Zakkaya Weekly No.66

Ryo Onishi 8/17/97 バックナンバー Homepage

読者のみなさん、雑貨屋を楽しんでいただいているでしょうか?河合さんと西尾さんのすばらしい記事のお陰で雑貨屋は毎週発行でき、編集者として喜んでいます。でも、ちょっと不満なところもあるんです。私にとってはこの雑貨屋はもっと雑貨な、なんでもありの記事がごちゃごちゃにあるというイメージなんです。読者のみなさんからいろいろな情報をいただき、ここで紹介し、みなさんに役立てていただくというのがもともとのねらいです。読者のみなさんからの情報をお待ちしています。 (R.O)

あまり 知られていないL.A. 観光スポット(23)

Port Ocall (L.A.サウスベイの観光スポット−7)

ロサンゼルスは 世界最大級の貨物取扱い量を誇る貿易港であると同時に カナダ、北米西海岸、中南米を結ぶ観光クルーズの拠点として大きく伸びています。また ほぼ年一回は、QE−U(クイーン・エリザベスU世号)も世界一周の途上寄港します。

このロサンゼルス港に立地した 楽しい場所が Ports Ocallです。

通称Ports Ocallと総称されていますが、ここは “Asian Village”、“Ports Ocall”、“Whalers Wharf”の3ブロックに 分かれており、「ナゴヤ・レーン」 という道路で つながっています。(ロス と 名古屋が 姉妹都市の関係にあり、こんな名前の道路があります)

ここには 土産物、小物、レストラン、港めぐり観光など種々の施設があり、半日や一日 家族や友人皆んなで楽しく過ごせます。Ports Ocallの前は ロサンゼルス港へ出入りするすべての船舶が通過する航路にあたり、超大型のコンテナー船を始め、沢山の各種船舶が目のまえを横切って行きます。運が良ければ(通常 夕方が多い) 豪華客船を まさに目前にすることが出来ます。

行き方は次の通り(Freeway#110方面よりの場合)

FWY#110(Harbor Freeway)の南終点の一つ手前の出口(Vincent Thomas Bridge/ Terminal Island)を降り、右車線を走り 0.8マイル、橋を渡らずHarbor Blvd.を右折。

Harbor Blvd. を左手に港を眺めながら 0.6マイル走り、6th St.を左折(正面に“L.A. Maritime Museumあり)、すぐ右折。

さらに0.4マイル進み、左折(Nagoya Wayへ)−この一帯が “Port Ocall”である。

全行程(FWY #110出口から) ;約1.8マイル 約5分 河合 将介 skawai@wakao.com

健康の方程式 「病気の原因は血の濁り」

西尾誠一郎

酸素風呂を経営している高田さんに一日の断食の相談をすると「腸をきれいにするために、水酸化マグネシウムをキャップ一杯断食の前の晩、飲むといいですよ」と飯島貫実という人の「ヨーガ革命」(青弓社)からその部分をコピーしてくれました。読んでみるとその内容が科学的かつ実践に裏打ちされたものと思えたので、本の持主が一ヶ月日本に行っていることを幸いとまた貸してもらいました。一気に読み二日かけて丹念にメモを取りました。そして1976年に書かれた本なのに著者が病気全体を体系的に、理論的につかんでいることに驚きました。その一部を紹介してみましょう。

「まず病気の原因は血の濁りにあり、それは(1)血の質の低下と(2)血の巡りが落ちることにあると飯島氏は言います。(1)の血の質は食事と呼吸で良くすることができる。食事に気をつける人が増えてきたのは結構なことだが、呼吸の大切なことにももっと気を配ってほしいと。血循については筋肉の運動の大切さはさかんに言われるけれど、皮膚をきたえること、筋骨の両方をきたえることが大事といいます。もう少しくわしく言いますと、人間の体はもともと立って歩くようには創られてはいない、立って歩くと背柱がまがり、骨盤がゆがんで血液の循環は阻害される。文化が発達すればするほどイライラは増し、呼吸は浅くなる、食物は悪くなり、皮膚は弱くなる。だから文化が発達すればするほど病気が増えるのは当然だと。」

みなさんは警告器が赤くついたからといって取り外してそれでほっとくでしょうか。ところが病気になると、検査を受け、病名をつけてもらい、薬や手術でその症状を押さえこもうとしませんか。病気は原因を取り除けば必ず消えるのです。病気は神からの警告と受け止めてそれら4つの原因の悪習慣をあらためないで、薬でその症状を押え込むと、その悪習慣をあらためる機会は失われてしまうのです。

