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1145号

NO.1145     Ryo Onishi              4/22/2018

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雑貨屋のひとり言

4月20日、第20回の関西加州会に出席しました。参加者は40名と盛会でした。
田渕さんご夫妻にお世話していただいた関西加州会は残念ながらいったん終了することになりました。田渕さんご夫妻、ありがとうございました。せっかくの素晴らしい集いですので継続してほしいという会員からの強い要望があり、水光さんが中心となってあらためて会を準備することになりました。私も必要であれば協力したいと思っています。
若尾さん、高島さんと久しぶりの再会をしました。
昨年、杉田さんにいただいた(ベースの)ピンバッジをつけて行きました。杉田さんはそれをみてえらく感激してくれました。≪R.O≫

 

 今なぜ F. D. R. ?

私は当地ロサンゼルスを中心とする日系バイリンガル新聞である羅府新報の『磁針』欄に、ほぼ月一度寄稿をしています。ここで磁針寄稿250回を迎え、これまでの寄稿文を整理しています。

ほとんどの文章は当、雑貨屋ウイークリーに投稿しているコメントですが、『磁針』のほうはロサンゼルスを中心に滞在している日本人や日系人を対象にしており、また紙面の都合上、文字数に制限があり(860文字)、雑貨屋用とは若干ニュアンスが異なった書き方、内容になっています。

そこで過去の磁針寄稿文をここにも連載させていただき、ご参考に供します。

『 今なぜ F. D. R. ? 』(羅府新報、2001年10月掲載)
 アメリカ合衆国第32代大統領のフランクリン・デラノ・ルーズベルト(F. D. R)について少し調べてみたくなった。

彼が大統領に就任した 1933年3月、アメリカは大恐慌の後遺症が続き、経済は最悪で、金融機関は機能停止状態だった。

それに対し彼は、「ニューディール政策」を打ち出し、改革によって経済の立て直しを図った。

今の日本の経済状態は、ある意味で当時のアメリカと相通ずるところがありそうで、F. D. ルーズベルトの「ニューディール」への姿勢を学べば、今の日本と小泉内閣の改革の方向に対する何かヒントがありそうな気がしたからだ。

 尤も、F. D. ルーズベルトの経済の基本は「大きな政府」であり、小泉内閣が取り組む改革とは、方向が反対かもしれない。でも、どちらも「待ったなしで論より実行」、「抵抗勢力の排除」、「強力なリーダーシップの発揮」という点は同じ筈だ。

彼は、金融不安ほか、最悪の状態で迎えた1期目の大統領就任演説で、「われわれが今、恐れなければならないのは“恐怖心”そのものである」と国民の心へ訴え、そして矢継ぎ早に施策を打ち出し、国民から金融に対する不安を消したことは有名な話だ。

またことある毎にラジオを通じ「炉辺談話」として国民に語りかけた。彼の多岐にわたる「ニューディール政策」は必ずしもすべて成功であったとは言いきれず、肝心な失業問題ひとつをとってみても、結局、解決したのは「ニューディル」が終り、第二次大戦の勃発で軍事支出が膨張した後のことだった。

しかし、厳しい大恐慌のあと、アメリカ国民に再起の自信と活力を与え、さらにその上、大恐慌以前の「モノとカネ」がすべてという考えから、人間はどうあるべきか真剣に考える機会を与えたことは充分評価に値すると思う。

常に「失敗を恐れず積極的に施策に取り組んだ」F. D. ルーズベルトの政治姿勢は時代背景、改革の方向が異なっていても、今の日本と小泉内閣にとって示唆多いものといえるのではないだろうか。


河合 将介( skawai@earthlink.net )

 

    

川柳(東京・成近)

 


( 川 柳 )


シンデレラお城の裏をまだ知らず

お互いにジギルの顔でする握手

談合の席にハムレットで座る

落日に明日を思案のブルータス

マクベスの亡霊がいる世界地図



( ニュースひとりよがり )


「核実験、ミサイル発射中止」
金メッキじゃないだろうな −日米韓

「福田次官、米山知事辞職」
愚か者よ汝の名は男なり −ハムレット

「セクハラ」
できるものならやってみな −大韓航空 水かけ姫


河合成近
nakawai@adachi.ne.jp

http://homepage3.nifty.com/itukabouzu/

龍翁余話

龍翁余話(521)「激動の昭和を顧みる」

4月29日は『昭和の日』。この日は、1948年(昭和23年)から『天皇誕生日』と称し、昭和天皇のご生誕をお祝いする日であった。天皇誕生日は、ずっと以前、1873年(明治6年)から1947年(昭和22年)まで『天長節』と呼ばれていた。『天長節』とは老子(中国・春秋戦国時代の哲学者)の「天長地久」(天は長く地は久し)に由来するもので、天皇の誕生日をお祝いし、皇室の長久の弥栄(いやさか)を祈願する国の祝日であった。

