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1222号

No.1222     Ryo Onishi              10/13/2019

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雑貨屋のひとり言

世界中が注目するほどの超大型の台風19号で日本中が大混乱させられました。日本の広範囲で強風、水害の被害がありましたが、みなさんのところは被害に遭われなかったでしょうか?近畿も暴風圏内にあったので地域によっては被害を受けましたが、私たちの住む阪神間は被害は小さかったようです。
この時期の台風は偏西風によって南に逸れることがほとんどですが、今回は偏西風が北にずれたために、日本を直撃したと解説されていました。これも地球温暖化の影響だと思います。これからも日本は水害が続くと思われますので、それに強い国づくりが必要です。水没するとダメになってしまう自動車を水陸両用にしたらどうなんでしょうか?《R.O.》

 

河合将介さんのコーナー 

休止中です。

河合 将介( skawai@earthlink.net )

 

    

川柳(東京・成近)

 


( 川 柳 )

坪庭に四季を咲かせて妻の趣味

ついでにと妻にも子にも使われる

母の茶に叱られている父の酒

一城の主でそして足軽で

別荘はないが我が家の風通し


( ニュースひとりよがり )

「ノーベル賞受賞」

輝きを増した −リチウムイオン電池

「風雲を起こすか“19”」

台風はダメ、菅野投手で −巨人ファン

「ライオン、トラ、タカ」

相手にとって不足はない −巨人
 

河合成近
nakawai@adachi.ne.jp

http://homepage3.nifty.com/itukabouzu/

龍翁余話

龍翁余話(595)「日本を元気にする若者たち」

近年、スポーツ界をはじめ、色々な分野で20歳そこそこの若者や10代の少年少女たちの活躍が目覚ましく、マスコミでは「恐るべし怪物たち」「天才児現わる」「世界が注視するニューヒーロー誕生」などと賛辞を贈っているが、翁も全く同感、まさに彼らは『日本を元気にしてくれている若者たち』である。

今年“日本を元気にしてくれた”筆頭は、全英女子オープン(8月1日〜4日、イングランドのウオーバーンゴルフクラブ)で、1977年全米女子プロで優勝した樋口久子以来、42年ぶりにメジャー制覇を成し遂げた渋野日向子(20歳)の快挙だろう。“笑顔のシンデレラ=ヒナコ・シブノ”は日本人ばかりでなく(英国人をはじめ)世界中の人々を驚嘆させた。後日、現地取材をした某スポーツジャーナリストの“取材記”によると、会場(ウオーバーンゴルフクラブ)の支配人ジェイソン・オマリー氏は「ここに集まったギャラリー(観客)やスタッフ全員が、渋野選手のプレーぶりばかりでなく彼女の人間性に魅了された。彼女の笑顔とギャラリーやスタッフへの心配りが素晴らしかった。それは、まさに現代日本人女性の象徴かに思えた。最終ホール(18番)で彼女が優勝を決め左手を天に突き上げた時、ミス・シブノこそが、この会場にいる全ての観客やスタッフたちが望んだ優勝者だということが分かった」と語ったそうだ。先日、翁の友人たちの集まり(シニア会)の食事会で、今までゴルフをしたこともない(ゴルフ番組をあまり視たことがないと言う)友人が「8月4日の深夜2時頃(本当は5日午前2時頃)、トイレに起きてテレビにスイッチを入れたら、素晴らしい景観のゴルフコースで日本人の女の子がやたら画面に映っていた。しばらく視ていたら、その子が“しぶの ひなこ”と言う選手であることを初めて知った。これまでゴルフに興味も関心もなかった私が、そのままテレビに視入り、結局、最後まで(ハラハラしながら)視てしまった。”優勝“が決まった瞬間、私は嬉しくて涙が溢れて手が痛くなるほど拍手した」と語った。ちなみに翁は3日目の深夜放送と4日深夜のファイナルラウンド(決勝戦)を(目をこすりながら)視たが、最後の”優勝パット“をカップに沈めた瞬間、「やった!やった!」と歓声を上げ、友人と同じく涙腺が緩みっぱなしだった。

