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1218号

No.1218     Ryo Onishi              9/15/2019

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雑貨屋のひとり言

台風15号で受けた被害の復旧が大幅に遅れ深刻な事態になっています。
大規模な停電が発生してから一週間経っても未だに復旧できず、完全復旧まで更に一週間もかかる地域があるので相当なダメージなんだと思います。ライフラインが断たれエアコンが使えなった地域では熱中症で亡くなった方もいるのは悲しいことです。お悔やみ申し上げます。
昨年、近畿地方が台風21号による大きな被害を受けた時と比べて、今回の復旧の遅さが気になります。何が違うのかはわかりませんが、一刻も早い復旧を祈ります。《R.O.》

 

河合将介さんのコーナー 

休止中です。

河合 将介( skawai@earthlink.net )

 

    

川柳(東京・成近)

 


( 川 柳 )

急ぐことないよと祖父の古時計

デジタルに追われてチクタクが恋し

門限を俺の時計が越えたがる

砂時計お前も少し横になれ

逆転無罪時計がやっと動き出し



( ニュースひとりよがり )

「安定と挑戦」
日産さんもどうぞ −安倍首相

「所要時間」
成田まで〇時間。成田から1昼夜 −外人客
(台風で電車が不通)

「ヤフーの傘下に」
会社も売ります −ZOZO
 

河合成近
nakawai@adachi.ne.jp

http://homepage3.nifty.com/itukabouzu/

龍翁余話

龍翁余話(591)「第4次安倍再改造内閣の課題」

第4次安倍再改造内閣が発足した。昨年10月以来の内閣改造と自民党の役員人事である。
内閣の要(かなめ)である副総理兼財務相に麻生太郎、官房長官に菅 義偉を再任、内閣の顔ぶれは大幅に入れ替え、19人中13人を初入閣させた。一方、党役員人事では、二階俊博幹事長と岸田文雄政調会長が再任、新たに総務会長に鈴木俊一、選挙対策委員長に下村博文を起用した。安倍首相は言う「これまでの発想にとらわれない大胆な改革に取り組む。安定と挑戦の内閣だ」以前にも聞いたことがあるような、あまり新鮮味を感じないセリフだが、安倍総裁の任期は(現時点では)あと2年、安定を保ちながら長期政権の総仕上げを視野に入れた布陣であるようにも思える。個々の閣僚の人物評については、メディアや評論家たちが同じようなことを言いまくっているので、翁は、新閣僚たちの“これから先の働き”を見ることにし、今号においては論評を避けることにする。

さて、安倍政権が“総仕上げ”を成すべきは「社会保障制度の改革」「憲法改正」「経済政策」「外交」「安全保障」と課題は多い。中でも(翁が思うに)最も重要なのが「憲法改正」への取り組みであろう。安倍首相は先の参院選後の会見で「憲法改正について少なくとも議論すべきだという国民の審判を得た」と語った。ならば安倍首相は今度こそ先頭に立って“改正の重要性”を丁寧に国民に説明し、国会論議を進めて行くべきである。現憲法が、まるで“錦の御旗”と思い込んで「この憲法がある限り日本は永遠に平和を享受出来る」と妄想しているバカな政治家、評論家やマスコミを怖れる必要はないのだ。安倍首相よ、ラストチャンスだ、肚を据えて(自衛隊の明記を含む)第9条の改正に動け。

「憲法改正」について翁は2018年4月29日配信の『龍翁余話』(522)「憲法第9条を考える」で(翁の考え方を)詳しく述べた。その1部を抜粋する。
【国家と国民を守るために「自国の手による防衛体制」が至極当たり前の話なのだが、現憲法(第9条)下では“違憲”と言うことになる。何ともバカバカしい(非現実的な)話ではないか。中国・ロシア・北朝鮮が日本に直接攻撃を仕掛けられないのは(日米同盟による)米国の後ろ盾と、(“違憲”と言われながらも)陸海空自衛隊の存在があるからだ。憲法で認められず、にもかわらず国家・国民のために日夜、国防・人命救助に献身的な働きをしてくれている自衛隊員への申し訳なさが深まるばかり。彼らに感謝の気持ちを持たない日本人はいないはずだ(自衛隊をいまだに“違憲”と言う非国民を除く)(中略)・・・

翁は『第9条』の改正文を考えた。中学生でも分かる平易な文章だ。<第1項>「日本国は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に求め、他国への侵攻は勿論のこと他国での紛争には主体的介入(直接的武力行使)は行なわないものとする。但し、他国からの我が国への侵略・武力攻撃に対しては国家・国民防衛のためこれを阻止、反撃する個別的自衛権の発動を認めるものとする」(平和概念の確立と自国防衛の確認)、<第2項>「前項の目的を達成するため陸海空の戦力を有し、専守防衛を認めるものとする」(陸海空の自衛隊設置と個別的自衛権行使の確認)――この文章なら誰にでも理解出来る“現実的条文”であろう。こんな簡単なことも分からずに“平和ボケども”はいつまで“妄想”に取り憑かれているのだろうか(中略)・・・

「『第9条』の改正が何故必要か」の問いに、安倍首相は「国土と国民の生命・財産を守る任務を全うするためだ」と述べている。当たり前の話だ。そう主張したはずの首相が「第1項と第2項の条文を残し、新たに自衛隊の存在を認める条文を作る」と言い出した。バカを言うんじゃない、“戦力の不保持と交戦権の否認”をそのままにして自衛隊の存在を明記する?そんな矛盾が罷り通る訳がない。もう一度言う「安倍首相よ、己れの政治生命と自民党の命運を賭けて「自衛隊による自国防衛(専守防衛)」を堂々と主張せよ」】(中略)――以上が翁の“憲法第9条”に関する考え方である。