飯島さんは「身心相乗の原理を把握せよ」といっています。その例として1772年ホプキンスのうちたてた水流の原理を紹介しています。水流の物を押し流す力は64倍に、水の量が3倍になると、押し流す力はなんと729倍にもなるのです。

病気になった時は、病気に感謝し、健康を増すことのみを思うこと、そして血の質を良くするためには皮膚と筋骨の両方を同時にきたえること、そして血の質と血の循環の両方を大切にし、そして心と空だの相乗効果を追求すること。

私は呼吸法が大事だとは思い、操体法という運動を交えた呼吸法をどう変え、そのことに思いをこめているか、次回お話しましょう。そして皮膚をきたえるのに日常の生活の中で無理なくできることは何かもお伝えしていきます。そして朝4000歩ほどの散歩をして1日6〜7000歩、歩いてきたのを一万歩を超えるように努力するように変えました。筋骨をきたえる方法も簡単にできることだけ取り入れました。

順番にお伝えします。今日比嘉先生のEMの講演を聞いたばかりです。これら4つにEM、EMXとEMXセラミックスを付け加えると、健康対策は万全でしょう。もっともEMも抗酸化と波動で血の質と血の巡りに関係してきます。

読者からのたより 駒井さん

毎回 西尾さんの健康に関するためになって面白いお話 楽しく読ませて頂いてます。

また、河合さんの観光スポット 結構 私自身、長くLAにいるわりには知らないところがあり、たまの家族サービスにも重宝しております。
世の中 減塩、Low Fat、Fat Free、とにかく健康に関する情報、商品が溢れています。
先日、日本の出張帰りに関空内の紀伊国屋?旭屋?とにかく本屋でおみやげにと色々雑誌を買って帰った中に 「女性自身」があり(勿論 うちの奥さん用)中身を見て “びっくり”、なんと ほとんどが減量の宣伝記事ばかり。 こんなにも減量願望の強い女性ばかりいるのかと 驚くばかりでした。
日本の女性は、米国の女性に比べて圧倒的に細い、何も今更これ以上やせなくってもと他人事ながら 思うのは僕だけでしょうか?
かく言う私も実は今年に入って中年腹が気になりだし、ブック減量と言うのを試してみました。
これは、ガン患者の食事療法を応用したものだそうですが、本来人間の体は 環境と精神的な作用によって脂肪を貯えたり、燃焼させたりしながらバランスを保っているのだそうです。要するに、空腹が続くと出来るだけ体内に脂肪を貯えようとし、無理な減食をするとかえって脂肪が増える結果となるのです。 そこで、無理なく食を細め、しかも精神的に満足感を充足させる事を目的にブック減量法が開発されました。
方法は、簡単です。 朝 具たくさん(白菜、にんじん、里芋、こんにゃく、豆腐、ねぎ等)の味噌汁を1杯、もし不足なら2杯でもOKです。
昼は、出来るだけプロテインか おにぎり1個程度におさえる。夕食は、普段と同じでも構いません。ただし、普段の量より少な目に 油物は出来るだけ避ける。(普段より あまり食べなくっても、十分に満腹感が得られます。)注意:ビールだって飲んでもOKです。
こんな簡単なものです。
実は、この方法を知るまで 私自身昼食時になれば お腹があまり空いていない時でも なんとなく義務感の様なもので 食べていたものです。また、かえって昼食をたくさん摂ると夕食時にすごい空腹感があり 思わず食べ過ぎたりもしてしまいました。この減量方法は、食を無理なく細め 精神的な満足感を充足させる事により 体内の脂肪を減量させる効果がある様です。一度 皆さん だまされたと思って トライされてはいかがですか?

編集後記

河合さんは1ヶ月間 日本にいかれるそうです。記事は一ヶ月分いただいております。9月16日に LAX に戻る予定です。河合さんの日本滞在中の宿泊先は 次の通りですので、もし日本の方で連絡を取りたい方がいらっしゃいましたらどうぞ。

8/19-25:長野県諏訪市、ホテル成田屋TEL:0266-52-4500

8/26-9/15:東京、ホテル・サンルート東京

TEL:03-3375-3211 /FAX:03-3379-3040

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雑貨屋店主 大西良衛 ronishi@earthlink.net