Zakkaya Weekly No.56
Ryo Onishi 6/8/97 バックナンバー Homepage
先週の月曜日、JBA,JRC,サウスベイマネージメントセミナー共催のセミナーに出席しました。とてもためになるお話を聞かせていただき、刺激になりました。その講師の中に、東京(新宿と渋谷)でアフリカ料理の店を開かれている、石井さんのお話もありました。石井さんは大変ユニークな方で、17年前自分が独立するのに何をしようかと考え、長年アフリカに住んでいたので、だれもやっていないアフリカ料理のレストランを始めることにしたそうです。料理の経験などぜんぜんないのにです。けっこうジョークもお上手で、おもしろい名前のメニューも考案されています。「Elephant Soup」などがそれです。これってなんだと思いますか?実は「雑炊(ぞうすい)」 なんです!それからそそっかしいお客もいるようで、「オーナー、今日は珍しいものをいただきました、ライオンとカバの肉を食べたので、いい土産話ができました」というので石井さん「そんなもの店では出した覚えはないのにへんだなあ」と思い、ふと気がついた。「あーこの人勘違いしてる、あれ、シシ(ライオン)、カバ、ブーなんだよね」
東京に行った時は、この店に行ってみてはいかがでしょうか?雑貨屋で見たと言ったら、Elephant soupぐらいサービスしてくれるかもしれません。 ご興味のある方はhttp://www.big.or.jp/~takubo/africa.html を覗いて見てください。(R.O)
あまり 知られていないL.A. 観光スポット16
Big Tujunga Canyon Auto Tourコース
広いロサンゼルス・カウンティの中央部よりやゝ北に 大きく横たわるSan Gabriel MountainsはAngeles National Forestの中にあり、普段 平地で生活している私達には想像も出来ない程 自然に恵まれた野生の宝庫です。また 至るところに ピクニック場やハイキング・コースが設定されており、自然を満喫し 楽しむことが出来ますが、そのためには それなりの装備・準備と健脚が 不可欠です。そこで 今回は 私を含めた「不精者」の人々とその家族のため、Forest Service公認のドライブだけの コースを ご案内しましょう。
フリーウエイ#210に近いBig Tujunga CanyonはAngeles National Forestの中でも 特に美しい渓谷と いわれ、この渓谷に沿って続くBig Tujunnga Canyon Roadには途中 6ヶ所のDesignated Auto Stopsが 指定されています。それぞれの場所では 渓谷美やダムを楽しむだけでなく、そこの歴史・動植物の説明などの案内板も設置されているので、その辺りにかつて住んでいた原住民の生活や、1880年代に金や銀を採取した跡とその時使った道具などについても 学ぶことも出来、雄大な自然教室そのものです。ここで指定された ドライブ・ツアーコースは 全長19マイル、6ヶ所の指定ポイントは西から順に、@Delta Flat Overlook、AStonyvale Overlook、BBig Tujunga Dam、CThe Narrows、DMonte Cristo、EMill Creek Summitとなっており、これらの指定ポイントは 標識が出ているのでドライブしていればわかります。
河合 将介 skawai@wakao.com
健康の方程式 血液が造られるのは骨髄か腸か
西尾誠一郎
血液がどこで造られようとそんなことはどうでもよいという人がいるかもしれません。しかし私は幸せに健康に生きるためのライフスタイルを選択する上で、このことほど大切なことはないと思います。それは、アメリカ上院栄養問題特別委員会が2年もかけてガン、心臓病など、アメリカの6大死因は間違った食事によって引き起こされる食源病だという結論を森下敬一博士がたくさんの顕微鏡写真や連続映像写真で、否定しようのない事実として解明したからです。みなさんは東京お茶の水クリニックの病院長で自然医食療法でガンをはじめとする難病患者を救うといわれる森下敬一博士をご存知でしょうか?先生は東京医科大学の学生の時、「動物の血液は骨髄で造られる」という骨髄造血説を教わりました。でもオタマジャクシをみた時、大きな疑問が湧いてきました。オタマジャクシには骨も骨髄もないのに血液がある。オタマジャクシの血液は一体どこで造られるのだろう。そこでオタマジャクシを大学に持ち帰り、顕微鏡でのぞいてみると、もちろんカエルと同じ赤血球がありました。森下青年はたくさんの本を読み、先人の研究を調べてもその答えは得られませんでした。先生は大学卒業後も生理学教室に入り、血液生理学を専攻し、血液の研究を続けました。そしてついに腸において血液がつくられることを解明したのです。先生は食物がまず消化液で消化されてドロドロの状態になったもの”モネラ”(ドイツのヘッケルが命名)になり、それが腸絨毛(じゅうもう)上皮細胞にべったりくっつく。そしてモネラが腸絨毛上皮細胞に変化する(食物が生命細胞になる)。そして赤血球母細胞になり、赤血球→白血球→体細胞に変わっていくことを発見したのです。森下先生はこの大発見を顕微鏡写真や連続映像写真にとり世に問いました。国会で日本のガン学会を代表する三人の学者の前でも発表しましたが完全に無視されました。森下博士の国会証言は、船井幸雄さんの”未来へのヒント”や松本英聖さんの”松本英聖医学大全集”に詳しく紹介されています。いずれにしろ食が血となり肉となるというこの理論からは病気の原因は血液の汚れにあり、血液の汚れの原因は、血液をつくりだしている食物にあるという結論が導き出されます。1977年のマクガバン報告書と同じです。ノーベル賞に値する森下博士の発見は医学・生物学の根本を覆す大発見のため、医学会、生物学会から完全に無視されました。先生はその後お茶の水クリニックを開き、自然医食療法でガンをはじめ、いろいろな難病で苦しむ人々を救っています。お茶の水クリニックに来るガンの患者さんは手術や抗がん剤や放射線治療を受けたのち、もう方法がないと医者に見放された末期のガン患者さんにも多いそうです。それでも治療率は65%とのこと、不幸にもガンと宣告された方は三大治療を受ける前に自然医食療法に挑戦してはどうでしょうか。しかしもっと大切なことはガンになる前にそれを予防するためのよい食事、なるべく自然に近い食事を日頃から続けることだと私は思っています。
