雑貨屋ウィークリー1501号

雑貨屋のひとり言「VHSテープが寿命を迎えます」

2025年には、日本人の5人に1人が75歳以上の高齢者となることで、医療・介護体制の逼迫や社会保障費の増加、労働力不足、保険料不足、医療サービスの質の低下といった問題が懸念されています。この問題に対しては、私たちにできることが限られていますが、2025年にはこれとは別の問題も存在します。
それは、特にVHSなどのビデオテープに関連する問題です。磁気テープの劣化や再生機器の供給停止により、近い将来、ビデオテープが再生できなくなるという問題です。この問題に関しては、私たち自身で対策を取ることができます。多くの家庭には、録画されたビデオテープがあると思います。我が家にもたくさんのビデオテープがありますが、扱いづらさもあって今はもう観ることがありません。ビデオテープをデジタル化しようと準備していましたが、再生するためのビデオデッキが古いため、テープを痛めてしまう可能性があり、躊躇していました。

最近、テレビでビデオテープの2025年問題が報道されるようになりました。ある日、その特集を見ていたら、ビデオテープのデータをDVDに変換するサービスを提供している会社が紹介されていました。2025年問題のお陰で依頼が殺到しており、取扱量がうなぎのぼりだそうです。驚いたことに紹介されていた会社は私が住む市内にありました。そしてその会社は私の家から徒歩で20分ほどの場所にあることが分かりました。
早速、家にあるビデオテープの一部を持ってそのサービス会社に行きました。昨年までは2週間ほどで変換が完了していたそうですが、現在は依頼が殺到していて1ヶ月半ほどかかると言われました。出来上がるのを楽しみにしています。その際には、またご報告したいと思います。

川柳(東京・成近)

( 川 柳 )

義理チョコにまだ男だと認められ

義理チョコを勘違いしている喜劇

本チョコは無視され義理チョコに返事

本チョコに義理チョコ僕に来ないチョコ

義理チョコも来ない亭主を歯がゆがり

(ニュースひとりよがり)

 「とうとう備蓄米放出」

とうとうへそくり放出 ― やりくり主婦

「コメ 21万トン消える」

食い物にしているのは誰だ ― 消費者 

「難問」

買収と投資の違い ― 新日鉄

河合成近

龍翁余話(872)「継承される“信頼と敬愛”の御心」

2025年(令和7年)2月23日は今上天皇の生誕をお祝いする『天長節』(お誕生日)――
♪今日の吉(よ)き日は 大君(おおきみ)の 生まれたまいし 吉き日なり
今日の吉き日は 御光(みひかり)の さし出(で)たまいし 吉き日なり

戦前(1945年以前)に生まれた人なら、この歌を歌ったこと、耳にしたことはあると思うが、これは天皇がお生まれになった日(生誕の日)を祝う『天長節』の時に歌われた『天長節の歌』だ。作詞は黒川真頼(くろかわ まより=江戸時代・明治時代の国学者)、作曲は奥 好義(おく よしいさ=明治時代の雅楽師・作曲家)で、1893年(明治26年)8月から文部省唱歌として小学校の『天長節』儀式の際に奉唱されていた。

“昭和”が遠くなりつつある昨今、果たして日本国民の何パーセントの人が、この歌(とメロディ)を覚えているだろうか。戦後の1948年(昭和23年)に「天皇誕生日」として国民の祝日に制定される以前までは(前述のように)『天長節』と呼ばれていた。中国古代(春秋時代)の哲学者で道教(神々を崇拝する宗教)の始祖・老子の言葉「天長地久」(天は長く地は久し=天地永遠)を引用したものだそうだ。『天長節』は、日本では奈良時代に始まり、以後『天長節』は宮中行事にとどまり国家的行事として復活したのは明治になってから――明治・大正・昭和と続き戦後の1948年に『天長節』と言う呼び名は廃止され、変わって「天皇誕生日」(国民の祝日)となり、当然『天長節の歌』は歌われなくなった。

これまでの『龍翁余話』で、たびたび記述したように翁は若い時から“皇室崇敬派”である。本来なら、天皇・皇族に対しては“最高敬語”を用いなければならないが、このエッセイにおいては(不敬に当たるかもしれないが)“普通敬語”で表記させていただくことをご容赦願いたい。

