Zakkaya Weekly No.227

Ryo Onishi      9/17/2000

雑貨屋のひとり言

あまり 知られていないL.A. 観光スポット(80)

さくらの独り言

川 柳 & コ ン ト

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健康のお話

一口コラム

編集後記

 

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雑貨屋のひとり言

■先週の大雨はすごかったですね。大阪、神戸の被害は無かったですが東海地方は大変だったですね、被害を受けられた方に心からお見舞い申し上げます。今日(日曜日)は一転して秋晴れの素晴らしい一日でした。家の近くで行われているフリーマーケットも、遊園地もたくさんの人でにぎわっていました。ようやくあの蒸し暑さから解放された街の人達はおだやかな顔に見えます。私も久しぶりにゴルフの練習場に行き、さわやかな汗をかいてきました。

■シドニーオリンピックが始まりました。昨夜、テレビで柔道の田村選手、野村選手の決勝戦を観ました。二人とも一本勝ちで優勝したのを観て感動しました。敗者復活戦で破れた人も、2位、3位になった人も実力的には互角だと思いました。そんな中で金メダルを獲得すると言うことはたいへんなことなんですね。(R.O.)

あまり 知られていないL.A. 観光スポット(80)

Fillmore & Santa Paula 観光列車

 ロサンゼルス・カウンティの西、ベンチュラ・カウンティのSanta Paula は、嘗ては鉄道による柑橘類や石油輸送の中心地でした。しかし近年になって、その座を貨物自動車に奪われ、次々に撤去・縮小を余儀なくされました。

 そんな中で、一部の鉄道路線が観光客を対象に再活性化を図り、生き延びています。

 Fillmore & Western Railway Companyが経営する鉄道がそれで、ハイウエイ126( Korean War Veteran Memorial Highway)沿いの Fillmore駅からSanta Paula駅まで、観光列車を運行しています。

 

 定期列車は毎週末(土曜日と日曜日)に運行され、Fillmore駅を土曜日の午後2時(日曜日 は午前11時と午後2時の2回)出発します。

Santa Paula駅までのわずか10マイル程のオレンジ林の中をのんびりと約1時間かけて走ります。

列車には食堂車、カフェテリア車、スナックバー付きのギフトショップ車などが連結されており、またギター、バンジョウなどで“ウエスタン・ミュージック”を聞かせてくれたり、楽しい雰囲気です。

 しかし、この観光列車の一番の醍醐味は、なんと言っても線路の両側に広がる景色でしょう。この列車には最後尾に公園スタイルのベンチが並んだオープン・エアー車両が連結されています。

ベンチュラ地方のすがすがしい風をいっぱいに受け、線路の両側に広がるオレンジ林を満喫しながら過ごすひとときは、浮世の憂さを忘れさせてくれます。(但し、夏の間は陽光が強いので、帽子を持参すると良いでしょう)

 線路沿いの住民や、踏切で停車中の車から手を振ってこの観光列車を歓迎してくれる姿は、もはや都会では見られない光景でしょう。

 終点の Santa Paula駅で、列車は30分だけ停車し、またもとの Fillmoreへ向けて戻ります。従って、Santa Paulaでゆっくりは出来ませんが、駅前のアンティーク・ショップやユニオン・オイル博物館など、見るべきところは結構あります。

 なお、上記の定期列車のほか、特別イベント期間や特定日には“Sunset BBQ Train”とか各種イベント列車が計画されています。

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  • 住  所 :Fillmore 駅、250 Central Ave. Fillmore, CA 93015

       Tel.(Information)(805)-524-2546  Tel.(Ticket Reservations) 1-800-773-8724

  • 列車運行日:土曜日(Fillmore 駅発  2:00pm ) 日曜日 ( Fillmore 駅発 11:00am 及び 2:00pm )
  • 列車乗車券 ( Fillmore ? Santa Paula 往復) :大人 $16、シニア(60才〜)$14、子供(4〜12才)$8、

        子供(〜3才)$5。

  • Web Site : http://www.fwry.com

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  • 行き方は次の通り(Torrance方面よりの場合)

(1)、FWY #405を北へ、約一時間 でFWY # 5に合流、そのままFWY # 5を北上、さらに約13マイル、マジックマウンテンを過ぎてすぐ #126 (西)へ入る。

(2)、#126 (西)を約18マイル走り、Fillmore市に入って Central Ave.を右折(北へ)。

(3)、すぐに鉄道の線路があるのでそれをわたり、Main St.を再右折したところが、旅の出発点である Fillmore 駅です。

(4)、ここまでの行程 ;(Torrance方面からの場合)約70マイル、ドライブ約2時間。

河合将介( skawai@earthlink.net )

さくらの独り言 「甘い誘惑」

突然、その衝動に駆られた。初体験である。私自身も旦那もとても驚いた。「マカディミアナッツ入のクッキーかチョコレートを食べたい!、帰りに買ってきて!!」と発してしまった私。「今から帰るけど、何か途中で買ってくる物あるのか?」という退社前に電話をくれた旦那への叫びだった。「クッキー?!、チョコレート?!」と電話の向こうで旦那も驚いて叫んだ。ワインを買てきてと頼むのが常だったからだ。旦那は3種類のマカディミアナッツ入クッキーとチョコを抱えて帰宅した。突然の異様なリクエストに、彼は青い顔をぶらさげていた。私はそんな彼がテーブルに置いたクッキーを貪った。私は生まれて初めて「甘い誘惑」の怖さを知った。

