カリフォルニアの青い空が無くなった
先週、クライアントさんのキッチンに行ったらガスストーブの上にフライパンが乗っていてガスの火がつけっぱなしだった。クライアントさんは台所を背中にしてダイニングテーブルに座ってTVを見ていた。山火事のニュースを見なが ら“ 火事は怖いね〜”と言った。こっちの方が、もっと怖い、、、と心で思ったけれど彼女がパニックになると困るので黙って火を消した。彼女は少し前の事でも忘れてしまう記憶に問題があるクライアントさんなのだ。それにしても毎年起きている山火事に加え放火もあってサンフランシスコやシアトルはロスアンジェルスよりも酷い事になっている。サウスベイでさえこの山火事の為、灰が車に積もり空は、どんよりとした灰色の雲で覆われて青い空が見えない。もう、青空が見えなくなって一週間ぐらい経つだろうか、、、、
カリフォルニアでは青い空があたりまえになっているのに、こんな天気が続くと気分も晴れないものだ。
おまけに9月に入ってからは記録的な暑さで、このあたりでも40度を超す猛烈な暑さと湿気に見舞われた。サンペドロのハイキング仲間の人は自宅に冷房が無いのでレイバーウィークエンドの日曜日はホテルに避難したと言っていた。どこも人が一杯で3件目のホテルでやっと一つ空きを見つけて非難出来たと言っていた。こんな話は今まで聞いた事が無い。昼間は猛烈に暑くてもレイバーウィークエンドが過ぎてから夜は、だいぶしのぎやすくなった。先週、サンペドロの定例イブニングハイキングでボランティアリーダーを務めてくれているイタリアの90歳になるLさんが今日はサプライズハイキングだと言って自分の兄弟の庭にあるイチジクの木がある所まで案内してくれた。そこでイチジクをもいで食べ、たわわに実っているイチジクをお土産に持たせてくれた。その後でサンペドロの丘から夜景の見えるクラブに皆を案内してくれた。Lさんは、そのクラブでは、もう50年以上メンバーになっているので誰もが彼の事を知っていた。時々ハイキングの合間に一杯好きなドリンクを皆に振舞ってくれるLさんは“皆が喜んでくれる事が自分を幸せにしてくれる、あの世に金は持って行かれないのだから”と言った。久しぶりにシャンペンを飲みながらサンペドロの夜景を楽しんだ。いつもは地上の光も空の星ももっとクリアーに見えるのだけれど今回は薄ぼんやりしていた。今の所、カリフォルニアの山は、どこも危なくてキャンプは当分行けそうもない。この様子だと秋のキャンプもお預けになりそうだ、、、
茶子 スパイス研究家 |