Zakkaya Weekly No.302
Ryo Onishi 2/24/2002
- 今日は暖かいですねー。もう春なのかと思うほどです。でもこんな日に注意しなければならないのが花粉です。私も気にしている一人です。某テレビ番組で花粉症の予防に甜茶(てんちゃ)が良いということが放送され、薬局にはこのお茶が並んでいます。ワイフが買ってきたその甜茶を一ヶ月前から毎日飲んでいます。少しでも改善されればと期待しています。結構な量を飲むのでお酒を飲んだ後にも良いかなあと思っています。
- いろいろ問題の多かったソルトレイクオリンピックももうすぐ終わりですね。どの種目もレベルが上がっていくので選手は大変でしょうけど、日本のメダルがたった二個とはちょっとさびしいですね。ソルトレイクは1986年に家族でイエローストーン国立公園に行く途中に立ち寄ったことがあります。ロスを朝4時過ぎに出発しフリーウェイをひたすら走りつづけ(1100キロくらい)、夕方近くにソルトレイクに到着したと記憶しています。覚えているのはとてつもなく広い塩の湖ととても立派なモルモン教の教会があったことくらいです。それより長時間の運転でクタクタだったこと、スピード違反で捕まって警察官に理由を説明して許してもらったことなどのほうがはっきり覚えています。(R.O.)
シニア、パソコン宣言最近はI.T.(Information Technology)革命と言う名のコンピュータ・ブームです。コンピュータを介して、インターネット、E-Mail、E-Net、E-Business などなど・・、何でも“E”が付かなければ気が済まないといった感じです。
それら“E ナントカ”と言う、いわゆる「デジタル化の世界」を今の若い世代はみごとに抵抗なく使いこなし、取り残されているのが私のような「シニア世代」と言うことになります。
“I.T.”を“イット”と読んで軽蔑されたり、また、それこそ「ドットコム どこが混むのと聞く上司」(第一生命、サラリ−マン川柳より)などと、からかわれる始末です。
そこで、私は「シニア」を代表して、今時の若者世代に以下の通り逆襲宣言をしたいと思います。
―― 「I.T.、デジタル、コンピュータは若者だけの特権にあらず、我等シニア世代こそ大いにこれらを駆使しよう!!」
年齢を重ね、シニア年齢になると、確かに若い時のようには身体が言うことを聞いてくれず、その上、例えばビジネスや家事仕事から引退した場合、どうしても世の中の流れに取り残されてしまいます。
だからこそ、シニアは、(技術的な難しいことはどうでも良いから)せめてパソコンを使いこなし、インターネットで世の中の情報に通じ、E-Mailでコミュニケーションの輪を広げようではありませんか。
今、ここトーランスでも、私の友人達が日本人・日系人のシニアを対象に日本語版の「シニア・ネット活動」を立ちあげました。
当面はその第一ステップとして「若手ボランティア」の全面的応援を受けて「パソコン基礎・入門コース」というのがスタートしています。私も及ばずながらインストラクターの端くれとして協力しています。
「シニア世代こそ、パソコンに慣れ親しんで情報を受発信し、コミュニケーションの道具として大いに活用しよう」と提案します。
河合将介( skawai@earthlink.net )
さくらの独り言 「 Ma 」
東京は麻布十番の一の橋近くに、なかなかいいお店を見つけた。Tokyo Kappo & Bar「Ma」(地下は食事、1階はバー)である。地下カウンター左方に座ると、板さんの創作プロセスを目でも楽しむことができ、「食する」ことを五感で味わい歓べる。「わいがや」ではなく、静かにしかし愉快に「食」したい時、大切な人とコッソリ行くことにしている。食にも会話にも「味わい」を創り出すための「間」の存在が、そこにもそして多分自分にも創出できるからだろう。若い頃、教示してくれる人が居ても解からなかった「間」を、漠然とではあるが「感じる」ことができそうかも(?)、と思う今日である。「間」の齎す恵みの賜物である。
「麻布16番へ行ってください」と私に告げられたタクシーの運転手さんは、「エッ!?」っとびっくり仰天して振返った。隣に座っていた友人の「16番なんてないよ、10番じゃないの」の言葉で前方へ向き直った運転手を見て、私は安心した。「10番でも18番でもいいけど、その辺にナントカ橋ってありますか?、交番があるらしいけど、、、」こんな調子の、つまり麻布の「あの字」も知らない私が出会ったのが、この「Ma」だったわけだ。「Ma」で働いている人の名前をローマ字で記すと、ナント皆”Ma”があるとか、「間」を生かすというマネジャーのこだわりも重なり、「Ma」と名づけられたという(この店のロゴはMの下にaが重なっていかにも漢字の間を連想させる)。「暇でもこまりますが、満員も困るのです、満足のゆくサービスの提供が困難になりますから。」とはバーテンダー濱田さんの言葉。どの従業員にとっても「間」は、いい創作(料理やサービスへの心配り)を提供するためにも必要だと力説する。従業員全員によるメニューやサービスへの拘りと同時に創作というある意味での自由のハザマに、まさしく多面的な「間」が存在し、サービス業の基本を感じることができる、と、私は気に入ったのだった。
