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Zakkaya Weekly No.323

Ryo Onishi             7/21/2002

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雑貨屋のひとり言

あまり 知られていないL.A. 観光スポット

さくらの独り言

川 柳 & コント

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一口コラム

あっこのおいしいロサンゼルス

マキちゃんの健康のお話

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dtmd2.gif (968 バイト) 雑貨屋のひとり言 dtmd2.gif (968 バイト)

傘の出番が多かった今年の梅雨が明け、夏本番を迎えました。暑いですねー。朝からセミの声がにぎやかです。一方、涼しそうなスコットランドでは全英オープンの熱い戦いがおこなわれ丸山が健闘しています。難しいコースなので最後までどうなるかわからないですが期待したいですね。夜中まで生中継を見ている人も多いと思います。寝不足に注意。(R.O.)

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dtmd14.gif (968 バイト)あまり 知られていないL.A. 観光スポット(128)dtmd14.gif (968 バイト)

Floral Flag, Lompoc

la128_01.jpg (88408 バイト)ロサンゼルスから海岸に沿って北西へ車で約2時間半、更に海岸から高原地帯に入って30分のところにあるのが「花咲く平原の壁画の町(City of the Murals in the Valley of Flowers)」と呼ばれる Lompoc市です。

ここの先住民はチュマシュ族(Chumash Indians)と呼ばれる種族の人々で、彼らはヨーロッパ人による開拓前、一万年あまりこの地に住んでいました。“Lompoc”とはチュマシュ族の言葉で「小さな湖あるいは潟」を意味するのだそうです。(因みに発音は“Lom-poke”であり,“Lom-pock”ではないそうです)

la128_02.jpg (41132 バイト)Lompoc平原はアメリカでも有数の“花”の産地です。ここは花の栽培に適した気象条件であるため、19世紀始めから花卉(かき)産業が発達しました。

sweet peas(スイートピー)、larkspur(チドリソウ=千鳥草)、stock(ストック)、Bells of Ireland(カイガラサルビア)、tall flower-delphinium(ヒエンソウ=飛燕草)などの切り花、種子が早くから各地へ出荷されていることで有名です。

最盛期は6月初旬から8月頃で、この時期、1,500エーカーにも及ぶ花畑がいろとりどりの花で満ち溢れます。 

la128_03.jpg (30689 バイト)今年(2002年)、この町に50数年振りに超巨大な「星条旗(アメリカ国旗)の花畑」が復活しました。

この花畑(星条旗)の大きさは、なんと6.65エーカー(27,000平方メートル)もあります。

旗のサイズは横740フィート(226メートル)、高さ390フィート(119メートル)で、50の星は直径24フィート(7.3メートル)、赤白の各縞の幅は30フィート(9.1メートル)というビッグサイズです。

ここに植えられている花は3色(赤、白、紫)のlarkspurで、3色合わせ全部で二百万株を超えるそうです。

この巨大星条旗(花畑)を観るための展望台(observation point)が、現場正面山頂に用意されています。日に数回、展望台行き専用バスが商工会議所近くから出ていますが、歩いても登れます(登り30分、下り15分)。展望台からの眺めは一見の価値ある風景です。

(添付写真のうち、星条旗全体の写真は航空写真であり、Lompoc市のホームページから借用したもので私が撮影したものではありません)

また、この町の中心街付近の建物には多くの「壁画(Murals)」が描かれており、商工会議所ほか地域の支援を受けたプロジェクトとしてLompoc市の町興し事業の一環となっています。

壁画とは言え、かなり芸術性の高い作品が多く、ひとつひとつ鑑賞して廻るのも楽しいでしょう。

  • 場 所 :Lompoc市、Ocean Ave.とV Streetの角
  • 入場料 : 無 料
  • 電 話 (商工会議所): (805) 736- 4567
  • Web site:http://www.ci.lompoc.ca.us/

行き方は次の通り(Torrance方面よりの場合)

