Zakkaya Weekly
No.168 Ryo Onishi 8/1/99 バックナンバー ホームページ雑貨屋のひとり言
サンディエゴまでブルーエアンジェルスのエアーショーを観に行ってきました。太陽の陽射しがじりじりと照りつける会場でしたが何万という人でにぎわっていました。
サンディエゴの青い大きな空を舞台に日ごろお目にかかれない飛行機が次々に披露されました。アクロバット飛行や編隊飛行を初めて目の前で観て、そのスピードと迫力に圧倒されました。人間はすごいものを造ったものだ感心しました。ショーのクライマックス、ブルーエンジェルスの編隊飛行とアクロバット飛行は評判どおり見事で見ごたえのあるものでした。アメリカらしいダイナミックなエアーショーを観て楽しい一日を過ごせました。 (R.O.)
あまり 知られていないL.A. 観光スポット(51)
今回は、雑貨屋のこの欄に先月から何度も登場した“ルート66”に関係するミュージアムの紹介です。
“アメリカのメイン・ストリート”とも、また“母なる道”とも称えられ、1960年代の初めにその栄光の座を“スーパー・ハイウエイ”(現在のフリーウエイ)に引き継ぎ、終焉を迎えるまで、アメリカのインターステイト・ハイウエイの代表であったのが“USハイウエイ66”即ち“ルート66”です。
“ルート66”はイリノイ州シカゴからミズーリ、カンサス、オクラホマ、テキサス、ニューメキシコ、アリゾナ、の各州を経由してカリフォルニア州、ロサンゼルス(サンタモニカ)まで、合計8つの州にまたがる約2,500マイル(約4,000キロ)のハイウエイでした。
“ルート66”は歌にもなり、中でも1946年に発表された曲“ルート66”(Bobby Troup 詞・曲)は当時大ヒットし、また1960年代に入って、放映されたテレビドラマ“ルート66”は新しいフリーウエイに主役の座を奪われて去り行く古きよきアメリカへの挽歌でもあり、多くのファンを獲得しました。このテレビドラマは当時、日本でも放映され、その頃の日本人はこれを観て、車社会のアメリカにびっくりしたものでした。
アメリカ人にとっての“ルート66”は単なる「道の名前」と言うより、ひとつの文化・時代の象徴であり、また郷愁の対象でもあるようです。
したがって、旧“ルート66”沿いには、いくつもの関連記念館のようなものが存在しています。その中のひとつが“ルート66ミュージアム(California Route 66 Museum)です。
このミュージアムはそれほど大きな規模のものではありませんが、“ルート66”に関する歴史的な遺品、写真、資料、模型などを見ることが出来ます。またギフトショップでは“ルート66”関係のビデオ、地図、写真集など購入することが出来ます。
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● 開館日 : 木曜日 〜 月曜日
行き方は次の通り(Torrance方面よりの場合)
河合 将介 ( skawai@wakao.com )
さくらの独り言 「求めるもの」
日本に住む友人Kが、山奥の田舎に3500坪の土地を購入した。ここ数年彼に会う度、熱い思いを込めて話してくれていた彼の夢が、ひとつ実現した。今彼は、来春完成する丸太小屋と離れの茶室、そして庭や山に植える草木の事で心が一杯だ。彼がこの夢を実現できたのは、言うまでもなくそれだけの財力があったからだが、何よりも彼が「求めるもの・・・清い水、新鮮な空気、そして静けさ」への強い想いだったと確信する。
春には春の、夏には夏の、秋には秋の花が咲き実をつける草木の、そして冬には冬の針葉樹の中で、頂くお茶は格別だろうと想像する。また逆にそんな生活を会社経営の合間に望む彼の日頃の戦いは、想像を絶するものだろうと思う。だからこそ、昔武士が茶室入室時に愛刀を外に置いた様に、彼はその戦いの武器も心も置き去りにできる世界を求めているのかもしれない。彼は私に言い続ける「さくらさん、今日本で失われているものは何だと思う?、それはね、清い水、新鮮な空気、そして静けさなんだ」と。私は彼の瞳を、深く見つめた。
命の源でもある「水」は、今昔どの世界でも「清め」に不可欠なものとして存在した。病を癒す奇蹟の水も、悪を清める聖なる水も、それはそれは清く貴いものだった。また人間が無意識に吸っては吐くこの「空気」も、体内の循環のみならず精神を清めたものとして語り継がれている。そして「静けさ」は、私たち自身が自己と向かい合い対話するために、または私たち命あるものを創り賜うた神の声を聴くために、どの時代のどの国でも求めたものだ。「静けさ」の賜を知らない人は、自然や人との出会いも、自分との出会いもできないと云われている。私の母国日本では、本当にこの3つが今失われているのだろうか。
