Zakkaya Weekly No.176 Ryo Onishi 9/26/99 バックナンバー ホーム
雑貨屋のひとり言
最近ロスのエアポートはいったいどうなってるの?と云いたくなるくらい混雑してますねー。特にパーキングが困りものです。一ヶ月くらい前なら、夏休みだから仕方ないなあと思っていいたのですが、最近はそんなの関係なしで慢性的に混んでいるって感じですね。エアポートに行かれる場合は早めに行くか、到着後、電話で連絡してもらってから迎えに行くなどの工夫が必要かもしれません。 (R.O.)
あまり 知られていないL.A. 観光スポット(57)
前回紹介した“El Pescador Beach”より更に1マイル程西の海岸で、ここはロサンゼルス・カウンティの管理する海岸です。
P.C.H.(パシフィック・コースト・ハイウエイ)を北または西へ行き、ロサンゼルス・カウンティからベンチュラ・カウンティへ入る少し手前にあり、ロサンゼルス・カウンティ海岸としては最も西に位置しています。
この一帯は“Santa Monica Mountains National Recreation Area”に属し、風光明媚な海岸が続き、明るくきれいな砂浜と岩とが見事に調和し、訪れる人の目を楽しませてくれるところです。
P.C.H.から少し入ったところに駐車場があり、海岸へはゆるやかな坂道を下り砂浜に降ります。ここはさすがカウンティ海岸だけあって管理が行き届き(尤も、駐車場が有料ですが)きちんとしたきれいな海岸です。駐車場から海岸へのアクセスも良く、またどこまでも長い砂浜を散策するカップルの姿が良く似合うところです。
専用駐車場は有料ですが、P.C.H.の道路沿いの駐車可のところに停めれば、無料で海岸へ降りられます。
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Gate Open : 毎 日
行き方は次の通り(Torrance方面よりの場合)
(1)、FWY#405(北)−#10(西)−サンタモニカ終点からそのまま海岸沿いにP.C.H.を北上。途中,Malibu?Zuma Beachを通過。
(2)、FWY#10、サンタモニカ終点から約25マイル、Trancas Canyon Roadを過ぎてすぐ、道路の左側に見える“El Matador State Beach”、“La Piedor State Beach”、“El Pescador State Beach”の標識を通りすぎ、しばらく進むと“Nicholas County Beach”の標識があるので、そこを海の方に左折したところがこの海岸の専用駐車場です。
(3)、ここまでの行程 ;(Torrance方面からの場合)約45マイル、ドライブ約1時間20分。
河合将介( skawai@wakao.com )
さくらの独り言 「〜でも、〜しか」
「降ります!!」と、乗り込むや否や出そうになった言葉をゴクリと呑み込み、「有難う、頑張ってね!」と言いながら、おつりをしまう。日本出張一週間の時が経ち「デモ・シカ タクシードライバー」の多さに驚かされている。子供の頃「デモ・シカ教師」と耳にしたことがあるが、今や華の東京は「デモ・シカ タクシードライバー」でいっぱいだ。
「〜までお願いします。」と行き先を述べると「ヘイ、姉さん、どのコースでまいりましょうか?お好みはございますかい?」に始まり「ごきげんはいかがなもんで?暑いのにご苦労さんでえ、姉さんどこからおいでやした?あちらからかい?」てな具合で運んでくれた江戸っ子ドライバー。今では30人に1人しか会えない貴重な存在になってしまった。
銀座3丁目の交差点、松屋前まで」と、行き先を述べても「すみません、新宿には明るいのですが銀座はあまり知らないので、ここからどう行けばいいのですか?」と云いつつ、地図を開くドライバー。「あなたの商売何ですか?」と思わず怒鳴りそうになった。3人に1人はこんなタクシーに出会う。今年6月に九州や北海道から上京したという若者が、地図を片手にタクシードライバーとなり、リストラの行方を話してくれる。前の仕事を辞めて、もしくは辞めさせられて「〜でも、〜しか」という形で就いた職である。道を知らない、客に導かれるその案内に仕事への誇りなど、まして聞くことへの恥も無い。「とりあえずお金を稼げる。」ということらしい。
「新米」という期間はどの職にだってあるものだ。そう思うと、怒鳴りたくても怒鳴れず、結局はこんなものだと思いつつ下車する。タクシー台数の規制緩和された都内では、若者と早期退職者を採用し、充分でないトレーニングのまま、社会に出すことににより、都からの補助金をもらっている。乗車拒否の次は、デモ・シカだ。「あんたの商売何なのよ!」と叫ぶ私は放漫だろうか?昨夜会った運転手。「お客さん、俺だって知らない道はある、間違ったらメーターを止めるよ、だけどねタクシーで間違った道は戻れるよ。でもね、人生間違っても戻れない。俺はかあちゃん(妻)に逃げられた。二人の子供を育てる父親さ。おれは運転手、誇りがあるよ!」と云ったっけ。デモ・シカの若き運転手に聞かせてやりたいプロの思いとね。