もう1つ、翁が“重要課題”として取り上げたいのは「外交」と「安全保障」だ。“中・露・北・韓・の外交は仕切り直しをする時期に来ている。中国は相も変わらず尖閣諸島を狙い、南シナ海では国際法を無視して人工島の軍事化を進めている。安倍首相は(外交辞令だろうが)「日中の関係は正常軌道に戻った」と言っているが誰も本気で“信頼出来る隣国”とは思っていない。ロシアとの関係も見直す必要がある。(くそ真面目な)安倍はプーチンの腹黒さを完全に読み違えた。プーチンはもはや北方領土を一片も返す気はない。これほど信じるに値しない男はどこにもいないだろう。“北方領土問題”は再度、原点に戻って戦略を考え直さねばならない。北朝鮮はいまだに核放棄せずに“ミサイル遊び”を続けている。これは日本の安全を脅かす直接的脅威だ。更に拉致問題、被害者家族は我慢の限界を超えている。日本政府は“核”・”拉致“ともにアメリカ頼みばかりでなく日本独自の戦略を考えねばならない。対韓国は(反日一点張りの)文在寅が大統領でいる間はどうにもなるまい。そこで日本政府は“基本的対韓政策”を変えずに冷静に毅然と対応するだけだ。

「外交」と「安全保障」に関しては新大臣の茂木外相と河野防衛相の手腕に期待したい。“防衛“と言えば翁はまず小野寺五典を一番に置くが、外相時代の河野太郎の活躍も評価している。新外相の茂木敏充も河野に負けないくらい”対韓強硬派“と聞く。韓国だけでなく中国・ロシア・北朝鮮に対しても”日本魂“を発揮して貰いたい。茂木も河野も米国大学卒業生だから共に英語が堪能、豊かな国際感覚の持ち主でYes、Noをはっきり言えるタフ・ネゴシエーター(したたかで手強い交渉人)であるとか。安倍は今後、この2人を日本版NSC(国家安全保障会議)の司令塔にしたい考えで登用したのかも知れない。ともあれ「経済政策」「社会保障制度」「憲法改正」「外交」「安全保障」が『第4次安倍再改造内閣』の重要課題であることに間違いはない・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

 

茶子のスパイス研究

2019年ハーベストムーン(中秋の名月)

9月13日(金曜日)の満月、アウトドアが好きな人達4人で夕方から満月を見ようとハイキングに出かけた。日の入りは7時6分。パロスバーデスの山から沈む夕日を見る為に間に合うようにサンセットポイントまで急いで歩いた。

6時45分ごろサンセットポイントにたどり着くとたちまちスカイショーが始まった。地平線の向こうに沈む太陽の光に照らされて雲や空の色は刻々と変化していった。その自然が染めあげる色合いに私達は、しばらく、うっとりと見とれていた。空は鮮やかな色から水彩画のパステルカラーの色に変わり日が沈んだ後は淡い紫色になり、あたりが群青色になると今度は反対の方から月が上がってきた。今回はオレンジ色の月が姿を見せた。その月を見ながら来た道を戻ると来る時より秋の虫の音が一層大きくなっていた。サンペドロの丘の上にある公園の駐車場に戻りサンペドロの湾から夜景を見降すと高く登った月がこうこうと輝いていた。これで夏も終わった、そんな締めくくりのハイキングのような感じがした。

翌日の朝、庭を見るとシソに白い小さな花が咲いていた。これがシソの種になるそうだ。そして今年の夏に活躍したシソも今年はこれで終わり。ナスも終焉を迎えオクラもしばらくしたら終わり、今度は柿やリンゴが色付き始める。
自然の営みの中で植物は微妙に季節を感じ姿を変えていく。全ての生き物、人間も含め時を刻み自然の法則の中で生きているのだな〜と…

今年の夏はサウスベイでさえ蒸し暑かった。日本は今年も異常気象で暑さが尋常でない上、大雨やら台風でたくさんの人が亡くなられた。
ニュースを聞く度にやるせない気持ちになる。

今年の秋も日本に戻ったら病院のハーブ園のお手伝いをする予定だ。秋に収穫される植物は何が育っているか楽しみだ。

茶子 スパイス研究家

 

さくらの独り言

今週はお休みです。

 

 

ジャズライフ−今週のお奨めアルバム

たまにはクラシックもいいかなと探していたら、Manhattan Jazz QuartetのBachというアルバムがありました。 タイトルの通りJ.S.バッハの名曲をモチーフにしたナンバーをMJQがジャズで表現しています。MJQが解散宣言発表する直前、1973年に録音されたものです。Vibraphoneがバッハの曲に合って心地よく聴けます。

"Blues on Bach"    Manhattan Jazz Quartet

01-Regret? 2:04
02-Blues In B Flat 4:56
03-Rise Up In The Morning 3:28
04-Blues In A Minor 7:53
05-Precious Joy 3:12
06-Blues In C Minor 7:58
07-Don't Stop This Train 1:45
08-Blues In H (B) 5:46
09-Tears From The Children 4:25

ジャズアルバムの紹介リスト
http://www.zakkayanews.com/jazzlist.htm  
《R.O.》

 

編集後記

今年の夏はエアコンをつけっぱなしにした日が多くて電気代が気になっていましたが、意外にも昨年の同時期に比べると14%下がっていました。今年の1月にキッチンをリフォームした際、エアコンを最新のものに取り替えたのが良かったと気を良くしています。エアコンは 古くなると効率が悪くなるようです。

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Zakkaya Weekly No.1219

雑貨屋 店主 大西良衛   http://www.zakkayanews.com/
              
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