Lake Balboa ( 今年も桜の“お花見”に行こう ) 一昨年、昨年もご紹介した、ロサンゼルスの桜の“お花見”の名所である “Lake Balboa” に今年も桜の季節が近付きました。昨年は当地ロサンゼルスのラジオ局(ラジオ・パシフィック・ジャパン)で私が紹介し、4月8日にラジオ局主催の“お花見バスツアー”が行われました。私も案内役として同行し、たいへん好評でした。今年も同じ企画が4月7日(土)に行われます。
(詳細は、別記「お花見とPaul Getty 美術館バスツアーのお知らせ」をご参照下さい)
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フリーウエイの#405と#101の交差する北西一帯は、“Lake Balboa Recreation Area”
または、“Sepulveda Dam Recreation Area”と呼ばれ、3つのゴルフコース、スポーツセンターその他があり、EncinoはじめSan Fernando周辺地域の人々にとってリクリエーションの場となっています。
その中の一角にある湖が“Lake Balboa”で、周囲を広く青々とした草地に囲まれた憩いと語らいの場所です。
湖の周囲には3,400本の桜の木が植えられ、3月下旬から4月上旬にかけて見事に開花し、訪れる人々を楽しませてくれます。
《添付の写真は昨年4月8日のバスツアーの時に撮影したものです》
これらの桜は匿名の日本企業の寄付によるもので、1990年に計画が持ち上がり、1992年に最初の苗木が植えられました。
桜を寄贈した日本企業の責任者の話によると、桜の花にとって必要なことは、暖かな春だけではなく、寒い冬、良い水はけ、病害虫が無い・・など、数多くの条件が満たされなければならず、当地ロサンゼルスのような、いわゆる “地中海性気候”では1ヶ所に大量の桜を育て、開花させるのは不可能とされ、また育ったとしても葉桜になってしまうのだそうです。
ところが、サンマリノ市の“ハンチントン・ライブラリー”には毎年、見事な桜の花が咲くので、そこの研究者からヒントをもらい、関係者が数年をかけて調査研究した結果、“オオシマザクラ”という品種をベースに改良を重ねた“Pink Cloud”という品種にまで辿りつき、それがこの場所に植えられたのだそうです。
樹木自体はまだ若く、ほとんどの木が15〜20フィート位ですが、これからの成長が楽しみです。
沢山の水鳥が戯れる湖と広く明るい湖畔は、桜の季節以外でも充分素晴らしい環境です。
“貸ペダル・ボート”に乗ったり、湖畔でバーベキュー・ピクニックをしたり、遊園施設で楽しんだり、一人でも、二人でも、家族全員でも楽しむことが出来る、思いきり明るいところです。(但し、アルコール類は持ち込み禁止です)
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- 開園時間:日の出から日没まで(毎日)
- 入園料 :無 料
貸ペダル・ボート料:一 般 者 $10(1時間)、$7(30分) 65歳以上 $ 7(1時間)、$5(30分)
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行き方は次の通り(Torrance方面よりの場合)
(1)FWY #405を北へ。FWY #10を通り越し、FWY #101(West、Ventura方面)へ入る。
(2)FWY #101(West)へ入って2つ目の出口、Balboa Blvd. で降りる。
(3)Balboa Blvd. へ降りたら右折(北へ)、すぐのBurbank Blvd.を横切りそのまま北上、約1マイル進むと右側に“Authony C. Beilenson Park、Lake Balboa Recreation Area”という看板があり、そこを右折、中へ入る。間もなくLake Balboa湖畔に出る。
(4)全行程 ;(Torrance方面からの場合)約30マイル、ドライブ約1時間。
河合将介( skawai@earthlink.net )