今年も大人気のクリスマス・ツリー
12月にはいった途端、外はいたるところクリスマス・ムードであふれています。大きいこと、派手なことが大好きな米国では、商店から一般住宅まで賑やかな飾り付けを施し、クリスマスを祝い、楽しみます。特に、年間売上高の約4分の1(25%)を占めるといわる年末商戦に生き残りを賭ける小売業界、とりわけ各地のショッピングモールは賑やかな飾り付けを施し、消費者を引きつける作戦を展開します。
ここ数年、クリスマス・ツリーの中で高さ全米一と言われたのが、ファッション・アイランド(オレンジ・カウンティ、ニューポート・ビーチ市のショッピングモール)のものでした。
今年もこの敷地の中に昨年同様、高さ115フィート(約35メートル)のクリスマス・ツリーが登場しました。壮観であることは間違いなく、一見の価値は充分あるでしょう。
北カリフォルニア・Shasta山から運ばれてきた、総重量:20,000ポンド(9トン)のもみ(white fir)の木には、17,000を越えるライト、飾り(ornaments and bows)が施され、輝くガラス玉状のオーナメントには人間の頭大のものまであります。日没後ともなれば全体がまばゆいばかりの灯りで見事です。電気代はどのくらいかかるのだろう、などと余計な心配をしてしまいます。
今年は一昨年、昨年にくらべて米国の景気は明るい方で、ショッピングを楽しむ人々で南カリフォルニアのショッピングモールは賑わっています。今回ご紹介しているファッション・アイランド・ショッピング・モールも週末だけでなく、平日もショッピングを兼ねた人々が大勢集まり、クリスマス・ツリーを見上げています。
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