雑貨屋ウィークリー1530号

雑貨屋のひとり言「スマホ依存」

一人で電車で目的地に向かう途中、ふと「スマホがない」と気づいたら、あなたはどうしますか?きっと大きなショックを受けるでしょう。親しい人に電話やメールで助けを求めようと思っても、それができません。駅の公衆電話を使おうにも、キャッシュレス生活に慣れて小銭を持っていなければ使えないかもしれません。しかも電話番号はスマホの中だけに記録していて、肝心な番号を思い出せない…。音楽を聴いて気持ちを落ち着かせようとしても、それすらできないのです。まさに八方塞がりの状態といえるでしょう。結局できることは、駅員に「スマホをなくしました」と伝え、助けを求めるという、いたってアナログな方法くらいです。

スマホは、21世紀に入って生活を大きく変えた代表的なモノです。まだ登場してからの歴史は浅いのに、今やほとんどの人にとって「なくてはならないもの」になっています。しかしその利便性は、手元にあってこそ力を発揮するもの。逆に言えば、失くした瞬間に大きなリスクを抱える存在でもあります。便利なあまりスマホに依存しすぎると、ちょっとしたトラブルで不安と不便に振り回されることになってしまいます。だからこそ、スマホをなくさない工夫や、万が一壊れたり手元を離れたりしたときにどうするか、あらかじめ考えておくことが大切かもしれません。

私の場合、小さな財布にクレジットカード・免許証・現金・家のカギをまとめて入れ、常にスマホと一緒に持ち歩くようにしています。ちょっとした備えですが、それだけでも安心感が違うものです。《R.O.》

川柳(東京・成近)

( 川 柳 )

無印の気楽まさかを演じ切り

原宿で母の清楚が振り向かれ

悪友がいて人生の裏表

賞罰のない履歴書に貼る笑顔

凡々と鬼にも仏にも遠く

(ニュースひとりよがり)

「台風一過」

いえまだど真ん中 ― 石破首相

「足を痛める」

あまり足を引っ張らないで ー 石破首相

「阪神にマジック 3」

さあ あつい秋が来るぞ ー トラファン

河合成近

流翁余話(900)「900号の感慨・金鱗湖の龍伝説」

遂に900号――去る2023年9月23日に配信した『龍翁余話』(800)「800号の感慨・継続は力なり」から2年、早や900号を迎えるに至った。100号、200号~800号と100単位の節目を迎えるたびに同じことを繰り返し書いて来た。今号も800号の1部をなぞる――

翁は、2004年4月から自分史『龍翁の独り言』を書き始めた。その後2007年6月に『ZAKKAYAWEEKLY』(1996年に米国カリフォルニアで創刊された在米日本人有志による”週刊エッセイ集“=今世紀初頭から本部を日本に移し今週号で1530号、主幹:大西良衛氏=大阪在住)と出会い翁も『ZAKKAYAWEEKLY』寄稿者の1員となって自分史のタイトル『龍翁の独り言』を『龍翁余話』に変更、以後(ほぼ週1のペースで)独断と偏見を書き続け、そして今号で900号を迎えた。”節目号“を読み返すと(前述のように)、どの“節目号”も同じような“感慨”を述べている。しかし、新しい読者に『龍翁余話』の”事始め“を知っていただくためにも前回までの“節目号”(の1部)をなぞることにする。

まずは“龍翁”命名の由来から――2代目市川猿之助(1888年生まれ)が1963年に75歳で亡くなる前年(1962年)に孫の市川団子(1939年生まれ、“スーパー歌舞伎”で人気を博した2代目猿翁、2023年9月13日83歳で死去)に3代目猿之助を譲り、自らは“初代猿翁”を名乗った。その時、74歳の彼は「翁の文字、まだ身に沿はず、衣がへ」と詠った。“龍翁”は68歳で“翁”を名乗った。その時、“猿翁”の句をもじって詠んだのが「翁とは、まだ10年先の、呼び名かな」だった。だが、古希を過ぎた頃「翁とは、我が身に添へし、呼び名かな」を実感するようになった。

ところで“事始め”の頃、多くの友人たちから「龍翁余話執筆の動機は?」と問われた。翁の答えは「これまで自分は何をして来たか、どう生きて来たか」を振り返ってみたい。言い換えれば“生きて来た証”を残したい。自慢話も懺悔(後悔)も躊躇することなく素のままの自分を曝け出そう、いわば“自分史”と言う位置づけで――更に言えば、これからの余生をどう生きるか、を探る糧(かて)にしたい」だった。

ご承知の通り“余話”とは「ある事に関してのちょっとした話(こぼれ話)」のことだが、『龍翁余話』は、「世の中のあらゆる事象(出来事)や現象(人間界や自然界に形として現れるもの)に対して、龍翁が目にするもの、耳にするもの、感じるものを自由気儘(ストレート)に書き綴ろう(吼えまくろう)・・・言うなれば“怖いもの知らずの遠吠え”(独断と偏見)のエッセイに仕立てようと、段々とそのような傾向・形態になって来た。翁の現役時代は本業の映像制作(専門はドキュメンタリー映像)のほか、教育関係や公的活動に携わっていたので、老域に入ってもなお“見(観)たり、聞(聴)いたり、試(実践)したり”のクセが残っていたのだが、超高齢の今日になっては(哀しいかな)“気あれど体動かず”“智湧けど力(能)及ばず”の状況を憂いている始末。“筆運び”も遅くなった。理由は言葉忘れ、漢字忘れ、人名や地名など固有名詞の忘れなどがひどくなって、思考時間や辞書、資料、インターネットの検索時間が長引くようになったからだ。しかも読み直すと、時々、誤記・誤字・脱字・勘違いなどがあって修正に追われることもある。つまり能力の衰えが顕著になった。そんな状態で、よくもまあ900号も続いたものだ――

