雑貨屋ウィークリー1547号

雑貨屋のひとり言「私の人生を変えたイノベーションたち」

私の人生を振り返ると、いくつかのイノベーションが大きな転機をもたらしてくれたと感じます。技術の進歩は単なる便利さを超えて、私の価値観や行動までも変えてきました。

そもそも雑貨屋が誕生したきっかけは、私がアメリカに滞在していたときに出会った素晴らしい仲間たちとのつながりでした。その背景には、いくつかの技術的なイノベーションとの出会いがあります。

最初の転機は、1979年に登場したソニーのウォークマンでした。正確には、私が使っていたのはソニー製ではなく、アイワ製の「カセットボーイ」という携帯カセットプレーヤーです。これにNHKラジオ英会話の番組を録音したカセットテープを入れ、通勤時に繰り返し聴いているうちに、アメリカ出張という長年の夢を果たすことができ、それが本格的にアメリカに渡る大きなきっかけになりました。このあたりの詳しい経緯は、雑貨屋ウィークリー1544号「垂水の書店で見つけたテキストから始まった」をお読みいただければと思います。​

次の転機は、1993年にパソコン(パーソナルコンピュータ)と電子メールに出会ったことでした。サウスベイで知り合った仲間たちに身近な情報を電子メールで届けてみようと思い立ち、その試みが雑貨屋の始まりになりました。1996年に雑貨屋として正式にスタートしてから、気がつけば30年近く続いていることになります。​

さらに、雑貨屋の記事の幅を広げるために始めたジャズアルバム紹介にも、イノベーションの恩恵がありました。始めた当初はTSUTAYAでジャズCDを探し回っていましたが、やがて音楽配信という画期的なサブスクリプションサービスが登場し、世界中の音楽にいつでもアクセスできるようになりました。そのおかげで、日々の生活は一段と豊かになり、今ではまるで音楽の海の中を自由に泳いでいるような感覚を味わっています。

振り返れば、イノベーションは私に「学ぶ力」「書く力」「楽しむ力」を与えてくれました。技術は決して冷たい存在ではなく、人の可能性を軽やかに広げてくれる、心強い“伴走者”なのだと感じています。《R.O.》

川柳(東京・成近)

( 川 柳 )

校則をひょいと膝上10センチ

惚れた数10で振られて数も10

十秒の壁に無念のゼロコンマ

欲しいなあ十歳若くなる呪文

虹掴むはずの十指が節くれる

(ニュースひとりよがり)

「新年の願い」

秋にはたくさんの実を付けたい — 早苗

「逆転優勝」

箱根がヤマでした — 青山学院

「福袋」

5万円 — 株式市場

河合成近

龍翁余話(915)「丙午」

2026年(令和8年)は、昭和(1926年12月25日~1989年1月7日)の101年目に当たる。少し前までは「明治は遠くなりにけり」と言われていたが、今や「昭和は遠くなりにけり」だ。その明治からは159年目、大正からは115年目、平成からは38年目、そして2026年の干支は(60年に1度まわって来る)『丙午』(ひのえうま)。但し。通常(我々庶民の間では)『午(馬)年』と言う。では何故、『丙』(ひのえ)が付くのだろうか――

正月早々、難しい話で恐縮だが「干支暦(かんしれき)」と言う古代中国に起源をもつ暦法に(これはもうご承知の)子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・・・と言う「干支」(えと=十二支)があって、その人の特性・運命を推し量ろうとする術(学問)を「算命学(さんめいがく)」と言うそうだが、「算命学」には「干支」のほかに、甲(こう=きのえ)・乙(おつ=きのと)・丙(へい=ひのえ)・丁(てい=ひのと)・・・と言う(これも古代中国発祥の)「十干(じっかん)」と言うのがある。「十干」とは等級(順位)を表わす数詞。この算命学を解説する知識を持っていない翁、ここでは詳しく説明出来ないが、簡単に言うと甲は第1位、乙は第2位、丙は第3位・・・そう言えば、翁は現役時代(テレビ局との間で)よく“番組製作の契約書”を交わしていたが、その契約書には、テレビ局を「甲」、翁の会社(下請け製作プロダクション)を「乙」、その契約の完全履行を見届ける“保証人”を「丙」とした。

