雑貨屋News Letter No.31
大西良衛 12/15/96 バックナンバー Homepage
読者の皆さんから、毎週、雑貨屋を楽しみにしているとの、お便りをいただくようになりました。嬉しいことです。今回も、すっかり名物になった河合さんの観光スポットと西尾さんの「健康の方程式」、そして今回はアニヤさんからいただいたジョークでお楽しみ下さい。
あまり知られていないL.A. 観光スポット(クリスマス番外編−2)
L.A.郊外の夜景の素敵なレストラン 河合将介さん
クリスマス、新年、その他 プライベートな記念日や日本から 親戚・友人が 訪ねて来た時などに行く レストランは、後々まで 思い出として残るような所に行きたいですね。そんなレストランの条件として思い浮かぶ事は @味、A場所、Bサービス、C雰囲気 などなどありますが、今回はこれらを満たした(と、私が 勝手に 思い込んでいる――本音を言うと、私は“味”のことは あまり自信がありませんが)レストランを二つご紹介します。いずれもL.A.郊外、片や 北、片や西で、Torranceから 1時間程で丘の上、広々とした展望と夜景が楽しめるロマンチックな本格的レストランです。
(1)THE ODYSSEY (アメリカ料理)
ロサンゼルスの北、FWY# 405がFWY# 118に 出会ってすぐのGranada Hillsの丘の上にあり、広い駐車場を備えた 大きな建物です。建物の中は、レストラン・ファンクション会場・バー・アウトドアテーブルなどといろいろあり、 眼下に広がるサン・フェルナンド・バレーの美しい景色(特に夜景)は、100万ドルです。パーテイや結婚式も行えるのだそうです。
住 所; 15600 Odyssey Drive , Granada Hills
電 話; (818)-366-6444 / (818)-366-5817
行き方は 次の通り(Torrance方面よりの場合)
FWY#405を北へ−(途中 #10、#101、#118を 横切り通過)−#118を通り過ぎて2つ目(Rinaldi St.出口)を出る。
出た所(Sepulveda Blvd.)を左折、すぐのRinaldi St.を再左折、FWYの下をくぐってすぐ最初の道(手前角はモーテル)のBlucher Av.を右折、ほぼFWYに沿ってゆるやかな坂を登る。
Blucher Av.を登ってすぐ(0.2−0.3マイル)の 三叉路をOdyssey Dr. へ左折、更に坂を登りつめた所が レストランと駐車場。
全行程(片道、Torranceから);約50マイル、約1時間15分
2)ORANGE HILL RESTAURANT(コンチネンタル料理)
今度は 同じL.A.郊外でも、L.A.カウンテイの西の方、オレンジヒルです。ここの丘の上にあるレストランで、雰囲気・夜景とも、前記(1)のOdysseyレストランとよく似た感じで、こちらからは オレンジ・カウンティの 殆ど全景を見渡せると言われています。
住 所; 6410 East Chapman Avenue, Orange
電 話; (714)-997-2910
行き方は次の通り(Torrance方面よりの場合)
FWY#405(南下)−FWY#22(東へ)−FWY#5 5(北へ)、#55に入って最初の出口であるChapman Av.を出る。
Chapman Av.を東へ約3マイル、Canyon View Roadの次の信号機のあるCliff Wayを右折、坂を登りつめた所がこのレストラン。
全行程(片道、Torranceから);約50マイル、約1時間10分
その他 私のお薦め 夜景の素敵なレストラン
Tower Restaurant;Down Town L.A.に近く、ビルの最上階。数年前、日本の天皇・皇后両陛下が お見えになった時 昼食会の会場に 使われた所。その時のメニューが
“Emperor’s Menu”という名前であり、頼むと出してもらえる。夜景は絶品。
住 所;1150S.Olive St., Los Angeles . Tel;(213)-746-1554
Monty’s ;U.C.L.A.の近く、ビルの最上階。
住 所;1100 Glenden Av., 21 F., Westwood, Tel;(310)-208-8787
Windows Restaurant;ハリウッドのHoliday Innの最上階にある回転ラウンジ・レストラン
住 所;1755 N.Highland Av. (Holiday Inn, Hollywood内) Tel;(213)-462-7181
Toppers Restaurant;サンタモニカの海岸近く、ホテルの最上階。
住 所;111 , 2nd. St., Santa Monica (Radison Hotel 18F.) Tel;(310)-451-9783
河合 将介 skawai@wakao.com
健康の方程式 「ビタミンの話」
西尾誠一郎さん
