雑貨屋ウィークリー1449号

雑貨屋のひとり言「電話帳ナビ」

知らない番号からの電話がかかって来たら、あなたはどうしますか?私はもちろん出ないことにしています。怪しい電話が多いですから注意したいですね。固定電話にはメモリー機能があるので相手方の電話番号と名前が表示されている場合だけ出るようにしています。
スマホにはそんなに電話がかかって来ませんが、それでもたまに知らない番号からかかって来ます。緊急かもしれないと思って出てしまいそうになりますが出ないことにしています。気になるときは表示されている電話番号をネットで検索すればどういう類の相手かがわかります。
でもそんな面倒なことをしなくても登録していない電話番号からの電話であっても、相手方の名前を表示してくれる(100%ではありませんが)便利なアプリがあります。
電話番号情報サイト「電話帳ナビ」を運営するライドアンドコネクトが開発した詐欺・迷惑電話電話を自動判断する「電話帳ナビ」アプリがあります。iOS版とAndroid版があり、無料でダウンロードできます。ライドアンドコネクトが独自に保有する電話番号データベースをもとに詐欺・迷惑電話電話を自動判断するというものです。電話帳のデータベースは定期的に更新できるので判定精度が高くなっていきます。iPhoneの場合はApp StoreでAndroidの場合はGoogle Playでアプリを入手、ダウンロードできますので興味のある方は試してみてください。固定電話をやめてスマホだけにしている方はインストールしていたほうがいいのではないでしょうか。ショートメッセージにも設定できます。
YouTubeに解説と設定の仕方が紹介されていますので参考にしてください。
電話ナビの使い方

左下の図はApp Storeの電話帳ナビアプリです。右下2つは電話番号情報を更新して判定精度をあげるようになっています。

川柳(東京・成近)

( 川 柳 )

裏切りの言葉憮然と聞くばかり

雲行を策に溺れた目が見つめ

裏切ったやつの悔しい二段飛び

乾杯の声が大きいブルータス

桐一葉組織の中で散り果てる

(ニュースひとりよがり)

「上がったH2、上がった株価」

恥ずかしい ―4位転落のGDP

「株価新高値更新」

一人敗けです ―岸田株

「書籍代3500万円」

二階さんは読む力か ―聞く力の岸田首相

河合成近

龍翁余話(821)「日本大好き!増え続ける訪日外国人旅行者」

街や電車の中で、キャリーバッグ(キャスターがついた大型旅行ケース)を引っ張っている外国人旅行者を多く見かける。日本政府観光局(JNTO)の発表によると「昨年5月8日にコロナが5類(インフルエンザと同類)に移行し“コロナ禍”の諸規制が緩和され、円安とあいまってインバウンド(訪日外国人旅行)数は急増、2023年は(1月~12月累計)25,066,145人だった」そうだ。更に(同観光局は)「今年(2024年)の訪日旅行者数は更に増え3,310万人と予測している。この数字は昨年(2023年)対比131.3%、コロナ禍以前(2019年)対比103.8%となる」と言う。

インバウンドの増加には「メリット」「デメリット」がある。「メリット」は言うまでもなく旅行客がもたらす経済的効果が第一。2023年インバウンド需要(外国人旅行者が使った金額)は約6兆円。これは“コロナ禍”の2019年の4.8兆円を大きく上回っている。日本政府観光局の調べによると中国・韓国・台湾などの東アジアからの旅行者の支出が全体の60%を占め、1人当たりの消費支出ではオーストラリア・イギリス・フランスなどヨーロッパからの旅行者が上位を占めたそうだ。消費支出の内訳は、宿泊・飲食費が大半だが土産などのショッピング需要も大きかったと言う。考えれば、長引く日本経済低迷の影響で国内消費が落ち込んでいる中、インバウンドが落とすお金は地域経済にも大きな効果をもたらしていると言えよう。