原因は二人とも分かっていた。「ストレスだよね、これって」と、貪りがひと段落した私が言った。旦那は深く頷いた。プロジェクトに追われ、シャワーさえ浴びれない日が、その日5日目を迎えていた。身体も頭もパンク状態に近かった。米国東部西部の時間に加え、日本時間でも仕事のやり取りは続いていた。コンピューターのトラブルに加え、様々な問題が生じた。苛立ちを隠せなかった。情けない程疲れていた。旦那に八つ当たりしていた最初の気力もとうに消えうせていた。「甘い誘惑」は少しだけ私に落ち着きとまたパワー与えた。身体が欲していたのかもしれない。

「甘いもの」を食べ過ぎたこどもが興奮さめやらず、両親をてこずらせることは有名だ。食べすぎたチョコ等は鼻血さへ引き起こす。俗に言う「ハイパー」状態に陥るからだ。私も甘いものは大好きだ。しかし私は物心ついた頃から、甘いものを食べ過ぎた記憶も、問題を起こした記憶も、そして叱られた記憶もない。幼い頃から「甘い誘惑」には縁がなかったと思う。

今回「甘い誘惑」に打ち勝てなかった自分を嘆いたことは言うまでもない。後で「何でこんな物を、、、」とつぶやいてもみる。残ったものをどうするか思案しながら落ち込む中で名案が浮かぶ。旦那の弁当と一緒に"デザート"として忍ばせる事に決定。これで一見落着。「どうぜ負ける『甘い誘惑』ならこれで我慢しておきなさいよ」と、旦那にメッセージを添えたつもりのさくらの独り言。

sakuratsubomi@earthlink.net)                                                              

川 柳 & コ ン ト (東京・成近)

( 川 柳 )

割り込みはさせぬ父子の車間距離

工場をマンションにする三代目

各論になってぶつかるエゴとエゴ

受け皿のひび気付かずにいた不覚

貸し借りがなくて竹馬の友でいる

( コ ン ト )

「大学受験15才から可能」

弟−ねえ兄さん

兄−ハイ先輩

「損保3社合併」

事故なく長生きを目指します

      −東京海上・朝日生命・日動火災

「オリンピック報道」

これで一息つけます   −不祥事企業

(東京・成近) E-mail kawaiai@mx2.ttcn.ne.jp

健康のお話 −ウツってしまったら..のお話し−

なにかとストレスを多く生んでしまいがちな現代社会、軽症を入れれば10人にひとりは居るといわれている、ノイローゼ。

このノイローゼ、一種の神経質症なのですが、神経質じゃない方も時々襲ってきます。

原因の大半は恐怖、不安。

ノイローゼの良薬は?っというと、たとえどんなに苦痛でも、自分のやるべき仕事その他をどんなに下手だろうと、どんなに不完全になろうと、ただひたすらやる事なんですってーっ。

身体を動かし、行動もせずに、ただ考えてばかりいるのがいけない。

ノイローゼの一種が『ウツ病』。

友人なんかと電話で話していると、たまに「今日はウツ入っているから..」っと暗ぁ〜くなっちゃってる状態に遭遇しますが、これは、不平、不満が原因で、内向的な性格の人に多いのだそう..。

対策としては、野外スポーツを、雨が降ろうがヤリが降ろうが、毎日やる!野外スポーツなんて知りませんっ、って方は、にぎやかな場所を毎日2時間以上歩く事が有効。

人の多いところなら、自然と身なりをキチンとしなければならない、これが良いのでーす。

また、自分の周囲に鏡を多くかけて、常に自分の姿が目に映るようにするのも効果的。

僕は、残念ながらウツ病になった事がありませんが、もしなってしまう事が多々ある、っという方、一度お試しあれ..。

お酒飲んでても、泣き上戸、笑い上戸のかたをお見掛けしますが、もし、『ウツ上戸』という方がいらっしゃったら、ご一緒したくないですねぇー。

makita@ginga.net

「コント、読み違い??」

(その61)『しんきいってん』

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各 位:

また、なぜか銘酒が集まっています。そこで、暑気払いも兼ねて以下の通り 「サウスベイ銘酒の会」を行います。

 会場は今度、『心機一転』、新たに再スタートした 「一休」です。ぜひご参集下さい。(以下略)

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 これは先日、私達の“飲み仲間”(「サウスベイ銘酒会」、または、「サウスベイ善男・善女、銘酒会」とも言う)へ送った E-Mail の一部です。

 我々がよく、屯(たむろ)す“居酒屋風レストラン”の「 Ikkyu(一休)」 が、8月から経営が変り、ママさんも“トキさん”から“ミチさん”にバトンタッチされたので、『心機一転』という表現を使いました。

 でも今回の場合、『心機一転』(心の持ち方が がらりと変わること【三省堂、国語辞典第二版】)も良いけど、次のような『しんきいってん』も良いのではないかと思いますが、如何でしょうか。

 『新規一店』、『新起一転』、『新喜一店』、『新輝一店』、『進気一転』、『伸気一転』、『真喜一点』 

―― 羅府の庄助さん ――

オーストラリアとは時差が1時間なので日本のみなさんにとっては有利?なんでしょうね?

下記のURLで雑貨屋をご覧いただけます。

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Zakkaya Weekly No.227

雑貨屋 店主 大西良衛 zakkaya@news.email.ne.jp