翁が知る「皇室」は、当然「昭和天皇」からである。翁の書斎の書棚に『昭和史の天皇』(読売新聞社=全30巻)がある。昭和の初めから1945年(昭和20年)8月の「玉音放送」(終戦の詔勅=天皇のお言葉)までを綴った記録である。これを全部読んだわけではないが、必要に応じて必要な箇所を参考にしている。他に(ずっと以前に)『象徴天皇の実像』(原武史著=岩波新書)や『昭和天皇独白録』(寺崎英成著=文芸春秋)を読んだことがある。確かではないが『独白録』の中に、天皇が“現人神(あらひとがみ)”と言われていた昭和戦前期、昭和天皇は自分を神扱いする側近に対して、こんなことを言われた記述があったように記憶している。「私は普通の人間と人体の構造が同じだから神ではない。そういう事を言われては迷惑だ」――自らの神性を否定した人間宣言で、昭和天皇は「国民とは終始相互の“信頼と敬愛”とに依(よ)りて結ばれる」と宣明された。その後の新憲法のいう国の“象徴”という立場と、生身の人であることの溝を埋めるのが“信頼と敬愛”の精神である。その“信頼と敬愛”の御心(みこころ)が、平成天皇、令和天皇へと継承された。第125代天皇・平成天皇は2019年(平成31年)4月30日に退位される時、(天皇最後のお言葉として)「即位から30年、これまでの天皇としての務めを国民への深い“信頼と敬愛”をもって行ない得たことは幸せなことでした。象徴としての私を受け入れ支えてくれた国民に、心から感謝します」と述べられた。そして第126代天皇・令和天皇も(即位に際し)「上皇陛下(平成天皇)は、いかなる時も国民と苦楽を共にしながらその強い御心(“信頼と敬愛”)をご自身のお姿でお示しになられました(中略)。私も常に国民に対し(“信頼と敬愛”をもって)国民に寄り添いながら、憲法に則り日本国及び日本国民統合の象徴としての責務を果たすことを誓い、国民の幸せと国の一層の発展、そして世界の平和を切に希望します」と述べられた。昭和天皇が宣明された“信頼と敬愛”の御心は、平成天皇、更には今上天皇(令和天皇)へと確実に継承され具現されている。皇室崇敬派を自認する翁、そのことを更なる喜びとするところである。

さて、翁は三代の天皇に拝謁する機会を得ることはなかったが幾人かの皇室の方々にお会いする栄誉を与えられたことは、まことに幸甚の至りであった。1980年代の初め、三笠宮崇仁(みかさのみやたかひと)親王(昭和天皇の末弟2016年10月、100歳で薨去)と寛仁(ともひと)親王(三笠宮親王の第1子2012年6月、66歳で薨去)のお二人には靖国神社にてお姿を撮影させていただいた。常陸宮正仁(ひたちのみやまさひと)親王(平成天皇・現上皇陛下の皇弟、今上天皇の叔父)と常陸宮妃殿下・華子様のお二人が、1986年に南米パラグアイの「日本人移住50周年記念式典」にご臨席された際、翁たち撮影クルーは同行取材を許され、延べ10日間、毎日撮影に応じて下さった。更に1994年、伊勢市の皇學館大學にて行なわれた「千年の森シンポジウム」で総合プロデューサーを務めた翁は、同シンポジウムの名誉総裁を引き受けられた高円宮憲仁(たかまどのみやのりひと)親王(三笠宮親王の第3子、寛仁親王の弟君、2002年11月、47歳で薨去)と高円宮妃殿下・久子様のお二人と親しく会談をさせていただいた。それらの光栄な思い出が今、脳裡に蘇る。

数年前NHKが「皇室に関する意識調査」を行なったことがある。それによると「今の皇室に関心がある」が72%、「今の皇室に親しみがある」が71%、「皇室のことをもっと知りたい」が76%、と、かなり高い関心があることが分かった。ある皇室ジャーナリストの話では「天皇・皇后両陛下及び皇族の方々が被災地や市民活動などに赴き、国民レベルで対話されているお姿をテレビで拝見し、皇室に対する距離感を縮めたと思う」――翁が思うに(それもこれも)昭和天皇・平成天皇・令和天皇の三代天皇に継承される“信頼と敬愛”の御心が国民に理解され歓迎されているのではあるまいか――2025年2月23日の『天長節』今上天皇(徳仁天皇)65歳のお誕生日、♪今日の吉き日は 御光(みひかり)の さし出(で)たまいし 吉き日なり・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