もっと古い話になるが(翁は経験していないが)戦時中、軍隊に入隊するための検査(徴兵制度に基づく“徴兵検査”)に「甲種合格」(現役に適する)「乙種合格」(補充兵に適する)「丙種合格」(国民兵役に適する)「丁種不合格」(兵役に適さない)と言うのがあったそうだ。つまり「丙」は3番目、ということになる。戦前・戦中の学校の成績簿(学科の成績表)に「甲」「乙」「丙」(以上は合格点)、「丁」(不合格点)があったそうだ。終戦後、翁の小学校時代は「優」「良」「可」(以上は合格点)「不可」(不合格点)があった。その後、「5・4・3・2・1」の5段階評価になったが・・・

さて『丙午』とは、どんな特徴を持つ年だろうか。翁の手許にある暦学資料やインターネットで調べてみた。「情熱や変化、飛躍、前進が期待される年」とされている。具体的に言うとまず『丙(ひのえ)』は、五行説(万物は木・火・土・金・水の5種類の元素から成り立ち、互いに影響し合いながら変化・循環すると言う考え方)では“火(陽)”に分類される。太陽のような明るさや火のような激しい情熱、更に決断力を象徴する。物事を大きく展開させる性質、リーダーシップ、エネルギーを意味し、またカリスマ性があり、周囲に元気を与える性質の人が多い、と記されている。

一方、『午』は動物の「馬」に当てはめられ、健康や豊作、発展の象徴とされている。現在、時間を表わすのに「午前」とか「午後」が使われるが「午の刻」は昼の12時から午後2時を指す。「午の刻」がちょうど12時から始まるので(12時を)「正午」と言うのも頷ける。ついでに「午」の「方角」は南。東京から南の府県と言えば(地図を見れば一目瞭然だが)神奈川県・静岡県・愛知県・大阪府・ほかに西日本、九州、沖縄など沢山ある。

『丙午』生まれの人の性格などを調べてみた。(前述の“丙午の特徴”に重なるが)男性の特徴としては、「これをやりたい」「こうなってみせる」と言う情熱と上昇志向が強いタイプ。時には強引に自分の意見を通し反感を買うこともあるが、全体的にカラッとしたおおらかな性格。女性の特徴としては、嘘も隠しごともない真っ正直でさっぱりしたタイプ。負けず嫌いな一面もあり、負けたり失敗すると一気に落ち込むが、切り替え、立ち直りが早い。つまり、男女ともに「明るくて寛大で、表裏がなく、さっぱりした性格の持ち主が多く、自信とスピード感が合わさって前向きでスケールの大きな性格」と、ほとんど“いいこと”づくめ。翁が思うに、多少の摩擦が生じても信念を曲げないでどんどん行動していく(やる気と勢いを持った、リーダー性のある)人は政治家に向いているのでは?

ところが60年に1度やってくる『丙午』をめぐっては(江戸時代から)「その年に生まれた女性は気が荒く夫の寿命を縮める」と言う(科学的根拠のない)女性蔑視の迷信が続いた。その迷信の発端は、1683年(天和3年の丙午の年)に火あぶりの刑に処された八百屋お七の事件が関係していると伝えられているが、それはともかく、今から60年前(1966年)昭和41年の『丙午』に起きたのが出生数の大幅減だ。厚労省の資料によると、この年の出生数は136万人で前年の182万人より46万人も減り、社会に大きな影響を与えた(翌年には193万人にまで回復したが・・・)。

そんな迷信は1975年にメキシコで開かれた「国際婦人年会議」で吹っ飛んだ。日本は男女平等を基本とするあらゆる文化への女性の参加促進、地位向上など5つの基本方針をもとに、教育、雇用、育児、家庭、老後など11に及ぶ重点項目をまとめ取り組みを開始。政界・財界・スポーツ界・文化界等において“女性の進出”が顕著になった。筆頭は昨年の「憲政史上初の女性首相の誕生」であろう。その首相、本年初の記者会見で「女性はリーダーに向いていないと言う風潮をなくしてしまうために懸命に働いて結果を出す」と言明した。2026年の『丙午』は「情熱や変化、飛躍、前進が期待される年」――更なる“女性台頭”を期待したい・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

茶子のスパイス研究「サンペドロからHappy New Year」

今年の年末年始はサンペドロで過ごす事になりました。残念ながら母は今回、直前でエアフライトをキャンセルしました。
お隣さんの家の建て替え工事が始まり弟の手術も1月上旬に控えているのと長時間のフライトに自信がないとの事で家で留守番をしている事を決めました。今回は郵便物も家のメインテナンスも弟に頼めないので自分は行かないと決めたようです。
ただ母は今も1人でバスに乗ったり電車に乗って買い物やお医者さんに行けます。幸い杖も使わずボケてもいないので1人で行動する事が出来るので助かっています。
なので私も税金申告や諸々の用事が済むまでこちらにいる事にしました。

