雑貨屋ウィークリー1537号

雑貨屋のひとり言「10月の楽しいイベント」

10月は私たち家族にとって、面白いイベントが次々と続く特別な月になっています。
まず18日は、孫4人が参加する小学校の運動会がありました。時折雨が降るあいにくの天気でしたが、孫たちの頑張る姿を見て、十分に楽しむことができました。その日の夜には淀川の花火大会があり、家から花火を眺めました。最後は雨に煙った幻想的な花火もまた、思い出深いものとなりました。

翌19日は、家族5人(長年ディズニーに憧れていたワイフと娘、そして孫たち)で東京ディズニーランド&ディズニーシーへの旅に出発しました。ディズニーランドは、ロサンゼルス滞在時以来の訪問だったので、期待で胸が高鳴りました。特にディズニーシーは日本だけにしかない場所ということで、みんなの期待もひとしおでした。

ディズニーランド到着は朝10時前。すでに園内は大勢の来園者で賑わっていて、その盛況ぶりに驚かされました。天気が良かったのは入場直後までで、途中から雨が降ったり止んだりし傘と雨具が大活躍。それでも、広い園内を元気に歩き回り、夜遅くまで満喫できました。この日だけで2万歩以上も歩いたため、ホテルに着いた後はぐっすりと眠りました。

翌日は早朝からホテルの朝食を楽しみ、その後はディズニーシーに直行。天候はやや不安定でしたが、気にせず朝から夜まで思う存分楽しみました。万博で人の多さには慣れていたつもりでしたが、ディズニーの来園者の多さには改めて圧倒されました。最近は料金や予約の難しさなど課題もあるようですが、やはりディズニーは最高の非日常空間だと実感できました。

最終日21日は大阪への帰路前に時間があったため、東京見物へ。東京駅からはとバス観光に参加しました。昨年は雨の影響で大変なツアーとなりましたが、今回は天気にも恵まれ、短時間ながら充実した観光ができました。

こうして忙しい中にも、孫たちと一緒にたくさんの楽しい思い出を作ることができた、素敵な10月でした。《R.O.》

川柳(東京・成近)

( 川 柳 )

吸収合併階段を外される

出世魚挫折 回転皿に乗り

ロボットとペアで明日の社を担う

AIの目にネクタイの隙だらけ

挫折まだ知らぬ若さの棒グラフ

(ニュースひとりよがり)

「高市色」

施政方針—濃い目に

姿勢方針—薄めに

「モーニング新調」

今日はおじいちゃんの七五三なの? — 新大臣の孫

「金高騰 卵高騰」 

金の卵探し — ドラフト会議

河合成近

龍翁余話

今週はお休みです。

茶子のスパイス研究「モーニング100円」

いつだったか渋谷に行った時の事。てっきり10時開店だと思ったら11時開店だった店の近くで時間潰しをどうしようかと思っていたらIKEAイケアがあった。イケアはLAのサウスベイにもあって時々、家具や小物を見に行ったついでに軽食レストランも入った事があったので日本のイケアは、どんなのだろうか入ってみる事にした。
米国イケヤではソフトクリームやコーヒー、ホットドックが100円だった事を覚えている。買い物がてらお客さんがスウェーデンスタイルのミートボールを食べているのをよく見かけた。カジュアルなスナック軽食の店でいつもお客さんが入っていた。
店の上の階に行くとセルフサービスのコーヒースタンドがあった。レジに行くまでの間、シナモンロールがあったのでお皿に乗せた。

米国ではイケアに限らず殆どのシナモンロールには甘くて白い砂糖が上にベッタリ塗られている。それが甘すぎて私はいつもフォークで剥ぎ落とす。それでもまだ甘かった事を覚えている。
でも、日本のイケアのシナモンロールにはあのベッタリ塗られている砂糖が無くあっさりとした甘さなので時々テイクアウトしていた。レジに行ってお金を払おうとしたらメンバーの人で11時前でしたらドリンクはフリーなのでシナモンロールの金額100円ですと聞いて驚いてしまった。おまけにキャンペーン中だったのかミニチョコバーまで付けてくれた。
朝のうちは、店内にあまり人がいなく広々としたスペースでネットをやっている人もいた。それにしても外資系の食品会社と国内の食品会社の未来は共存出来るのだろうかこの驚異的な100円モーニングを経験して考えてしまった。

