weekly


1251号

No.1251     Ryo Onishi              5/3/2020

 weekly
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雑貨屋のひとり言

テキサスにおられるYGさんからメールが届き、サウスベイの雲田さん(森乳)が一月にすい臓がんで亡くなられ、小川さん(小川不動産)がコロナウィルスで亡くなられたことを知りました。サウスベイにいた頃にお会いしたことのある方々がこの世を去られていくのは寂しく残念なことです。ご冥福をお祈りします。
外出の頻度が減って運動不足になっている人が多いのではないでしょうか?スーパーマーケットに行くと入り口付近にお菓子が山のように積んであります。どうしても家で食べ過ぎる傾向にあるので、注意をしないとメタボの原因になります。
毎日続けているヨガのお陰でHb1Acの数値もすこし改善され喜んでいます。《R.O.》

 

河合将介さんのコーナー 

休止中です。

河合 将介( skawai@earthlink.net )

 

    

川柳(東京・成近)

 


( 川 柳 )

下一桁の当たりで夫婦50年

耐えたのはお互い様の金婚譜

土壇場にきてアナログの底力 

苦は楽の種から花がやっと咲き

父祖の職守る私の代までは


( ニュースひとりよがり )

「重病説」
ミサイルより注目度が高いな −金正恩

「退屈」
粛日、粛日、粛日… −ゴールデンウイーク

「買い物は3日に1度に」
パチンコは毎日 −無責任人間
 

河合成近
nakawai@adachi.ne.jp

http://homepage3.nifty.com/itukabouzu/

龍翁余話

龍翁余話(624)「コロナ疲れ」

「大型ゴールデンウイークと言うのに、外出自粛要請で小旅行にも行けず、ちょっとした出歩きさえも咎められそうな昨今、否応なしに“在宅中心暮らし”が続いて、もう、ストレスが溜まりっ放し。医療機関崩壊の前に、我が家と我が身の崩壊が目前だ」と言う声が(翁の周辺でも)多く聞かれるようになった。(現役引退後)“在宅中心暮らし”が長く慣れっこになっている翁でも、コロナウイルス感染恐怖で好きなゴルフが楽しめなくなったこと、友人たちとの会食、名所散策、博物館巡り、銀ブラなどが出来なくなったことなどで、さすがに精神的疲労(ストレス)を感じるようになった。ただ、残り日が少ない翁、『コロナ疲れ』に負けて1日を無為に過ごすのは勿体ないので自分なりのやり方で少しでもストレスを緩和させようと、あれこれ“日課”を立てている。普段、早寝早起きの翁、朝5時頃起きて、まずコーヒーを飲みながらインターネットで数社の新聞を読む。1時間半くらいで新聞を読み終わると朝食の支度に取り掛かる。たいした支度ではない、ハム(または野菜)トースト、最近覚えた自己流の野菜サラダ、そして2杯目のコーヒーで朝食、食べながらテレビニュースを視る。7時台〜8時台の(いつも視る)番組は決まっている。ここまでは従来と変わらない毎朝の動き。

“コロナ前”は、週1は10時頃、家を出て会社に顔を出したり毎週恒例の会合に出席したり、たまに友人と会食したり博物館や名所旧跡を訊ねたり、買い物をかねて近所を散歩したり――“コロナ後”は朝10時からの過ごし方が変わって、と言うより“外出自粛”発令後、どうやって1日を過ごすかに苦悶したものだが、ある日、部屋の片づけをしている時、埃を被ったギターやシンセサイザー、碁盤が目に止まった。「そうだ、こんな時こそ練習を再開しよう」――まずギターの手入れ(埃落とし・調弦)をして早速、弾いてみた。長い間、弾いていないので思うように指が動かない。昔、楽譜無しで奏でていた曲を思い出しながら弾いたが、ちゃんとした音が出なくて“音楽”にならない。おまけに左右の手の指先が痛くなって(最初の日は)30分ほどで止めてしまった。ストレス解消のためにと思って再開したのにストレスを溜める結果になった。でも、時間はたっぷりある。別に上手くなる必要はない、せめて“音が楽しめる”ようになれば、それでいいのだ、と開き直って(その後)気ままに弾いている。まだ数回だが、練習を重ねれば老人になっても少しは指が動くようになり、近頃、多少はストレス解消の一助となって来たように思う。

