乾燥注意報
いつ頃からだろう、、、天気予報で乾燥注意報なるものが出るようになったのは。
あまり意識する事がなかったこの日本の冬の乾燥。最近は朝起きると温度より湿度計が気になって見 ている。今朝は寒いな〜と思うと湿度が30%を下回っている。今朝は暖かいな〜と思うと湿度計は50%ぐらいに納まっている。やはり寒さを感じるのはこの湿度が影響しているようだ。この数年、東京で12月を過ごすようになって年齢のせいもあるかもしれないけれど肌も髪もパサパサ、目も喉も乾燥している事に今更ながら気が付いた。数日前などは湿度計を見たら20%をとっくに下回っていて針のメモリが無い所まで達していた。この数年、東京の冬の湿度がどのくらいだったか調べてみると東京は砂漠よりも乾燥している日があって年々乾燥が進んでいるのがわかって驚いた。
最近は喉の乾燥を防ぐためにも濡れマス クなるものも売られている。また目の乾燥を防ぐ保湿用のメガネも出ているようであの手、この手で乾燥を防ぐ商品が作り出されている。
先々週、友人2人と漢方鍋をつつきながらお喋りした。その湯気に当たりながら、普段感じている目や肌の乾燥が緩和されていく心地良さを感じた。その湯気を見ながら昔の生活を思い出した。私が子供の頃は石油ストーブの上にヤカンが乗っていて寒い朝はシューシューとヤカンから白い湯気が立っていたのを覚えている。その湯気を見ているだけで何となく落ち着いたものだ。時々そのヤカンが煮物用の鍋に変わって蓋を開けると中には煮豆や大根などが入っていた事もあった。コトコトゆっくり時間をかけて料理された煮豆はふっくら、大根は柔らかく料理されていた。そんな湯気のある暮らしが、いつからかガスファンヒーターやエアコンに変わっていった。エコな暮らしがいいと思っていたのに気が付けば、この数年で不本意ながら家電がどんどん増えていってしまった。
まず、数年前に新しくエアコンを2台買い換えた。ホットカーペットと小さなコタツも購入した。ガス暖房も2台あるうちの一つを新しいものに去年買い換え、その時に暖房すると空気が乾燥するから空気清浄機や加湿機も必要だと友人に強く勧められて一体型の家電を購入した。熱い空気は上へ上へあがるので部屋の暖かい空気をかき混ぜるように冬も小型のファンがあった方がいいとそれも購入した。リフォームした時にお風呂場に冷暖房のファンも付けてもらった。脱衣場には小さい電気ヒーターも購入した。万が一電気もガスも使えない事態が起きたらとカセットガス式のガスストーブも購入した。(これは電気も電池もいらないものだが)暖かさは増したがやはり、それでも空気の乾燥が気になり今年はまたまた空気を乾燥させない、汚さないという呼び込み文句につられて遠赤外線パネルヒーターを2台購入してしまった。ガス暖房のような即効性のある暖房ではないけれど、確かに陽だまりのような柔らかい暖かさだ。時間がかかるけれどスポットを暖めるにはいい。そしてアロマ加湿器をもう1台追加購入。そんなわけで、家電に囲まれた生活になってしまった。
LAの温暖な気候に慣れ過ぎてしまった私には東京の冬の寒さが人一倍厳しく感じるのかもしれない。東京の気候も少しずつ変化しているし、それにつれて日本の家電も毎年進化していっている。いつになったら自然のエネルギーを使ったエコな暖房機が出てくるのだろうか、、、
茶子 スパイス研究家 |