1989年(昭和64年)1月7日の昭和天皇崩御によって年号は(1月8日から)平成にかわり『天皇誕生日』は今上天皇のお誕生日12月23日になった。しかし昭和天皇の遺徳を偲ぶ日を残したい、ということから4月29日を『みどりの日』と改めた。「昭和天皇が生前、植物・生物学に励まれたこと、自然をこよなく愛されたこと」から『みどりの日』と命名されたそうだ。そしてまた2007年(平成19年)に4月29日は『昭和の日』となった。趣旨は「激動の日々を経て復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」としている。では、『みどりの日』はどこへ行ったか――同年から5月4日を『みどりの日』とした。移動の理由は(単に)ゴールデン・ウイークを構成する祝日(連休)にしたかっただけのことらしい。

ところで翁は、かつて「書籍の持ち数こそ、その人間の教養のバロメーター」と勝手に思い込んで(見栄を張って)やたらに“新旧の本の買いあさり”をしていた時代があった。仕事上必要な資料のほか文庫・文芸・人文・芸術・法律・経営・歴史などのジャンル別に翁の仕事部屋に積み重ねていた。(当時は、まだパソコンが無かったので)書籍に囲まれて物を書く自分を(いっぱしの)“書き屋”と勘違いして(気取って)いた。思い返せば、その書籍群のどれだけが我が身になったか、ほんの数%、多くが“積読”(つんどく)状態だった。遅まきながら翁がパソコンを(我が手で)扱うようになったのは60歳になってから。まさに“還暦の手習い”。以後、だんだん見苦しくなった仕事部屋の書籍群は(未練はあったが)数年かけて処分し、最後に残したのは辞典・辞書類、仕事上の資料類、歴史書(幕末史)、昭和史。(昭和史の中でも)『昭和〜2万日の全記録』(1日きざみのドキュメント形式=全20巻)、『映像で綴る昭和の記録』(ビデオ全30巻)、『昭和史の天皇』(全30巻)。これらは言うまでもなく翁の“お宝”だが、いずれはどこかに寄贈したいと考えている。

11年目の『昭和の日』を迎えるに当たり,趣旨の「激動の日々を経て復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」ため、久しぶりに『昭和〜2万日の全記録』のページをめくってみた。(スペースの関係で)その全てを記載することは出来ないが、翁が選ぶ“主な出来事“を拾い出してみる(年号は、西暦ではなく「昭和」である)。
『大正天皇崩御』(大正15年12月25日)同日、元号を『昭和に改元』、『裕仁皇太子殿下が第124代(昭和)天皇にご即位』。2年12月『地下鉄開業』(上野〜浅草間)。4年『世界恐慌』(ニューヨークでの株式大暴落が引き金)。6年『満州事変』(満州のほぼ全域を占領)。7年3月『満州国を建国』(日本が国際社会から孤立)。同年5月『5.15事件』(海軍青年将校らが首相官邸を襲撃、犬養毅首相(第29代)を暗殺)。8年3月『国際連盟脱退』。同年12月23日『明仁殿下ご生誕』(昭和天皇の第1皇太子・今上天皇)。11年2月『2.26事件』(陸軍将校らが1483人の下士官を率いて起こしたクーデター未遂事件(高橋是清大蔵大臣、斎藤実内大臣、渡辺錠太郎教育総監・陸軍大将、松尾伝蔵首相秘書官を暗殺、鈴木貫太郎侍従長ほか警察官数人が負傷)。12年7月『盧溝橋事件』(北京西南の盧溝橋で起きた日本軍と中国国民党革命軍との衝突)『支那事変(日中戦争)勃発』。16年12月8日『ハワイ真珠湾攻撃』(大東亜戦争勃発)。19年12月7日『東南海地震』(遠州灘浜名湖沖から震源地の紀伊半島熊野灘M7.9の巨大地震、死者1223人以上とも)。20年3月10日『東京大空襲』。4月『アメリカ軍沖縄に上陸』。8月6日『広島原爆投下』。8日『ソ連、対日宣戦布告』(ソ連=現ロシアは日ソ不可侵条約を一方的に破棄して参戦、以後、日本固有の北方領土4島を不法占拠、現在に至る)。9日『長崎原爆投下』。15日『玉音放送』(終戦)。