ところで、コロナによる“自粛疲れ”のあれこれを調べていたら、あるマーケティング会社の調査が目に止まった。その調査結果によると「自粛に疲れた」が45%、「自粛に疲れていない(慣れた)」が55%。この数字を見て翁、意外に思う反面、多少安堵感を覚えた。
この種の調査は、調査対象や調査方法によって回答が異なる場合があるが、この調査結果で「自粛疲れ」と「自粛慣れ」が均衡していることは意外であったのだが「日本人は置かれた状況に素早く順応する精神力の強さを持っている」ことを確認出来て安心した。とは言え、数字に表れない塗炭の苦しみが(幼児からお年寄りまで)全国民を覆っていることは間違いない。専門医の話によると『コロナ疲れ』(ストレス)が長く続くと、いろんな病気を引き起こす危険性があると言う。例えば呼吸器病・消化器病・循環器病・免疫系疾患・生活習慣病・鬱病・アルコール依存症、更に治療中(罹患中)の病気を悪化させることもあるそうだ。高血圧やコレステロールなどの持病を抱えている翁だが、幸いに今のところ異常は起きていない。

「日本人は、非常事態に遭遇しても冷静さを失わず、整然として規律を守る民族だ」と世界中の人々に高く評価されたのは2011年3月11日の東日本大震災の時だった。しかし、毎日発表される“コロナ感染者数”が一向に減らないのは何故か?“整然と規律を守る民族”でない人が、かなり多いということか?「昨今のコロナ感染拡大防止の一環として下された“不要不急の外出自粛”を日本人はどうして守れないのだろうか」と海外メディアは不思議がっている。政府が言う「不要不急の外出自粛が8割に達すれば感染者数は激減する」かどうかは分からないが、少なくとも“3密”を避けることによって感染率が低下することは確かだ――しかし、以前にも(『余話』で)書いたが“不要不急”の判断は個人によって異なる。それを他人、ましてや政府や行政が固定観念で線引きしてはならない。あくまでも日本国民の教養度・社会規範度(倫理性)に期待するしかあるまい。テレビを視ると“外出自粛”を無視する(教養度・社会規範度の低い)輩もいるが、多くの国民が“コロナ禍“の今を苦しみながら耐え忍んでいる。ついでに言うが、政府は国民の、この辛苦に対し、大型の経済支援と”コロナ後“の再建策を国民に示さねばならない。敗戦直後の焼け野原からの復興を思い起こせ。日本人は必ず立ち上がれる。国民を信じよ。

天皇陛下ご即位から丸1年、本来なら国民挙げて祝福申し上げたいところだが(畏れ多くも)天皇陛下におかれては深く心痛され「心を1つに」と病める国民に御心を寄せられていると聞く。“緊急事態宣言”は長期化する。天皇陛下及び皇室のご安泰を願い、国家・国民生活再建のために我々は更なる“外出自粛”(3密を避ける)を実行しなければならない「うつらない、うつさない」ために。そして何と言っても“我が家と我が身の崩壊”を防がなければならない。そのためにも“ステイ・ホーム”の有効活用を考えたい。1日を無為に過ごさないために家庭にあっては家族の人間関係の在りようを。個人にあっては趣味を広げるのもよかろう。翁は、ギター練習を続けたりシンセサイザーを弾いたり(以前、ゴルフ仲間のⅯ君に教えて貰った)囲碁にも再挑戦(自主学習)しようと考えている。また、親戚や友人との電話・メールも大切だ。「誰かと繋がっている意識を持つことが重要だ」と、ある心理学者が言っていた。幸いに翁にも時々、親戚や友人たちから「コロナに負けないように」との激励メッセージが届く。「よし俺も“コロナ疲れ”に倒れないよう頑張ろう」の気持ちが強まる。感謝である・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

 