地域経済と言えば、宿泊や交通、観光、土産など直接的な経済効果だけでなく、間接的な経済活性も生んでいる。例えば、訪日外国人旅行者が多く訪れれば、様々な働き手が必要となる。つまり地方においても雇用が活発になる。言い換えれば訪日外国人旅行者が訪れれば訪れるほど地方の労働人口が増える、と言うことになる。いや、経済効果ばかりではない。外国人旅行者は日本各地の伝統文化(観光・歴史・風物など)を実感することになるだろうし、日本側(の人たち)にとっても(外国人との出会いをいい機会として)、多少は英語・中国語・韓国語などを学んだり(外国人旅行者と接することで)他国の文化にも触れ“世界観”を養うことにもなろう。更に(これは翁の期待だが)訪日外国人旅行者が帰国した後、周辺の人たちに日本での思い出を語ってくれることで日本文化、及び日本人への理解を深めて貰うことにもなる。いわばインバウンドは経済・文化両面(相互理解・相互信頼)によって将来的親善交流の原動力となるだろう。

「デメリット」もある。一言で言うと(欧米人とアジア人では多少異なるが)「迷惑行為が多過ぎる」――例えば、大きなキャディーバッグや買い物をした品物を道路いっぱいに広げ通行の邪魔になったり、信号のある交差点で信号無視をしたり、混みあっている食堂などで他の椅子を横取りして荷物を置いたり、行列に割り込んだり、タバコや食べ残しを投げ捨てたり、樹木の枝(例えば、桜が咲いている枝)を折ったり、写真撮影の際、立ち入り禁止の場所に入り込んだり・・・いわば“観光公害”があちこちで問題になっている。しかし、これらには同情の余地もある。つまり「物の価値観、生活習慣(文化)の違い」など“日本の常識(ルールやマナー)を知らないで起こす迷惑行為”もあるのだから・・・

ところで、某コンサルティング会社が、昨年「外国人の日本への好感度」調査を行なった(東南アジア・ヨーロッパ・アメリカなど12カ国を対象)。その結果(日本が)「大好き」「好き」が最も多かったのは(85%の同率1位で)「タイ」と「ベトナム」、次いで、台湾(83%)が続く。同調査会社は「日本好き」に関して特別の分析は行なっていないが、翁が思うに、タイは江戸時代の初め御朱印船(幕府から特別許可された貿易船)の貿易商・山田長政(1590年~1630年)ら日本人たちが、当時”シャム国“と呼ばれていた現在のタイ国のアユタヤ(タイ中南部・現在の首都バンコクから北方約60km)に“日本人町”を築き“日タイ親善交流”の基礎となったこと、また日本がアジアの中で初めて国交を樹立させ(1887年9月)文化・経済交流を盛んにした国であること、両国の皇室が長年に亘り親交を深めて来たこと、などが第1位の背景にあるのではないだろうか。なお“日本人町”は18世紀の初めに消滅したが、現在は“アユタヤ日本人町の跡”として観光スポットになっている。もう1つ、ベトナムと日本は1973年9月に“日越外交関係樹立”以来、50年に亘って政治・経済・文化・スポーツなど幅広い分野で交流が継続している。それらのことがベトナム国民に高く評価されているのでは。そして台湾――(調査方法によって数字は変わるだろうが)翁個人としては「日本大好きは、台湾が第1位」という見解だ。日台関係については今更ここで説明する必要はない程の強い絆で結ばれた“兄弟国”である。

「日本が好き」の理由に「日本人は親切」「日本人は礼儀正しい」「日本は争いを好まない平和な国」「日本の四季が素晴らしい」「日本食が美味しい」などあるが、アメリカ・イギリス・オーストラリアの国民は更に「日本の歴史・文化が魅力」と評価している。一方、「日本が好き」より「日本が嫌い」が大きく上回っているのは韓国・中国・ロシアだ。これは予想通りだ。「日本が嫌い」の理由には“政治的背景”が多分に含まれているのだが、実際の旅行者の体験による“嫌い項目“が幾つかある。「言葉が通じない」「交通機関が複雑で分かりにくい」「道路標識が分かりづらい」「通信環境が悪い」「差別意識が強い」「自然災害が多い」など・・・(「差別意識」?主観的なものだが実例を知りたい。)

『日本大好き!増え続ける訪日外国人旅行者』は嬉しい傾向だが、「日本が嫌い」の理由を日本政府・観光業者・一般国民は見逃してはならない。日本人の“おもてなし”の精神は世界一の美徳。その“おもてなし”の根本は何なのか。外国人旅行者に媚びるのではなく“相手の心に寄り添うサービス”を考え直したい・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