囲碁界では、つい先日、第44期名人戦で弱冠19歳の芝野虎丸(しばの とらまる)8段が張 栩(ちょう・う=39歳)名人を破り、史上最年少で7大タイトルの1つ“名人”を奪取した。そのことは“あっぱれ”に違いないが、翁から見れば“19歳で8段“というのも驚きだ。まさに”天才児“だ。”天才児“と言えば、同じ囲碁界で今年の4月に仲邑 菫(なかむら すみれ)という10歳の少女(小学生)が史上最年少でプロ棋士になったことも話題を呼んだ。将棋界にも(3年前)”鬼才“が出現。2016年12月24日の第30期竜王戦で年齢差62歳6か月の(将棋界の大御所)加藤一二三(かとう ひふみ)9段を破り、プロ棋士としてデビューした(当時、14歳2ヶ月の中学生だった)藤井聡太(ふじい そうた)少年が公式戦勝利の史上最年少記録を更新した。藤井が更新するまで加藤が最年少記録保持者だった。なお、藤井は現在17歳の高校生、段位は7段。藤井がプロ棋士になって以後、将棋界は空前の“将棋ブーム”を呼び、藤井自身も15歳4か月で50勝、16歳4か月で100勝と快進撃を続け“鬼才ぶり”を発揮している。

スポーツ界では(前述のゴルフの話のほか)全てのアスリートたちが世界最高峰のスポーツの祭典『オリンピック・パラリンピック』(2020年東京大会)を最大目標として切磋琢磨している。日本の若きアスリートたちの技術力・精神力は日に日に高まりを見せていると言う。彼らの強みは(若き故の悩みや葛藤を抱えながらも)限界突破に挑み続ける強力なエネルギーを持っていることだろう。平たく言えば、彼らは物怖じしない“度胸”が備わっている。更に(常日頃から日本精神を強調している翁にとって)嬉しいことは、日本人アスリートたちは10代でも20代でも“日の丸”を背負い“君が代”を歌うことに誇りを持ってくれていることだ(勿論、国旗を背負うのは世界中、どの国のアスリートたちも同じだが)・・・

スポーツ界に限らず“日の丸を背負って”海外で活躍している若き日本人は多い。政府の広報誌『We are Tomodachi』(2019年2月号)に紹介されている“世界で活躍する日本人”を見ると(例えば)フランス・パリで街をきれいにする“グリーンバード・パリ”のリーダーK・Iさん、ヤンゴン(ミャンマー)で都市開発を担当しているS・Oさん、アフガニスタンやイラク、南スーダンなどの紛争地域に食料や水、物資の配給、衛生管理などを行なう“特定非営利活動法人ジェン”事務局長を務めているA・Kさん、アフリカのニジェールで感染症対策のボランティア活動を行なっているE・Mさん、同じくアフリカのモザンビークで貧困家庭の女性や子供の支援活動を行なっているS・Kさん・・・ほかにも“日の丸を背負い”海外で活躍する若者たちは多い。今年4月に配信した『龍翁余話』(569)「草の根外交官・青年海外協力隊」を紹介したが、彼らは言う「硬い信念と日本人としての誇りを持って他国の地域社会のお役に立つことは、第一は自分のためであるが、結果的に日本の国際的評価につながってくれれば嬉しい」――彼らはどこまでも謙虚である。

政府(内閣府)は『若者・女性の活躍推進政策』に関して次のように提言している。「全ての人が何度でもチャレンジし、活躍出来る社会を作ることが成長戦略の基本である。若者と女性の活躍を積極的に推進することで日本を再び成長軌道に乗せる原動力としていくことが重要である。“世界に勝てる”、“日本を元気にする”若者・女性の活躍が期待される」――能書は立派だが“具体策”が見えてこないのはいつもの通り。だが、日本の若者たちは“政府が何かをしてくれる”を待つ以前に“今、自分は何をすべきか”を知り努力している。各分野で『日本を元気にする若者たち』の裾野は間違いなく広がっていることに、翁は“日本の明るい未来”を予感している・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

 

茶子のスパイス研究

チャヨテ(はやと瓜)