茶子のスパイス研究

ホワイトハウスからの手紙

先週の月曜日ホワイハウスから手紙が届いた。文面の最後にはトランプ大統領のサイン。
もちろんコピーでは、あるけれど例の武漢発新型肺炎の見舞金1200ドルが銀行に振り込まれたというお知らせの手紙だった。
私など国籍は日本だし仕事を失ったわけでも無いし給料が減ったわけでもなかったので全く充てにはしていなかったので申し訳ないような気持ちになった。また経営者の人達が損害を受けた事に対して書類を申請するとかなりの保証金があるのだとも聞いた。
それにしても米国のリーダーとしての決断力の速さと太っ腹で迅速な対応には感心した。日本の場合は?と言うと政府は自分の財布でも無いのに紐を硬く絞り何としても出したくないという気持ちが見え見えだった。最初はお肉のクーポン券を配ろうとか、、、、
ベジタリアンの人からは相当文句が出たろうしお魚の引換券を配ろうとか、、、魚が嫌いな人もいるだろうし、、、、旅行券を配ろうとか、、、旅行に行きたくても様々な状況で行けない人もいるだろうし、、、30万円を一定の条件を満たした人だけに配ろうとか、、、議員の給料をちょっとだけ減らそうとか、、、何だか情けない事を言って散々錯綜し迷走していた。日本でも、すったもんだした挙句、ようやく5月の下旬頃には10万円が配られるようになったようだが、、、ただ、日本人は殆どの人が、ある程度、貯金をしていて今月給料が出ないと明日からホームレスになるという人はそんなに多くはいないのだろう。だから、あ〜だ、こ〜だと検討している時間的な余裕があるのかもしれない。アメリカは待った無で明日からホームレスという人も多いのだ。最初に働いた時の会社の社長の言葉を思い出した。“アメリカ人は給料日前お金が尽きて前借しにくる奴が結構いるんだ”と言っていた。先日、ベニスビーチの近くに住む友人とスカイプで話したら、このところホームレスが増えてゴルフ場の脇にある道端にどんどんホームレスのテントが増えているのだという事を聞いた。盗難もそれに伴って増えているので心配していると言っていた。ハワイ島にいる友人は今月中旬に外出禁止令が解禁される予定だったのに5月一杯延長される事になったと言っていた。原因はマクドナルドでクラスターが発生して現在75人の感染者に増えてしまったらしいのだ。
そうすると経済も一挙に縮小してしまうので病気も怖いけれど経済破綻もそれ以上のリスクがある。今後、米国でも各州や知事の判断によって徐々に封鎖解除になるのだろうけれど、そのリーダーの判断に力量が問われる。
最近はちっともスパイスも食の話題も書いていないスパイス研究家。 

茶子 スパイス研究家

 

さくらの独り言

今週はおやすみです。
 

 

ジャズライフ−今週のお奨めアルバム

自分好みのアーティストとの出会いを求めてジャズアルバムを探し続けています。
いろんなキーワードで検索していると面白いサイトが見つかります。
レアというキーワードで探したらレアなジャズアルバムを販売しているお店のサイトがあります。その中に紹介されているアルバムを一つ一つをAmazon Prime Musicで検索して聴いています。この一見面倒くさそうな作業は私にとって楽しい時間となります。次はどんな曲が聴けるだろうかワクワクします。iPadとAmazon Echo Dotが大活躍します。
イリノイ州出身のDamian Espinosaのピアノトリオのアルバムを見つけました。抽象的な感じのする彼のオリジナル曲ですが、とても丁寧で奥の深い感じのする曲でじっくり聴いていると引き込まれていきます。ピアノの旋律が心地よく耳に響きます。ベースもドラムもバランスがとてもいいアルバムです。
このアーティストを知っている人はそんなにいないと思います。
それでもAmazon Prime Musicに登録されているのですからすごいなあと思います。


"End of The New"    Damian Espinosa

01-Dance Velvet
02-No Regrets
03-Omega Man
04-New Chicago
05-In Confidence
06-Indecision
07-Charlotte
08-The Chief
09-Enigma.Solution
10-Theme

Damian Espinosa (p)
Paul Steinbeck (b)
Scott Garrigan (ds)

ジャズアルバムの紹介リスト
http://www.zakkayanews.com/jazzlist.htm  
《R.O.》

 

編集後記

静岡のMさんとオンラインビデオ会話をやってみました。Zoomというアプリを使いました。iPadやPCに無料でインストールできます。数名のグループで40分までなら無料で使えます。動画の品質も高く、教育用やセミナーなどでよく使われているようです。主催者側は図面や資料をiPadやPC内に準備しておけば、それを共有することができます。グループでの打ち合わせや、勉強会など幅広い使い方ができます。雑貨屋仲間の皆さんとオンラインミーティングも可能です。テキサスのYGさんもロスの家族とZoomでお話ししているそうです。外出自粛で生活がちょっと窮屈になっていますが、いろいろ楽しい発見もあります。

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Zakkaya Weekly No.1251

雑貨屋 店主 大西良衛   http://www.zakkayanews.com/
              
tenshu@zakkayanews.com