私が“ビタミンバイブル”を読む前のビタミンに関する知識と言えば、ビタミンにはいくつもの種類があって、ビタミンBが不足すると“かっけ”、ビタミンAが不足すると“夜盲症”ビタミンD不足で“くる病”になるくらいのお粗末なものでした。それとVitalが@生命のとかA活気のあるという意味だし、名詞のバイタリティは活力といった意味で、日本でも良く使われていますね。しかし、このVitalの“生命を保つのに必要な”もの、ビタミンの本当の意味を知りませんでした。今、あいにくビタミン・バイブルが手元にありませんが、その時にとったメモを見ながら、特に重要と思われることだけ書き出してみましょう。ビタミンは活力増進剤でもないし、食物の代わりをするものでもありません。でも人間の体を自動車のエンジンと考えると、ビタミンはスパークプラグの働きをしているのです。私達は毎日、食物と酸素を体内に取り入れますが、それだけではエネルギーにはなりません。体内の3000種類の酵素(蛋白質)補酵素(ビタミン・ミネラル)が触媒となって、食物をカロリーに変えてくれるのです。触媒についても説明しておきましょう。角砂糖は、マッチの火をもっていっても燃えません。温度が低過ぎるからです。ところが、そこにたばこの灰をまぶしておくと、火が付きます。たばこの灰の仲立ちがあると、角砂糖は低い温度でも燃えます。このたばこの灰の様に、化学反応を助ける物質を“触媒”と言います。私達は、酵素と補酵素のお陰で、体内で低い温度で食物からエネルギーを取り出せるのです。ビタミン・バイブルの著者アール・ミンデルは次の様に言っています。「ビタミンは重要なものだが、ミネラルなしには何もできない。ミネラルこそ栄養の世界のシンデレラと私は言いたい。ほとんどの人がそのことを知らないのだが、ビタミンはミネラルの助けなしには吸収されることも、その機能を果たすこともできない。また、人間の体はいくつかのビタミンを合成することができるけれど、ミネラルはどれ一つとして作り出すことができない。たとえば、病気の元になる活性酸素をやっつけるのに一番よく働くビタミンEはカルシウム、鉄、マンガン、リン、カリウム、セレニウム、ナトリウム、亜鉛があると、もっと効果的に働く。ミネラルを吸収できるようにすることをキーレイトション加工という。ミネラルの普通のサプリメントは、キーレイトされていないものが多い。だから、 キーレイトされていないサプリメントはたとえ、多量にとっても体はほとんど使えないのだ。アミノ酸を加えてキーレイトしたミネラルのサプリメントは、キーレイトされていないものに比べて、3倍から10倍吸収される。ビタミン剤製造法における大きな前進はタイム・リリースのサプリメントを開発したことだ。タイム・リリースとはビタミンをごく小さな丸薬の中に包み込み、特別の混合基剤と混ぜ合わせ、6時間から12時間かけて、吸収されるようにした加工処理のことである。ほとんどのビタミンは水溶性なので、体内に貯めておくことができない。タイム・リリースなしではすぐ吸収されて血液の流れに入り、どんなに多量に摂取したところで2〜3時間のうちに尿で排泄されてしまうのだ。サプリメントを摂るのに一番良い時は、朝食後である。もしも毎食後というのが不都合な場合は、半分を朝食後に、残りの半分を夕食後に摂るのが良い。ビタミンが正常に吸収されるためには、ミネラルが不可欠である。常にミネラルとビタミンをいっしょに摂るように心がけるべきである。」
私は友人の勧めで、ライフパックという総合ビタミン剤を取り始めました。これはニューズウィーク誌とビタミン・バイブルのあらゆる基準を理想的に包み込んでいたからです。2ヶ月後、私は30年ほど悩まされ続けていた肩こりと偏頭痛から開放されていました。
こぼれ話「残念ですね」 Aniyaさん
ばあさんがある日、家のポーチにあるロッキングチェアーに腰掛けて、長かった自分の人生を思い返していました。そこへ突然、妖精が現れて、”人生の
最期にあなたの望みを3つだけ叶えてあげましょう”と言いました。
”そうね.....”おばあさんは言いました。
”お金持ちになりたいわ。”
”パッ”と、ロッキングチェアーは輝く黄金に変わりました。
”それから....。若くてきれいなお姫さまになりたいわ。”
次の瞬間、おばあさんは若くて美しいお姫さまに変身しました。
”あなたの最後のお望みは?”妖精が訊ねたとき、おばあさんのかわいがってい
る猫がポーチを横切りました。
”ああそうだ!この子をハンサムな王子様に変えることはできるかしら?”
”お易い御用!”
”パッ”と、世にもハンサムな王子様がお姫さまになったおばあさんの前に現れました。おばあさんは彼をじっと見つめると胸が高鳴るのを感じました。彼はほほ笑みをうかべながらゆっくりと近寄ってきて、おばあさんの耳にそっと囁きました。”残念だね。小さい時に僕を去勢しちゃったなんて!”
編集後記
記事の内容を全部入れるのに、フォントを少し小さくしましたのでWORDで読んでいる方は読みにくいかも知れませんが、ご了承下さい。記事がなくフォントを大きくしたり、行間隔を広げたりするよりは、ずっといいですね。
12月17日から私は、日本に2週間ほど行きます。原稿を日本に送っていただければ、日本から“雑貨屋”を発行します。アドレスは息子のところでお願いします。honishi@osk.threewebnet.or.jp
雑貨屋 店主 大西良衛ronishi@earthlink.net