米国に永住する私は、最低週に一度はお茶を頂く。お釜も茶室も勿論なく、あるのは茶せんと茶さじ、そして茶碗だけ。茶の湯の調和とテーマを象徴する掛軸も活きた華もない。あるのは茶室に劣らぬ静けさを求める自分だけ。お粗末な泡に方上記を想いながら、しばし求めるものが何もない「無」を想う。平安な気持ちになる。それは今の自分に「清き水、新鮮な空気、そして静けさ」が失われつつある不安への危機感がないからかもしれない。失われるものや求めるもの、そんなことも忘れて一人茶を頂く。そして空になった茶碗を見て思う、「この世に失われないものがあるのだろうか。
私は所詮旅人、ならば何を求めて生きているのか。」と。今、静かなワシントン州に居る、休暇に入ったさくらの独り言。 Khr@earthlink.net
マキちゃんの健康のお話
「酢のお話しパート2」
前回(雑貨屋152号)で、『酢』のお話しをしましたが、皆さんの中にも、あのお話しを読んで、早速『酢』をお飲みになっている方も多くいらっしゃる事でしょう。
しかし、3日坊主や、1ヶ月坊主?の方、もっと多くいらっしゃると思いますので、夏本番で時期もちょうど良いし、忘れた頃に又、『酢』のお話し
152号では、『酢』は毎日摂取することによって、体液を弱アルカリ性にし、疲れをとる。
っと述べましたが、今回はもっとスゴイ効果がある事をお教えしましょう。
実は、『酢』は万病にも効果があるのです。っというと、大抵の皆さんはそんないい加減な事いって良いの?とお考えでしょう。
簡単に説明すると、『酢』によって、疲れをとり、元気になる事によって、人間の持つ自然治癒力が増し、一歩一歩、身体が病気を治していく方向に前進していく、っとなるのです。
例えば、抗生物質にしても、それを摂る事によって繁殖していく細胞を弱め、生きにくくしているだけで、最後のとどめはあくまでも白血球がするんですねぇ。
身体に元気がなければ、抗生物質だって、役に立たない。
更に言えば、『酢』は、なんと、ガンにも効果があるんです、ハイッ。
大抵のガンとは、身体の一部が酸素呼吸を止めて、無酸素呼吸だけの生き方を始めた部分をいいます。(大抵の、というのは、最近になって酸素呼吸をするガンが見つかった為)
さて、『酢』を多く摂ると、体内の酸素呼吸を活発にします。
その結果、ガンになろうとする、つまり無酸素呼吸に移ろうとする事を食い止めるのです。
もし、運が良ければ、できかかったガンがはがれて、外に排泄する事まであるのだそう。
ですから、もしガンを心配している方は、今から『酢』をたくさん飲むと良いですね。『酢』はガンの予防薬という訳です。
じゃぁ、一日どれ位飲めば良いの?って事ですが、食酢なら、むかしで言うところの盃3杯以上なのだそう。
となると、これは結構な量です。
そんなに『酢』を飲んだら身体に悪いと言われた事がありましたが、『酢』はいくら摂っても大丈夫どころか、良い事ばかりなんですってー。
皆さんの中には、「あんな酸っぱいもの、とてもじゃないけど飲めません。」という方も多くいらっしゃると思います。
そんな方には、クエン酸をお勧め。クエン酸なら粒状で飲み易く、しかも少量でも多量の食酢を飲んだ事になるのだそう。クエン酸なら、小さじ一杯で一日分。
続けて『酢』やクエン酸を飲んでいると、次第に『酢』が甘く感じてくる筈。
そうなれば健康状態が非常に良い証拠です。
病気や疲れで、体液が酸性に傾いている人ほど、『酢』が酸っぱく、きつく感じるのです。
『酢』を飲んで吐き気を催す、っという人は、特に身体の中に疲れを溜め込んでいたので、多量のクエン酸でその疲れが一気に分解して、多量の炭酸ガスが発生した為に、ムカムカする。
また、自分は胃酸過多で、ただでさえ胃液の塩酸が多いのに、その上また『酢』を飲むなんてとんでもない。っと思われている方もいらっしゃるでしょう。
しかーし、クエン酸は特に微弱な酸で、胃液の元の塩酸の180分の1の強さしかありません。
何よりもまず、胃酸過多になるのは、心身の疲労からくるストレスで、自律神経が馬鹿になってしまっているからなのです。
その疲れた自律神経を正常にする為には、『酢』やクエン酸が大変有効で、これらをドンドン摂ってもらうことをお勧めします。
それでも、『酢』やクエン酸を飲むと胃が痛いという方は、食事中か、食後すぐにお飲みになれば大丈夫。
また、『酢』やクエン酸は優れた殺菌効果もあって、水虫ができたときは、『酢』の中に足を浸けておけば治り、にきびにも効果大。
更に、乗り物酔いの時なんかは、『酢』を入れたお水を飲むと治まるし、打身、ねんざも、うどん粉を『酢』で練ったものを貼り付けておけば、熱も痛みも取れるんですってー。
お酒を飲む時は、その途中でも後でも、『酢』やクエン酸を摂れば、悪酔いはしないし、二日酔いにもなりません。
また、二日酔いの朝、『酢』やクエン酸を摂ると、みるみる生き返ってきます。
まだ僕自身試した事はないのですが、お酒(日本酒でも洋酒でも)にクエン酸を入れると、美味しくなるらしいですよぉー。
奥方は、お風呂に『酢』を入れて湯に浸かると新陳代謝が活性し、お肌がキレイになるんですって!