  1. FWY#405(北)- FWY#101(西)へ。
  2. FWY#101(Ventura Countyを通過し、Santa Barbara Countyへ入る)を約110マイル西進、Gaviota State Parkを過ぎてすぐの Highway #1出口でFWY101を降りる。
  3. Highway #1を降りたら西に約18マイル進み、Highway #1 とHighway #246 との交叉点を左折(西へ)。道路は Ocean Ave. と名前を変えるので、そのOcean Ave.を約6マイル進み、V Street との 角の Floral Flag の花畑がある。
  4. 全行程 ;(Torrance方面からの場合)約180マイル、ドライブ約3時間。

河合将介( skawai@earthlink.net )but_up.gif (232 バイト)

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dtmd11.gif (968 バイト) さくらの独り言 二日酔い  dtmd11.gif (968 バイト)

「オイ、今日出れるか?」との兄貴分玉三郎の誘いに、二日続けて「遊楽」した「さくら連荘初体験物語」でる。自分が知らされたその世界の広さ深さは、言うまでもなく玉三郎の人脈と多彩な趣味のおかげだが、今は亡きおっさんこと三本松さんの置き土産だと重ねて感謝する。オフィスがスープの冷めぬ距離というのは、「遊び」勧誘に最適だ。日本は東京に居ながらにして出不精の自分が、知らない世界を味見する余裕と思い切りの必要性、そして「日本のこころ」に触れることを、兄貴分玉三郎氏から学んでいるさくらである。

7月16日(火)、第22回「講談かぶら矢会」が国立演芸場で開演。玉三郎と遊ぶ連荘第一日目の出来事だ。私にとって講談を聴くのは、初体験。何を話して(読んで)いるのか殆ど解からない前講でも、気がつくと2〜3百年前へワープして、長屋に座する群集一塊のひとりとなって聴き入る自分になっていた。玉三郎の紹介で数回お酒を共にした講談師、宝井琴調さんの「名刀秘話:長曾根虎徹」には、笑ったり泣いたりさせられ、寄席演芸の趣を味わった。講談を仲入りで抜け出し、日本で初の女性大臣秘書官となった方と夕食。83歳で現役、しかも優秀で実力者なのに気さくなお人柄に触れ、「頭をたれる稲穂」の日本人女性を学ぶ。緊張の為か少量の赤ワインで酔い、翌朝は二日酔いさくらだった。7月17日(水)、東京ドームでの野球観戦。東京ドームへ行くのも日本での野球観戦も初体験のさくら。なんとゲームは、私の大嫌いな巨人と最下位の横浜戦。しかし、席はキャッチャー真後のフェンス裏最前列という最高ドコロ、更に、同行者のもうひとりでアトランタオリンピック出場者のM氏と意気投合、興奮せずには居られないさくら。最後には、M氏と私が作るシナリオ通りの試合展開となり、これまた笑いが止まらない。その後の酒の美味しかったこと。二日連荘の二日酔いとなってしまった。別れ際にM氏と握手を交わした。それは、手のひらを横に合わせる普通の握手ではなく、スポーツマン同志がよくやる縦型握手だった。「じゃあ、また!」と「おう!」と言い合って。こんな開放感とスカッと爽やか気分は久しぶりで、最高に楽しかった。同時にそれを渇望していた自分だったのだと知らされた夜でもあった。

hangover.jpg (19968 バイト)「二日酔い」とは、宿酔ともいい、アルコールを飲みすぎて翌日も未だ酔いが残る状態を意味する。大辞林によると「酒量が度を過ごした翌日に、頭痛や吐き気などに悩まされること」だそうだ。英語では、hangoverという。何かが「のっかったまんま」というニュアンスだろう。Hangoverの語源をhangで辿り、hanger同様の派生語を見てみると、なんとhanker(渇望する・切望する・あこがれる)があり、驚いた。日本語でも「〜に酔いしれて〜」という言い方するのも、うなずける。