茶子のスパイス研究「公金(税金)チューチューシステム」

今、世界で大騒ぎになっているUS AIDと言う米国政府の中にある部門がある。この組織は世界各地に経済援助、開発援助、人道援助を提供する機関なのだそうだ。聞こえは正義の味方の様ないいイメージだ。そのお金の流れをイーロンマスクチームが徹底的に調べ上げたところ莫大な国民の税金がとんでもない使い方をされていた事が暴露された。
証拠隠滅されない様に最後の最後まで、この組織の存在に気がつかないふりをして昨年からトランプさんとイーロンマスク氏は計画を練って突然この部門を閉鎖したのだ。
そして今後、この組織は国務省の下に改めて配置され透明化されるようだ。

暴露された側は発狂し動揺し、それはプロパガンダだとヒステリックに騒いでいる。でも、すでに証拠が出てきているし内部告発者も出てきているので不正な事をしていた人は辞職者が続出らしい。民主党の幹部の人の収入もこの数年で30倍、40倍に膨れ上がっていて怪しさ満載だ。
自分で調べてみようと思う人がいれば毎日のように次から次にその証拠が公開されているので信頼出来そうなTVに出してもらえない日本のジャーナリスト、国会議員、経済アナリストの話を聞いてみるとわかりやすい。
彼らは英語の情報を日本語で説明しているので日本のメディアがいかに報道規制をされているかわかる。私もネットからの文章で検索をかけてみたら、それこそ出鱈目な情報ばかりで驚いた。日本版のBBCやCNNも酷い。本当の情報に辿り着くのも日本では容易ではナイのだ。

それにしても、このUS AIDは本当に援助金として使われていたのは5%程度、後は世界の新聞、TVなどのメディア工作と左翼系の政治家、教育機関、LGBTQ、ジェンダー推進機関、ウクライナへの武器供与など国民の税金を湯水のようにお金を使っていたのだそうだ。その組織の影響下にある日本人の左寄り政治家、TV、メディア、活動組織の名前もずらずら上がっていたので近いうちに大ごとになるのではないだろうか、、、
米国司法省からも米国内にある中国の500ドットコムという会社から賄賂/IR汚職でお金を貰った日本の政治家の名前がすでに暴露されている。米国の正式な機関から発信されているのでもし、そこに自分の名前が出ていてそれが間違いであるのなら表に出て正々堂々と是正するべきだけれどそれは無いだろう。

当然、日本のNHK、新聞、メディアは今もダンマリでキミが悪いくらい静かだ。誤情報だ!嘘だと今もオールドメディアを信じている人がいても、それは仕方が無い。
私だって長年オールドメディアに信じ込まされてきた事がたくさんあった。それでも、ずっと心の中は違和感と疑問が心に燻っていた。米国に住んでその実態を目にしなければわからなかった事がたくさんある。ここにきてようやく米国人も半分ぐらいは目が覚めてきたようで、この流れはもう止められないと思う。

前政権になってからニューヨークの高級ホテルに違法移民が住まいを提供されて潤沢なキャッシュカードと携帯電話を与えられ住んでいるという話は聞いていた。 国民の税金がどうしてそんな使われ方をするのだろうと思っていたらようやく数日前にそれを許可していた政府機関の人が首になった。

今度は政府の教育機関の予算を調べて公開するらしい。日本で言えば文科省。日本の各省の天下り先の実態、日本のコンビニの数よりあるNPO組織、男女共同参画、こども家庭庁なども調べる事が出来たら、殆どの機関が用無しになり、もっと国民の暮らしが豊かになるのだろうに、、、、

ともかくアメリカのディープステイトに日本は長く重い蓋をさせられてきたわけなので、この蓋が外れない限り敗戦国であり属国の日本改革や独立は出来ない。アメリカが正常に機能しなければ日本も自由にならない。アメリカで起きている事は日本も同じ。残念ながら今はアメリカの修復と回復を祈るばかりだ。