川 柳 & コ ン ト (東京・成近)
( 川 柳 )
蝶よ花よと天狗一匹育て上げ
お守りがしがみついてる暴走車
ビルの影挨拶もなく塀を越え
のし袋義理の重さを値踏みする
百年を刻んだ皺のいい笑顔
( コ ン ト )
「小渕総裁再選」
冷めたピザもいいもんだ −自民党員
「党員の投票率49%」
予想を下回る圧勝でした ―小渕総裁
「ヒヤリング問題の導入」
話せばわかる人をとりたい
−大学入試センター試験
成近 E-mail
kawaiai@mx2.ttcn.ne.jp
私の大好きな歌〔その1〕『故郷』編
私は、『故郷』という歌は、中学校の音楽の時間にたしか、習った気がします。その時は、特になんとも思わなかったのですが…。
長野オリンピックの時、開会式か閉会式の時に『故郷』を会場で合唱していたのをテレビで観て、「すごく、良い歌だな…」って改めて思いました。歌詞も、メロディーも、聴いているとすごく、ホッとするっていうか、落ち着くっていうか、「いい歌だなァ」ってしみじみ思えてくる歌ですよね。
日本の昔からの歌って、地味で、テンポがなく、今流行りの曲、アップテンポの物のほうが、私は、好みなのですが… (これでも、20歳前後くらいのときは、洋楽が好きで、80年代のビルボードチャートなんかは、ちょっとは詳しいんですョ。今でも時々、主人と、ブルース・スプリングスティーンの“BORN IN THE U.S.A.”や、ジャーニーや、U2 なんか聴いたりします。その頃の曲、聞くと、自然と体でリズムとってたり、ギターや、サックスの音に「ん〜いいネ!!」って聴き入って、心は青春時代に戻っちゃったりするんですよね)
あ゛… つい、80年代の話になると夢中になってしまって…
そうじゃなくて… 『故郷』の話なんですけど… ようするに、昔ながらの日本の歌は、地味目の物が多いので、私にとっては、イマイチってカンジなのですが……
ですがですョ… 『故郷』と同様、中学校の時、音楽の時間に習った『浜辺の歌』は、とっても好きだったんですよ。
やっぱり、落ち着くっていうか、心が洗われるっていうか… これこそ、地味で、昔ながらの日本の歌って感じなのに…
でも、長野オリンピック以来、中学校のころから、ひそかに大好きだった『浜辺の歌』をぬいて、『故郷』が私の中で、“昔ながらの日本の歌部門”で、1位に昇格したんです。
ようするに、私は、長野オリンピック以来、『故郷』という歌が、大好きになってしまったんです。
ちなみに、『浜辺の歌』を中学校で習った時、音楽の先生が言っていた事があります。先生いわく、外国に行った時、その国の人に「あなたは、本当に日本人ですか? 証明して下さい」
と、もし言われたら、『さくらさくら』か『浜辺の歌』を歌いなさい。と… 上手に歌えたら、日本人と認めてくれるとの事です。
皆さん、本当でしょうか…?
『みーちゃんママ』( hirokoai@mx2.ttcn.ne.jp )
一口コラム
「逆転発想もまた楽し」
(その39)経 営 の 神 様
経営の神様と言われた故松下幸之助翁は生前、「自分の実績のうち、本当に自分の力で成し遂げたのは10%、あとの90%は幸運という運命のお陰であった」という趣旨の発言をしていたそうです。日本流の「謙虚な言いまわし」と言う側面を差し引いても、深みのある言葉です。
さらに幸之助翁は「私が若い頃、貧乏で虚弱な体質であり、そのうえ学歴すらなかったこと、これこそが私の幸運だった」とも言っていたそうです。
「貧乏・虚弱体質・無学歴」と言う事は通常なら最悪の条件です。ところが松下幸之助氏はこれを逆手にとって「私の幸運」と認識したのでした。
この翁の「逆転の発想」こそ、「世界の松下幸之助」の原動力だったのでしょう。理屈では理解出来ても、私にはとても近寄り難い発想です。
――― 羅府の庄助さん ―――
「コント、読み違い??」
(その10)除 か な い で ね
以前から「雑貨屋」の愛読者で、何かと感想やコメントを送ってくれていた親友A君からのE-Mail がここ1ヶ月ほど途絶えてしまった。
先日、こちらから近況報告を兼ねて E-Mail を発信し、その中で「たまには『雑貨屋』を覗いて下さいね」と書いたつもりが、後で確認したら何と「たまには『雑貨屋』を除いて下さいね」となっているのに気が付いた。
A君、どうか「雑貨屋」ホームページを除かないで下さいね。漢字転換ミスなんだから!!
―― 羅府の庄助さん ――
編集後記
今週より新しい投稿者が加わりました。マキちゃんの健康の話は都合でお休みさせていただきます。
雑貨屋のバックナンバーは下記でご覧いただけますのでどうぞ。
http://home.earthlink.net/~ronishi/zwback.htm
Zakkaya Weekly No.176
雑貨屋 店主 大西良衛 ronishi@earthlink.net