この二日連続の「二日酔い」は、辞書でいうところの二日酔いではなく、二日続けて酔いしれてしまったさくらということだ。日本文化、日本人、そしてスポーツマンシップとの出会いに酔いしれた。庶民が慣れ親しんだ歴史的日本文化の数々が、生き残りを目指し苦労している。そのひとつ講談も現代文で語られ、解かり易くなっている。そして胸打つ笑いと涙がある。日本人の自分を知る。日本の今を築き上げた人たちが、様々な分野に居る(た)。大きな仕事をした人ほど、謙虚でさとりが深い。仕事の大小ではなく、日本人の美しさを学ぶ。世には色々なスポーツがあり、チャレンジがある。オリンピック出場を果たした青年が、オリンピックは終わっても終わらない人生へのチャレンジをしている。日本人の誇りを見る。仕事やその準備に費やす時間も学習も重要だし、その合間の静かな孤独を味わうのも大切な私の生活だ。しかし、時にはこうして「エイヤッ!」と、全く違ったものや人に出会い、酔いしれるのもいいものだ。いや、そんな時を、私は渇望していたと今解かる。ピンチをチャンスに変えてくれる「時」にもなるからだ。「遊び」の豊かさだ。今、二日酔いの醍醐味をかみ締めている、さくらの独り言。

sakuratsubomi@earthlink.netbut_up.gif (232 バイト)

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マキちゃんの健康のお話

−本番だから..。のお話し−

さぁ皆さん、ついに夏到来ですねぇー。

海へ山へ..ビアガーデンへ焼鳥屋へ..まぁとにかく色々と楽しみがあることでしょうー。

ただ夏本番と共に不安なのが、夏バテ。

食欲、体力ともに下降しちゃう方も多い筈。

こういう時にこそ、スタミナ食を摂って元気にいきましょー..っていっても間違ったスタミナ食を摂ってたら意味が無いどころか、かえってスタミナ不足にしちゃいます。

強精食品というと、代表選手として数多くの方々が認めているのが、お肉。

とくに焼肉屋は、さしずめスタミナ補強センターのような印象がありますねぇ。

だがしかーし、お肉は血液を酸毒化させて内蔵機能が低下、で、かえってスタミナを減退させることになりまーす。

ただし、『そんな事無いよ、だって焼肉食べたら元気になるもん。』って方が多いのは、代謝によって生まれた酸性物質が一時的に興奮させるので、そういう錯覚を起こさせるだけなのです。

んじゃぁ、なにがスタミナ食として効果があるのー?は、 やっぱり玄米。

えっ?っと考える方、多くいらっしゃる事と思いますが、実は玄米は基礎体力の増強効果が著しいばかりか、回春ビタミンといわれているビタミンEをたっぷり含んでいるので、無類のスタミナ食品といえるんですねぇ。

その他で言うと、朝鮮人参、クコ、ナルコユリ、ツルドクダミ、ローヤルゼリー、ニンニク、ゴマ、タマネギ、ヤマイモ、ギンナン、セロリ、牡蠣、ウニなどなど。

そこに、胚芽、葉緑素、酵素などの健康食品といわれているものをプラスしても良いでしょう。

それで思い出しましたが、最近、日本では中国のダイエット食品で死者を出して騒がれているらしいですねぇー。

ニセモノ説も飛び出してますが、恐ろしいですね、何が恐ろしいって、そういうのを売る人買う人が非常に多くいるって事。

僕も健康業界に携わっている人間ですが、こういったダイエット食品は不健康業界といえるので、一見同類にみえるでしょうが僕らの業界とは全く逆の世界です。

その上を行くここアメリカでは、糖尿病だから..とかコレステロールが気になって..とか言いながらダイエットコークなんかを平気で飲んじゃうんだから、まるで落語の世界です。

御自身の体ですから、よーく考えた健康食生活を送って頂きたいものですね。

(なーんて、毎日酒飲んでりゃ世話ないか..)

蒔田 龍人

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dtmd8.gif (968 バイト) 川 柳 & コント(東京・成近) dtmd8.gif (968 バイト)

 

( 川 柳 )

健康が最高と病む友が言う

血圧と相談してる迷い箸

どっこいしょ齢また一つ積み上げる

長老と奉られて蚊帳の外

遠花火幼なじみの訃が届く



( ニュースやぶにらみ )

「申告漏れ一億円」

サッチーには負けられないでしょ  −デゥ゛イ夫人

「経産省から局長」

ケイサン外の人事だ   −外務官僚

「名称訴訟和解」

猿芝居はやめます    ー日光猿軍団

(東京・成近) E-mail nakawai@adachi.ne.jpbut_up.gif (232 バイト)

