Joshua Tree National Park(国立公園)
ヨシュアツリー国立公園(Joshua Tree National Park)は、ロサンゼルスの東、パームスプリングスに近く、ロサンゼルスから最も近い国立公園です。1994年に国立公園に指定されました。1,200平方マイルの広大な高原砂漠と不毛の山々からなっています。
この地域は、他では見られない自然が存在しています。大きく分けて二つの生態系に分れ、海抜3,000フィート未満の地域には creosote bush, ocotillo, cholla cactus などと言った名前の潅木類が見られ、標高のより高い地域では、この公園の名前にもなっているヨシュアツリー(Joshua Tree)の生い茂る地域で、野生動物の宝庫でもあります。
先日、この地域をドライブ中、舗装道路にコヨーテが現れ、慣れた様子で逃げることもなく、こちらを見つめているのに出会いました。
ヨシュアツリーとは、手許の辞書によると、「ユリ科、イトラン属の植物で、アメリカ南西部の乾燥地帯に生育し、成長すると8メートルにも達する」と書いてありました。
いかにも荒涼とした砂漠の植物らしく、ブラシのようなとげとげの葉っぱというか、枝が分れた奇妙で珍しい姿をした植物です。
また、この公園内のいたるところに種々な形の巨岩、岩山が点在し、訪れる人々の目を楽しませてくれると同時に、ロッククライマー達にとっても格好の訓練場になっています。
公園内を車で通り抜けられる舗装道路は2、3本しかありませんが、いたるところに広々と開けた場所や見事な景色を堪能できるトレイルが整備されています。
案内書によると、公園内にはキャンプ場が9ヶ所あり、いずれもトイレ、ピクニックテーブル、ごみ捨て場などの設備があるとのことです。
この国立公園への主な入口は3ヶ所(北口、西口、南口)ありますが、公園内の見どころに最も近く、便利なのは北口で、ここのビジターセンターが設備、資料、展示など最も充実しています。
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