日本ではChayote(チャヨテ)というウリ科の野菜は売られているのだろうか?今まで長い間、この緑の梨のような形をしている野菜を1度も気にかけた事がなかった。
先週、お野菜を自家栽培している人からチャヨテを頂いた。以前もりっぱなゴーヤを頂いた事がある。その方から、お裾分けしていただいて初めてまじまじこのチャヨテを眺めてみた。メキシカンの人はよく、このチャヨテを家庭料理で使うらしいけれどレストランでは、見かけた事が無かった。去年、このチャヨテで奈良漬けもどきを作った人からからチャヨテのお漬物を頂いた事があった。
歯ざわりもコリコリとしていて美味しかった。さて、この度は、どうやって食べようか、と考えながら、まずは皮をむいてみた。するとチャヨテの表面に水分が上がってきて細かい水滴のようなものが全体を覆った。そしてその水滴は光に反応してキラキラと輝いて綺麗だった。でも、その水分が手につくとぬるぬるとした糊が手にくっついているようで手の表面がすぐに乾いて突っ張ぱるような感覚になった。その手に付いたチャヨテの水文を洗い落してから包丁で半分に切ってみた。真ん中に食べられそうに柔らかい種が入っている。一応、これも食べられるそうだけれど初めてなので取り除いた。そして縦に切ってお肉と一緒に炒めてみた。塩と胡椒だけでシンプルな味付けにしてチャヨテ本来の味を試してみたかった。炒めて火が入ってくるとチャヨテが透き通ってくる。その1切れを食べてみたら実に癖のない、あっさりした食べやすい味だった。これならスープでもデザートにでも使えそうだ。そして何よりも気になったのは、何だかこのチャヨテの切った途端水分があがってくるパワーがとても体に良さそうに思えた。

調べてみると、このチャヨテは殆どが水分で体に必要なミネラルが7つも入っていて脂質もカロリーも低いのでダイエットにもいいそうだ。血液の循環にもよく、髪や肌や爪にもいいそうだ。セロトニンとメラトニンの働きも助け神経系、筋肉系、腎臓、血圧の水分量も調節してくれるらしい。この野菜もスーパーフードの類に入れてもよさそうだ。
考えてみると、結構長く米国にいながら今まで食べた事もない野菜やフルーツがあるものだな〜と思った。今まで知らないからと見向きもしなかった野菜や果物にも目を向け試してみる事も新しい発見があって面白い。

茶子 スパイス研究家

 

さくらの独り言

今週はお休みです。

 

 

ジャズライフ−今週のお奨めアルバム

今週はこのコーナーに初めて紹介するアーティストです。こんな素晴らしいアーティストを見落としていたなんて情けなく思います。Michel Petruccianiは先天性疾患による障害をもって生まれたフランスの天才ジャズ・ピアニストです。生まれつき骨形成不全症という障害のため、身長は1メートル程にしか伸びず、ガラスのように骨がもろいため、演奏が終わると骨折していた事もあるという。残念ながら20年前に亡くなっていますが、歴史に残る偉大なアーティストだと思います。一音一音力強く美しい響きのピアノです。Petruccianiのファンはたくさんいると思います。ずっと聴いていられるピアノジャズです。MICHEL PETRUCCIANIの1982年品。

"Estate"    Michel Petrucciani Trio

1-Pasolini 5:26
2-Very Early 4:52
3-Estate 5:48
4-Maybe Yes 3:46
5-I Just Say Hello 6:18
6-Tone Poem 4:08
7-Samba Des Prophètes 3:16

Bass – Furio Di Castri
Drums – Aldo Romano
Piano – Michel Petrucciani
Recorded By, Mixed By – Sergio Marcotulli



ジャズアルバムの紹介リスト
http://www.zakkayanews.com/jazzlist.htm  
《R.O.》

 

編集後記

新しいOSになったiPadの新機能をいろいろ試しています。
ほとんど使っていなかったBluetoothのマウスとキーボードをiPadに繋いだらちゃんと認識してくれました。これでiPadがだいぶPCに近づきました。

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http://www.zakkayanews.com/zwback.htm

Zakkaya Weekly No.1222

雑貨屋 店主 大西良衛   http://www.zakkayanews.com/
              
tenshu@zakkayanews.com