ところで私ごときに、「間」の重要性とその魅力について最初に教示してくださったのは、女優で演出家でもある長岡輝子さんだった。今から20年近く前のこと、「瞬きの詩人水野源三を支えるコンサートと朗読の集い」の企画・実行を担当させてもらった時(ボランティア活動のひとつ)だった。コンサート明けの数日は、幼稚園や小学校で長岡さんの朗読会の進行を勤めさせてもらった。長岡さんは私のオンボロ車での巡業にも、何一つ文句いわずお付合いくださった。移動中の車内で長岡さんの朗読における「『間』の美しさ」について生意気にも私の感想を述べた時の、彼女がくれた一文は忘れない。「『間』が『間』になる時、想いになるのです」と。
最近仕事でも「間」について学ぶことが多い。スピードを要求される今日、即決即答も例外ではない。しかしちょっとだけ時間差のある検討と回答が、ジューシーな実を齎す時がある。USに居る上司とテレフォンカンファレンスをした翌日、USの上司から報告される決断やそのプロセス及び論法には、時差ならぬ「間」の魔法さえ感じるものがある。勿論、彼(上司)の才能はいうまでもないが、それを生かすための「間」である。スピードの中での「間」である。そんなこんなを考えると、20年も前から、そして今もこうして「間」について教示してくれる人々が身近に居た(居る)にもかかわらず、なんとも「間」のない自分を反省している、、、これこそ「『間』抜け」さくらであろうか、と笑ってごまかすさくらの独り言!
マキちゃんの健康のお話−日本人の食生活には欠かせない食べ物−
日本人の食生活には欠かせない、たくあんや漬け物、梅干し、お味噌、お醤油。これらには、共通するものがありまーす。さて何でしょうーっ?
..答えは、全て発酵してつくるもの..。
発酵食品はナゼ健康に欠かせないのか?なんですが、これは整腸作用を促進させる大切なものなのです。発酵食品に含まれているバクテリア、酵素は、ながーい時間をかける程多くなってきて働きが活発になってきますから、熟成期間の長いものほど薬効があるんですってー。
不健康で身体が弱っている方は腸も働きが悪く、宿便をためて、あらゆる病気にかかりやすい状態にしています。
万病の元である宿便を排出し、腸を大掃除して働きを正常にすると肝臓、腎臓の解毒作用もスムーズになって健康でいられます。この事に一役かっているのが、発酵食品なのでーす。
お味噌、お醤油は健康維持にとって毎日必要なもの、これらは特に自然発酵の天然醸造で、古いものほど効力が大きいんですってーっ、早速お試しあれ..。
話しは変わりますが、惜しかったですねぇー、オリンピックの女子フィギヤUSA代表のミッシェル.クワン。柔ちゃんみたい。(彼女は結局金メダル取りましたけど..)
彼女の家はトーレンスで近所なので、日本代表選手よりも見ていて力が入りました。
ある日偶然、トーレンスの、とある日系スーパーで買い物している時に遭遇して“オッ?ハイ、ミッシエル”と声を掛けたら、“オッ、ハーイ”っと気さくにかえしてくれました。まるで普通。..それから大ファン..。
小さくて、最初は子供かと思ったんですが、顔を見たらアレッ?って事になりました。
やっぱりオリンピックの応援は、遠くの日本選手より近くのUSA選手だな、ウンウン。(薄情)
蒔田 龍人
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川 柳 & コ ン ト (東京・成近)
( 川 柳 )
分け隔てなく育てても子の個性
神様も苦笑している絵馬の誤字
合格に武者震いする親の脛
合格の部屋からロック鳴り始め
学歴を積ませてみたがトンビの子
( ニュースやぶにらみ )
「フィギュアスケートに談合疑惑」
オリンピック精神で… ― ゼネコン各社
「ブッシュ大統領、改革を支援」
共和党を作りたくなった ― 小泉首相
「角福戦争パート2」
田中角栄 ― 真紀子負けるな
福田赳夫 ― 康夫頑張れ
(東京・成近) E-mail kawaiai@mx2.ttcn.ne.jpあっこのおいしいロサンゼルス――満腹したら食休み――
「蟹―再び」
少し前にロサンゼルス南郊の港町、ロングビーチとサンペドロの蟹の話をしましたが、なんと灯台下暗し、我が家から一番近いビーチ、レドンドビーチにおいしい蟹を食べさせる店があったのです。レドンドビーチはロサンゼルス空港の南、日本人の多く住む地域のすぐ側にあり、近年埠頭もきれいに整備され、散歩やシーフードを楽しむ人が多い海岸街です。
