Zakkaya Weekly No.285 Ryo Onishi 10/28/2001 雑貨屋のひとり言PCの改造が完了しました。CPU、マザーボード、そしてケースまで取り替えたのでおニューのPCに生まれ変わりました。CPUの速度は一気に1.2Ghzとなりました。Windows2000をインストールしました。93年に386のPCをPentium90のPCに改造したときも処理の速さに驚きましたが、今回もそれと同じくらいの驚きがあります。PCの世界は速度がどんどん速く、容量がどんどん大きくなっていきますが、本当にユーザーがついていけているのだろうかとふと思います。私はこれで当分の間、快適にPCが使えます。（R.O.)
ある先生から子供たちへのメッセージ知人から E-Mailで次のような話を教えてもらいました。
これは『萬晩報ＢＢＳ』（ http://www.yorozubp.com/BBS/ ）に寄せられた投稿を、萬晩報主宰 の伴 武澄氏が萬晩報本誌上に紹介しているものとのことです。
既に、お読みになった方もいらっしゃるかも知れませんが、たいへん示唆に富んだ内容ですの以下転記し、ご紹介いたします。なお、投稿文章の一部を読み易くするため、文章に（ナンバー）を打つなど若干手を加えました。
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☆ 投稿者：名無しの権兵衛、 Date ：2001/10/15(Mon) 18:57
ちょっくらいい話をみつけたもんで、掲載いたしやす。
これは、ある中学校の担任の先生が、毎日自分が今まで教えた生徒に学級通信と言う形で、メールを流したものらしいんだけど、とってもすばらしいなぁって思った。こういう視点を子供たちに与えてくれる先生がいるって、すばらしい。
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もし、現在の人類統計比率をきちんと盛り込んで、全世界を１００人の村に縮小するとどうなるでしょう。その村には・・・
５７人のアジア人 ２１人のヨーロッパ人 １４人の南北アメリカ人 ８人のアフリカ人がいます
５２人が女性です ４８人が男性です
７０人が有色人種で ３０人が白人
７０人がキリスト教以外の人で ３０人がキリスト教
８９人が異性愛者で １１人が同性愛者
６人が全世界の富の５９％を所有し、その６人ともがアメリカ国籍
８０人は標準以下の居住環境に住み
７０人は文字が読めません
５０人は栄養失調に苦しみ
1人が瀕死の状態にあり
1人はいま、生まれようとしています
1人は（そうたった1人）は大学の教育を受け
そしてたった1人だけがコンピューターを所有しています
もしこのように、縮小された全体図から私達の世界を見るなら、相手をあるがままに受け入れること、自分と違う人を理解すること、そして、そういう事実を知るための教育がいかに必要かは火をみるよりあきらかです。
また、次のような視点からもじっくり考えてみましょう。
- もし、あなたが今朝、目が覚めた時、病気でなく健康だなと感じることができたなら・・あなたは今生き残ることのできないであろう100万人の人達より恵まれています。
- もし、あなたが戦いの危険や、投獄される孤独や苦悩、あるいは飢えの悲痛を一度も体験したことがないのなら・・・あなたは世界の5億人の人達より恵まれています。
- もし、あなたがしつこく苦しめられることや、逮捕、拷問または死の恐怖を感じることなしに教会のミサに行くことができるなら・・・あなたは世界の30億人の人達より恵まれています。
- もし、冷蔵庫に食料があり、着る服があり、頭の上に屋根があり、寝る場所があるのなら・・・あなたは世界の75%の人達より裕福で恵まれています。
- もし、銀行に預金があり、お財布にお金があり、家のどこかに小銭が入った入れ物があるなら・・あなたはこの世界の中でもっとも裕福な上位8%のうちの一人です。
- もし、あなたの両親がともに健在で、そして二人がまだ一緒なら・・・それはとても稀なことです。
- もし、このメッセージを読むことができるなら、あなたはこの瞬間二倍の祝福をうけるでしょう。なぜならあなたの事を思ってこれを伝えている誰かがいて，その上あなたはまったく文字の読めない世界中の20億の人々よりずっと恵まれているからです。
昔の人がこう言いました。わが身から出るものはいずれ我が身に戻り来る、と。