茶子のスパイス研究「春の気配」

朝、目が覚めると気温がだいぶ暖かくなっている事に気が付く。まだ、朝晩の空気は冷たいけれど太陽の日差しや大地から芽吹いてくる雑草や木々の芽や花々からエネルギーを感じる。そしてそのエネルギーを受けて、こちらも元気が湧いてくる。このところ気温が上昇してきているせいか下の部屋に貯蔵していた玉ねぎの袋から芽が育って長ネギのように長くなっていたのを発見した。
ジャガイモも、ちょっと油断していたらあっという間に芽が出ていた。やっぱり春は植物の成長の速度が速い。サツマイモのヘタから出た芽は枯れかかりながらも、また緑の新芽が伸びた枝から育っている。もう1年以上も生きている。水さえあげていれば、しぶとく生きている。やっぱり芋類は強い。劣悪な環境でも育つらしい。
ちょうど部屋に飾る生のグリーンが無くなってきていたので人参や大根のヘタを切って水に漬けて置いたら緑の葉がグングン伸びてきた。人参の葉などはキャロットケーキなどを作った時に少しだけ切ってデコレーションにも使えそうなくらい可愛らしい葉だ。七草粥の草の余ったものも小瓶に入れて置いたら根が育ってきていて今も元気だ。雪菜のヘタも試しに水につけてみた。野菜のヘタなど野菜クズとして捨ててしまえばそれだけで終わりだけれど、観賞用の緑として育ててみると面白い。
大根のヘタから出てくる葉っぱも成長が早い。そのグングン伸びた大根の葉から黄色い花の蕾が付き始めた。菜の花のような花が咲くのだろうか、、、
毎日、そんな台所で野菜のヘタの成長を見るのが最近は楽しくなってきた。

スパイス研究家 茶子

ジャズライフ Thelonious Monk “Solo Monk”

ジャズライフを楽しんでいます。Amazon MusicやSpotifyで未知のジャズを探す楽しみに加え、Streaming MusicをPCや専用ストリーマーで聴く、アンプ、スピーカー、ヘッドフォン、イヤフォンを取り替えて音を楽しめます。ソフト、ハードの両面で奥の深い楽しみ方ができます。私のジャズライフは楽しさがぎっしり詰まっています。

今週はレジェンドと言われているジャズアーティストのアルバムを聴いてみようと思いました。超個性派のThelonious Monkはちょっととっつきにくいと勝手に思っていました。9年前に「風変わりなジャズ」と失礼な紹介をしてしまいました。先月、購入したお気に入りのイヤフォンでアルバム”Solo Monk”をじっくり聴いてみました。親しみやすいメロディーと独特とも言える音色のソロピアノはとても新鮮で楽しめました。《R.O.》

1-Dinah (Take 2)
2-I Surrender, Dear
3-Sweet and Lovely (Take 2)
4-North of the Sunset
5-Ruby, My Dear
6-I’m Confessin’ (That I Love You)
7-I Hadn’t Anyone Till You
8-Everything Happens to Me (Take 3)
9-Monk’s Point
10-I Should Care
11-Ask Me Now
12-These Foolish Things (Remind Me of You)
13-Introspection
14-Darn That Dream
15-Dinah (Take 1)
16-Sweet and Lovely (Take 1)
17-Ruby, My Dear (Take 1)
18-I’m Confessin’ (That I Love You) (Take 1)
19-I Hadn’t Anyone Till You (Take 2)
20-Everything Happens to Me (Re-Take 1)
21-Ask Me Now (Take 1)

編集後記「ポイ活」

私たちはいつのまにかポイントの生活が定着しているように思います。PayPayが一時もてはやされましたが、最近はクレジットカード払いでも高いポイント率をゲットできます。スーパーでもポイント率が高い日は混んでいるような気がします。物価が上がってきているので皆さん少しでも生活の足しにしようとしているのだと思います。私も日々の買い物で利用させてもらっています。通販でもAmazon一択ではなくYahooショッピングや楽天、ヨドバシカメラなど商品によって使い分けています。同じ商品でもタイミングなどで2割くらい安く買えることがあります。付与されたポイントを貯めておいて次に購入する時に有効に使わせてもらったり、他のポイントに変えて特典のある日に買い物するなどしています。賢く買い物ができるポイ活を楽しんでいます・《R.O.》

コメント