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dtmd8.gif (968 バイト) あっこのおいしいロサンゼルス dtmd8.gif (968 バイト)

満腹にしたら食休み(37)

「ロブスター」

今回も舞台はハワイ、そして非常に贅沢な話である。食べることが大好きな私にはもったいないくらいだ。これは幸運というべきか、不幸というべきか。願わくはこんな幸運が一度に訪れるのではなく、何回かに分けてやってきて欲しかったかった。

なんとホノルル3日間滞在中にロブスターを3回も続けて食べたのだ。3回とも同じ調理法、しかも偶然そうなってしまった。多少大小はあったがどれもおいしかった。だが、イヤとはいえない状況で、いくらおいしいとはいえ、3回食べつづけるのはちょっとネ、というのが同じ幸運(不幸)に遭遇した叔父や叔母の意見だ。

でも私はいつも思っていた。遠慮しないで、1人で心ゆくまでロブスターを食べたいと。それでもまあ、数年に1回くらいは尾頭付きのロブスターを丸々1人で抱え込んで食べることはある。でも大抵は中華料理のように分け合って食べるか、身の部分だけである。食べるのは身の部分であるから頭は要らないといえばそうなのだが、まず味噌が捨てがたい。そして何よりもその見た目の豪華さが違う。頭があると無いとでは全長が倍近く違うし、盛られてくるお皿の大きさも違う。運んでくるウエイターの扱いも心なしかうやうやしい気さえする。

さて、ロブスター第1回目。ワイキキのホテルで合流した親戚一同、総勢12名で夜食事に行くこととなった。私にレストランを探せとの指令が、今夜のホストであり花嫁の父である叔父から下った。条件は従弟が食べたいというロブスター。そうは言ってもホノルルのレストラン紹介まで私はしていないし、よく分からない。ホテルのコンシェルジェに相談することにした。紹介されたレストランを無事予約し、散歩がてら歩いてレストランへ向かった。

さすがというかやっぱりというか、ここはワイキキ。出されたメニューは日本語。そして飲み物。ワインリストを見るとどれも高い。カリフォルニアワインのお値段の良いこと。そうか海を渡って来るせいかと納得しつつもみんなで乾杯。

さあ、いよいよロブスターの登場。特大のお皿からはみ出さんばかりの茹でたてのロブスター。真っ赤に茹であがり、のけぞるように(これが本当の海老ゾリか)立派な頭をもたげているではないか。1尾目が来たとき、12人全員からオオッーとどよめきが起こった。テーブルのそばで手袋をしたウエイターさんが食べやすいように解体してくれる。心ゆくまで食べて、おいしかった。

第2回目。翌日、従妹の結婚式も無事終わり、ランチを兼ねたパーティーで出されたお料理、メインはロブスターとフィレミニョンステーキ。両家の和やかな雰囲気の中、昨晩は感激して食べていたはずの私の母は、食も細いせいか、ややもてあまし気味。私はこれもペロリ。

第3回目、結婚式が終わった夜、10人でイブニングクルーズへ。なかなか豪華でエンターテーメントも楽しい。さてお待ちかねのディナー、メインはやはりロブスターとフィレミニョンステーキ。ロブスターはやや小ぶりながらも立派な尾頭付き。しかし、10人からは第1回目の夜とは違ったどよめきが。その中でも全くもてあまし気味の私の母。私はいつも思っていた。ロブスターを丸々1尾1人で心ゆくまで食べたいと。でももう3尾も食べてしまった。なのに私は母に言った「お母さん、私が食べる。」

さっか あきこ akikosk@webjapan.combut_up.gif (232 バイト)

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編集後記

最近ウィルスメールがよく届き、ウィルスチェッカーに引っかかります。発信者が良く知っている読者や知らない名前になっているので困ったものです。

雑貨屋ニュースレターのバックナンバーは下記のURLでご覧になれます。

http://www.ne.jp/asahi/zakkaya/weekly/zwback.htm

Zakkaya Weekly No.323

雑貨屋 店主 大西良衛  gp-bmail.gif (1852 バイト) zakkaya@news.email.ne.jp

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