お金に執着することなく、喜んで働きましょう。
かつて一度も傷ついたことがないかのごとく、人を愛しましょう。
誰もみていないかのごとく自由に踊りましょう。
誰も聞いていないかのごとくのびやかに歌いましょう。
あたかもここが地上の天国であるかのように生きていきましょう。
【追伸】：因みに、同じ『萬晩報ＢＢＳ』への投稿によると、この文章の原文は、スタンフォード大学の Phillip M Harter氏が書いたものらしいとのことです。
河合将介( skawai@earthlink.net )
さくらの独り言「みえない糸」
「出席者の皆さん（12名）に、今から8分間の即興自由スピーチをして頂きます」の指示を受けた。2日続きの会合中のお遊びだった。各自２分間の準備時間と夫々違った題目が与えられた。私が引いた封筒から飛び出した題目は「携帯電話」だった。1分間の黙想後「目的＝創造力の必要性と静の時、メイントピック＝孤立ではなく孤独を楽しむ、サブトピック＝『もしもしよりももしもです』（標語）、イントロダクション＝私たちプロフェッショナルにとって必要なもの（こと）は何か、そして結論＝仕事に欠かせないモノのひとつと確信している携帯電話をオフにする生活の中に、仕事に必要なものを見出す場合もある」と小さなメモを書き、お遊び即興スピーチに臨んださくらであった。
開口一番「あなたの仕事に必要なものやことは何ですか」と問う私に、「コンピューター、情報、携帯電話、スピード、ティームワーク、技術、云々」と答えた聴衆にとって、今や携帯電話はなくてはならないモノのひとつになっている。しかし、『もしもしよりももしも』という観点で、ちょっと面白い考えや想像遊びを提案した。①もしもこの携帯電話にコードがついていたり発受信の電波が目に見える糸だったらどうか、その糸でグルグル巻の滑稽な私たちの姿が見えないか。②もしもあと1回だけしか携帯電話使用が赦されないとしたら誰にかけるだろうか、きっと愛する人だろう、しかし携帯で今連絡しなくても、既に見えない糸でつながってはいまいか。そして③もしも携帯電話が自分の生活に存在しなかったらと30秒間目をつぶって創造してみよう、実はこの静けさが自分をガンジガラメにしている見えない糸から開放しかつ結ばれている糸を強くする。そして私たちプロフェッショナルに最も必要な創造力を養うことができるのではないか。そのためにも携帯電話を意識的にオフにする時も必要なことだ。と、かなり極端で突飛なお遊びスピーチをした。聴衆も私も二日間に渡る会合の合間のお遊びを、平和な笑いで楽しんだ。
熊本市沼山津の横井小楠記念には、屏風仕立の「寓言五首」という漢詩が展示されている。小楠が福井藩主の松平春嶽に行政コンサルタントとして招かれた頃、勝海舟の弟子で、同藩士の勝山亀之助に贈ったものだという。「俗言（世間の言）は清議（正論）を恐れ、清議は俗言を憎む、、、二者名利のみ、別に天理の存するあり、、、天理は万物の和なり」とある。「心を無にして冷静に物事をみれば、真実がつかめる。それは国家の間にもいえることであり、天の道理は万物の和によって成り立つ」という小楠の教えである（小楠研究者徳永洋氏訳）。小楠は「中興の立志七条」の中でも「戦争の惨憺（さんたん）万民の病弊、之（これ）を思いまた思い、更（さら）に見聞に求めれば、自然に良心を発すべし」と述べている。1869年1月5日、小楠はテロに殺害された｡この様な事態を予測していた小楠は「決して復讐してはならぬ」といつも門人らに言い聞かせたということだ。静なる時はプロフェッショナルのみならず、人の、国家の平和にも必要であるといえないだろうか。
「愛は創造である」と、ある哲学者が言ったことを思い出す。創造は自然や静なる時の中で生まれることも多い。情報も情報媒体や機器もこんなに溢れ乱れる現在生活の中で、見えない糸（糸と意図）に絡まれないよう、時には全てをオフにしてみるのもいいかもしれない。創造という愛の行為が、大切な人生の課題やプロフェッショナルとして必要なスキルアップに、そして更には世界平和を真実に意識するスタートになるかもしれない。平和な自分の生活の中で「平和」に関心を持ち、「平和」を切願することの難しさを痛感している。そして今、携帯電話をオフにして、見えない糸で結ばれている世界の人々の平和を祈る、さくらの独り言。
マキちゃんの健康のお話―サザエさん、カツオ君ときたら．．。のお話し―