翁、大分県へ帰省するたびに必ず訪れるのが温泉郷・湯布院の『金鱗湖(きんりんこ)』。
『金鱗湖』には“龍伝説”がある。“龍”の字がつくと、すぐに“龍翁”に結び付けたがるのが翁のくせ。だから『金鱗湖の龍伝説』もかなりこじつけになるが――

【昔々、湯布院盆地は大きな湖であった。その湖底に金色のウロコを持つ龍が棲んでいた。由布岳の天祖神(アメノミナカヌシ)が龍に言った「お前の棲む湖は広くて美しい。だが民の住む土地は狭く、民は困っている」それを聞いた龍は大湖の一角に孔を開け水を抜き、民のために土地を作った。そして龍は四方わずか400m、水深2mの池(『金鱗湖』)に棲み民を見守り続けた。民は『金鱗湖』に棲む龍に、大いに感謝したそうだ】――『金鱗湖』命名の由来は、ほかにもある。明治時代の儒学者・毛利某が“魚のウロコが夕陽に照らされ金色に輝くのを見て『金鱗湖』と名付けた、と言う説もあるが、翁はやはり”金色のウロコを持つ龍伝説“を支持する。この『金鱗湖』は、地底から温泉と清水が湧き出ており、池にはフナ・コイ・ハヤのほか外来魚のティラピア(原産はアフリカだが現在は世界各国、食用)、グッピー(原産は南米ベネズエラ、体長5㎝、観賞用)などが生息しているそうだ。温かい水温のため、晩秋から冬にかけて湖面から水蒸気が立ち上がり霧を発生させる。近年、正月も帰省している翁、その幻想的な光景にたびたび出会う。

残暑は厳しかったが8月末、翁は『金鱗湖』を訪ね、“幻の龍”を想像しながら(自分史)『龍翁余話』のこれまでを振り返る。「『龍翁余話』が『金鱗湖の龍伝説』のように民のために役立っている、とは思わないが、1部の読者からいつも温かい声援をいただいていることは事実である。「“事始め”から18年、読者各位のご声援と我が身の健康に感謝」が『900号の感慨』である・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

茶子のスパイス研究「95歳のHappy Birthday」

この9月2日にサンペドロのハイキングのリーダーのお誕生日が彼の船の上で行われました。
彼のお父様は106歳だったとかで、その年までは自分も生きたいと、、、、
それにしても元気の源はどこからだろうといつも感心してしまいます。
ダンシングペコちゃんと皆んなで踊り綿菓子を楽しみました。
実は私の子供の頃のニックネームはペコちゃんでした。

今週もいろいろな事があり書きたい事がたくさんありましたが猛烈に忙しくなっています。
なので、今回はこの辺で、、、

厳しい残暑、雑家屋の皆様、後もう少しなので体調を崩さないように気をつけてくださいね。
こちらサンペドロも朝晩は冷えるようになってきましたが昼間は強烈な太陽が照りつけて暑くなっています。

では、また来週

スパイス研究家 茶子

小春の気ままな生活

今週はお休みです。

ジャズライフ Lucy Thomas “Timeless”

アルバム探していて素晴らしい楽曲に出会えてることにとても感謝しています。音楽を聴けて楽しめていることが幸せだと思っています。アーティストはそれを見る人聴く人に感動を与えたいと思って活動しているのだと思います。そして私はその感動を得ようと探し続けているわけです。ジャズライフと言うコーナーですが、別にジャズでなくてもいいと思っています。前置きが長くなりましたが、イギリスの女性歌手Lucy Thomasの歌を聴いてあまりに美しい声に感動して紹介しようと思いました。ジャズではありませんが、紹介する価値があると思いました。《R.O.》

01-Hallelujah
02-Somewhere
03-You Raise Me Up(Martha Thomasとのデュエット)
04-There You’ll Be
05-At Last
06-When You Believe
07-La Vie En Rose
08-I Will Always Love You
09-I Have Nothing
10-Moon River
11-Never Enough
12-Over the Rainbow

編集後記「優勝マジック1」

阪神タイガースの2年ぶりのリーグ優勝が決まりそうです。今年のタイガースは防御率は2.13、得点力1位という頼もしい成績です。特に今年は打撃力が上がったので安心してゲームを楽しめています。そしてとうとうマジック1まできました。2位に17ゲームの差をつけてダントツ一位です。しかも2位以下が勝率5割を切っているというとても珍しい状態になっています。一昨年は優勝が近づいてもまだまだわからないから「優勝」の二文字を口に出さず「ARE」が合言葉になっていました。今年はタイガースが圧倒的に強いので早くから優勝を確信していた人が多かったと思います。いろんなところで優勝の準備をしていると思います。《R.O.》

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