10月に入って益々、食品の値段も上がっている。気候変動によって影響を受けるお野菜やお米の値段も不安定だ。

誰かが農家さんは国家公務員扱いにして安定した職業として国が助けるべきだと言っていたけれど確かに私達の命を繋いでくれる産業に国予算を使って欲しい。

スパイス研究家 茶子

小春の気ままな生活 第四十二話「ワスプ」

先週の水曜日に主人のお供で、仕事の荷物を取りに出かけた帰り、暑かったのでエアコンを付けてと言ったら、荷物が重いのでエアコンをかけたくないから窓を開けてくれと言われたので、少しだけ助手席の窓を開けておいたらワスプが侵入、私は顔の近くにきたワスプに顔を刺されたくなかったので咄嗟に右腕で顔を被せたら丁度ワスプに当たってしまったのか、刺されてしまいました。あと少しで家に着くところだったので、家に着いてすぐに腕を洗いました。3〜4日は刺された周りが腫れていましたが、虫刺されに効く塗り薬をつけて様子を見ていましたが、今週に入ったある朝起きたら腕が痒かったのです。よく見るとアレルギー反応で刺された腕の周りが赤くなっていました。まずは一番軽いアレルギーの薬を飲み様子を見ましたが、よくなる兆しが見えなかったので、もう少し強いアレルギーの薬を家中探したのですが見つからず、薬を買いに行く今年しました。以前行ったことのある薬局屋で、信頼の出来る人がいるのでそこに行ってみようと主人が連れて行ってくれました。以前いた薬剤師の方はいなかったのですが、別の方に相談した所、私が思っていたお薬ではない別のアレルギーの薬(ベネドリル)を勧めていただきました。5〜6時間ごとに2錠ずつ飲むと良いですよと言われたので、薬局をでて直ぐに飲みました。家までは20分くらいかかりますが、途中ですでに眠たくなり、家に着くなりすぐに寝てしまいました。アメリカの薬は処方箋でなくてもとても強く、アレルギーや風邪薬を飲むとぐっすり眠れてしまいます。一日ずっと飲んでいたので、さすがの私でも昨晩は夜9時前にぐっすり寝て、今朝起きたのは午前9時ごろだったでしょうか。流石に、今日は買い物に行かないと食べるものがなくなっていたので、薬を飲まずにお昼に買い物を済ませ、とりあえず当分のご飯を多めに作り夕方にまたアレルギーの薬を飲みました。大分飲んだので、最初より眠くはならない様なので、頑張って今週のお話を書いています。

テネシー州に引っ越す不安の一つが虫刺されでした。蚊に刺されてもアレルギー反応は出なかった為少し油断していたところがあります。このところ食事も添加物を避け、食物アレルギーが出ていなかった為、薬も常備していなかったので今回のアレルギーが少し酷くなってしまった事に反省をしています。以前、祖母の家のある山形県へ行ったときに、虫に足首あたりを噛まれたのでしょうか、足首が腫れ痛みもあり長い距離を歩くことが出来なくなった事がありました。どうもアレルギー反応だったらしく、東大で見てもらい、抗生物質の飲み薬とステロイドの塗り薬を出していただきましたが、日本の薬では治らずアメリカに戻ってきて皮膚科の先生に診てもらったら、今度は強すぎる抗生物質の処方箋でそれは大変な思いをした事があります。薬はなるべく飲まない方が良いですが、アレルギーでは飲まない訳にはいかないものです。つい15年ほど前までは、アレルギーとは縁の遠いい物だと思っていたのですが、ある日アレルギーテストをしてから、アレルギーとの生活が始まりました。テストをして良かったのか悪かったのか良くわかりません。

それではまた来週。

小春

ジャズライフ Antonio Zambrini “Quietly”

美しい楽曲のアーティストとアルバムを見つけました。Antonio Zambriniはミラノ出身のジャズピアニストであり作曲家です。『Quietly』は、デンマークの名手Jesper Bodilsen(ベース)とMartin Maretti Andersen(ドラム)を迎えたトリオ作で、ミラノと北欧のジャズの融合が聴きものです。アルバム全体を通して、メロディアスなピアノの旋律、洗練されたアンサンブル、静けさと温かみを併せ持つムードが感じられます。​《R.O.》

1-Olha Maria
2-Alfie
3-Gaia
4-Heyoke
5-First Song
6-Ola Martinho
7-Meu Bem
8-Goodbye

編集後記「思い出のあるチーム同士のワールドシリーズ」

強豪チームとの激戦を勝ち抜いてきたドジャースとブルージェイズのワールドシリーズが始まりました。ポストシーズンの対戦表を見たとき、この2チームがぶつかれば面白いだろうと想像していたのですが、本当に実現して驚いています。どちらも、私たちがかつて滞在していた土地を本拠地とするチームなので、感慨もひとしおです。

ドジャースの試合は、野茂投手が在籍していた頃によく観戦しました。ドジャーズで鮮明に覚えているのは、スタジアム内にオレンジ色の「Union」の広告だけが目立ち、とてもきれいな球場だったこと。試合中には、殻付きピーナッツを一袋1ドルで売り歩く人がいて、それを食べながら応援した思い出もあります。

ブルージェイズは、当時は地区優勝の手前までは行くものの、「ワールドシリーズなんて夢のまた夢」と思われていました。しかし1992年、スター選手を集めたブルージェイズは快進撃でワールドシリーズまで勝ち進み、ついに優勝。友人宅でその瞬間をテレビ観戦し、皆で大喜びしたことを今も忘れません。帰り道、トロントの街はお祭り騒ぎでした。翌1993年にも連覇し、以来(32年ぶり)のワールドシリーズ進出なので、きっと現地は大いに盛り上がっていることでしょう。

今回は大谷さん、山本さん、佐々木さんといったスター日本人選手を擁するドジャースと、ブルージェイズの戦いがどんな展開になるか、とても楽しみです。どちらが勝っても、素晴らしい試合になると思います。《R.O.》

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