5年以上も前、おいしい蟹を求めてレドンドビーチのレストランを何軒か訪ね歩いたことがありますが、味はまずまず、でもいずれも決して満足できるものではありませんでした。そんなこともあって私の中では、レドンドビーチにおいしい蟹はない、という結論を出していたのですが、最近それを訂正せざるを得ない店に出会いました。
韓国人の友人からレドンドビーチに蟹を食べに行こうと誘われ、レドンドビーチの蟹=バツ印と思ったものの、友人のご主人は無類の蟹好き、その彼が行くというのだから、これはひょっとしてひょっとするぞと、私の食いしん坊信号が点滅しました。
その店がピアの突端近くにあるのは知っていました。でもそこはハングルで書かれた看板にお客もほぼ100%韓国の人ばかり。誰からもおいしいという話を聞いたことないし、当然入ってみようなどとは一度思ったことはありませんでした。
日曜の夜7時頃、店の前は長蛇の列。まず番号を貰うのに並び、同時に注文をし、前払い。そして、番号を呼ばれるまでじっと待ちます。やっと順番が来てテーブルに案内されると思ったより中はずっときれい。釜山の港町にでも来たかと錯覚するくらい、聞こえるのは韓国語ばかり。
早速、ダンジネス・クラブ。さっきまで水槽にプカプカしていたのが、真っ赤に茹であがってテーブルに運ばれてきます。甲羅をはずすと味噌がトローリ。口に運んでああ、しあわせ。ホクホクの身もぎっしり詰まって、プリプリで甘い、ああ、しあわせ。新鮮な蟹はシンプルに茹でただけが一番おいしい。
他に友人が注文してくれたのは、ピリ辛のスープがおいしい魚のチゲ、ナマコとホヤ貝の刺身、小タコの茹でたの。刺身や小タコは醤油とわさびではなく、コチュジャン(韓国味噌)と酢のソースで食べるのが韓国式の食べ方。
友人がおもしろいことを言っていた。すぐ側にも同じような韓国式の店があるけど、なぜかこちらの方に人が集まる。新鮮さも味も値段も同じなのに何でだろうかと。人が集まる所にさらに人が集まり、並んでいるところにさらに並んでしまう、不思議な群集心理。帰り際に覗いた水槽は殆ど空っぽ。あの折重なるようにいた蟹たちは見事に群集心理の餌食となってしまったのか。ごちそうさま。
さっか あきこ akikosk@webjapan.com
一口コラム
今週の時事ジョーク(33)
五輪の原点が問われるフィギュア不正採点
連日白熱した競技が繰り広げられた、ソルトレーク・オリンピックも感動のうちに閉幕しました。ただ、今回フィギュアスケートのペア・フリー演技の採点で不正行為が発覚したのは残念なことです。
――― さてこれからがジョークです。
ソルトレーク冬季オリンピックで、2月11日行われたフィギュアスケートのペア・フリー演技の採点で、ロシアペアがカナダペアを抑えて金メダルを獲得しましたが、その際フランスの審判が不正な圧力を受けて判定していたことを認めたため、大問題になりました。
そこでこのたび、国際オリンピック委員会は、フィギュアスケートの、“審判”が公正に採点したかどうかを判定するための“審判”を編成することになりました。
そうしたら、その“審判”が公正に採点したかどうかを判定するための“審判”が公正に採点したかどうかを判定するための“審判”も必要と言うことになりました。
さらに、“審判”を判定する“審判”を判定する“審判”の公正を判定する“審判”も必要だ、ということで、きりがありません。
そこで最後に結局、国際オリンピック委員会は、フィギュアスケートの採点は演技者の“自己申告”によって決める、と言うことで決着をはかることになりました。
羅府の庄助
私の母が(1919年2月生まれですので 後数日で83歳です。)去年の9月26日に大腸癌で入院して手術を受け、 無事退院をして、 又元気になったらもう一度アメリカに行きたいといっていたのですが、 先月遂に又一人で私の所 Los Angeles へやって
きました。私も本当に嬉しいです。
その母が自己流で俳句を作ってはノートに書き込んでいるので、雑貨屋にのせるからと了解を得てコピーをしましたのでここにおくります。 以前から雑貨屋の事は知っている母ですのでアメリカにくると私が母に雑貨屋のコピーを渡し、 彼女はそれをEnjoyしている雑貨屋ファンの一員です。依然Hollywood Signをみにいったときに連れていっていただいた滝壷の事は心に深く残っています。本当に楽しかったです。
今回は私の娘がSanta Barbara の大学にいっているので 母を初めて孫のアパートに連れていきそのついでにSycamore Hot Springs まで足を伸ばしました 日帰りの旅を親子3代でEnjoy いたしました。
孫に逢い女三代シカモアの桶風呂
シカモアの放牧ロスの台所
にんにくの産地通れど匂いなし ( ガーリックの産地 Lompoc にて )
貸し切りの湯船のうのう家族のみ
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Zakkaya Weekly No.302
雑貨屋 店主 大西良衛 zakkaya@news.email.ne.jp