「あまり 知られていないL.A. 観光スポット(51)」
カリフォルニア“ルート66”ミュージアム INDEX
今回は、雑貨屋のこの欄に先月から何度も登場した“ルート66”に関係するミュージアムの紹介です。
“アメリカのメイン・ストリート”とも、また“母なる道”とも称えられ、1960年代の初めにその栄光の座を“スーパー・ハイウエイ”(現在のフリーウエイ)に引き継ぎ、終焉を迎えるまで、アメリカのインターステイト・ハイウエイの代表であったのが“USハイウエイ66”即ち“ルート66”です。
“ルート66”はイリノイ州シカゴからミズーリ、カンサス、オクラホマ、テキサス、ニューメキシコ、アリゾナ、の各州を経由してカリフォルニア州、ロサンゼルス(サンタモニカ)まで、合計8つの州にまたがる約2,500マイル(約4,000キロ)のハイウエイでした。
“ルート66”は歌にもなり、中でも1946年に発表された曲“ルート66”(Bobby Troup 詞・曲)は当時大ヒットし、また1960年代に入って、放映されたテレビドラマ“ルート66”は新しいフリーウエイに主役の座を奪われて去り行く古きよきアメリカへの挽歌でもあり、多くのファンを獲得しました。このテレビドラマは当時、日本でも放映され、その頃の日本人はこれを観て、車社会のアメリカにびっくりしたものでした。
アメリカ人にとっての“ルート66”は単なる「道の名前」と言うより、ひとつの文化・時代の象徴であり、また郷愁の対象でもあるようです。
したがって、旧“ルート66”沿いには、いくつもの関連記念館のようなものが存在しています。その中のひとつが“ルート66ミュージアム(California Route 66 Museum)です。
このミュージアムはそれほど大きな規模のものではありませんが、“ルート66”に関する歴史的な遺品、写真、資料、模型などを見ることが出来ます。またギフトショップでは“ルート66”関係のビデオ、地図、写真集など購入することが出来ます。
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開館日 : 木曜日 〜 月曜日
時 間 : 10:00AM〜 4:00PM
(Torrance方面よりの場合)行き方は次の通り
河合将介 skawai@wakao.com