2019年 おせち料理
今年のお正月はLAで迎えた。この数年、感じる事は海外に住んでいる日本人や日系人の人の方が日本の伝統や文化を大事にしているのではないかと、、、、
何年か前のお正月に弟が東京の我が家に訪れた時に何気なく言った言葉が印象的だった。“昔は大抵の家に門松が飾られ日本の国旗が出ていたけれど最近は殆ど見かけないな〜”と。確かに日の丸の旗でも立てようのなら右翼扱いされてしまうという事の方が異常事態なのに、、、、昨年は日本で今年はLAでお正月を迎えた。知人の教会でやるお雑煮を午前中に頂いて、その方の親戚一同が集まる新年の集まりにも呼んで頂いたので久しぶりにおせち料理を楽しんだ。
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鯛の塩焼き |
おせち料理 |
おせち料理 |
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ハレの日の料理 |
海外移住資料館 |
海外移住資料館 ハレの日料理 |
昨年、訪れた横浜にある海外移住資料館に展示されていたガーデナ仏教会の餅つき道具や煮炊き道具は今でも使われているようだ。仏教会の青い袢纏を着ている人達も何かのイベントの時によく見かける。 そして今年も仏教会の正面にある大きな釣り鐘は除夜の鐘を鳴らしたのだろうか、、、、近所に住んでいる人は毎年、除夜の鐘が聞こえると言う。日本人の人が作るおせち料理は日本と変わりないが、日系人の人のおせち料理はやはり肉料理が多い。そしてカラフルな色どりのものが多い。
資料館に展示されていたハワイやブラジルの人のハレの日(めでたい祝い事)に食べる料理とLAの日系人の人達が祝い事の時に食べる料理も良く似ている。
一昨年のお正月は日系人の家族が集まるパーティーに呼んでいただいたが、やはりスパムのおにぎりやチキンやポーク、ビーフなどの肉料理が並んでいた。
私のクライアントさんにお正月は何を食べましたか?と聞くと日本語を話さない日系2世の人達も3世の人達も“お雑煮を食べました”と全員答えられた。日系3世も4世のお孫さんたちもお正月は、やはりお雑煮を食べないと新しい年が始まらないという気持ちなのだそうだ。それを聞いて何だか嬉しい。
祖母が生きていた頃はお正月1週間前から台所に立って準備をしていたそうだ。そんな苦労を知らない子供だった私はあたりまえのように祖母の作ったお正月料理を食べていた。後からお正月になると祖母は体調を崩して寝正月だったと聞いて何も手伝いをしなかった私は反省すれど今は祖母に手を合わせる事しか出来ない。祖母の苦労、孫知らずだったな〜と。
茶子 スパイス研究家 |