母親のぼやき
先日のこと、私はいつものように週一回のそろばん教室へ7歳になる長男を迎えに行った。駐車場へ10分程前に着いたので車の中で本を読んでから時間どおりに教室へ行ったところ、先生といっしょに長男が奥の部屋からのろのろと出てくるところだった。だいたい長いこと母親をしていると、パッと子どもの顔を見ただけでおおよその見当がつく。ましてや私は学生の頃、”歩く白昼夢”と言われたことがあるくらい想像力(創造力?)はたくましい方だ。案の定先生がおっしゃった。「今日は全くダメ!宿題は0点だしどうしちゃったの?」とかなりご立腹である。何しろ一ヶ月以上も前から「そろそろ次は10級の試験受けようか、大丈夫そうだから…」と言われており、その試験はあと2週間後に迫っているのだから先生のお気持ちは親として「子になり代わり申し訳ございません」と頭を下げたくなるくらい良く解る。きっと私の顔も自分では平静のつもりでも少々引きつっていたに違いない。それから先生は息子に今週いっぱいで試験の申し込みが締切りだからもし受けるのなら2週間がんばること、やりたくないなら次回の10月まで待たなければいけないことなど言葉をつくして説明された。その間、彼はわずかに目をうるませ右目をしきりにこすりながら聞いていた。
確かに宿題は3連休遊んでいてすっかり忘れており(いつものことだが)前の日の夜9時半ごろ私に言われてあわててやり始めたのである。そしてさらに彼にはデタラメな数字を並べ立てて、宿題をやりましたという前科が2度ほどあり、その度に先生にその時はやさしめにたしなめられていたのである。私は口をはさまず息子と先生の成り行きを見守った。最後に「どうする?」と問われた彼は、「10月にする!」とひとこと言った。彼のひとことで試験は10月となった。ふつうここでは私のシナリオでいくと「先生、がんばってやります!」と心から言えないまでも、一応言ってみるものだと思っていたので(先生もその言葉とかなり期待されていたのが私にはヒシヒシと伝わったので)帰りの車の中で、私は彼に「姉を見ていて(その姉はとっくに止めたが)僕もやりたいと言ったのはあなただから、習っているのであって、やりたくなかったら止めてもいいよ」と、半ばおどしの話をした。その夜、一人になって考えてみた。私も小さい頃、習字、そろばん、ピアノ、英語と何一つ続かなかったことを思い出し、やはり血は争えないのだろうかと思ったりした。逆に夫は、そういう点はまじめで根気のある方なので何でもそこそこのところまでいったと聞いている。半分はそういう血も入っているのに…と考えながら、しかし私なら車の中で「止めてもいいよ」と言われたら渡りに舟とばかりに「止める!」と言ったであろうと思うと「止めたくない」と言ったのはこれも半分血のなせる業かと思わず笑ってしまった。(先生ごめんなさい)
しかしこの一件でも解るように、どうも同じ日本人でもアメリカ生まれの子どもは私の知る限りにおいてではあるが、のんびり屋さんのところがあるような気がする。怠け者の私でさえ、あれだけ先生に言われたらイヤでも先生の前では「私がんばって受けます」と言ったであろう。日本から来た子どもたちと比べて、どうもそういう上昇思考というか、ライバル心というか、なにくそ頑張るぞという意地が、少なくともうちの子ども達にはないような気がする。これはいいことなのか、悪いことなのか判断できかねるが、少なくとも日々の私の怒りを買う原因になっていることだけは確かである。母親って大変なのだ。 Hisako Komai
読者からのたより
いつも雑貨屋ありがとう御座います。 楽しみに拝見しています。先日、 日本で働いている娘が10ヶ月ぶりに2週間の休暇で帰ってきました。 娘は、 こちら生まれのこちら育ち。 最初の2ー3ヶ月は苦労したようですが、 今は、 日本での生活を楽しんでいるようです。 ただ日本人のマナーの悪さに、まだまだ後進国と思うようです。 目の前でドアがしまる、 人にぶつかってきて、気を付けろと、怒鳴る人、 列を乱す人 等など、 目につくようです。海外に出る機会の多くなった今、 もう少しマナーが良くなっても
いいように思いますが、、、、、、、、
娘が日本で写してきた写真をみて感じたのですが、 皆と言っていいほどvサインをして写真に写っているのに違和感を感じました。 谷本 かおる
この頃日本では携帯電話が普及していて、ほとんどの人が携帯を持っています。父さんと同じような年の人、それに学生とOLが大部分をしめており、歩きながら携帯電話を話している人が多いです。電車の中で誰かの電話がなると皆いっせいに自分の携帯電話を確認する様はちょっと滑稽です。それにスーツをきたビジネスマンらしき人が大きい声で仕事の話するので、うるさくて迷惑です。そう言っている僕もPHSから携帯電話に変えました。でも電車のなかで電話するのは恥ずかしいので、留守番電話にいつもしています。とても便利なものですが、電車のなかで全員が電話で話している光景はぞっとしますね。 Hiro Onishi
編集後記
今回は雑貨屋はじまって以来の3ページになり、雑貨屋らしく?にぎやかになりました。実は駒井さんから長文の投稿をいただいていたのですが、どこで載せようかと考えていたんです。みなさんもどんどん投稿してくださいね。お待ちしています。
雑貨屋店主 大西良衛 ronishi@earthlink.net