高齢の母を1人で置いていくのは心配でしたがケアマネジャーと話してお掃除の方にも来ていただくように手配して頂きました。
お母様を亡くされた友人2人も母の事を気使ってくれて時々電話をして様子を伝えてくれます。本当に有難いし嬉しい思いで心が暖かくなります。

祖母の時代からお付き合いのあったお隣さんの娘さんは、お母様を見送った後、1人になったので家を売ってマンションに引っ越されていきました。

でも今でも交流があって時々我が家に寄ってくれます。先日もメールがあり近いうに母の所に寄ってくれる事になりました。少し安心です。
こちらに来る時は母が座るはずだった窓際の座席が空席で私の隣の通路側の席も空席でした。本来ならば母が足を伸ばせて横にもなれたのにと思いながら3列の席を私1人で使う事になり楽なフライトでした。
その近くの席に座られていたお子さんはまだ2歳ぐらいでしょうか、、、元気で活発なオカッパ頭の女の子かと思ったら男の子でした。

私の幼少の頃に似ているな〜と、、、、私は昔、坊っちゃんに間違われていました。
父が望んだ最初の子供は男の子でなく女の子でしたから用意していた服は男の子の洋服が用意されていました。母も子育ての時期は大変だったろうな、、、と、そのお子さんを見ていて想像していました。

さてLAはクリスマスからこのお正月まで雨の日が多かったです。大晦日はお餅作りのお手伝いをして戻ってきて夕食をしたら急に眠気に襲われて年越し蕎麦を用意する前にグースカ寝てしまい夜中の花火で目が覚めました。2度寝して5時に起きてお雑煮の準備や食事の支度をしている間もずっと雨でした。

晴れていれば初日の出を見に行きたかったのですが今年は無理そうなので諦めました。現在、元旦の10時20分、雨が上がって雲の間から青空が見え始めました。

☔️雨降って地固まる、、、

人生、晴れの日もあれば雨や🌀台風⚡️雷もあって私たちも振り回される事がありますが雨雲の上にはいつも青い空が広がっていて、いつも太陽という存在があるんだと言う事を胸に刻み前向きに生きていきたいと思います。

去年、日本は政治に激震が走りました。変化を望む民意が動いたような気がします。私も時代が変わっていく気配を感じます。

私の中で眠っていたエネルギーも再度、発散させなくてはと思っています。

力強く前向きに、、、皆様にとっても明るい楽しい年になりますに、、、、

スパイス研究家 茶子

小春の気ままな生活 第52話「テネシーの元旦」

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

我が家から見える初日の出はとても綺麗でした。快晴で雲ひとつない、神々しい日の出でした。朝は寒かったので外には出なかったのですが、午後は少し温かったので主人と日向ぼっこをしました。アメリカの元旦は日本人にとって素っ気ない一日になってしまうので、自分で日本式に過ごさないと、新年を迎えたとは感じられない日になってしまいます。

今年は、娘の居ない初めての元旦だったのでお節を作るのをやめようかと思ったのですが、お正月気分にならないと思ったので、作り置きのお餅でお雑煮を作り、黒豆・栗きんとん・伊達巻・お煮しめ・なます・昆布巻き・田作りは我が家では不人気なのでワカサギの甘露煮・タコときゅうり、わかめの三杯酢・ぶりが手に入らないので、カジキマグロの照り焼きを作り、お正月料理は毎年娘のために付き合ってくれていた主人に、今年は私のために付き合ってもらいました。甘いものが好きな主人は、「栗きんとんはまだあるの?」と控えめに食べていましたが、「沢山あるよ」と答えると喜んでバクバク食べていました。今年は丹波の黒豆を煮てみました。毎年北海道産のお豆を煮ていたのですが、今年丹波の大豆農家さんを見て今年は丹波の豆を煮てみようと思いました。日本のお豆は本当に素材の甘味があって美味しいです。自分で豆を煮ると甘さを調整できるので豆の旨みを味わう事が出来ます。丹波は美味しいものを作っている農家さんが沢山いる様です。美味しいレストランも沢山あると聞きます。自然も豊かで、外国人にも知られていないのか、とても静かな街の様に見受けられました。一度訪れてみたいところです。

