メキシコ系マーケット
日系アメリカ人の友人でメキシコ料理が得意な人がいる。彼女が勧めてくれたメキシコ系マーケットを先週、訪れた。このあたりでは一番大きいメキシコ系マーケットなのだそうだ。店内に入るとすぐに野菜やフルーツの売り場があった。日系マーケットでは殆ど見られない種類の野菜や豆や果物が陳列されていた。テキーラや飲み物によく使われるライムなども一つが10セントで安い。他の野菜もクオリティーは別として全体的に他のマーケットより安い。奥の方を見るとかなりのスペースを取って香辛料、スパイスコーナーが広がっている。チリの種類も豊富だ。チリの中でもアナハイムチリは比較的日本人に好まれるチリだと聞いたので売り場で聞いてみた。でも残念ながら店員の人はニコニコ愛想がいいものの英語が通じなく、どのチリを見せても“ベリーグッド”しか言ってくれなかった。
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野菜、果物コーナー |
ガバゾン豆 |
サボテン |
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スパイスコーナー |
サルサ2 |
ジャックフルーツ |
今日は下見のつもりだったので諦めてベーカリーショップに移動した。見ると昔子供の頃に食べた甘食やメロンパンに似たようなパンがあった。値段も2個で1ドル、3個で1ドルのものが殆どで日系のパン屋さんと比べると四分の1から五分の1の値段で買える。試しにメロンパンに似たものを購入してみた。甘さは、さほど甘くないけれど食べた感じはボソボソとした感じだ。やはり日本のメロンパンとは格段の差だ。外はカリカリ中は、ふんわりとした日本の香ばしいメロンパンとはやっぱり違う。日本の夕張メロンパンを食べた時に香りがあってとても美味しかった。それだけの味を出すために日本のパン屋さんは工夫し研究し食材を吟味しているわけだから高くても仕方がない。そのベーカリーショップの隣にあるケーキ売り場のケースを除いてみた。派手な極彩色のケーキは粘土と絵の具で作られたような人工的なケーキのように見えた。これも日本の繊細なケーキとは違う。
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トマティオ |
ハバビーンズ |
ユッカルーツ |
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ベーカリー |
アロエ |
スライスしたケーキが少ないのは子供が多いパーティー好きのメキシカンの人には人気が無いのかもしれない。その隣はサルサチップと一緒に食べるディップが売られていた。四角くて細長く深いケースの中にお惣菜や肉まで入れて売っている。その容器で統一しているのは、いいけれど肉などは何となくグロテスクな感じがして美味しそうには見えない。
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Loose Jamaica |
ケーキ |
それにしても相変わらず日本の食文化は留まる所を知らない。先週カンブリア宮殿で“絶品スイートを影で支える魔法のオーブン”を見た。少しでも美味しいもの、いいものを追求していく原動力はお客さん喜ぶ笑顔が見たいからと言っていた。このスピリットがある限り日本の食はずっと開花していくに違いない。
茶子 スパイス研究家 |