雑貨屋店主の大西さんは黒酢(多分、蜂蜜入りの物じゃないのかな?)をお飲みだそうで、これっ、大変良い事なんですねぇ。
ちなみに僕はリンゴ酢を毎日3回飲んでおります、ハイッ。
健康とはかけ離れますが、今の季節は欠かせないBBQも、網にあらかじめ『酢』を塗っておけばくっつきにくいんですってー、これはちなみにトーレンスのレストラン、“Tosiikoo
”(トスクー)の高橋シェフからの情報なので間違いありません!毎回の事ながら、急にゼンゼン話しが変りますが、シェフで思い出したんですけど、こちらL.A.の日本人界隈でも人気のテレビ番組、“料理の鉄人”がいよいよ終るらしいですねぇ。
あの番組、初回から思っていたのですが、使われる素材がヒジョーに高価な物ばかりで、下手すれば僕ぐらいの腕でも美味しいものが出来るような気がしてなりません。
本当の“料理の鉄人”だったら、どんな素材でも美味しく創れる筈。っというより、普段皆さんが悩んでいる残り物なんかを考え付かなかった方法で、見違えてしまう程の料理を創ってはじめて、“鉄人”なんじゃないのかな?っと。
例えば、『今日のテーマは、一週間忘れてて、色がそろそろヤバイ挽き肉デース!』とか、『大田区に御住まいの大学生、山田君の冷蔵庫の中身全部デース!』、『作り過ぎて余ったカレーで最低6品ダー!』とかを鉄人と挑戦者が真剣になってやってくれていたら、どんなに為になるであろうと思っていました。
テーマの材料以外の材料なんかも予算が決まっていて、『あれぇ、挑戦者が今使っているものは、どうやら貰ってきたパンの耳ですねぇ。タダですよ、タダ、やりますねぇー。』なんて、あの解説の白髪でメガネかけた料理評論家のおじさんが関心したりして..。
あの番組は現実逃避できる所が良いのでしょうけど、僕だったらこっちの方が好きだなっ、ウンッ。
採点するゲストも料理が出来るまでゼンゼン違うところにいて、創っているところは見せない。
出された料理もどっちが創ったのかは明かさず、どれが美味かったか一品一品採点して、合計点が高い方の勝ち、って方法が良いなっ。
..これはゼッタイに高視聴率とれるなっ、確実だっ、ウンッ..。
健康のお話しも、お金が莫大にかかって、非日常的でムズカシイお話しをしたって参考にもなんないですもんねぇ。..っと考えて、誰も居ないのにニヤニヤしている蒔田のひとりごと..キモチワリィー。
川 柳 & コ ン ト (東京・成近)
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川 柳 )歩行者天国厚底履きに見下ろされ
金の卵孵化松坂と佐渡のトキ
ニッポニァニッポンに付く中国名
借金を積み過ぎ喘ぐ日産車
ダイトウリョウの掛け声も出る土俵入り
( コ ン ト )
「法制化」
染みを付けたまま −日の丸
「法制化」
ちょっと、オクターブ上げすぎだよ −君が代
「土用丑の日」
昔ー鼻で我慢の裏長屋
今ー鼻で我慢のダイエット
東京・成近
一口コラム:「コント、読み違い??」
(その2)花 婿 の 父
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結婚式ヲ終エタ心労(新郎)ノ父ハ、周囲ノ人々カラ「御間誤算(オ孫サン)ガ生マレルノガ待チ遠シイデスネ」ト云ワレ、嬉シソウダッタ。
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新婦に、はじめから頭のあがらない新郎の気持ちと、当分は子供はつくらず共稼ぎを続けようという新婚夫妻(負債?)の気持ちが伝わってきます。
――― 羅府の庄助さん ―――
編集後記
今週はサンディエゴに行っていたので帰りが遅くなり、明るいうちに発行できませんでした。(いつものことですが)
雑貨屋のバックナンバーは下記でご覧いただけますのでどうぞ。
http://home.earthlink.net/~ronishi/zwback.htm
Zakkaya Weekly No.168
雑貨屋 店主 大西良衛 ronishi@earthlink.net