今年は、60年に一度の丙午です。年齢が分かってしまいますが、私は丙午と同学年でした。(私は早生まれなので丙午生まれではありません。)他の学年より二組ほど少ない学年でした。なので受験は倍率が少なかったので楽だった様な気がします。この年に生まれた女性は、気が強い、結婚すると旦那さんを食べてしまうと言う昔の話など語られ女の子は結婚できなくなるからこの年に子供を産むのを避けたと思われます。確かに、この年の女の子の学力は例年より高かったと聞きましたし、活発な女の子が多かった様な気がします。ただ、それは周りがその様に言っていたので、そう感じていたのかもしれません。私は良く出来る女性が多かったとの印象しかありません。今年はそんな女の子が日本に沢山生まれてくれる事を願っています。子供は宝と昔から言われています。この年になって、本当にそうだと感じています。子供を育てるのにお金が掛かるから、子供を産む人が少なくなっています。確かに、お金はあったほうが良い事も多いですが、お金の無い苦労を経験するからこそ子供は生活の難しさ、親へのありがたさが解るのだと思います。

私の娘が去年からひとり暮らしを始め、生活の大変さを噛み締めています。彼女が居ない寂しさもありますが、多いに成長して欲しいと願う年の始めです。

私も今年の出会いや新しい学びを楽しみにしています。

どうぞ今年もよろしくお願いいたします。

また来週。

小春

ジャズライフ Kool & Klean ”Volume XII”

3日間どこにも行かなかったので、ジャズを聴きながら過ごしました。今回はKool & Kleanのアルバム”Volume XII”を紹介します。
Kool & Klean『Volume XII』は、都会的で滑らかな音色がじっくり味わえる、最新モダン・スムースジャズの理想形のようなアルバムです。​Kool & Kleanはサックス奏者・プロデューサーのKonstantin Klashtorniによるプロジェクトで、本作『Volume XII』はシリーズ最新作として2025年10月3日にリリースされました。いわゆる“BGM的スムースジャズ”より一段濃密で、シンセのパッドやエレピのコードの上に、滑らかなサックスとギターが重なって立体的なサウンドスケープを作っています。《R.O.》

1-Feels Like the First Time 03:52
2-Always 04:10
3-Just in Time 03:29
4-Point of No Return 03:28
5-High Enough 04:03
6-A Moment of Tenderness 03:46
7-Forever and Ever 03:54
8-A Song for You 03:04
9-Sailing Under Starlight 03:58
10-Treasuring You 03:51
11-Talking Eyes 03:41
12-Nocturnal Grooving 04:06

編集後記「ネット広告を回避できるブラウザの紹介」

自分が欲しい情報は、ネットの検索エンジンを使えばすぐに探し出せるようになりました。とても便利で重宝する一方で、検索したあとにメールやニュースを見ていると、先ほど調べた内容に関連した広告が画面に現れることがあります。これは、ブラウザや広告配信の仕組みが、検索履歴や閲覧したページなどのデータをもとにユーザーの興味を推測し、それに合った広告を表示することで、広告主から収益を得ているためです。​

検索した内容やサイトの閲覧履歴は、一種の個人情報として扱われますが、その情報が広告ビジネスに利用されているということでもあります。 最初のうちは「自分の好みに合った広告が出てきて気が利いているな」と感じても、あまりに何度も似た広告が表示されると、次第に鬱陶しく感じられるかもしれません。おそらく、みなさんがお使いのほとんどのブラウザで同じような現象が起きていると思います。​

このような広告表示を、回避できるブラウザがあります。「Brave(ブレイブ)」という名前のブラウザです。 Brave には「Shields」という機能が備わっていて、広告やトラッカー(ユーザーの行動を追跡する仕組み)を自動的にブロックしてくれるため、アクセスしたサイトをよりすっきりした画面で閲覧できます。 余計なスクリプトが減ることでページの読み込みも速くなり、データ通信量の節約にもつながります。​

動画サイトでも効果があります。例えば YouTube では、通常は再生途中に広告動画が挟まりますが、Brave の広告ブロックにより、これらの広告が表示されなくなります。Braveのブラウザで十数回試してみましたが広告に邪魔されなく見れるようになり感動しています。再生が中断されないので、録画してから編集で広告部分をカットする、といった手間を減らせるのも利点です。ただし、YouTube 側の仕様変更などにより、今後も常にすべての広告が完全に消えるとは限らない点には注意が必要かもしれません。《R.O.》

左側の画像は”Google”で開いたYahoo Japan、右側の画像は”Brave”で開いたYahoo Japanで広告がブロックされています。

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