年(文政元年)、歴史家・漢詩人・文人の頼山陽(らいさんよう)が日田から山国谷に入り、その奇岩奇勝の渓谷美を称賛し「耶馬渓山天下無」と詠ったことから「耶馬渓」という地名がついたと言い伝えられている。『安心院』と言う地名の由来についても諸説あり、例えば「葦が生える(あしうむ)地」が転化したもの、とか、古代海人族の有力氏族・安曇(あずみ)氏が渡来し住みついた土地だから「あずみ」が訛って「あじむ」になった、などあるが、翁はもう1つの説「この土地は、全国八幡神社の総本山・宇佐神宮のお膝元に在り、平安時代、宇佐神宮の倉院(重要な物を保管する倉庫)が置かれたことで“平穏で安心して住める土地”であることから“安心院(あじむ)”と呼ぶようになった」を最も説得力のある由来としたい。
さて、『安心院』は大分県の北部、宇佐市に属した盆地。その町を車で走っていると、司馬遼太郎や松本清張が絶賛した「日本一の盆地風景」の全体像は分からないが、翁が行った(取材した)場所「安心院葡萄酒工房」・「安心院すっぽんセンター」「奇勝・仙の岩」「大建寺深見五重の塔」などは、それぞれに独特の雰囲気(環境美)があり、そればかりでなく、それぞれの場所に行くまでに翁が道を尋ねた人たちの親切丁寧な対応ぶりが心地よく“ああ、この町の人は、みんな親切”を実感した。「安心院葡萄酒工房」で出会った地元の女性いわく「安心院を含む宇佐人の特徴は老若男女、誠実・親切な人が多い」だった。
最初の訪問先は「安心院葡萄酒工房」――(資料によると)安心院盆地は春・秋には深い底霧に包まれ、また盆地特有の朝夕の気温差がブドウ栽培に適しているところから1971年に「アジムワイン」の生産開始、2001年に「安心院葡萄酒工房」を設立、2011年から工房周辺の広大な土地にブドウ畑を造りワイン専用品種を多数栽培している。

『安心院』は「安心院ワイン」より古い歴史を持つ「すっぽんの町」としても有名だ。翁が訪れたのは創業1933年(昭和8年)の「安心院すっぽんセンター」。スタッフの話によると「安心院がすっぽんの町として全国的に知られるようになったのは大正期から」だそうだ。「安心院に湧き出る温泉を利用してすっぽんの養殖を行ない、年間を通して生きすっぽん、切り身パックを販売している」とのこと。養殖場から“生きたすっぽん”2匹持参、翁に見せてくれ、様々な効能を説明してくれたが翁、正直、すっぽんは苦手・・・

翁、帰省のたびに大分県だけでなく近県の名所旧跡を訪ねているが、ここ安心院も多くの観光スポットがある。耶馬渓の景勝によく似た(奇岩がそそり立つ)「仙の岩」、安心院出身の成功者・糸永貞樹氏が平安時代建立の国宝・醍醐寺の五重塔をモデルにした「五重の塔」、室町時代の摩崖仏の特色(かまぼこ型、半肉彫り)を代表する「楢本摩崖仏」、それに今回は取材出来なかったが

九州唯一のサファリ―パーク「九州自然動物公園アフリカンサファリ」、更には名瀑「東椎屋の滝」「福貴野の滝」など・・・翁の気力・体力・筆力が続けば、また帰省の折、これらを紹介したい。アルコールもすっぽんもダメな翁が取材した新春第2号の“郷土情報”まずはこの辺で・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。
茶子のスパイス研究「陽気と天気」
AIによると陽気とは万物が生まれて活動しようとする気。性格が明るく賑やかな事。と出ている。最近は気象病という病気も解明されてきてお天気と人間の体と心や精神に大きく影響する事が科学的に証明されてきている。
昨年の年末から元旦、そしてその後も数日前までLAもずっとどんよりとした曇り空と雨の日が続いた。やはり人間、日光浴は大事なのだと思う。日を浴びて青い空を見上げると気分がいい。
ああ、今年は初日の出が見られないな〜とがっかりしていたらお昼少し前に空が明るくなって晴れてきた。
久しぶりに私の好きなテラニアリゾートに行きたくなった。テラニアリゾートはパロスバーデスの山の上の方にある所。太平洋の海が見渡せる場所でハイキングトレイルやゴルフコース、レストランがあって私の好きな場所だ。