スパイス研究家 茶子

小春の気ままな生活 第九話 「Tellico Plains」

先週末は、私の自宅から三十分くらい先の山・Tellico Plainsというところへ行ってきました。ハイウェイ310を東に向かいMecca Pikeを通って行くとTellico Plainsへ着きます。ハイウェイ68はバイカーが沢山通る風景の綺麗な通りになっています。

ハイウェイ68からCherohala Skywayに入ると可愛い古い町が出てきます。とても小さい町ですが、美味しいレストランやベーカリー、古本屋さん、アンティークショップなどちょっとおしゃれな観光地になっています。夏になると賑わいそうな感じでした。私と主人が着いたのが午後3時ごろだったので、ほとんどのお店が閉まる少し前でした。目的のベーカリーへ行くと閉店の1時間前だったので5、6種類のペーストリーしか残っていませんでした。私達は、4種類のペーストリーを買い、外で食べてみました。とてもクオリティーの高いペーストリーで美味しかったです。ロサンゼルスや大きな街では、美味しいレストランやベーカリーは沢山ありますが、小さい町では選択肢は少ない様です。小麦粉好きな主人は、今週末も行く気満々です。

ベーカリーを後にした私達は、この小さい町を回ってみました。まず気が付いたのは、戦死された方々の記念碑があり、第一次世界大戦・第二次世界大戦・朝鮮戦争・ベトナム戦争の兵士さんのお名前が記されていました。それは沢山の方々のお名前でした。現在のTellico Plainsの人口は2024年現在、781人です。今より人口が多かったとしても何十人もの名前が各戦争事にいたのはとても驚き、心が痛くなりました。このテネシー州では、自国は自分たちで守る物と自覚しています。以前、車の登録に行った時、前に戦争に行った方(ベテラン)がいらっしゃって、他の方から”Thank you for your service.”(兵役ありがとうございます。)と握手しに来てくださった方がいました。私はとても立派だなと思いました。ロサンゼルスに住んでいた時は一度もそんなシーンを見た事がありませんでした。

今回は、短い時間でしたので、今度は沢山回ってみたいと思います。

今週は、トランプ政権の人事が固まった事で、更なるアメリカ政治のお掃除が始まりそうです。今日もご近所さんとお話ししたら、政府(特にUSAID)の無駄遣いに怒ってました。オールド・メディアは話さない事も、今ではホワイトハウスも新しいメディア(ポッドキャストなど個人のメディアなどにもメディアパスを与えている)も報道しているので、これからは真実は隠せなくなってきています。日本も多くの人が真実を知り、政治を変える世の中になってほしいと願うばかりです。

それではまた来週。

小春

ジャズライフ Fourplay “Between The Sheets”

私の好きなフュージョン系ジャズのFourplayのアルバムを聴いてみたくなりました。このコーナーでもこれまでにも数枚紹介していますが、まだ紹介していないアルバムがあったのでこのアルバムを選びました。Between The SheetsはFourplayの2枚目のスタジオアルバムで1993年8月にワーナー・ブラザース・レコードからリリースされました。リリースから30年以上経っても新鮮に聴けます。《R.O.》

01-Chant 
02-Monterey    
03-Between The Sheets     
04-Li`l Darlin`  
05-Flying East   
06-Once In The A.m.   
07-Gulliver   
08-Amoroso  
09-A Summer Child   
10-Anthem   
11-Song For Somalia    
12-Tokyo Rain

編集後記「日本人だけ読めない文字」

世界的に見ても日本の言語は難しいのですがその言語を使っている日本人だけが読めない文字があります。それが下記の文字です。

左の5文字はカタカナの「ナムケソロ」と読めます。でも意味がわからないですね。右の6文字はカタカナで読もうとしてもうまく読めません。
これらの文字を見たとき日本人はその形からカタカナだという認識で文字を読もうとします。でもうまく読めず理解できません。ですからカタカナ読みではだめだということになります。

一方、カタカナを知らない人はアルファベットとして認識しようとするので「TOKYO」「NAGOYA」と読むことができます。
この文字はカナダ出身、名古屋在住のデザイナー、Ray Larabieさんさんが無料公開している欧文フォントです。フォント名は”Electroharmonix”です。スマホアプリで文字認識を試みましたができませんでした。面白いフォントを考えたものです。このフォントで書かれた手紙をもらっても日本人には暗号文になってしまいます。

では出題です、次の文字はなんと読むでしょう?アルファベットとして読んでみてください。

《R.O.》

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