Lomita Railroad Museum Index
サウスベイ地区 ロミタ市にある“Lomita Railroad Museum”は こじんまりとした鉄道博物館ですが、SL(蒸気機関車)時代を知っている人々にとっては古き良き時代を懐かしみ、また SL を知らない若い世代にとっては鉄道の歴史を知る絶好の場所と言えます。
屋外の展示物としてひときわ目立つのが 実物のSL(蒸気機関車)と機関車に繋がっている テンダー(炭水車−− 実際はこのSLの燃料は石炭ではなくオイルだそうですが)です。
機関車部分は1902年製で サザン・パシフィック鉄道他で活躍し、1958年に引退するまで各地の線路上で活躍したと言う事です。この機関車の運転席には自由に乗り込む事が出来、エンジニア(機関士)やファイヤーマン(機関助士)になった気分にさせてくれます。
屋外にあるもう一つの実物は“Caboose(貨物列車の乗務員車)”で、1910年製、これも中に入って見学できます。
屋内展示場には SL の模型をはじめ、SL 時代の各種道具、機具、資料、写真などが整然と展示され、同時に蒸気ピストンのしくみの説明などがあり、見学者を楽しまさせてくれます。
博物館前の道路(W. 250th Street)を挟んで反対側にも小公園があり、ここでは1910年代と20年代の貨車とオイル貨車の実物を見る事が出来ます。
この博物館についての情報はインターネットでも知る事が出来ます。サイトのURLは次の通りです。 http://lomita-rr.org/
(Corner of Woodward Ave. and 250th Street)
開館日 :水曜日 〜 日曜日(月、火曜日および X'mas Day, Thanksgiving Dayは休館)
時 間 : 10:00AM〜 5:00PM
河合将介 skawai@wakao.com