20年8月30日『マッカーサー元帥が厚木基地に降り立つ』(GHQ=連合国軍最高司令官総司令部を置き日本で占領政策を実施)。21年1月『天皇の人間宣言』。同年3月『教育基本法制定』。同年4月『労働基準法制定』。21年5月3日『極東国際軍事裁判』(米国を中心とする連合国が日本の指導者を“戦争犯罪人”として一方的に裁いた通称・東京裁判〜23年11月12日まで続く)。21年11月3日『日本国憲法公布』(施行は22年5月3日)。
25年6月25日『朝鮮戦争勃発』(〜28年7月27日以降、現在まで休戦中)。26年9月8日『サンフランシスコ平和条約締結』(日本国の主権回復、GHQ(連合軍)による占領が終わる)。戦後の日本は世界が驚くほどの猛スピードで経済発展を遂げて行った。GHQの押し付けで生まれた「日本国憲法」(平和憲法)も、それなりの国家建設の支柱となった。更にGHQが残した功績は「財閥解体」、「労働組合の結成と奨励」、「農地解放」であろう。「財閥解体」と言っても、それは一時的なもので、その後、彼らは再結集し大規模な企業グループを結成することになる。それもまた日本経済の底力となった。「労働組合」――翁は本来、左翼思想は嫌いだが、労働組合イコール左翼とは限らない。会社経営は資本家と労働者の協調信頼関係によって成立する。労働者が適切な“条件主張”をすることは当然だ。しかし左翼的政治思想を振りまき、反体制運動をするようになると危険である。「農地解放」によって“小作人制度”がなくなり、農民は“自分のための農業”が出来るようになった。日本農業の向上・発展にどれだけ弾みがついたことか――

戦後の「自由」「人権」「平等」「平和」「経済」への道程は間違いなく成熟の一途を辿って来た。その繁栄の礎が先の大戦で散華された戦没者であることを我々は決して忘れてはならない。『昭和の日』もう一度“昭和”を顧みよう・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。
 

 

茶子のスパイス研究

今週はお休みです。

茶子 スパイス研究家

 

さくらの独り言

今週はお休みです。 

 

ジャズライフ−今週のお奨めアルバム

はじめてこのアルバムを聴いたとき彼女の何とも言えない低音(スモーキーヴォイスというらしいです)のファンになってしまいました。Chantal Chamberlandはカナダ出身です。カナダ出身の歌手の活躍が目立っています。18曲が収録されているこのアルバムは聴きごたえがあります。

"Dripping Indigo" Chantal Chamberland

01-Once In A While 3:40
02-Bewitched (Bothered And Bewildered) 3:36
03-I Wanna Be Around 4:03
04-Georgia On My Mind 4:06
05-One For My Baby 3:39
06-How Deep Is Your Love 3:55
07-I'm Beginning To See The Light 2:34
08-Lover Man 4:40
09-Les Cinemas-Bars 2:43
10-Teach Me Tonight 3:23
11-Body And Soul 4:06
12-Someday 3:46
13-The Good Life 4:28
14-I've Got You Under My Skin 4:37
15-Hot Night In Baton Rouge 4:40
16-Don't Get Around Much Anymore 2:33
17-Smoke Gets In Your Eyes 4:33
18-L'hymne A L'amour 3:30



ジャズアルバムの紹介リスト
http://www.zakkayanews.com/jazzlist.htm  
《R.O.》

 

編集後記

もう夏なのかと思うほどの陽気になりました。半袖でも長袖でも過ごせるちょうどいい季節です。もう寒くはならないだろうかとちょっとだけ気がかりですが、外に出てゆったりと活動できるのがうれしいですね。

今日は朝から大規模修繕工事の竣工検査に立ち会ってきました。工事が開始されてから約7か月、ようやくここまで来ました。総会で提起してから2年もかかりました。今、話題になっているマンションの大規模修繕工事ですが、住民の高齢化が進むので次期(15年先)の大規模修繕工事をどうやってやるか今から考えています。

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http://www.zakkayanews.com/zwback.htm

Zakkaya Weekly No.1145

雑貨屋 店主 大西良衛   http://www.zakkayanews.com/
              
tenshu@zakkayanews.com