あまり 知られていないL.A. 観光スポット(20) INDEX
The Wayfarers Chapel (L.A.サウスベイの観光スポット−4)
LA.サウスベイの人々には 「ガラスの教会」として おなじみの ウエディング・チャペルであり、「大いに知られている」存在ですが、サウスベイの観光スポットとして、どうしても無視出来ないので取り上げます。
周囲をほとんど崖で海に接しているPalos Verdes半島の海岸通りのほぼ中ほど、Rancho Palos Verdesの海岸の高台に立つウエディング・チャペル(The Wayfarers・Chapel、通称ガラスの教会)は、Frank Lloyd Wrightの子息 Lloyd Wright氏の設計によるもので、1951年の建造です。チャペルの礼拝堂はガラス張り、周囲の樹木と良くマッチし、中に入ると海辺なのに「森の小さな教会」と言った雰囲気もある建物です。四季の花が咲き乱れ、芝生の緑が映える庭からは太平洋と海岸の崖を洗う白い波、スモッグのない青い空が目にまぶしく、そこはまさにメルヘンの世界に喩えても良いかも知れません。
若い女性ならずとも こんなチャペルで、夢のような結婚式を挙げてみたいと思わせる そんな雰囲気です。(残念ながら、私は手後れ!)
ここで挙式した日本の有名タレント、芸能人も結構いるようで、日本の写真週刊誌にこのチャペルを背景にした新婚タレントの写真が掲載されているのを私も見たことがあります。
参考までに このウエディング・チャペルで結婚式を挙げたい人のための情報について、当地の日本語情報紙「U.S. Japan Business News」 の記事を拝借すると以下のとおりです。
同チャペルでは、ウエディング・セレモニーをするのに信仰の有無は問わない。ツーリストでも挙式可能だが、予約は少なくとも6週間前に入れる必要がある。式を挙げられる時間帯は−(略) 申し込みは教会オフィスまで。−(略) 式は専属のウエディング・ディレクターが相談にのってくれるので安心。また本番前に式の練習もしてくれる。費用は土・日・祝日が $750。月~金曜は $550。ただしこれは新郎・新婦に二人だけで挙式する場合だ。また寄付として $200が必要。キャンセルする場合も寄付として $100以上を要求される。このほか、同チャペルには 招待状などのステーショナリー・グッズや式に必要なキャンドル、ゲストブックなどのアクセサリー類をそろえたチャペルショップがあるため便利。ビデオ撮影希望者は $250で専属のカメラマンが請け負ってくれる。
行き方は 次の通り(Freeway #110方面よりの場合)
折角 ガラスの教会へ行くのなら 海の景色を楽しめるドライブ・コースをご紹介します。
FWY#110(Harbor Freeway) 南の終点を出ると 道路はそのままGaffey St. になるので そのままGaffey St.を0 .7マイル進み(南下),9th St. 右折(西へ)
9th St.を約1.3マイル進み、Western Avenueと交差、Western Ave.を曲がらずそのまま横切ると道路名は Miraleste Dr. と名前が変わる。
Miraleste Dr.と 道路名が変わってから 2.4マイル ゆるやかに登って道路はPalos Verdes Dr. Eastに突き当たり、そこを左折。
Palos Verdes Dr. East の曲がりくねった道を約1.2マイル登ると 目の前に太平洋が開ける。(小休止して景色を楽しもう)
さらに 同じ道を進み(海に向かって下り)Palos Verdes Dr. Southまで降りたら、そこを右折(西へ)
左に海を楽しみながら 3マイル進むと、右に The Wayfarers・Chapelへ入るゲートに着く。
全行程(片道、FWY #110終点から) ;約9.7マイル、約30分
注意事項;教会で結婚式が行われている時は、チャペルの建物の周囲は 立ち入り禁止にな ります。