そこのレストランで軽くランチを食べた。店を出たら花の蜜を吸いにハミングバードが飛んできた。今年最初にハミングバードにお目にかかれた。
何しろハミングバードは私のラッキーバード。
不思議なエピソードがいくつもある。
今年はいい事がありそう、、、、景気も人の気分で大きく変わると言う。
テラニアリゾートはすでに小春日和でたくさんの日差しを浴びて陽気な気分になれた。
スパイス研究家 茶子
小春の気ままな生活 第53話「続・カリフォルニア州を離れる企業」
今週は、ミネソタ州の移民捜査官と左翼活動家の一件をお伝えしたかったのですが、主人に止められたので、カリフォルニア州から離れる企業が止まらない話をお伝えしようと思います。
昨年は、石油会社数社がカルフォルニア州からの撤退を発表していましたが、今年に入りBlue Diamond Growers(アーモンドの生産で有名)、Leprino Foods(乳製品の加工)、Anheuser-Busch(ビール生産工場)が撤退・工場の閉鎖を発表しました。また、引っ越しに借りるトラックのレンタカー会社・U-Haulはカリフォルニア州から他州へのレンタカー数が継されていると発表しています。ある調査では、新しい本社を構えたり、会社の創立も増えているとしていますが、老舗企業の流出が止まらないのにはカリフォルニアでは会社に利益が無い事は明らかです。先月、カリフォルニアで大人気のIn-N-Out Burger3店舗がテネシー州にも開きました。当初、本社をカリフォルニア州のアーバインからテネシー州のフランクリンに完全に移すと発表していましたが、カリフォルニア州からの反対(圧力?)があり、本社を分散する形でテネシー州に移転するとしました。カリフォルニア州には店舗が何件もありますから、In-N-Outのオーナーは妥協したのでしょう。この国は本当に自由の国なのでしょうか?今までカリフォルニア州から撤退した企業は、カルフォルニア州知事に何度も州の規制や税対策を変えない限り撤退すると伝えてきています。カリフォルニア州から撤退を表明したトヨタ自動車。2016年には完全撤退をしテキサス州に移りました。そのおかげで、娘の通っていた日本語塾はテキサス州にも学校を開講しました。日産自動車もテネシー州に本社があります。日系企業もカリフォルニア州にはあまり残っていない様な気がします。2011年から2021年前789の企業がカリフォルニア州から撤退していて、77,600人の本社雇用が無くなっているとしています。ちなみに、プレイボーイ社も昨年8月にカリフォルニア州からフロリダ州のマイアミに本社を移転しました。カリフォルニア州は現在1兆8000億ドル(約1千200億円)の負債を抱えておりホームレスやメディキャル(貧困層が入る州のメディカルシステム)にお金をかけているため、これからさらに負債は増えていくでしょう。アメリカにおいて、一番高い所得税・固定資産税・ガソリン税を取っているのにもかかわらず、(ちなみに、車の年間登録税も以上に高いです)負債が増えていくのはどうゆう事なのでしょうか。このような動きは大都市、特に民主党の州に多く見受けられ、最近ではミネソタ州でのデイケアの不正福利支払いが問題視されています。これらの詳細情報は、いつもお伝えしているカナダ人ニュースをYouTubeでご覧ください。
それではまた来週。
小春
ジャズライフ Ella Fitzgerrald “Love for Sale”
今日ご紹介するのは1950年代に録音された名曲をまとめたElla Fitzgeraldのアルバム”Love for Sale”です。1950年代のソングブック期を中心に、コール・ポーターやロジャース&ハートなどの名曲をまとめた編集盤で、彼女の“言葉を歌う力”がよく分かる作品です。私が生まれた頃にこれらの曲がアメリカで聴かれていたわけです。その年代らしい楽曲ですが今でも新鮮に聴けます。たまにはこんなジャズもいいと思います。《R.O.》
01. You Do Something To Me
02. Begin The Beguine
03. What Is This Thing Called Love?
04. “Bewitched, Bothered And Bewildered”
05. April In Paris
06. I’ve Got You Under My Skin
07. Let’s Do It (Let’s Fall In Love)
08. Every Day I Have The Blues
09. Love For Sale
10. Too Darn Hot
11. Angel Eyes
12. They Can’t Take That Away From Me
13. Night And Day
14. My Funny Valentine
15. Lady Is A Tramp
16. In The Still Of The Night
17. Party Blues

編集後記「100円ショップの終焉」
先日、オーディオシステムを移動させるために少し長めのUSBコードが必要になり、近所のダイソーに行きました。店頭には0.5mから2mまでのコードが並んでおり、私は2mのものを選びました。値段を見ると200円。これまで(2〜3年前までは)すべて100円だった記憶があるので、ちょっと驚きました。
よく見ると、コードの長さや種類によって100円のものもあれば、300円するものまであります。考えてみれば、円安や原材料費の高騰を考えると、50cmのコードと2mのコードの値段が同じというのは、さすがに難しい話だと思いました。
店内を見て回ると、他の商品にも200円、300円といった値札が増えていました。長い間、デフレ時代の象徴だった「100円ショップ」も、いよいよ新しい段階に入ろうとしているのだなあと感じました。《R.O.》


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